愛知のさすらい人さんのクチコミ全5件

浜名湖の一部猪鼻湖に面し、客室からの眺望は見飽きることがありません。
温泉からも湖を見渡せます。
ビュッフェ形式の料理は、メニューが豊富で高価なウナギも賞味できます。
お子様向けのソフトドリンクは無料です。
付近には、遊園地のパルパルやカモメの餌やりが体験できる遊覧船乗り場もあり、家族みんなで楽しめます。

ひなびた雰囲気が漂う磯部温泉にふさわしい古風な旅館です。
令和になっても、まだこのような旅館が残っていました。希少価値があります。
驚いたのは、宿泊料金からは予想もできなかった盛りだくさんの料理です。部屋まで運んでくれました。
映画「男はつらいよ」で、フーテンの寅さんが旅館に逗留する場面が浮かんできます。

建物の外観は地味に見えますが、中へ入れば高級感あふれるおしゃれな内装とインテリアに囲まれ、長期にわたって滞在したくなる宿泊場所です。
オーナーの心のこもったおもてなしに、リピーターが続出することでしょう。

部屋の希望は伝えてありませんが、最上階（７階）の湖が見える部屋でした。
宿泊料金は、平日2人1部屋で1人12,000円余りで、物価高騰の折かなりお値打ちでした。
温泉は、浴槽ごとに温度が表示され、これこそサービス業だと感心しました。
料理は、夕食に太いタラバガニの足、朝食にイクラをいただくことができ、大いに満足できました。

予約に際し海側の和室を選んだところ、9階でした。津軽海峡の向こうに本州が、西には函館山が見えました。9階の高さまで潮騒が届く海峡の宿です。
海とは反対側に比べると景観に雲泥の差があります。それなのに宿泊料金は、平日2人1部屋で1人11,000円とお値打ちでした。
温泉は、控えめながらいかにも温泉らしい匂いが漂い、露天風呂は海が目の前です。目線を下げると湯舟が海とつながっているように見えます。
料理は、イカそうめんにタコのお刺身、松前漬け、スープカレーがあって、これだけでも大満足でした。