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ふと思い立ち、早春の越後路を訪ねることにした。4月下旬ということで、青春18きっぷは使えず、それでも何とか安く行こうと、今回は、越後中里までの往復切符に『えちごツーデイパス』を組み合わせた。往きは、越後の旅に欠かせない夜行快速『ムーンライトえちご』を利用。大宮駅を23時43分に出るので、仕事を終えた後の金曜日でも余裕で乗ることができるのだ。深夜出発なので、すぐに寝ることにしたものの、やはり途中何度か起きてしまうのが夜行列車。ふと目を覚ましたとき、人気の無い真夜中の駅に停車していることがあるが、どこか温か味を感じることがある。闇の中を走って来て、明るく浮かびあがる光景にホッとするからなのだろうか。終着の新潟駅には、早朝の4時51分に到着。ここから、5時1分発の越後線に乗り換え、吉田駅へと向かう。列車の待つ6番線へ向かうと、吉田行きは2両編成。それでも、早朝だったので車内はガラガラだ。定刻に発車した列車は、ようやく明るくなり始めた越後平野を軽快に走って行く。車窓右手に角田山が見えてくると、昨冬に訪れたカーヴ・ドッチ・ワイナリーのある越後曽根駅に到着。そこから先は、初めて見る風景である。<br /><br />(2022.04.27投稿)

早春の越後路へ【1】~桜咲く弥彦を行く~

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2006/04/21 - 2006/04/22

16位(同エリア343件中)

旅行記グループ 【越後国】

4

35

旅猫

旅猫さん

ふと思い立ち、早春の越後路を訪ねることにした。4月下旬ということで、青春18きっぷは使えず、それでも何とか安く行こうと、今回は、越後中里までの往復切符に『えちごツーデイパス』を組み合わせた。往きは、越後の旅に欠かせない夜行快速『ムーンライトえちご』を利用。大宮駅を23時43分に出るので、仕事を終えた後の金曜日でも余裕で乗ることができるのだ。深夜出発なので、すぐに寝ることにしたものの、やはり途中何度か起きてしまうのが夜行列車。ふと目を覚ましたとき、人気の無い真夜中の駅に停車していることがあるが、どこか温か味を感じることがある。闇の中を走って来て、明るく浮かびあがる光景にホッとするからなのだろうか。終着の新潟駅には、早朝の4時51分に到着。ここから、5時1分発の越後線に乗り換え、吉田駅へと向かう。列車の待つ6番線へ向かうと、吉田行きは2両編成。それでも、早朝だったので車内はガラガラだ。定刻に発車した列車は、ようやく明るくなり始めた越後平野を軽快に走って行く。車窓右手に角田山が見えてくると、昨冬に訪れたカーヴ・ドッチ・ワイナリーのある越後曽根駅に到着。そこから先は、初めて見る風景である。

(2022.04.27投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • そして、終点の吉田駅には5時55分に到着した。吉田駅は、新潟駅と柏崎駅を結ぶ越後線と、東三条駅と弥彦駅を結ぶ弥彦線とが十字に交わっている交通の要衝である。各方面へと向かう列車が、出発の時を待っている。弥彦へと向かう列車は、6時29分発だ。

    そして、終点の吉田駅には5時55分に到着した。吉田駅は、新潟駅と柏崎駅を結ぶ越後線と、東三条駅と弥彦駅を結ぶ弥彦線とが十字に交わっている交通の要衝である。各方面へと向かう列車が、出発の時を待っている。弥彦へと向かう列車は、6時29分発だ。

