Sato さんのクチコミ全27件

世界遺産登録の東寺の五重塔は、日本一の高さを誇っています。
五重塔(国宝)は徳川家光によって再建されたものです。
夜はライトアップされて遠くからでも見ることができますが、夜は境内に入れないため
全貌を見ることはなかなかできません。
境内に洛南会館という宿泊施設がありますが、ここの部屋からは眺めることができます。
京都での宿泊候補によいと思いますが、なかなか取りにくいのが難点です。

椿温泉にある道の駅で、温泉「椿はなの湯」を併設しています。
掛け流しの天然温泉で地元の人の利用が多いようです。
道の駅は施設としては小さいですが、木造の温泉らしさのある建物です。
お土産や軽食等の設備は備えていて、椿温泉の館恋案内所があります。
足湯もあって無料で入ることができます。

桂小五郎が潜居していたという由緒ある旅館とは行ってから知りました。
いかにも温泉旅館らしい木造の3階建で、桂小五郎の書などが展示してありました。
内部も落ち着いた造りで、多少廊下の音が聞こえたりしますが返って昔ながらの宿という感じで気にはなりませんでした。
カニの季節でしたのでちょっと贅沢をして、カニのコースを味わってきました。
雪の降る中、外湯に行きましたのでその寒さだけはよく覚えています。

京都府南丹市旧美山町にあるかやぶきの集落で重要伝統的建造物保存地区に指定されています。 国道162号線から分かれて6キロほど入らねばならず、交通は不便ですが多くの人がやってきて、シーズンには駐車場がいっぱいになります。
駐車場あたりから全体を見渡せますが、集落の中の道を歩くと開放している民家もあって内部を見せて頂けます。
駐車場には土産や地元野菜を売っていますが、お餅も作って売っていて並ばないといけないほどの人気です。

昨年夏に富山方面に行き、小川温泉に行ってきました。
高速からだと近いようですが、下道を走ったせいかとても遠く感じました。
旅館は清流沿いに建っていて、雨が降っていたせいで清々しさよりもちょっと暗い印象でした。
少し古い建物ですが、古き良き時代の高級旅館の雰囲気でなつかしい感じがします。
清掃も行き届いていて、スタッフも心配りが感じられました。
少し離れたところに名物の洞窟風呂があります。
また女性専用の野天風呂もあるそうですが、雨のため入らなかったのが残念です。

酬恩庵は一休さんのお寺で88歳という高齢でここで亡くなられたそうです。
以前に行ったときは、メイン道路から細い道を入ったわかりにくい所でしたが、今は近くを広いバイパスが通って行きやすくなっています。
禅寺ですから厳しいたたずまいはありますが、庭の橋に「このはしわたるべからず」と立て札がたっていたり、写真用の顔の出せる虎の衝立があったりと、ほほえましいものもあります。
ここでのお気に入りは一休寺納豆で、大徳寺へ一休さんが伝えたとかで大徳寺納豆と同じもののようです。おやつに摘まんでも美味しいです。

金剛三昧院はメイン道路から少し入ったところにあって、普段は静かなお寺だそうです。
でも石楠花の時期には多勢の人で賑わいます。
訪れたときは満開まで間がありましたが、それでも人影は絶え間がありませんでした。
庭園の片側は一面石楠花でこれが満開ならどれほど見事かと思いました。
平地ではすでに石楠花は散っているころですが、高野山では花期がだいぶ遅いので行かれる方はご注意ください。
この寺院は国宝・多宝塔をはじめ、重要文化財の経蔵、四所明神社など文化財も多くあって、見ごたえのあるお寺です。

日吉大社の奥宮、牛尾宮三宮は神社の裏の八王子山にあります。
登り口から1キロほどですが、つづら折れの道は険しくて40分ほどかかりました。
道幅は広くて歩きやすい道です。
登り切るとそこには二つのお宮さんが急斜面に柱を立てた懸造りで狭い山頂に向かい合っています。
その真ん中の大岩が磐座『金大巌』です。神の依り代でもあるこの大岩こそ本来のご神体かもしれません。

この笹畝坑道は江戸時代から大正時代まで黄銅鉱、硫化鉄を採掘していた坑道で昭和53年から一般公開をしています。
料金所の建物の横に、坑道が開いています。
訪れた時期が真冬でもあって誰もおらず、その上雪催いの天気とあって入るのは少々勇気が要りました。
採掘現場の人形たちがリアルで、ふと違った空間にいるように錯覚します。
抗壁が黄や青に光っているのも綺麗です。
かつてここでは過酷な労働が行われていたことでしょう。

岡山県指定文化財で日本で一番古い校舎の吹屋小学校も、とうとう廃校になってしまいました。
私たちが訪れた2011年はまだ現役でした。
ふっそりと立つ木造校舎の玄関上部の模様がモダンだったのを覚えています。
明治３３年に東校舎と西校舎、明治４２年に本館が出来たということですがこの貴重な建物は今後資料館として整備されるそうです。
現在は年に数回内部の特別公開がされているとかで、機会があればぜひもう一度行ってみたいと思います。

