merisiさんのクチコミ(2ページ)全32件

DBのブリュール駅下車すぐ。
私は間違ってケルン駅地下から出る近郊電車に乗ってしまいました。
駅舎に入ってすぐのところで「ブリュール行き」と電光掲示板を出していますが、それに乗ってはいけません。そんな軽はずみは私だけ?

中はドイツ語ガイドツアーでのみ見学が可能。
受付で英語のオーディオガイドを借りました。
ツアーの時間になるたびに守衛さんが部屋へのドアの鍵をあける、なかなか厳重な態勢。
ツアー中は写真撮影も不可なので、内部の写真はとれず…。
覚えているのは、
‐ケルン大司教だった人が建てた
‐家具はほとんどが後から同時代のものを買いなおしたもの
‐西ドイツ時代は迎賓に使われていた
‐ダイニングルームの壁が青いダッチタイルでかわいかった
‐ダイニングルームにはワインを冷やしておくと思しき泉
‐大広間では時々「食事会」があり、選帝侯が食事するのを一般市民が「見学」できた
‐レディたちが庭園を眺める部屋にはフランドルの？タペストリー
当時の正面玄関だった階段もとても豪華ですが、上記のダイニングルームが非常に印象に残っています。

どっしりと重量感のある外観が目を引きます。
大司教座であるため、聖堂内には歴代の大司教のお墓がずらりと並んでいます。
一見して、年代によって全く違う様式であることがわかり、面白いです。
本堂だけではなく、隣接する回廊にもおもしろい宗教美術があるので、お時間のある方はどうぞ。

カナルグランデには数か所ゴンドラによる渡し船「トラゲット」が出ています。
カナルグランデを横切って対岸に行くだけなので、いわゆるゴンドラツアーのように狭い水路をたどっていったり、観光名所を臨んだりはないですが、水上バスとは全く違う目線でカナルグランデを体験できます。

水上バスの停留所を目指していたら渡し場を発見、乗ってみることにしました。
水上バスから見かけたトラゲットは立ち乗りでしたが、これは座らせてくれました。
つかの間のゴンドラ体験でしたが楽しかったです。
支払いは降りるとき、船頭のおじさんに手渡しします。
50セントなのでお気軽にお試しあれ。

ティツィアーノの聖母被昇天が有名な大きな教会
一番印象に残ったのはベッリーニの聖母子像でした。
内陣右の別室に飾られています。柔らかな空気とリンとした静謐さとを併せ持つ素晴らしい宗教画だと思います。
他にも数点の素晴らしい祭壇画、ティツィアーノ、彫刻家カノーヴァの墓碑もあります。カノーヴァの墓碑はコッレール博物館にあった本人デザインのミニチュアのとおり。
堂内に入るだけで拝観料をとる教会ですが、宗教美術に興味があるなら、その価値はあると思います。

サンマルコ大聖堂でお金がかかる場所は２つ入りました、本陣とベランダです。
本陣ではパラ・ドーロ（Pala d'Oro）が見られます。
無数の宝石と黄金で覆われた祭壇画は、きらきらしい堂内の中でも十分なインパクトです。
ベランダに上がると、天井のモザイクを間近に見られます。また、奥には聖堂の宝物を展示するスペースがあり、聖職者の衣服や聖堂を飾った旗、グレゴリオ聖歌の大きな譜面などがあります。
ここにあった昔の大聖堂を描いたものでは、パラ・ドーロがきちんと前を向いていたのが興味深かったです。
どこかの時点で、お金を取るために逆向きにしたんですね。
外のベランダに出ると、右手にムーア人の時計塔があります。
ムーア人が鐘を打つ動きは地面からだと見にくいと思うので、せっかくなら正時を狙って上がってみるといいかもしれません。

駅から旧市街までは徒歩5分ほど。旧市街の観光客の多さに驚きました。
ドイツ人の老夫婦や遠足ぽい小学生集団が多く、日光とか鎌倉みたいな感じでしょうか。
ライヒスブルク城では英語のツアー見学ができます。「魔女」の衣装をつけた女性が案内してくれました。
タウンホールに向かう細道にあるお肉屋さんが屋台で売っているソーセージがお勧めです。
夕方にはもう店じまいみたいなので、見つけた時にお求めください。
タウンホールの広場からお城行のミニバスに乗れます。
バス停の目の前のカフェでお茶しましたが、店主らしきおじいさんがキュートでした。
２階からは広場を囲む建物がよく見えてなかなか楽しいです。
お土産はタウンホールより手前よりは、奥の商店街で。

