Pomfiさんのクチコミ全3件

鮮魚のイメージが強い八戸で、なんとクルーズ船のにっぽん丸並みにおいしいフルーツに出会えました。これはちょっとした驚きです。なお、ここを訪れた日は2020年2月15日です。

（１）苺のショートケーキ/紅茶とセットで759円
昔懐かしいスタンダードなケーキでしたが、上に載っている苺がすごくおいしかったです。そこで店の方に訊いたところ、その苺は地元の八戸産とのことでした。高価なブランド苺を遠方から仕入れるより、地元で熟し立ての苺を使ったほうがおいしいのですね。

（２）プリンアラモード/870円
プリンの味はまあ普通でしたが、フルーツのほうはどれも大変に瑞々しくて甘みや酸味もすごく豊かでした。ひっきりなしにお客さんが来てましたから、常に切り立てのフルーツが提供できるのですね。また、この店のフルーツの素材選びの選球眼は大したものだと思いました。

（３）焼き菓子セット（お持ち帰り用）/1,500円
ちゃんとした材料だけを使ったわりには価格がリーズナブルという印象を受けました。中身はどれも一定以上のクオリティーでしたが、特にフルーツのパウンドケーキがおいしかったです。

横浜発のにっぽん丸に乗るとき前泊したのですが、食事のクオリティーのよさがとても印象に残りました。1泊2食付きで20,900円でこの食事はとてもコスパがいいと思います。というわけで、泊まってからすでに半年以上も経っているけど、やっぱり記録を残しておきます。

（１）夕食

・先付け： 鎌倉人参のポタージュスープ、小坪の太刀魚のフリット、鴨ロースが出ました。どれもちゃんとおいしかったのですが、この中で特に驚きだったのはスープです。人参が入っているとは全く想像できない味だったので。フルーツ人参でも使ったのでしょうか？

・お造り： 三崎のメバチマグロ、小坪のさざえと鰹といなだ。地産池消だけあって、どれも新鮮でした。特にさざえがおいしかったです。

・秋刀魚の押し寿司： 魚の鮮度が最高だったほか、シャリがとてもおいしかったです。是非また食べたい味です。

・真鯛のパイ包みのトマトクリームソース添え： このソースはにっぽん丸の魚料理を思わせるような優しい味でした。

・お口直しのグラニテ： 巨峰味。香りがよかったです。

・相州牛のステーキ：これは赤身が多く見えるのにとてもジューシーだったのですが、さりとてお腹に重いわけでもありませんでした。翌日のにっぽん丸のステーキよりも美味でした。

・お吸い物： 大粒のあさり入りでした。

・ごはん： わかめ入りと紫蘇・ひじき入りがあり、後者のほうがよりおいしかったです。それと、このごはんは透明度が高めなうえツヤと張りも強く甘みも上々でした。こんなにおいしいごはんは食べたことがありません。

・デザート：シフォンケーキがとてもキメ細やかでしっとりとできていたうえ、アイスクリームは非常に滑らかでした。

・食後の飲み物： オーガニックコーヒー、ミントティー、カモミールティー、ローズヒップティー、レモンティー、ミルクティーの中から選択可能。

（２）朝食

・鯵の干物は脂が乗ってて絶品でした。また、豆腐の味噌汁は玉葱の煮込みの甘さで全体が優しい味にしてありました。

・一口サイズのおかずのセットはきれいだけど華美にはならないようにしてありました。玉子は味が濃厚で、素材をかなり厳選したようでした。しらすも品質のよいものだったし、梅干しは私の好みのサイズと塩加減でした。あと、ナムル風の胡瓜も印象に残る味でした。

・ヨーグルトに添えてあったジャムもおいしかったです。細かいところまで、本当に手抜きなしの朝ごはんです。

今年のお正月は有馬温泉の「花小宿」に泊まりました。で、その日の夕食には新年らしい華やぎがあったほか、いつもならオプションの但馬牛が付くなどのサービスもあったのですが、もっと印象に強く残ったのは「おせち付き」の朝食でした。というわけで、今日はその朝食の記録をここに残しておきます。

まず、お重はコンパクトなものでしたが、その中は盛りだくさんで、数の子、鮑、紅白の蒲鉾、鴨ロース、海老、伊達巻、鰆の西京焼き、卵の黄身の味噌漬け、からすみ、黒豆、そして大根と人参を器用に結んだものが入っていました。また、これは作り置きではないようで、味付けは通常のおせちのように濃い目ではなく、会席のような感じになっていました。

焼き物の籠には大きめの甘鯛と椎茸の料理、そして薄く切った蓮根の酢漬けが盛ってありました。見た目からしてめでたい感じがあります。

お雑煮は白味噌で、餅はやや大きめになっていました。

次に炊き物の蓋を開けると、その中には大根で作った羽子板などが入っていました。また、そこからブロッコリーと紅色のこんにゃくを食べたら、その下には大根でできた枡があって、その枡には筍とわかめが入っていました。これは楽しいですね。

出汁巻きは蟹入りで、赤蕪の漬物はバラの花みたいにしてありました。

あと、写真は撮っていませんが、白いごはんもちゃんとありました。

それと、この日食事で隣席した方によると、年末に泊まれば「花小宿」の親旅館である「御所坊」の餅つきも眺められるのだそうです。