フランス・ベルギー・ドイツ3週間ひとり旅　（NO.９） ：７月２０日（木）　現地日本語ツアーでジヴェルニーヘ、パリに戻ってプティ・パレ美術館、北駅からタリス乗車

2017/07/12 - 2017/08/03

今日の午前中は、現地日本語ツアーでジヴェルニーへ。昼過ぎにパリに戻り、１５：５５の列車でブリュッセルへと向かいます。
当初は個人で行くつもりでしたが、予期していなかったディズニーランド、とノルマンディの美しい村に幸運にも行けたので、予定が詰まってしまいました。
でも、モネの絵画は大好きなのでジヴェルニーははずせない！　個人では電車とバスの乗り継ぎで１日がかりですが、午前中のツアーがあったので申し込みました。早割で５６ユーロ。電車とバス往復＋入園料考えると高くありません。
　
今日で８泊したパリを離れますが、次はブリュッセルで４泊、ドイツのあちこちでトータル９泊。まだまだ旅は続きます。

写真は、ジヴェルニーのモネの池

エリア ジヴェルニー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

集合は７：４５、出発８：００

７：００にホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい徒歩で来ました。
昨日、ここまで来て場所を確認していたので１５分ぐらいで到着。
バウチャーを見せてロビーで待っていると、７：３０にモンサン・ミシェルへ行くツアーの人たちが出発。
念のため直前にトイレに行っていたら、バスに乗るのが最後になってしまい後方の席になってしまいました。

９：２５　ジヴェルニーの駐車場に到着。

ガイドさんは美術に詳しい日本人男性で、行きの車内では興味深い話をしてくれました。ガイドさん曰く、ツアー参加者はモネが好きな人と、どんなツアーか分からないけれど奥さんに連れてこられた人（笑）。

モネの邸宅と庭園 博物館・美術館・ギャラリー

現地に着く前に、ガイドさん手書きのわかりやすい地図が渡され、集合場所はもちろん、回り方のレクチャーがありました。

団体専用入口から入りました。

モネの家の前までは団体で行きます。
このツアーはバス１台分、３０人以上。開館が９：３０なので一番乗り。

薔薇を前景に撮ってみました。

クルーズのツアー客が到着すると何百人と入ってくるので、まずトイレ、次に家の中を先に見た方がいいとガイドさんのアドバイスがありました。

モネの浮世絵のコレクション。

浮世絵は退色しやすいので、壁にかけて飾るものではなく箪笥に入れて時々眺めるものとか、画家の監修した１刷りは価値が高く、その他はあまり価値がないとかガイドさんがバスの中で説明してくれました。
もちろん、今は価値の高い浮世絵は飾ってありませんが、以前は１刷りの浮世絵が飾ってあって、専門家がびっくりしたそうです。

居心地の良さそうなコーナーです。

お馴染みの絵がたくさんありますが、もちろん模写です。

１階のサロン・アトリエ　
他の観光客も到着して、混んできました。

窓から見える景色

モネの寝室

可愛い部屋！

こんな寝室いいなあ。こちらはアリスの寝室

ダイニングルーム

ダイニングルームの壁にもたくさんの浮世絵

遅ればせながら、帰国後に、すみだ北斎美術館に行ってきました。富嶽３６景の特別展示素晴らしかった！　会期中に交代で展示される絵もあり、もう４期目だったので、早く行って年間パス買えばよかったなあ。近いのに～

キッチン広い！

家の中を見学して外に出ると、列ができていました。
ガイドさんの言うとおりに先に見て良かった。個人で来ていたらモネの庭の方により興味があるので、家は後回しにしたかもしれません。
集合時間は１０：５０．１時間弱あります。

