ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)

芦屋といえば、関西で有数の高級住宅街。
その山手に、アメリカが生んだ近代建築の巨匠、フランクロイドライトが設計した建築物...  続きを読むがあります。
彼が関わった日本にある幾つかの建築物の中で、
ほぼ当時のままで残っているのはここだけってことで、かなり価値ある建物です。

ヨドコウ迎賓館は、もともとは、灘五郷の造り酒屋・櫻正宗の八代目当主山邑太左衛門の別邸として建築されたもの。
山邑太左衛門の娘婿がライトの愛弟子の遠藤新と友人関係にあったことから、夏場の避暑を目的とした別邸を建築してもらうことにしたんだとか。
建築物にあまり興味のない方でも、そのデザインの拘りを見ることで、かなり満足度は高いと思います。

拝観料は500円。
一般公開されている曜日が、水・土・日曜日と祝日と限られているので、日程が合うならお勧めします。

1917年に、フランク・ロイド・ライトの8つの建築群が世界遺産に登録された際に、日本の4建築で唯一、将来の追加登録候補のひとつに選ばれたので、いつの日か、このヨドコウ迎賓館が世界遺産に登録された～なんて日が来るかもしれないですね。  閉じる

投稿日:2023/08/13

阪急芦屋川から山手へ10分程歩いたところにあります。フランク・ロイド・ライトが灘の酒造家八代目当主、山邑邸の別邸として19...  続きを読む18年に設計、帰国後の1924年にお弟子さん達によって建設されました。どのお部屋も素晴らしい装飾が施されていて見応えがあります。平日の開館日が限られているので注意が必要です。
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投稿日:2023/01/10

まずロケーションからして芦屋の一等地。その時点で期待が高まりますが、坂を登っていくと現れる住宅にワクワクは頂点に。車寄せか...  続きを読むら眺める正面からもう大谷石を、使った特徴的な作りです。中に入っても動線や採光、意匠や生活スペースが考え尽くされていて斜面に立つ特徴を最大限生かした造りになっていました。  閉じる

投稿日:2022/07/06

兵庫県芦屋市の芦屋川沿いの小高い丘の上に建つ重厚な洋館。大正期、帝国ホテル建設の為来日していた近代建築の巨匠フランク・ロイ...  続きを読むド・ライトにより、灘の酒造家・桜政宗の八代目・山邑太左衛門氏の別邸として設計された建物です。大正13年（1924）竣工で国の重要文化財指定です。昭和22年（1947）から淀川製鋼所が所有し、社長邸や独身寮として使用され、昭和64年（1989）から迎賓館として一般公開されています。高級住宅街芦屋らしい建物です。  閉じる

投稿日:2022/08/03

フランク・ロイド・ライトが個人住宅を設計したのです。それが見られるのです。考えただけでも，感動モノですが，実験すると，もっ...  続きを読むと感動します。すばらしい建物です。ライトの哲学がよくわかります。帝国ホテルのようなおおきな建造物ではなく。個人住宅なので，心配りがちがいます。ともあれ，必見の建物です。
（ライトは途中で帰国してしまったので，細部は弟子たちが手がけたようです。それでも，ライトの思想はうかがえます。）  閉じる

投稿日:2022/04/29

設計者ライトは自然を建築に取り入れるという特徴があります。見学をしていて、あちこちに植物をモチーフとした装飾をみることがで...  続きを読むきました。周りの植物や樹木などを利用したそうです。特に葉っぱをモチーフとしたものを多く見かけました。
そのほか、幾何学模様もよく見られました。ライトは定規とコンパスを常にモチ続き仕事をしていたそうです。
植物と幾何学模様が合わさり、独特の装飾を鑑賞するのも楽しいいです。  閉じる

