金子みすゞ終焉の地 (上山文英堂書店本店跡)

　以前、山口県の長門市仙崎の金子みすゞ記念館を訪れた際に興味を持ち、ここを訪れてみました。保険会社の建物の外壁に、ここがそ...  続きを読むの場所であるというプレートがありました。何の飾り気がないプレートは、観光客を引き寄せる様な物ではなく、興味のある人のみ、ここを訪れて欲しいというような内容でした。

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投稿日:2021/12/27

金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した日本の童謡詩人で、26歳で夭逝した女性です。その終焉の地を記す史跡が唐戸...  続きを読むレトロの裏通りの一画、とあるビルの壁面に設置されています。案内書きによると、金子みすゞはこの地にあった上山文英堂書店に通いながら多くの詩を創作したということです。石碑には故人の人柄を思わせるほっこりするような詩が刻まれていました。   閉じる

投稿日:2022/10/06

下関の唐戸地区、大観覧車のある遊園地から大通りを渡ったところにある、明治安田生命の壁面に案内があります。大正12年20歳の...  続きを読む金子みすゞが仙崎からこちらに移り住んだそうです。上山文英堂の支店で働きながら多くの詩を創作したそうですが、26歳という若さで、この場所で自ら生涯を閉じたそうです。  閉じる

投稿日:2022/01/07

終焉の地は人通りもなく、ひっそりとしていました。大正末期、彗星のごとく現れ、ひときわ強い光を短く放ち、そして、寂しく消えた...  続きを読む童謡詩人がいたのですね。雑誌「童話」の選者だった西條八十は「若き童謡詩人の中の巨星」と絶賛します。何年かって、西条八十は九州へ赴いた機会に、下関駅でみすゞと対面します。キラキラと輝いている姿を思い描いていた八十が、そこで見たのは、生活に疲れた、子供を背負って髪を乱した普段着の女性だったのです。そして、その１年半後、みすゞは２６歳の若さでこの世を去りました。ここに書かれた詩「みんなを好きに」が悲しい。   閉じる

投稿日:2021/01/17

金子みすゞ終焉の地を示す碑は、明治安田生命ビルの裏側にありました。この辺りに、自ら命を絶った上山文英堂書店の本店があったの...  続きを読むですね。恵まれない人生はいつの世もたくさんあるものでしょうが、金子みすゞの最後の数年間は絶望的な様相の様に感じます。この辺りには当時の町の様子はどこにも残っていない様です。消し去りたいとの声がどこかから聞こえてきそうでした。   閉じる

投稿日:2020/12/01

長門市生まれで20歳で下関に移り住んだ金子みすゞの詩碑が周辺何か所かにあります。訪ねたのはみすゞがよく通っていた書店、上山...  続きを読む文英堂の跡地でみすゞが26歳で亡くなった地。作品「みんなを好きに」の記された立派な碑が建てられていました。ただ、それぞれに金子みすゞ詩の小径はナンバリングをして案内マップなしでも巡れるようにしたほうが楽しいと思ったのは自分だけでしょうか？  閉じる

投稿日:2021/01/14

金子みすゞは20歳のとき、母の再婚先であるこの地に移り住み、義父の経営する上山文英堂書店に勤めた。1926年、店の番頭と結...  続きを読む婚し一女をもうけるが、夫は放蕩に耽り、みすゞに詩作や詩人仲間との文通を禁じ、そのうえ淋病を感染させる。1930年に別居したものの、法的な離婚が成立せず、娘の親権を奪われそうになると、娘を母に託すことを懇願する遺書を遺しこの地で服毒自殺した。
山口を出ることのなかったみすゞは、文壇に仲間もなく、歴史から忘れられていったが、1980年代に矢崎節夫に遺稿が発見され、死後50年を経て一大ブームを巻き起こした。  閉じる

投稿日:2015/07/23