2007/06/23 - 2007/06/24
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sikizakuraさん
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二日目は、五稜郭探検がメインです。城内を時間をかけて散策しました。初日は写真ばかり撮っていたので、一緒に行った連れから別行動を宣言されました。う〜ん、まっいいか??そう言えば、二人で旅行しているのを時々忘れていました。
写真は、函館山を背景に立つ高田屋嘉兵衛の銅像です。函館の礎を築いた人物ですが、私はむしろ「ブランディング戦略」(経営戦略の一つ)の日本での開祖として尊敬する人物であります。
- 交通手段
- 新幹線 JR特急
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六時に起きてホテルを抜け出し、まず港へ行きました。青函連絡船:摩周丸です。
今は青函連絡船記念館になっていますが、早朝のため中には入れませんでした。 -
それから函館名物の朝市に。朝市というから朝早いのかと思ったら、そうでもありませんでした。東京のアメ横に似ている??そう思いました。
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朝六時半頃の朝市の光景です。無理して六時に起きて来なくてもよかったんです。
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七時近くになると少し人出が。おなかがすいたのでこのどんぶり横丁でイカ・ウニ丼を食べました。札幌のラーメン横丁を連想させる建物です。札幌のラーメン横丁は地元の人に行かない方がいいと忠告されました。それを無視して行って後悔した経験があります。函館のどんぶり横丁を地元の人はどう評価しているのか気になります。自称「奢る平家の子孫」である麻呂はあまりオススメしません。
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ホテルに戻りチェックアウト。ホテル前のバス停から五稜郭タワー直行便に乗っていざ目的地へ。
写真は、そのバスの横に停まっていた市内観光バスです。 -
五稜郭タワーに着きました。展望階へ登るには、この「タワー展望チケット」が必要です。840円なり。
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五稜郭タワー展望2階から見る五稜郭はきれいですね。写真は一部しか写っていませんが、実際には全景が見られます。高さは90mあるそうです。展望階は菱形していました。真ん中のエレベーターと階段の部分は五稜郭と同じ形になっているそうです。これは後でパンフレットを見て知ったことですが。
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反対側からは函館山が見られます。函館山からも五稜郭タワーを見ることができますが、そのときは低いなあと思いましたが、実際登ってみると低いとは思いませんでした。
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展望台にある情景模型のメモリアルポール。函館の歴史をあらわした物で16個くらいあったように記憶しています。よくできています。写真は箱館戦争の様子をあわらしています。
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展望一階にある「シースルーフロア」です。床が強化ガラスになっており、真下の地上が見える仕組みになっております。体重が相当あってもガラスが割れることはなく大丈夫でした。写真はその実験中を示しています??
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あまり写真ばかり撮っていると怒られそうなので、早々に一階まで降りてきました。
ガラス張りの広場になっています。天井も高く気持ち良い空間です。写真の銅像は土方歳三らしいです。その手前は、箱館戦争に使用された大砲の模造品です。 -
タワーを出て、いよいよ本命の五稜郭へ向かいます。ここから連れとは別行動です。わいわい!!
唯一築かれた半月堡を取り囲む堀に架かる一の橋と二の橋を渡って、大手門跡から入城です。
写真は一の橋手前から大手門方向を撮ったものです。 -
一の橋を渡ってまず目を惹くのが半月堡上に築かれた石垣。敵兵が石垣を上るのを阻止する武者返しらしいです。石垣上部の張り出し部分が良く残っています。石垣の武者返しは初めて見ました。従来の日本の城にはなかったように記憶しています。
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半月堡上から二の橋・大手門跡を撮りました。この半月堡は、城を守るための要として不可欠なもので、五方向になくてはならないはずです。しかし、ここ大手門前にしかありません。建設費不足でしょうか??
