くまっちさんのクチコミ(2ページ)全158件

市庁舎に向き合って建っています。16世紀にスペイン王カール5世の命で建てられたのに因み、現在の名がありますが、王様が住んだことはありません。フランス革命後は「人民の館」Maison du Peupleと呼ばれました。1695年に火災に遭い、1873年から1895年にかけて全体的にネオ・ゴシック様式に改築。現在は市立博物館として利用され、「小便小僧」の衣装などが展示されていました。

前国王ボードワン1世とファビオラ王妃との結婚式や、現国王のアルベール2世の長男のフィリップ皇太子の結婚式がここで行なわれました。建物は13-15世紀の壮麗なブラバント・ゴシック様式です。カール5世とその家族から贈られたステンドグラスは16世紀ルネサンス様式。内陣にはブラバン公ジャン2世、アルベール大公、イザベル大公妃、オランダ総督シャルル・ド・ロレーヌなどの墓がありました。

1846年に造られた欧州最古のショッピングアーケードのひとつ。「王」「女王」「王子」と名付けられた３つの通りから成ります。明るい時間 帯であれば、アーケードの天井はガラス製なので、天井から射す光が建物を照らしています。大変美しいショッピングスポットです。全長２１２mの通りには、チョコレートや本屋などの小売店やお土産屋、カフェ、レストラン等が数多く並んでおり、ゆっくり時間を過ごしたくなるような場所です。

ブリュッセルの小便小僧は、世界３大がっかりの１つとして有名です。がっかりすることはわかっていても、有名なので一応見ておこうと思っていたが、実物を見て驚いた。こんな小さいとは。しかし小便小僧は、ブリュッセルのみやげ屋やワッフル屋に頻繁に使われていて、ブリュッセルのシンボルイメージとして観光客に印象つけられていた。あまりにも頻繁なので、だんだん違和感が無くなってきた。

ブリュッセルの中心部にある大広場グラン・プラスは、四方を１５～１７世紀の歴史的な建造物で囲まれています。その壮麗さは、文豪ヴィクトル・ユゴーが｢世界で最も美しい広場｣と称したほどです。見事なゴシック建築の市庁舎を中心に構成された広場の周りの建物は、その７割がギルドハウスと呼ばれる職人や商人の同業組合の集会所です。どれも華麗な装飾で飾られており、ブリュッセルがギルドを中心に繁栄した町であることが分かります。

ここが、社会科で習った国際司法裁判所の建物で、アメリカの鉄鋼王カーネギーの寄付により20世紀前半に立てられた建物です。「平和宮」というだけあって、本当に宮殿のような立派な建物です。この中で、各国の国際法の権威からなる判事さん（日本人の方もおられます）による裁判が行われています。裁判の内容は、国家間の紛争が主です。

名前通り、昔の監獄で、拷問の用具などが見学できます。なお、この建物の一部は道にはみ出していますが、実は、道にはみ出すように建物を建てたのではなく、中世時代つながっていた建物の一部を壊して道を作った時の名残だということです。

「騎士の館」と呼ばれる国会議事堂の周りを各省庁の建物が取り囲んでいるような格好になっています。オランダの政治の中枢機関として機能していて、昔も今も国家の政治はここで討議され決議されています。9月の第三火曜日には、政治家と王家のメンバーが「ビネンホフ」に集まり、次年度の予算を発表するという、盛大な政治的イベントがあります。

王宮に向かって右側にあるのが、後期ゴシック様式の新教会。“新”といっても、15世紀に造られたものです。何度も火災に遭い、ヤコブ・ファン・カンペンのデザインによる塔は今なお未完のままです。歴代の王（女王）の戴冠式が行われることで有名で、1980年にはベアトリックス現女王がここで即位しています。2002年には皇太子がアルゼンチンから来た花嫁とここで結婚式を挙げ、話題を集めました。

ライツェ広場にはさまざまな夜の楽しみが揃っています。映画館、ディスコ、劇場、カジノが広場の中、または歩いてすぐの距離にあります。この広場にはオランダで最も有名なコーヒーショップ「ブルドッグ」やライブハウス「メルクウェグ（ミルキーウェイ）」があり、ほんの少し離れた距離にも別のライブハウス「パラディソ」があります。