ケルン大聖堂のすぐ横にある、古代ローマ遺物の博物館です。
そんなに大きな建物ではないと油断していたら、かなりのぎゅう詰めで展示されていて、中身の濃さにへばりました。

戦時中、防空壕を掘っていたら出てきたというモザイクが有名。
これは親切に外からでもガラス越しに見ることができる作りでした。
ドイツに来てどうして古代ローマの遺物なんか、という人も、ちょっと見てみてはいかがでしょうか（タダだし）。
2000年も前、アルプスを越えたはるか南から、わざわざこの地までやってきて文化文物を残して行ったと思うと感慨深いです。

ケルン駅の駅舎内からすでにその威容が覗けます。
まずは外から見てみると、たくさんの彫刻たち。端正なのもあれば、味のあるのも。現代風からケルト風まで、見ていて飽きません。
それから、レースのようなフライングバットレス。この巨大な建造物を支えるために頑張っているわけですが、そんな機能を忘れる美しさです。
外から見ていてもすごいのですが、中に入ると聳え立つ柱達とはるか頭上からふりそそぐ光に圧倒されます。
時々「ここで儀式を受けていたら入信するかもなあ」という宗教建築がありますが、ケルン大聖堂もその仲間入りをしました。
あの空間に玲瓏と響き渡るパイプオルガン、流れるような司祭の声、きっとすごいに違いない。
ケルンに滞在予定のない人も、途中下車で見て行って損のない世界遺産だと思います。

地下鉄Lepanto駅から徒歩1分。繁華街、観光地とは離れたところにあります。
ホテル内にもレストランはないので、ホテル付近で外食をしたい人にはお勧めできません。
泊まった部屋はデラックスダブルで、フロントの真上に位置する2階。唯一のバルコニーが付いています。
エレベータ脇でしたが、物音は気になりませんでした。
水周りは豪華ではありませんが、清潔。バスタブ付きです。
朝食場所がホテルの最上階で、テラスもあります。
ビュッフェの種類、量は必要十分。煮リンゴがとても美味しかったです。
フロントでは二人のスタッフとやり取りしましたが、二人ともとても感じよく、親切でした。
メールの返信も速く、予約プランの変更（予約仲介サイトから直接予約への変更）などもスムーズに行えました。
ホテルの入り口がちょっと急な階段なので、注意が必要です。

ライン川沿いの大型シティホテル。
大きな会議場が隣接しており、私が宿泊した時は観光客よりもビジネスマンが多かったです。
駅からは徒歩20分、バス15分（ぐるっと回っていくので）ほど。
部屋は広く快適でしたが、バスタブがついておらずシャワーのみ。
バスタブを希望する人は事前にホテルに確認した方がよさそうです。
フロントのお姉さんが感じの良い人でした。

とにかくアクセス至便。駅から徒歩2分。
部屋も広く、天井も高く、バスルームもきれい（81号室）。
１階だったからあの天井の高さだったのかもしれません。
泊まった部屋は窓の外が普通の道路で最初はびっくりしましたが、うるさいこともなく、大変良かったです。
またケルンに行くことがあればヒルトンにします。

城好きの連れの希望で一泊しました。歴史好きには一押しです。
宿泊施設は水回りも含め快適に改装され、一方オリジナル部分もたっぷり見学できます。
私たちが泊まったTower Roomは、こじんまりとしていて煌びやかな豪華さはありませんが、居心地良くすごせました。
「中世の城の塔の天辺」というそれだけで楽しい部屋です。

スタッフはつかず離れずのちょうど良いサービスです。
フロントの女性はかわいらしい民族衣装で雰囲気作りに一役買っていました。
日本人客が多いそうで（この日も3組はいました）日本語を覚えているところだと少し披露してくれました。

問題は交通の便。荷物を抱えて歩くべき場所にはありません。
私たちはホテルに予約メールをした際に、到着時刻を伝えて駅にタクシーをよこしてくれるよう頼みました。
パワフルであったかいおば様ドライバーが快適なドイツ車で送迎してくれます。料金はツーメーターだったと思います。
駅は小さくコインロッカーがないので、前後の予定を考えるときお気をつけください。