終焉の地はひっそりと・・・。
- 3.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by リラクマさん(女性)
下関 クチコミ:107件
終焉の地は人通りもなく、ひっそりとしていました。大正末期、彗星のごとく現れ、ひときわ強い光を短く放ち、そして、寂しく消えた童謡詩人がいたのですね。雑誌「童話」の選者だった西條八十は「若き童謡詩人の中の巨星」と絶賛します。何年かって、西条八十は九州へ赴いた機会に、下関駅でみすゞと対面します。キラキラと輝いている姿を思い描いていた八十が、そこで見たのは、生活に疲れた、子供を背負って髪を乱した普段着の女性だったのです。そして、その1年半後、みすゞは26歳の若さでこの世を去りました。ここに書かれた詩「みんなを好きに」が悲しい。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/01/17
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