2023/10/06 - 2023/10/07
68位(同エリア754件中)
まつじゅんさん
- まつじゅんさんTOP
- 旅行記575冊
- クチコミ1107件
- Q&A回答61件
- 693,726アクセス
- フォロワー151人
この旅行記のスケジュール
2023/10/06
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
全国旅行支援も、都道府県単位では大体終了しているようですが、一部の都市単位でまだ実施されているのもあるようです。
偶然見つけた「とよた宿割」もその一つで、2023年5月から2024年の1月31日まで、豊田市内の対象プランが30%(最大15,000円)割引で、宿泊の場合は、市内の飲食店や観光施設等で使用できる、地域クーポンが最大4,000円分が付いてくるという、結構お得です。
豊田市って、今まで仕事で2回位訪れた事があるのですが、ほぼ知らない場所だけに、何処に宿泊するのか良いのか等、色々調べてみました。
豊田市は世界の「TOYOTA」の地元だけに、ビジネス関係者の来訪が多いようで、対象となっている宿泊施設はホテルが殆どで、私の大好きな温泉旅館というのは数も少なく、かつ割引対象で空きのある所は少なかったのですが、奥三河の秘境夏焼温泉という案内文に惹かれ、何処にあるのか知らないまま、部屋付き半露店風呂のある青柳亭を予約しました。
夏焼温泉は温泉旅館街とは無縁の、一見は道路沿いのボロ宿という印象の宿でしたが、新館の部屋は快適で、何より開放的な部屋の温泉に何度も浸かり、美味しい料理を頂き、幸せな気持ちになりました。
Ver.1は、ランチには美味しい味噌煮込みうどんを頂き、大河ドラマ「どうする家康」の世界観に触れながら、家康公の一生や三河武士を紹介している、岡崎公園の「どうする家康館」や岡崎城、八丁味噌の造り方や歴史を学べる八丁味噌の郷を巡り、夏焼温泉青柳亭の滞在記までです。
Ver.2 足助秋祭り、トヨタ記念館 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11899030
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
PR
-
7月の名古屋場所に出かけた際、エアコン、高速走行等、我家の愛車には少しハード過ぎたので、来月の軽井沢旅行には、自宅マンション隣のレンタカー会社を利用する事にしています。
今回は、レンタカー会社の対応や、車の状態チェックをしてみたいと思います。 -
自宅を出て、川西ICから新名神、名神、新名神と進み、鈴鹿SAで小休止です。
鈴鹿はサーキットの街という事で、SAにもF1関係の展示があり、F1好きの私ワクワクしながら見ていました。鈴鹿パーキングエリア ピットスズカ 道の駅
-
順調に進んでいたのですが、名港中央大橋の辺りから、事故渋滞に掛かってしまい、高速を大府ICで降りて一般道で岡崎に向かいます。
岡崎公園には予定より1時間程の遅れで到着、先ずは八丁味噌の郷の見学に向かいますが、見学の空き時間が14時からということで、見学の予約をして丁度ランチタイムという事で、併設のレストランで味噌煮込みうどんを頂く事にしました。
こちらは、八丁味噌のカクキューが手掛ける食事処で、メニューは多くないですが味噌屋が作る味噌煮込みうどんの専門店という事です。
私は平日限定のご飯付のシンプルな味噌煮込みうどん、奥様はゆば天味噌煮込みうどんを発注、最近出張で名古屋の「まこと屋」というお店で味噌煮込みうどんを頂き、少し辛かったように思ったのですが、こちらのお店は出汁が効いて、凄く美味しかったです。休右衛門 グルメ・レストラン
-
工場見学まで少し時間があるので、近くの岡崎公園に向かいます。
