Schloss Hohenschwangau

2000/06/02 - 2001/06/14

1832〜36年にかけてバイエルン国王・マクシミリアン二世（当時皇太子）が12世紀の城の廃墟の上に建てさせた。新ゴシック様式。あの美と狂気でメルヒェンチックな王、ルードヴィッヒ二世（マクシミリアン二世の皇太子）が少年時代この城で過ごす。

城の名「ホーエンシュヴァンガウ」とは「高い白鳥の居住地」の意味。ガイドツアーで見学。世界各国の勲章展示の部屋に日本の勲一等旭日大綬賞があったが、明治時代、バイエルン王室の何方かに日本政府が送ったものだろうか？（独逸統一は1871年：明治４年/独逸帝国の第一次世界大戦敗北が1918年：大正7年・王制廃止）

エリア シュバンガウ(ドイツ)

城は中世と騎士へのロマン趣味にあふれ、そこかしこに白鳥をモチーフにした装飾がいっぱい。

ハプスブルク家のオーストリー皇帝・フランツ・ヨーセフの后、美貌で有名なエリザベートの祖父が、バイエルン国王・マクシミリアン一世で、ルードヴィッヒ二世はマクシミリアン一世の曾孫にあたる。

この城には　主として　ルードヴィッヒ二世の母（マクシミリアン二世の妃）プロイセン公女・マリアが長い間住んだ。
ルードヴィッヒはこの城からノイシュヴァーンシュタイン城建築の進行を望遠鏡で監督したという。

至るところに中世の騎士像や、誇らしげなバイエルン王国のヴィッテルスバッハ家のエンブレムが。

ここにも白鳥の噴水が。

更に　ここにも白鳥の噴水が。

Schwansee：白鳥湖

Alpsee：アルプ湖