べんがらの町、吹屋にあるこじんまりとしたホテルです。
一見学校かと思いますが、それもその筈で、隣にある日本一古い木造校舎の吹屋小学校を模して造られたそうです。
内部も木の腰板の壁がクラッシックな感じで、古い洋館を思い起こさせます。
部屋も同じく落ち着いた洋室でホッとする感じです。
夜は全くの静寂で、今どきこんな所があるのかと感動しました。
交通も便利とは言えず行きにくいですが、行くだけの価値はあると思います。

かつて出石城の城下町で、碁盤の目の町割りが今も残って国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
大手町通りには出石のシンボルともいえる辰鼓楼があり、登城時刻の辰の刻（午前８時）に太鼓が響いて、それを合図に侍たちが太鼓橋を渡って城へ登城して行ったそうです。　辰鼓楼は明治になってオランダ製の時計が取り付けられて時計台になりました。
様々な史跡がのこる出石はゆっくりと時間をかけて回りたいところです。

嵐山や嵯峨野の賑わいも、ここまで来るとほっと息がつける気がします。
広沢池のあたりは千代の古道と言われていますが、昔は観月の池として数々の歌に詠まれていました。
池に映る遍照寺山、そしてかやぶきの家、本当に絵になる美しさです。
池の小さな小島には橋がかかって観音寺島とよばれています。
池のそばには枝垂れ桜の名木もあり、植木屋が多くて木々の多いところです。
嵯峨から足を延ばすには少し遠くて足の便も悪いですが、わたしのお勧めです。

滋賀県日野町鎌掛にある正法寺、通称「藤の寺」です。
交通は少々不便なところですが、藤の時期には多くの人で賑わいます。
お寺の境内の本堂の横には大きな藤棚があって、樹齢300年を数える見事な藤が１メートル越える花房を垂れています。
この藤は後光藤という名で呼ばれ5本の幹からなり、寺を開いた普存禅師が江戸時代に京よりこの境内へ移したと伝えられています。
境内は庭園など見どころも多くゆっくりと散策したい所です。

通称「宝寺」と言われますが、宝寺の由来は聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出」と「小槌」を祀ることから来ています。
大黒天宝寺として商売繁盛のお寺として信仰を集めています。
境内には重要文化財の三重塔があり、桜の頃は人出も多くなります。
天王山の中腹に位置していますので、少々きつい登りがあります。
天王山ハイキングの途中に立ち寄る人が多いようです。

観音寺は「山崎の聖天さん」と親しく呼ばれています。
開創は古く昌泰2年（899年）に寛平法皇（宇多天皇）により創建されたと伝わりますが、その後江戸時代初期に再興、しかし禁門の変で焼失して明治に復興されたものです。
天王山の東にあって西国街道から入ると石段の登りが続いています。
境内は広く桜の時期には賑わいます。
また１２月には大根炊きが行われて、参詣者に振る舞われます。

金沢での手ごろな宿ということで一泊をしました。
繁華街の便利なところにあるので、夕食を摂るのに不便はありませんでした。
お風呂は屋上の露天風呂で、こんな都会の真ん中で夜空を見ての入浴は思いも寄らないことでした。
部屋が少々狭いことが難点ですが、清掃も行き届いていて気持ちよく過ごせました。

関西電力がおおい町に建設したテーマ館です。
内容は充実していて大人でも子供でも楽しめます。
特にシアターガイアは「幅22メートル、高さ6メートル、視野角120度のカーブスクリーンと、バーチャルリアリティ映像システムを採用した超大型映像シアター」で、見ていてすごい迫力でした。
上映されているのも宇宙や原発の話ばかりでなく、世界遺産の紹介などもありますから誰でも楽しめそうです。
そのほかにも宇宙発電所アトラクションなど面白い体験が出来そうです。

JA直営の三方の梅の販売所です。
初夏の青梅の季節になると県内外から多くの人がやってきます。
福井の三方が梅の産地であることは意外に知られていませんが、天保年間に栽培が始まり、明治半ばから本格化したそうです。
そういえば大相撲の優勝力士に贈られるのはこの福井の梅干しでした。
梅の花の頃は梅見に行くのもよいと思います。

ここ名田庄（現　おおい町）は安倍晴明の子孫にあたる土御門家が名田庄の地に移り住んで天文暦学の道場を開いたところです。
京都から周山街道（R162）で堀越峠を越え下ったところにあって、交通の便が悪いのですが、こんな山の奥なればこそ天文の観測も容易だったのかもしれません。
会館は暦と天文学に資料館で、約1000点の展示物が展示されています。
近くには陰陽道を今に伝える土御門神道本庁や土御門家に関連するところもあって、散策するのもよいのではないでしょうか。