  • 弥彦行の列車も2両編成だった。列車は、のんびりと走り、わずか7分で弥彦駅に到着。駅舎は、弥彦神社を模した寺社造りというものらしい。<br />

    弥彦行の列車も2両編成だった。列車は、のんびりと走り、わずか7分で弥彦駅に到着。駅舎は、弥彦神社を模した寺社造りというものらしい。

  • その弥彦駅は、桜に囲まれた駅だった。ホームからも桜を眺めることが出来、駅前にも桜が咲いていた。

    その弥彦駅は、桜に囲まれた駅だった。ホームからも桜を眺めることが出来、駅前にも桜が咲いていた。

  • まだ時間が早いので、駅の周辺を散策することにする。線路が途切れる場所から眺めると、ローカル線の終着駅の雰囲気が旅情を誘う。

    まだ時間が早いので、駅の周辺を散策することにする。線路が途切れる場所から眺めると、ローカル線の終着駅の雰囲気が旅情を誘う。

  • 駅の裏手にも、桜が咲いていた。東京ではとっくに終わってしまった桜が見られるのも、旅の良いところだ。駅周辺を散策した後、弥彦温泉の方へと向かう。駅から弥彦温泉までは、歩いて約15分ほどである。途中に、桜が美しい弥彦公園もあったが、帰りに寄ることにして先を急ぐ。

    駅の裏手にも、桜が咲いていた。東京ではとっくに終わってしまった桜が見られるのも、旅の良いところだ。駅周辺を散策した後、弥彦温泉の方へと向かう。駅から弥彦温泉までは、歩いて約15分ほどである。途中に、桜が美しい弥彦公園もあったが、帰りに寄ることにして先を急ぐ。

  • しばらく歩くと、彌彦神社のお膝元に湧く弥彦温泉街に出た。こじんまりとした温泉街で、朝早いこともあり、人影は無かった。立派な宿もあったので、時間があれば、帰りに寄ることにする。

    しばらく歩くと、彌彦神社のお膝元に湧く弥彦温泉街に出た。こじんまりとした温泉街で、朝早いこともあり、人影は無かった。立派な宿もあったので、時間があれば、帰りに寄ることにする。

  • 温泉街を抜けると、突き当たりに赤い鳥居が見えてきた。それが、彌彦神社の一の鳥居である。深い紅色が印象的だであった。

    温泉街を抜けると、突き当たりに赤い鳥居が見えてきた。それが、彌彦神社の一の鳥居である。深い紅色が印象的だであった。

  • 鳥居を潜ると御手洗川という小さな流れがあった。弥彦山から流れてくる清流で、祭礼の際には、氏子たちがこの川で禊をするそうだ。その流れの先には、神様が渡ると言う御神橋『玉の橋』が見えていた。

    鳥居を潜ると御手洗川という小さな流れがあった。弥彦山から流れてくる清流で、祭礼の際には、氏子たちがこの川で禊をするそうだ。その流れの先には、神様が渡ると言う御神橋『玉の橋』が見えていた。

  • 少し歩くと、参道は左へと折れる。その曲がり角に、手水舎があった。色彩の乏しい参道で、通りかかった巫女さんの袴の朱色が映えていた。

    少し歩くと、参道は左へと折れる。その曲がり角に、手水舎があった。色彩の乏しい参道で、通りかかった巫女さんの袴の朱色が映えていた。

  • その手水舎の向かい側には、御神木の椎の大木があった。なんでも、伊夜彦神が、携えていた椎の木の杖をこの地に挿したところ、やがて芽を出し大木となったと云われている。明治45年(1912)の火災で社殿とともに焼けたものの、再び芽を出したそうだ。神秘的な雰囲気のある大樹である。

    その手水舎の向かい側には、御神木の椎の大木があった。なんでも、伊夜彦神が、携えていた椎の木の杖をこの地に挿したところ、やがて芽を出し大木となったと云われている。明治45年(1912)の火災で社殿とともに焼けたものの、再び芽を出したそうだ。神秘的な雰囲気のある大樹である。

  • 苔むした石灯篭が建つ美しい杉並木の向こうに、随神門が見えてきた。昭和15年(1940)に再建されたものだが、風雪に晒され、長い歳月を経たような風格を感じる佇まいだ。

    苔むした石灯篭が建つ美しい杉並木の向こうに、随神門が見えてきた。昭和15年(1940)に再建されたものだが、風雪に晒され、長い歳月を経たような風格を感じる佇まいだ。

  • 随神門を潜ると、正面に弥彦山を背に建つ拝殿が現れる。明治の大火後、大正5年(1916)に本殿とともに再建されものだそうだ。彌彦神社は、越後国一宮。祭神は、天照大神の曽孫と云われる伊夜彦(いやひこ)神。背後の弥彦山と周囲の森とが厳かな雰囲気を醸し出している。凛とした空気が漂う境内で、巫女の方たちが、参拝客を受け入れる準備をしていた。