岡崎公園内の、三河武士のやかた家康館を改修し、2023年1月21日~2024年1月8日まで、「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」として、「どうする家康」の世界観を楽しむ展示に加え、家康公や 三河武士に関する実際の歴史を学ぶことができる展示がされているようです。
私、大河ドラマは瀬名(築山殿)が亡くなるまでしか見ておりませんが、中々興味ある展示で面白かったです。三河武士のやかた家康館 美術館・博物館
-
何故、瀬名が亡くなるまでしか見ていないか・・・、理由は我らがカスミン、有村架純さんだけを見ていたからです。
実際の瀬名と、有村さんの瀬名は違うと言われています。
史実では「悪女だったのではないか。」という説が有力のようですが、私としては家康にとって、温かい気持ちになれる癒しの存在である瀬名が、カスミンのイメージですね。 -
戦国時代に生きていた瀬名の狙いは「戦さのない世を作ること」、ドラマの瀬名は恐らく史実とはかけ離れた人物像だったと思いますが、終盤に向けて重要な役目だったのでしょうね。
瀬名とのツーショット、にやけたオッさんです。 -
「どうする家康」の世界観と、家康や三河武士に関する展示も多くあります。
館内には、ドラマのあらすじ、脚本家、スタッフ紹介、登場人物の相関図や代表的衣装が展示されています。
徳川家康の一生と三河武士ゾーンでは、史実に基づいた展示や、精密な複製品ではありますが金蛇美具足も展示去れています。
4Kシアターでは、岡崎でのドラマの重要場面をモチーフにしたオリジナル映像や、出演者のインタビュー、メイキング映像等、岡崎館独自の投影が行われています。
因みに私の4トラネームのmatujyunnは、松本潤さんから頂きました。(どうでもよい話です・・・・。) -
カスミンが着用した衣装というだけで、私には特別な衣装になりますね。
展示の内容は殆んど覚えていませんが、カスミンワールドに浸れた空間でした。 -
岡崎城との共通入場券を購入していたので、どうする家康館を出て岡崎公園を経て、岡崎城に向かいます。
岡崎公園内には家康にまつわる銅像等が多くありました。
上段の真ん中は、徳川四天王のひとり、本多忠勝像です。
上段右は徳川家康像で、家康は岡崎公園内の坂谷の邸(現在の坂谷曲輪)で生まれたという事です。
下段左は、若き家康(松平元康)像で、日光東照宮の方角を向いているそうです。
下段右は家康公・竹千代像ベンチで、地元産の御影石を使用し「石都岡崎」と呼ばれる岡崎の優秀な石職人の技術で造られているそうです。徳川家康公銅像 名所・史跡
-
公園内にある龍城神社です。
社伝によると、1452年or1455年に三河国守護代 西郷稠頼が岡崎城を築城した際に龍神が現れ、城の井戸から水を噴出させて天に去っていたという事から、以降天守に龍神を祀るようになり、1624年~1643年は、徳川家康を祭神として東照宮を岡崎城天守に祀り、1766年に岡崎藩主本多忠粛により、東照宮は岡崎城三の丸、本丸に本多忠勝を祭神(映世大明神)として映世神社が創建されました。
1876年に、東照宮を岡崎城本丸に遷座し、映世神社と合祀して龍城神社として社殿が造営されました。龍城神社 寺・神社・教会
-
祭神は徳川家康、本多忠勝、天神地祇。
1962年から社殿再建を機に戦没者(護国英霊)が加わりました。
旧社格は県社です。
龍城神社の狛犬は、目が大きいように思います。 -
岡崎城、別名は竜城・竜ヶ城、平山城で1452~55年頃に西郷頼嗣により築城されました。
当時は東海地方の城では3番目の規模を誇る城でしたが、1873年の廃城令によって廃城、天守閣は1959年に鉄筋コンクリート3層5階、高さ28mで再建されました。
設計者は、名古屋工業大学の城戸 久氏です。岡崎城 名所・史跡
-
岡崎城天守閣の前に、石碑を亀が乗せた石造物があります。
「東照公遺訓碑」と呼ばれる碑には、徳川家康の人生訓「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。いそぐべからず…」の全文が刻まれています。