投稿日:2022/08/01

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの建築は、アメリカにはたくさん残っていますが、日本で現存するのは３つか４つ（東京の...  続きを読む自由学園、明治村の帝国ホテルの移築と、兵庫県芦屋市の旧山邑邸ことヨドコウ迎賓館と…？）で、中でもここ芦屋のヨドコウ迎賓館は建築まるごと、保存状態も良く残っていて、芦屋山手の立地も素晴らしく、建築史の超一級の史跡であり、最近まで現役で働いていた建築物。なのに入場料は安くて（大人500円、小中高生200円、シニア割引や団体割引などあり）、申し訳ないくらいです。阪神間でも有数の高級住宅地・芦屋の山手の豪邸の中でも群を抜いて優雅で美しく、春には満開の桜を見下ろす芦屋川沿いの高台の立地も最高で、ため息しか出ません。唯一、館内のトイレが使えないので、門を入ったところに見学者向けのトイレがあるのですが、公園の公衆トイレみたいで、それだけがっかりでしたが、あとはひたすら感動です。屋上にも出られて、屋上の美しい造作を間近で見られる感動とともに、山手から見下ろす雄大な眺めも最高なので、天気の良い日がお勧めです。館内の小さな売店では、建築のイラストが描かれたトートバッグやクリアファイル、ライト関連本などが売られていて、おもしろかったのはライトモチーフが描かれた瓶に詰めた、キビ砂糖で煮たトマトのジャム。ほっこりしました。館内撮影可（フラッシュ撮影や三脚立てるとかはＮＧかも）ですが、雛人形展開催中は、お雛様は撮影禁止です。（着物の布から全て別注で仕立てたという豪勢なお雛様も、とんでもなく素晴らしかったです。外国の観光客にも良いのではと思いました。）  閉じる

投稿日:2022/04/11

芦屋、芦屋川どの駅からもまあまあ歩きます。芦屋川からですと、坂を登っていく感じになります。一時、淀川製鋼所の独身寮として使...  続きを読むわれたこともあるようです。こんなところに住めるなんて羨ましい限り。ライトの設計ですが、帰国したため、遠藤新氏等が実施設計、施工を行ったようです。  閉じる

投稿日:2022/01/24

フランクロイドの建物を紹介するテレビ番組で知り、関西へ行くついでに行ってみました。
芦屋駅から歩きます。
意外と見学者...  続きを読むがいる、という印象でした。
坂を上っていくため、神戸の街並みがきれいに見えます。
洋館ですが、畳の間もあります。  閉じる

投稿日:2023/05/21

魚崎郷の造り酒屋　櫻正宗の八代目当主　山邑太左衛門氏の別邸としてフランク・ロイド・ライトの設計による個人住宅で、当時の酒蔵...  続きを読む当主の財力や文化水準の高さを感じさせる建物だと思います。
設計開始は1918年との事ですが、ライトは1922年に帰国しているので、実際の建築はライトの元で帝国ホテルの建設にも携わっていた、遠藤新氏と南信氏の手によるものですが、ライトの影を強く、様々な所で感じる事が出来る建物です。
大正時代以降の建造物として初めて、かつ鉄筋コンクリート建造物としても初めて国の重要文化財に指定されています。
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投稿日:2022/04/20

近代建築の巨匠のひとりフランク・ロイド・ライトが日本国内に手掛けた建物といえば、真っ先に思い浮かぶのが犬山の明治村に移築保...  続きを読む存されている、旧帝国ホテルですが、このヨドコウ迎賓館もライトが日本に残した数少ない遺構のひとつです。
櫻正宗の銘柄で知られる灘の酒造家　八代目山邑太佐衛門の別邸として大正１３年に建築されたもの。
ＪR芦屋駅からは歩いて15分ほどの場所にあります。

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投稿日:2021/09/07

　フランク・ロイド・ライトの設計により、灘の酒造家、山邑家の別邸として大正時代に建てられた洋館です。ライト坂と名付けられた...  続きを読む急な坂道を登った左手にありました。
　窓やドア、欄間が、植物をモチーフにした緑色の飾り銅板で装飾され、窓から射しこむ光がまるで木漏れ日のようでした。応接室も和室も食堂も、部屋の上の方に換気を兼ねた小さな小窓が並んでいて、特に最上階の食堂は天井も高いので、礼拝堂のような雰囲気を醸し出していました。食堂からバルコニーに出てみると、六甲の山から明石海峡大橋まで見渡せるすばらしい眺めが広がっていました。
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投稿日:2022/09/06

10月上旬に訪問、かなり空いていました。館内や自由に見て周れます。芦屋の高台にあり、屋上テラスからは、神戸から大阪まで海が...  続きを読む見えて気持ちが良いです。途中、売店もあり、Tシャツやバッグがお手頃な値段で売られていました。  閉じる

投稿日:2021/01/05

ヨドコウ迎賓館は阪急芦屋川から徒歩10分くらいのところにあります。坂道の上にあります。建物は、灘五郷の造り酒屋・桜正宗の八...  続きを読む代目当主山邑太左衛門の別邸としてアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト1924年に建築された鉄筋コンクリート構造の4階建ての建物です。国の重要文化財となっています。内部も一般公開されています。古い建物に興味がある方にお勧めのスポットです。眺めもgoodなスポットです。  閉じる