    随神門を潜ると、正面に弥彦山を背に建つ拝殿が現れる。明治の大火後、大正5年(1916)に本殿とともに再建されものだそうだ。彌彦神社は、越後国一宮。祭神は、天照大神の曽孫と云われる伊夜彦(いやひこ)神。背後の弥彦山と周囲の森とが厳かな雰囲気を醸し出している。凛とした空気が漂う境内で、巫女の方たちが、参拝客を受け入れる準備をしていた。

    彌彦神社 寺・神社・教会

  • 参拝後、訪れる人が少ないという、隨神門の脇にある境内社を拝観。武呉神社、草薙神社、今山神社、勝神社、乙子神社、二十二所神社、八所神社などが鎮座していた。随身門側の5つの社は、伊夜彦神の後嗣の神が祀られているそうだ。

    参拝後、訪れる人が少ないという、隨神門の脇にある境内社を拝観。武呉神社、草薙神社、今山神社、勝神社、乙子神社、二十二所神社、八所神社などが鎮座していた。随身門側の5つの社は、伊夜彦神の後嗣の神が祀られているそうだ。

  • その一番奥に、苔むした茅葺の社が建っていた。案内板には、十柱(とはしら)神社とある。彌彦神社の末社で、元禄7年(1694)、長岡藩主牧野氏によって奉納された入母屋造・単層・茅葺の社殿で、国の重要文化財に指定されている。元は『五所宮』と呼ばれ、長岡藩ゆかりの祭神が祀られていたそうだが、明治の神仏分離の影響で祭神が変わり、名称も現在のものになったとのこと。桃山時代の様式を残す貴重なものだそうだ。

    その一番奥に、苔むした茅葺の社が建っていた。案内板には、十柱(とはしら)神社とある。彌彦神社の末社で、元禄7年(1694)、長岡藩主牧野氏によって奉納された入母屋造・単層・茅葺の社殿で、国の重要文化財に指定されている。元は『五所宮』と呼ばれ、長岡藩ゆかりの祭神が祀られていたそうだが、明治の神仏分離の影響で祭神が変わり、名称も現在のものになったとのこと。桃山時代の様式を残す貴重なものだそうだ。

  • ゆっくり参拝した後、境内脇から外に出て、雨に濡れた新緑が美しい杉林の中を弥彦山ロープウェイの駅へと向かった。駅では、ちょうど朝礼をしていた。動き出すまで時間があったので、しばらく駅の周りを散策。桜がほぼ満開で、緑との対比が綺麗だであった。

    ゆっくり参拝した後、境内脇から外に出て、雨に濡れた新緑が美しい杉林の中を弥彦山ロープウェイの駅へと向かった。駅では、ちょうど朝礼をしていた。動き出すまで時間があったので、しばらく駅の周りを散策。桜がほぼ満開で、緑との対比が綺麗だであった。

  • ロープウェイの乗り場からも桜が観えた。ここは、花見の穴場かもしれない。桜の季節に訪れて良かった。

    ロープウェイの乗り場からも桜が観えた。ここは、花見の穴場かもしれない。桜の季節に訪れて良かった。

  • 見上げる弥彦山は雲の中。登っても何も見えないのではと不安になったが、ここまで来たのでとりあえず行ってみることにした。混み合う8時30分発の始発には乗らず、登って行くロープウェイを見送る。次の便は、私一人の貸切であった。

    見上げる弥彦山は雲の中。登っても何も見えないのではと不安になったが、ここまで来たのでとりあえず行ってみることにした。混み合う8時30分発の始発には乗らず、登って行くロープウェイを見送る。次の便は、私一人の貸切であった。