かつてのハイネケン醸造所です。その原料と150年に渡るビール造りの職人技にまつわるストーリーから始まります。そして醸造と瓶詰めの工程を4次元メディアで体験。インターアクティブに楽しめるハイネケンショーのあと、しめくくりとして最高の状態でサーブされるハイネケンビールを堪能できます。

遠出する時間がない、でもアムステルダム市内で風車を見てみたいというときは、このリーカーの風車がおすすめです。1基のみですが昔ながらの美しい風車が見られます。セントラル駅からトラム利用で30分、メトロだとわずか10分です。

元々は１5世紀に建てられた市壁の防護施設の一部だったそうです。出航する船乗りを見送りに来た女性達が涙をながした場所、ということから「涙の塔」と呼ばれたという言い伝えがあるそうです。ロマンティックですね。現在、下の階はカフェになっていて、上の階は海洋関係の本、地図、小物などを売っているお店になっています。

アムステルダムに残る二つの木の跳ね橋のうちの一つで、オランダ各地で見つける複葉式のものです。レッドラインのカナルツアーに参加すると、跳ね橋の下を通過するそうです。日が傾きかけてきた美しい運河沿いの景色を、自宅前にクッションを並べ、おしゃべりしながら過ごす現地の人を多く見かけました。時間の使い方、等身大の生き方、楽しみ方を学んだ気がします。

この旧教会はアムステルダムの観光名所の一つ、飾り窓界隈に位置し、沢山の観光客、地元住民が訪れます。1306年にたてられたこの教会の床は墓石が敷き詰められていて、2500のお墓があるとされます。その中には飾り窓の娼婦を含めた、多くのアムステルダム市民が眠っているそうです。

何と言っても特筆すべきコレクションは17世紀のオランダ黄金期の絵画である。レンブラント、フランク・ハルス、ヤンステーン、フェルメールなどの名作がたくさん収められている。博物館全部をゆっくり見て回ろうとすると一日近くかかるので、まずは絵画コーナーを回り、時間があまったらそれ以外のコーナーを回るようにすると、時間の調整がしやすい。絵画コーナーは201号室から始まる（ミュージーアムショップの先）。だいたい時代別に飾られており、最初はプリミティブ時代・ルネッサンス時代の絵画から始まる。オランダ黄金期の絵画が始まるのが207号室付近。224号室の夜警までがメインルームとなる。

高い天井と真っ青な星座模様の絨毯が美しかったです。調度品もパリ市庁舎に比べたら随分簡素だし、堅実なお国柄のようです。歴代国王の一覧もありました。オラニエ公ウィレムは建国達成前夜に暗殺されて亡くなっているので、初代国王にはカウントされていないそうです。ウィレムの弟や甥を筆頭に、現女王に至るまでの系譜や絵画、写真も展示されていました。

レンブラントが絶頂期にあった時に購入し、約20年住んだ家がアムステルダムの中心から東南、徒歩15分くらいの所にあります。有名な「夜警」もここで描かれたそうです。当時としては豪邸だったのでしょう。1フロアの面積はそう大きくはないのですが、5階分くらいの高さがあります。内装は修繕しているのでしょうが、なかなか綺麗な家でした。キッチンが一番下にあり、リビングルームや収集品を置くストックルーム、アトリエなどを見ることができます。エッチングの作り方の実演などもやっていました。
ストックルームには、蝶の標本やアンモナイトの化石、鹿の角、中世の槍など、いろいろなものが展示されていましたが、これはレンブラントが集めたものなのでしょうか？

ここで乗車券を買うには、日本みたいに高額紙幣で自動券売機で購入するということができません。自動券売機はたくさんあるのですが、コインだけしか受け付けません。そこで窓口のほうに並ばないといけないのですが、ここで重要なのは、国際列車を使うのか、それとも国内列車を使うのかによって、並ぶ位置が異なりまっています。いつも長蛇の列ができているのは、国内列車のほう。それも空港へ向かう人たちが並んでいることが多い。前の人がトロトロしていると、かなりの時間を並ばないといけないので、時間に余裕を持っておくことが大事です。

ダム広場は1270年頃にアムステル川をせき止めるダムを設けて街を造りはじめたアムステルダムの歴史の中でも最も重要な場所のひとつで西側には王宮、その北側には新教会があります。アムステルダム旧市街の中心部に位置していて中央駅からはダムラック通りを歩いて約5分、トラムで約1分の場所にあります。