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二の橋を渡り木戸(大手門跡)を抜けると両脇の石垣にも「武者返し」らしい石垣が完全な姿で残っていました。
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大手門跡の両側の石垣です。このような石組みは、従来の日本の城には見られないものです。珍しいので写真に撮ってきました。
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これが、江戸時代における日本の城の一般的な石組み方法です。五稜郭の中にもありました。五稜郭も外形は西洋式でも、構造物は日本人が作ったお城でした。城好きな麻呂は、これを見て、なんだか、一安心しました。
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大手門脇の石垣の上から半月堡を撮りました。二の橋の袂に貸しボートがあります。乗りたかったのですが、一人ではみっともないので、あきらめました。水堀から城を眺められたのに、残念。
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大手門脇の空堀です。石垣が二段になっていて、その間に空堀があったんですね。知らなかった。
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大手門脇の堡塁上から見た一の橋です。
まだ、続きます。 -
五稜郭城内では、箱館奉行所の再建工事が始まっていました。写真は、その工事風景です。
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奉行所再建工事現場に掲示してあった再建想像図です。
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市立函館博物館五稜郭分館です。分館前には実際に箱館戦争で使用された「クルップ砲」と「ブラッケリー砲」の大砲二門が展示されています。
★この分館は、11月末で閉館になるそうです。是非見に行って下さい。 -
五稜郭分館の入場券です。100円なり。さすが市立。箱館戦争に関する多くの資料が展示されているので、是非見に行こう。中は撮影禁止だったので、残念ながら写真がありません。一時間以上館内で展示品を見ていました。
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五稜郭分館で配布している展示品解説のパンフレット。
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城跡内に築かれた石垣や土塁の上には散策路が設けられています。分館を出た後は、城内の散策路を気ままに散歩しました。
「夏草や兵どもが夢の跡」
この芭蕉の名句は、この五稜郭にもピッタリきますね。 -
延々と続く幅広い堀に沿って散策すると、堀に沿って築かれた低い石垣、その石垣の上に累々と築かれた土塁と石垣の様が美しいですね。
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城内散策中。
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散策路にしたがって散歩を続け、五稜郭の美しい風景を十分に堪能してきました。残念だったのは裏門付近は工事中で近寄れなかったことです。
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さすがに疲れたので、五稜郭を出ることにしました。大手門の木戸から二の橋を写した写真です。
五稜郭の探検はこれで終わりにして、一旦函館駅までバスで戻ることにしました。 -
函館駅に戻り、駅前から路面電車に乗りました。路面電車の走る街って、何か旅情を誘って、いいですね。
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車内で運転手さんから一日乗車券を購入しました。これがその写真です。
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一日乗車券は、東京のそれとはかなり違います。中に地図とメモ帳が折り込んでありました。観光客向けに良くできています。感心しました。
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路面電車の車内の写真です。都電とは違ってなにか情緒がありますね。
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路面電車でまず向かったのは、尊敬する高田屋嘉兵衛の銅像です。
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路面電車を十字街で降りて、高田屋嘉兵衛の資料館に入りました。ここでは一切写真とらず、じっくり鑑賞しました。従って資料館の外観写真しかありません。
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函館観光の定番ともいえる金森倉庫です。資料館から歩いて数分のところです。
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おなかがすいたので、函館ベイ美食倶楽部で食事場所を探しました。後ろの山は函館山です。
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回転すしを見つけました。ここに入りました。東京の回転寿司とは味が少し違ったように思います。ここは観光客だけでなく地元の人らしき客も沢山入っていました。地元の人が居るお店はやっぱおいしいですね。満足、満足。
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お店を出たところに足湯がありました。ここで少し休憩です。
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そろそろ帰りの特急電車の時間なので、後ろ髪を引かれる思いで、函館駅まで戻ってきました。
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ホームの電光掲示板です。これから乗る電車が表示されています。
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今度は「スーパー白鳥」です。特急スーパー白鳥32号15時42分発八戸行きに乗って帰路に着きました。
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遠ざかる函館山を車窓から名残惜しそうに眺めていました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ばばろあさん 2007/11/20 20:31:07
- 風が抜ける街函館
- はじめまして!
楽しく、懐かしく見せていただきました。
今まで夜行乗り継ぎ青函連絡船、飛行機、新幹線乗り継ぎで行った函館ですが、最後のシーンを電車から私も眺めていたことがあります。
夕暮れ時に街を離れていくのはとても旅情があり、又行ってみたい街の一つです。
有難うございました。そしてよろしくお願いします。
お名前の由来を読ませていただいて、じーんときてしまいました。
ばばろあ♪
- sikizakuraさん からの返信 2007/11/21 01:20:05
- RE: 風が抜ける街函館
- ばばろあさん、はじめまして。
お便りをありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします。
「風抜ける街函館」ですか…、いい表現ですね。函館の街にぴったしの表現ですね.北海道には十回以上行ってますが、函館は今回初めておとずれました。たしかに「風抜ける街」という感じでした。
ところで、ばばろあさんは、花の写真がとても上手ですね。僕も花が好きで、東京近郊へ花を見によく行き写真も撮ってきますが、あのようには撮れません。そのため、旅行記に加えるのは控えています。近々カメラを買い替え、腕の足りない分を補おうと思っています。そして来年には、旅行記に加えて皆さんに見てもらえたらと。期待しないで待っててください。
これからも、よろしくお願いします。
sikizakura
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