  • 5分ほどの空中散歩で山頂駅に到着。駅舎から外へ出ると、凍えるような寒さだった。視界も悪く、薄く霧に包まれている感じだ。

    5分ほどの空中散歩で山頂駅に到着。駅舎から外へ出ると、凍えるような寒さだった。視界も悪く、薄く霧に包まれている感じだ。

  • 駅舎から左手に行くと、階段の先に建物が見えた。展望食堂とあったが、早朝でまだ閉まっていた。視界も悪いので、帰りに寄ることにして、とりあえず山頂にある彌彦神社の奥社を目指すことにした。雨でぬかるむ道の脇には、まだ雪が残る場所もあった。

    駅舎から左手に行くと、階段の先に建物が見えた。展望食堂とあったが、早朝でまだ閉まっていた。視界も悪いので、帰りに寄ることにして、とりあえず山頂にある彌彦神社の奥社を目指すことにした。雨でぬかるむ道の脇には、まだ雪が残る場所もあった。

  • まだ春浅い登山道をゆっくりと登り、山頂には15分ほどで到着。しかし、山頂もやはり深い霧の中である。せっかく登ってきたのに、景色を見ることは叶わなかった。とりあえず、山頂にある奥宮を参拝。奥宮は、伊夜彦神を葬った場所とされている。石造りの鳥居に、『御神廟』とあるのはそのためだ。

    まだ春浅い登山道をゆっくりと登り、山頂には15分ほどで到着。しかし、山頂もやはり深い霧の中である。せっかく登ってきたのに、景色を見ることは叶わなかった。とりあえず、山頂にある奥宮を参拝。奥宮は、伊夜彦神を葬った場所とされている。石造りの鳥居に、『御神廟』とあるのはそのためだ。

  • 霧が晴れそうにもないので、早々に山頂を後にした。来た道を引き返す途中、道端でカタクリを見つけた。雨で花びらを閉じ、首を垂れた姿であったが、それでもやはり美しかった。

    霧が晴れそうにもないので、早々に山頂を後にした。来た道を引き返す途中、道端でカタクリを見つけた。雨で花びらを閉じ、首を垂れた姿であったが、それでもやはり美しかった。

  • 近くでは、キクザキイチゲも冷たい雨にじっと耐えていた。他にも、アズマイチゲやショウジョウバカマも咲いている。残念だったのは、越後の春を代表する花、雪割草に会えなかったことだ。やはり、もっと山深い所に行かないと見ることは出来ないようである。弥彦山でも、反対側の尾根のほうに行けば観ることが出来るらしいが、今回は天候もいま一つなので、諦めることにした。

    近くでは、キクザキイチゲも冷たい雨にじっと耐えていた。他にも、アズマイチゲやショウジョウバカマも咲いている。残念だったのは、越後の春を代表する花、雪割草に会えなかったことだ。やはり、もっと山深い所に行かないと見ることは出来ないようである。弥彦山でも、反対側の尾根のほうに行けば観ることが出来るらしいが、今回は天候もいま一つなので、諦めることにした。

  • 往きに見かけた展望食堂に立ち寄り、展望台へ上がってみる。晴れていれば、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島が見られるそうだが、残念ながらまったく見えなかった。それでも、薄っすらと見えた日本海は、透き通るような美しさだった。

    往きに見かけた展望食堂に立ち寄り、展望台へ上がってみる。晴れていれば、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島が見られるそうだが、残念ながらまったく見えなかった。それでも、薄っすらと見えた日本海は、透き通るような美しさだった。

  • 反対側からは、弥彦山ロープウェイの山頂駅と、眼下に広がる越後平野を眺めることが出来た。標高638mの弥彦山だが、越後平野から急に立ち上がっているため、思ったよりも高度感がある。晴れていれば、素晴らしい景色を観ることが出来たであろう。しかし、視界がすっきりしないので、弥彦山を下りることにした。

    反対側からは、弥彦山ロープウェイの山頂駅と、眼下に広がる越後平野を眺めることが出来た。標高638mの弥彦山だが、越後平野から急に立ち上がっているため、思ったよりも高度感がある。晴れていれば、素晴らしい景色を観ることが出来たであろう。しかし、視界がすっきりしないので、弥彦山を下りることにした。

  • ロープウェイは、帰りも貸切だった。弥彦山から下山後、温泉街を散策していると、細い路地の先に大きな樹が見えた。近づいて見ると、欅の巨樹だった。説明版によると、樹齢はおよそ800年だそうだ。新潟県の天然記念物に指定されていて、その正式登録名は『弥彦の蛸ケヤキ』。幹の部分が頭で、枝が足のように見えるからだろうか。