投稿日:2021/01/04

造酒屋八代目当主の別荘として
建てられた建物だそうです。
現在は、淀川製鉄所が所有しており
社長宅、独身寮を経て迎賓...  続きを読む館として
公開しています。

帝国ホテルの設計で有名な
フランク・ロイド・ライトが
手掛けた、日本で唯一原型を留めた
建物だそうです。

山の斜面を利用して建てられた
建物は段差のある4階建て
帝国ホテルを彷彿させる
大谷石をふんだんに使った
彫刻の多い建物でもあります。

絵画の様な景色を楽しめる
大きな窓と、光と風を取り込む為
沢山の小さな窓も設けられています。

空間を上手く利用した収納も
設けられていて、とても素敵な
邸宅でした。  閉じる

投稿日:2020/12/03

ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれるフランク・ロイド・ライト。そのフランク...  続きを読む・ロイド・ライトが設計したヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)です。
フランク・ロイド・ライトの建築は、日本国内では企画が12件で実現したのが6件、そして現地に今も残っているのは２件、このヨドコウ迎賓館と自由学園明日館のみだそうです。(これには異論もあると思います。旧林愛作邸は、現地に残っているけど、老朽化しているからカウントされないのだろうか？)　移設されたけど、明治村に玄関部分が残っている旧帝国ホテルも含めて、日本はアメリカ以外でフランク・ロイド・ライトの建築を唯一見られる国という意味でも貴重な存在です。
ヨドコウ迎賓館は、ライトが日本で設計した住宅建築としてほぼ完全な形で現存する唯一の作品で、その価値の高さから1974年、大正時代以降の建造物として初めて、かつ鉄筋コンクリート建造物としても初めて国の重要文化財に指定されています。
斜面に建つため、４階建てなのにどこを垂直に切り取っても２階建てとなっている個性的な設計、大阪湾を一望できる眺望、栃木の大谷石をふんだんに使い、細部までこだわった装飾などみどころたっぷりでした。
ライトの遺した建築物が世界遺産に指定されましたが、その際にこのヨドコウ迎賓館も候補に挙げられていたそうです。てなわけで、世界遺産級の価値ありですね。
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投稿日:2020/10/18

阪急電車の芦屋川駅から歩いて15分、ライト坂を登っていると左手に看板が見えて素晴らしい洋館が見えてきます。土日と水曜日しか...  続きを読む空いていないので、なかなか行けなかったのですがやっと実現できました。建築家のライト氏の精神が宿っているような、うっとりする洋館で、すっと背広姿の紳士がそこにいるような空間でした。洋館の中に和がしっとりと混じっていて、深い深い味わいが滲み出ていて、時間を忘れるひと時でした。帰り道に気づいたのですが、周りに小さな家が一つも無いのです。まさしく芦屋の高級住宅地でした。  閉じる

投稿日:2020/02/08

芦屋川駅から六甲山方面に向かうライト坂の途中に現在はヨドコウ迎賓館として使われている旧山邑邸があります。旧帝国ホテルの設計...  続きを読むでしられる近代建築の巨匠フランクロイド・ライトが灘の酒造家 山邑氏のために設計した建物です。4階建て鉄筋コンクリート造の建物には大理石、小窓、天窓など随所にライトらしい装飾が施されており見応えがあります。特にライト設計の建物には珍しい和室があるのには驚かされました。
アメリカではライト建築が世界遺産に指定されており、日本国内で建設当時と同じ完全な姿を残すヨドコウ迎賓館は、次期世界遺産候補間違えなし。今の内に見ておかないと指定された後は観づらくなると思われます。  閉じる

投稿日:2019/10/26

芦屋のまち並みと大阪湾が一望できます。昭和４９年に国の重要文化財に指定されたそうです。二年間工事中だそうで、建物自体も見え...  続きを読むないように工事用の幕？で覆われていました。阪急芦屋川駅にも記載されていました。  閉じる

投稿日:2018/04/22

阪急電車芦屋川駅から徒歩10分ほどなのだが、ライト坂は急な坂道だ。
ライトの没は1959年。有名なところではグッゲンハイ...  続きを読むム美術館も設計したアメリカの建築家。
S&Gの歌にもフランクロイドライトに捧げる歌というのがある。
4階層の邸宅は古さを感じさせない。六甲山の坂を上手く使った構造だ。
３階と4階 のベランダからは遠く大阪も見える。  閉じる

投稿日:2016/09/25