高さ約4.5mで、大きな亀の背中に遺訓を刻んだ分厚い板が乗り、最上部には6頭の龍が彫り込まれている立派なもので、岡崎の石製品の美術性を高めた、池上年氏の作品です。 -
城内は、5階は展望室となっていて、岡崎氏が360度見渡せる大パノラマ展望台となっています。
4階は岡崎城シアター、床面に投影される岡崎城のマップ上を歩くと、江戸時代の城下町の映像が現れる仕掛けとなっています。
3階は、東海道や舟運により交通の要衝であった岡崎城下町の賑わいを、ジオラマとAR技術により、体験できるコーナーとなっています。
2階には、岡崎城の中世からの成り立ちや城郭の特徴の紹介や、刀剣や発掘調査の出土品展示があります。
1階は、天守台石垣に囲まれた穴蔵で、中央の石は旧天守の心柱の礎石で、心柱は3階まであったと考えられているようです。
なかなか興味ある展示の多い、見所のあるお城でした。 -
予約時間が近づいてきたので、カクキュー八丁味噌の郷に戻ります。
八丁味噌は、岡崎市八丁町発祥の長期熟成させた豆味噌で、米麹や麦麹を用いず原材大豆の全てを麹にした豆麹で作られる豆味噌の一つのようです。
岡崎市八帖町、八丁町の製造業者は、大田弥治右衛門家を由来とする、まるや八丁味噌と、早川久右衛門家を由来とする、合資会社八丁味噌(カクキュー)の2社ですが、何かややこしい問題があるようです。
元凶は地理的表示(GI)登録制度で、2017年12月、農林水産省は「愛知県味噌溜醤油工業協同組合」を、八丁味噌の生産者団体として地理的表示に登録した関係で、岡崎市の2社(カクキュー、まるや八丁味噌)は非組合員のため、八丁味噌という名称が使えない状況になるようです。
国に対して行政不服審査請求等を行ったようですが、2024年3月に敗訴が確定したようです。
GIとは、神戸ビーフや夕張メロンのように、地域名+一般名称で商品の原産地を特定する表示で、元々はヨーロッパで始まった制度で、地域との強い結びつきによって生まれる農産品に対し、その品質にお墨付きを与え、食文化やそれを支える環境、作り手を国内外で保護することを目的とした制度です。
八丁味噌という名称で先に申請したのは、カクキューとまるやで組織する「八丁味噌協同組合でしたが、農水省が「生産地を愛知県に広げるように」と要請がありましたが、八帖町特有の地形や気候、この土壌にいる様々な菌や、400年続く伝統製法によって醸されるのが八丁味噌で、愛知県全域まで生産地を広げてしまっては、100年先までこの味を守れる保障ないとの考えから断ったらしいですが、農水省は「愛知県に拡大しなければ登録は認めない」の一点張りで、八丁味噌の名前を傷つけないために、八丁組合はやむなく申請を取り下げたのですが、直後に生産地を「愛知県」とする県組合の申請が公示され、半年後に県組合の「八丁味噌」がGI登録されてしまったらしいです。
これでは、何のためのGI制度なのか解らないですし、政治家がらみの利権というのが働いたのかもと、邪推したくなりますね。
海外に日本の味を示す規則でもありますから、きちんと双方合意できる決着をつけて欲しいと思います。八丁味噌の郷 美術館・博物館
-
八丁味噌という名は、徳川家康生誕の岡崎城から西に8丁(約870m)の八帖町(旧八丁村)に蔵がある、という事からのようです。
その地ならではの特徴や気候、風土等により、築き上げてきた製法は、味噌玉は握り拳程度の大きさ、熟成期間は天然醸造で2年以上、仕込み桶も高さ約2mの木桶のみという製造法により作られた物を、もう少し大切にして欲しいですね。 -
蔵の見学もできます。
薄暗い蔵に整然と並ぶ大きな木桶。
高さ2m程の桶の上には、3tの重石が円錐状に積み上げられています。
重石は1個50kg以上もある川石で、地震でも崩れないほど隙間なくガッチリ組まれています。
この作業には、7~8年の修行が必要らしいですが、多湿な気候を生かし、保存性を高めるために先人が編み出した木桶、石積み、二夏二冬という伝統製法を忠実に受け継いでいる事が分かりました。 -