    ロープウェイは、帰りも貸切だった。弥彦山から下山後、温泉街を散策していると、細い路地の先に大きな樹が見えた。近づいて見ると、欅の巨樹だった。説明版によると、樹齢はおよそ800年だそうだ。新潟県の天然記念物に指定されていて、その正式登録名は『弥彦の蛸ケヤキ』。幹の部分が頭で、枝が足のように見えるからだろうか。

  • 少し体が冷えたので、弥彦温泉で温まる。立ち寄り湯が出来るとあったホテルの大浴場は、昼過ぎということもあり、ずっと貸切だった。趣の無い浴室だったが、露天風呂で涼しい風に吹かれるのは気持ちよかった。

    少し体が冷えたので、弥彦温泉で温まる。立ち寄り湯が出来るとあったホテルの大浴場は、昼過ぎということもあり、ずっと貸切だった。趣の無い浴室だったが、露天風呂で涼しい風に吹かれるのは気持ちよかった。

    弥彦温泉 ホテルヴァイス 宿・ホテル

  • 温泉街の一角に立つ老舗の宿の前に、『北国街道 木戸坂』と書かれた石柱があった。その宿の脇を下っていくのが木戸坂らしい。隣の岩室温泉から続く古の道だそうだ。北国街道は、近江から北陸を通り出雲崎へと続く街道だが、弥彦も通っていたのだとは知らなかった。歩いて行きたいところだが、今回は時間が無いので諦める。

    温泉街の一角に立つ老舗の宿の前に、『北国街道 木戸坂』と書かれた石柱があった。その宿の脇を下っていくのが木戸坂らしい。隣の岩室温泉から続く古の道だそうだ。北国街道は、近江から北陸を通り出雲崎へと続く街道だが、弥彦も通っていたのだとは知らなかった。歩いて行きたいところだが、今回は時間が無いので諦める。

  • 弥彦の温泉街は、なかなか風情がある。こじんまりとした和風の宿が多く、一度は泊まってみたいと感じた。

    弥彦の温泉街は、なかなか風情がある。こじんまりとした和風の宿が多く、一度は泊まってみたいと感じた。

  • 温泉街の途中から、脇道へと入ってみる。そこは、温泉街とは違った長閑な風景が広がっていた。歩いていると、大きな木が数本立つ場所に出た。上諏訪神社という社の境内だった。細い道、神社の大きな木、そして遠くの山並み。そこには、のんびりした時間が流れていた。

    温泉街の途中から、脇道へと入ってみる。そこは、温泉街とは違った長閑な風景が広がっていた。歩いていると、大きな木が数本立つ場所に出た。上諏訪神社という社の境内だった。細い道、神社の大きな木、そして遠くの山並み。そこには、のんびりした時間が流れていた。

  • 上諏訪神社の近くの道端に、たくさんの野の花が咲いていた。子供の頃は、どこにでも咲いていた花たち。弥彦では、街の中でも元気に咲いている。その光景は、まさに春であった。

    上諏訪神社の近くの道端に、たくさんの野の花が咲いていた。子供の頃は、どこにでも咲いていた花たち。弥彦では、街の中でも元気に咲いている。その光景は、まさに春であった。

  • 駅へと向かう大通りに出てしばらく行くと、右手に弥彦公園が見えてくる。公園内を通っても駅へ出られるので立ち寄ることにした。園内は、ちょうど桜が満開である。土曜日の午後で、しかも桜が見頃だというのに、花見客の姿は疎らで、宴会をしていたのは1組だけであった。ふと、空を見上げると、いつの間にか青空が顔を出してた。

    駅へと向かう大通りに出てしばらく行くと、右手に弥彦公園が見えてくる。公園内を通っても駅へ出られるので立ち寄ることにした。園内は、ちょうど桜が満開である。土曜日の午後で、しかも桜が見頃だというのに、花見客の姿は疎らで、宴会をしていたのは1組だけであった。ふと、空を見上げると、いつの間にか青空が顔を出してた。

