明治の思いを馳せて ~ 旧手宮線跡
- 4.0
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
小樽 クチコミ:27件
小樽駅から運河へ行く際に、中央大通りを下って行くと必ず通る踏み切り線路跡が有ります。
これが旧国鉄手宮線跡~、元は幌内鉄道の一部として明治13年に小樽・手宮~札幌間を結ぶ北海道初の鉄道として開通し、北海道開拓に重要な役割を担ってきたのもなんです。
言い換えれば鉄道共に小樽も発展して来たわけなんですね~!。
しかし、昭和60年に廃線になり旧国鉄からJRに代わり、様々な鉄道施設は市へ移管・譲渡され整備しながら現在の鉄道遺産「線路跡施設」に成ってます。
手宮線とは南小樽から手宮操車場までの2.6kmで、途中唯一の駅が「色内駅」だけ~、駅といっても乗降所のような簡単なものだったらしいです。今は平成11年に復元された駅舎が建ってます。
ホームのベンチで座りながら待ってると、今でも列車がきそうな思いになりますよ。
小樽美術館辺りへ向かうと周辺の住宅と合い間って不思議なぐらいで廃線とは思えませんね。
また、手宮方面へ向かうと倉庫街の中を抜けて走るちょっと殺伐とした感じがワイルドですね~。
そして終点の手宮操車場跡地は道内の鉄道を語る上で切り離せない”小樽市総合博物館”として当時の北の鉄(くろがね)達が息づいてます(個人的には鉄っちゃんの聖地なんです)。
街中にこれだけ当時のままの姿で線路跡と周辺の景観が残されているところはそう無いと思います。
運河歩きも素敵ですが、旧手宮線跡を当時の思いを馳せながら是非、ぶらぶら歩きして頂きたいですね!!。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 小樽駅からも徒歩10分程度と近い!
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 混み合うことは無いと思います~
- 見ごたえ:
- 4.0
- 当時の思いを馳せながらぶらぶら歩きして下さい!
クチコミ投稿日:2016/12/17
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