工場見学を終えると、試食コーナーがありました。
奥様、家康公の味噌ソフトクリームに興味津々。。。。
美味しかったようです。 -
試供品を頂きました
GI登録については、もっと大きく取り上げて欲しいですね。
本当に、利権がらみで動いていないのであれば良いですが、今の政治家はお金にあさましいほど執着して、ネコババし放題・・・・。
信頼に値しませんからね。 -
八丁味噌の郷を出て本日の宿、夏焼温泉に向かいます。
県道39からR153経由で1時間半程で到着です。
夏焼温泉は、奥三河城ヶ山の麓に湧く温泉郷で、R153とR257が交差する稲武地区にあり、深い緑に囲まれ、清流のせせらぎが響く静かな温泉地で、温泉宿は2軒あり、その1軒が本日のお宿、青柳亭です。
ただ、宿へはナビの誘導により無事到着しましたが、道路沿いで急に「目的地に到着しました。」と言われて、横を見ると立派な木の看板がありましたが、宿を見るとこれは某TVの「ボロ宿紀行」出てきそうな建物で、一寸衝撃でした。夏焼温泉 青柳亭 宿・ホテル
-
フロントもボロ宿感満載、部屋は新館の畳スペースも備えた和洋室「すいれん」との事。
案内されて奥に進んでいくと景色は一変、立派なお部屋でした。
ビジネス客利用(が多いのかな、との印象)本館(和室、バス・トイレ共用)とのギャップも衝撃でした。 -
この宿に決めたのは、楽天トラベルで見た半露天風呂の写真でした。
他の写真は見ていなかったので、外観や本館和室も来るまで知らなかったです。
色々な情報に惑わされる事無く、風呂のみで決めたのですが、料理も美味しく、緑を見ながら最高のお風呂、本当に良い宿でした。 -
滞在中、食事や睡眠の時間を除いたら、殆どは入浴時間でした。
奥様からいつもの「良くふやけないね。」という言葉を聞きながら、ズ~ット入っていました。
地元の浅間神社の湯は、弱アルカリ性低張性冷鉱泉で無色透明、無味無臭、湯ざわりも軽く刺激が少ない湯質で、源泉掛け流しでもなく加温もしていますが、窓を全開にして、緑の山と星を眺めながらの湯浴みは最高ですね。 -
料理の提供時に説明がありましたが、お品書きは無かったので、時間が経って記憶に残っているのは「美味しかった。」という事だけです。
宿のHPでは、稲武を中心とした地産食材を用いて、四季を感じられる和懐石をご提供とありました。
また、新館は本館の料理より少しグレードUPしたお料理となっているようです。
確かに、食事処は別室で、隣の部屋も新館「さくら」の方で、本館の方とは場所を分けられていたように思います。
先ずは、食前酒、前菜お、馬刺し、麹漬けした地鶏の焼物です。 -
鮎の煮浸し、茄子も美味しかったです。
稚鮎と野菜の天ぷら、菊の花びらが散りばめられた茶碗蒸しです。 -
炊き立てで提供された、松茸の香りが漂う季節の炊き込みご飯に、最後は果物でした。
素朴な山の料理という感じで、全ての料理が優しい味わいで、凄く美味しかったです。 -
朝食は少し物足らない印象を受けましたが、味付けは美味しく、特に煮物は優しい味で凄く美味しいです。
居酒屋併設という事でしたが、当日は営業されていなかったように思います。
「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」入場半券で、とよた宿割クーポン1,000円を上乗せされて、5,000円/人頂きました。
帰路の道の駅で買い物と、豊田市内での食事代に利用させて頂きます。
時には窓を全開にして山を眺め、夜には照明を落とし外と一体となる等、数えきれない位温泉に浸かり、大満足です。
Ver.1これまで。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
岡崎(愛知) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
27