  • 弥彦駅前へと戻り、帰りの列車の時刻を確かめると、まだかなりの時間がある。昼時なので、食事をして時間を潰すことにした。駅前通にいくつかの店があったが、その中から、ちょうど外に出てこられた店主のきりっとした出で立ちを見て、『はなみや食堂』という食事処に決めた。

    弥彦駅前へと戻り、帰りの列車の時刻を確かめると、まだかなりの時間がある。昼時なので、食事をして時間を潰すことにした。駅前通にいくつかの店があったが、その中から、ちょうど外に出てこられた店主のきりっとした出で立ちを見て、『はなみや食堂』という食事処に決めた。

    はなみや食堂 グルメ・レストラン

  • 目移りする品書きの中から、炒飯を注文。しばらく待って出てきたそれは、醤油で炒めた焼き飯風だった。食べてみると、懐かしい感じの味わいで、とても美味しかった。旅先では、名物料理よりも、地元の人が日常食べているものをと思っているのだが、これは大当たりだ。弥彦をもう一度訪れる機会があったら、また立ち寄ろうと思う。<br />※現在、残念ながら閉店となっています。

    目移りする品書きの中から、炒飯を注文。しばらく待って出てきたそれは、醤油で炒めた焼き飯風だった。食べてみると、懐かしい感じの味わいで、とても美味しかった。旅先では、名物料理よりも、地元の人が日常食べているものをと思っているのだが、これは大当たりだ。弥彦をもう一度訪れる機会があったら、また立ち寄ろうと思う。
    ※現在、残念ながら閉店となっています。

  • 駅へと戻ると、12時20発の東三条行の列車は、すでに入線していた。ホームには人影も無く、車内も乗客は疎らだ。4人掛けの席を独り占めし、出発を待つ。

    駅へと戻ると、12時20発の東三条行の列車は、すでに入線していた。ホームには人影も無く、車内も乗客は疎らだ。4人掛けの席を独り占めし、出発を待つ。

  • そして、列車は桜に見送られながら、ゆっくりと弥彦駅を離れた。窓を開けられるので、春の風が頬を撫で、とても心地良い。満開の桜に出会えた弥彦を離れ、今宵の宿がある新潟駅へと向かう。

    そして、列車は桜に見送られながら、ゆっくりと弥彦駅を離れた。窓を開けられるので、春の風が頬を撫で、とても心地良い。満開の桜に出会えた弥彦を離れ、今宵の宿がある新潟駅へと向かう。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • momoyukiさん 2007/06/22 20:59:55
    鉄道マニアではないけれど・・・
    旅猫様

    こんにちは♪
    私は鉄道マニアではありませんが、それでも引き込まれるお写真!
    素敵です〜。表紙から衝撃が走りました。
    桜の花も、とっても綺麗ですね。
    先日の菜の花もそうですが、旅猫さんの旅行記から伝わってくる
    のどかな雰囲気に癒されました(>_<)

    momoyukiより

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2007/06/22 22:57:54
    RE: 鉄道マニアではないけれど・・・
    momoyukiさん、こんばんは。

    >私は鉄道マニアではありませんが、
    私も、マニアではありません(笑)
    鉄道に乗って、全国を旅するのが趣味なんです。
    旅情を感じられるので、とても魅力的。

    >素敵です〜。表紙から衝撃が走りました。
    ありがとうございます!
    芸術的な写真よりも、旅の雰囲気が伝わる写真を撮りたいと思っています。
    実は、最近ちょっと視点がボケているんですよ〜
    次の旅では、もう少し「旅」を強調したいです。

    旅猫
  • 義臣さん 2007/06/22 16:29:38
    ほんの少しの桜が全体の印象をよくしていますね。
    私は車でした行ったことが無いのでより
    それを感じます。

       義臣

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2007/06/22 22:50:43
    RE: 桜
    義臣さん、こんばんは。

    桜のトンネルの中も華やかで良いのですが、
    風景に彩を添えるような感じも雰囲気がありますよね。
    ローカル線の終着駅の風情が出ますね。
    桜の葉が色づく秋も良さそうです。

    旅猫

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