2007/05/20 - 2007/05/20
808位(同エリア897件中)
ぬいぬいさん
今日のチャリに乗っての4時間の旅 最後の目的地、虎ノ門のホテルオークラの隣にある大倉集古館に向かいます。ここは築地本願寺を設計した伊東忠太の設計によるもので前から見てみたかった美術館です。閉館時間の関係もあるので急がなければ・・・・
チャリを漕ぎ出したもののすぐ側に、愛宕神社を発見してしまいました。かなり急勾配の参道の階段を見たとたんこれは寄らなければいけない・・・・ということでまたまた寄道です。
はたして閉館前に大倉集古館に着くことができるのか・・・?
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愛宕神社は慶長8年(1603年)、徳川家康の命により江戸の防火の神様として祀られました。
主祭神は火産霊命です。
ほかに罔象女命(水の神) 大山祇命(山の神) 日本武尊(武徳の神) を正面社殿に祭ってあります。 -
狛犬君のお出迎えです。
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愛宕神社に上がるこの急な石段は「出世の石段」と呼ばれています。下から数えてちょうど85段ありました。
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上から見下ろしても怖いくらいに急な階段です。
この階段を過去に4人の猛者が馬に乗って駆け上ったそうです。歩いて登っても怖いのに馬に乗って駆け上る姿を想像すると・・・考えられない・・・。 -
階段を登ってすぐ右手にある手水舎。まずは参拝の前にここでお清めです。
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今日は正式な作法にのっとりちゃんとお清めをおこないました。今日は特別に正式な手水の使い方を教えましょう。まずは右手で柄杓を持ち、水をくんで、その水を左手にそそいで左手を清めます。次に、柄杓を左手に持ち換え、同じように右手を清めます。
そして最後に、また柄杓を右手に持ち換え、水を汲み、その水を左の掌に受け、その水で口をすすぎます。柄杓に直接口をつける人がいますがこれはいけません。 -
愛宕神社のある愛宕山は標高26M、東京23区内ではもっとも高い山です。
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池には錦鯉がうじゃうじゃいました。
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これは本殿の左側にあった招き猫ならぬ招き石。よく見ると確かに招き猫の姿に似ています。
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階段を登って朱塗りの神門をくぐるとこの社殿があります。参拝も正式な作法 ニ礼 二拍 一礼をもって行ないましょう。
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社殿の左右に4枚の絵が飾ってあります。右側が出世の階段を馬に乗って初めて駆け抜けた四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎の姿を描いています。
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こちらの右側の絵はあの松下幸之助氏の奉納ですが、これは出世の階段を大正14年に3番目に駆け抜けた・岩木利夫(参謀本部馬丁)の姿です。廃馬になる愛馬のために最後の花道をつくったそうです。
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社殿自体はそれほど古そうな建物ではないようです。
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愛宕山にあるNHH放送博物館。今の渋谷の代々木公園に移る前NHKはここにありました。
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ホテルオークラの向かいにあるこの建物、大正時代に建てられたもので株で財をなした実業家:菊池寛実の御屋敷だったところで、今は娘、菊池智(ホテルオークラ内にある現代陶芸のお店‘寛土里’のオーナー)さんが、父の屋敷跡に開設した現代陶芸のミュージアムです。
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緑に覆われたこのお屋敷、とても都心の真ん中虎ノ門に建つ家には見えませんね。
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煉瓦タイルの貼られた玄関は以外にシンプルです。
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木々の向こうに小さな離れがありました。
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ようやく最後の目的地大倉集古館に着きました。閉館20分前。入館受付は終了していましたが、頼んで見せてもらいました。入館料は800円結構いい値段です。東京の50ヶ所以上のミュージアムには入れるぐるっとパスというお得な券があります。今回はこれを買って入場です。
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ここは、帝国ホテル、大成建設、サッポロビールなどの創業に関与した大倉財閥の創始者、大倉喜八郎が大正 6年(1917)に創立した日本初の私立美術館。最初の建物は関東大震災で倒壊し、これは昭和2年に築地本願寺や平安神宮を手掛けた建築家・伊東忠太により設計されファミリー企業である大倉土木により施工されたもので、国の登録有形文化財に指定されています。
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伊藤忠太の設計というと例の妖怪や動物がどこにいるのか探しましょう。この面は見当たりません。
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こちらにもいません。
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入口に左右に分かれてあった金剛力士像 こちらが阿。
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そしてこっちが吽です。
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扉は中国風
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中は撮影禁止のため外回りだけの写真ですが、中の展示物は、明治維新後の世相や廃仏毀釈によって、日本の芸術品が海外に流出されるのを惜しんで集めたコレクションが中心になっています。
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隣はホテルオークラ。このホテルオークラ内の4つのレストランで使える大倉集古館の入場券とランチのセット券があります。料金は3200円、そのほかにケーキとコーヒーが付いて1600円もあります。
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建物全体も中国風にまとめられています。これは2階のベランダ部分。
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創業者の大倉喜八郎の銅像。かなりでかいです。
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この建物の建っている場所は、もともと大倉喜八郎の自宅のあった場所だそうです。
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外部の建物周りにもいろいろ展示しています。
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インドっぽい仏像が並んでいます。
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伊藤忠太の大好きな妖怪ようやく見つけました。この反り返った屋根の先端にいました。
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伊藤忠太の妖怪は反り返った庇の先端以外にも屋根の勾配の途中にもいたようです。後で全景を拡大して初めて気づきました。
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伊藤忠太の設計した建物としてはおとなしめかな・・・て感じです。
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霊南坂にあるアメリカ大使館公邸
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この辺りは大使館が集中しています。これはスペイン大使館。位置的には赤坂アークヒルズの山の上の辺りです。
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反対側にはスウェーデン大使館がありました。
この辺りは緑の多い高級マンション街です。
今日のチャリに乗っての4時間の旅 これにて終了。五反田に帰ります。
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