2014年10月8日に約3年ぶりとなる皆既月食が、日本各地で観測されました。札幌では、当初、雲の間から見えるとの予想が、夕...
続きを読む方にざっと雨が降ってしまい、きれいに晴れ渡りました。
18時14分から始まった月食は、19時24分~20時24分の間、皆既状態となり、それに伴い、19時~21時まで、札幌市天文台では、観察会が開かれました。
中島公園の敷地内にある天文台には、親子連れなど100人ほどの人出がありました。子どもが多く、普段、会うことのない夜にもう一度友達と会うのがおもしろく、付近の芝生を一緒に走り回るなど、さしずめ、夜のお遊戯会といった雰囲気でした。
観察会では、3台の望遠鏡と4台の双眼鏡が用意され、職員の方が簡単な説明をしていました。天文台の中は入れませんでした。
公園内は勿論、車は入れないので、天文台の横の庭園路脇に自転車を停めている方も多かったようです。
天文台は公園内の4~5mの高さの小さな築山の上にあります。斜面は芝生の延長にありますが、階段もあります。天体の観測ということで、付近は暗く、周囲の街路灯などの明かりで足下を確かめながら、歩き回る状況でした。
夜の気温は、人にも寄りますが、薄手のコートなど1枚羽織るものがあれば良い程度でした。10月8日、札幌の市街地で木々の葉が色づいてきたころです。この年は、市中での紅葉のクライマックスが10月20日前後であったような気がします。
市内では、ほか、新札幌の青少年科学センターでも観測会が開かれていたようですが、札幌市内の夜景が美しく、東側の空が見渡せる藻岩山や旭山記念公園でも多くの人出がありました。
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投稿日:2014/10/20