ピンクのグラディーションが綺麗な花です。

ねむの木は、たくさん花をつけていました。

案内板

道路を隔てて左が花の庭、右が水の庭。
道路の下に地下道があるので、これから水の庭に行きます。

集合はモネの家の右側にあるミュージアムショップ

水の庭に入ってきました。

川が流れています・・と言うか、モネが川を引き込んで作ってしまい、村人にすごい反発を食らったったとガイドさんが話していました。

モネの絵そのものの風景に出合いました！
橋の上に大勢人がいることだけが、絵と違います（笑）

柳の木もあります。オランジェリーの２つ目の部屋と同じです。

このあたりで、ツアーに一人参加の女性と写真撮りあいました。

小舟に乗って池をお掃除中のスタッフがいました。

反対側に、池の見物スポットがあるみたいですね。

橋の近くから

小舟の掃除スタッフも絵になりそう。この写真は橋の上からだっけなあ？

先ほど反対側から見た撮影スポットから

グローブアザミ　
球状の花ってかわいいですね。　「球状の花　紫」　で、すぐ名前わかりました。

睡蓮の花がたくさん咲いている時期に来れてよかった！

水の庭の入り口近くの橋。上は紫の花をつけた木で覆われています。
この木に助けられました。

と言うのは、池の水面を見てください。

雨が降ってきたので、この橋の上で雨宿りしたんです。

傘は持って出たのに、ジヴェルニーに到着するといい天気だったのでバスの座席に置いてきてしまったのです。バカだなあ・・

土砂降りですが、橋の上は木のおかげで全く濡れません。
雨粒が光るモネの庭、また光が変わっていいではないですか。ラッキーと思うことにしました。

それも見飽きてきたので（笑）少し小降りになったところで、駆け出して集合場所のミュージアムショップへ向かいました。
途中、地下道で一休み。

まだ集合まで２５分あるので、

傘さえ持っていたら、このラベンダーの咲いているあたり、ゆっくり歩いて写真とれたのに～
一瞬だけ立ち止まって撮影。

ほんとにバカだなあ・・少しぐらい重くても傘は持って歩かなくては。

ミュージアムショップの出口で１０：５０集合。
個人は、ここが入園口です。

ツアーでは、やはり傘持っていない人も多くて、ミュージアムショップでモネの柄の傘を買い求めていた人も何人かいました。
なのに・・

出る時は晴れていました。

私も、もう少しいい柄だったらモネの傘を買うところでした。バスまで濡れて行くのは嫌だし、バスの場所もわからないので一人で駆けて行く訳にいかないし、と悩んでいたので助かった～

この可愛いショップを写そうと皆が撮影していると、前を通りかかったお茶目な人がポーズとりました。

バスに戻り出発を待ちますが、歩けなくなった人がいて戻ってこれないと言うので、近くまでバスが迎えに行き、無事に収容。ガイドさんの他に見習いの女性がいたので付き添って待っていました。

バスは順調にパリに戻り、１２時半を少し回って解散。

１５：５５までに北駅発の列車には、まだまだ時間があるので、プチ・パレまで歩いて行くことにしました。
途中、並んでいた列は何かな・・・そうか！これがルーブルのピラミッド以外の出入り口！　ここでセキュリティチェック受けて地下のショッピング街に入ればピラミッドの下に行けます。ミュージアムパス持っていなかったら、ここの方が早そうです。

ルーブルの隣のチェイルリー公園。
エッフェル塔見ながら持ち歩いていた残りのパンと水で、昼食。

コンコルド広場

コンコルド広場 広場・公園

シャンゼリゼ

７月１２日、凱旋門近くのホテルに泊まり、シャンゼリゼの近くのホテルに写って７月１４日のパレード見ましたが、もう７月２０日。
あと３時間ほどでパリを離れるので凱旋門見納め。

こちらはグランパレ

グラン パレ 現代・近代建築

向かい合ってプティ　パレ

１３：２５到着。

プティ　パレに来たのは、もちろん絵画を見るため。無料なのでパリ・ミュージアムパスが有効の間には来ませんでした。

プティ パレ (パリ市立美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

モネの、いい絵がありました！

soleil couchant sur la seine ?・ lavacourt effet d'hiver
セーヌ川の夕日　冬の効果

シスレー

Leglise de Morel (le soir)

ピサロ
La village de Knocke

もっとゆっくり絵を見たかったのですが、どうしても行きたいところがあったので１階に降りて作品にも目をくれず、端まで行ってやっと見つけて一息つけました。

彫刻には興味がなく、もういいか～

まだ列車の時間まで２時間もある。
スリとか多くて危ないと言われる北駅に早く行きたくないし～

タクシー乗ってホテルに戻り、荷物をピックアップして北駅　と思っていたけれど、ゆっくり歩いてホテルに行くことにしました。
エッフェル塔見納め

オルセー美術館

時間が足りなくて見損なった作品もあるので、また来ないと。

ホテルまで、結構遠いなあ・・歩き疲れたけれど地下鉄の駅もないし、もう少しもう少しと思って歩いても、ルーブルの建物が大きくてなかなかホテルまで帰れません。

やっとホテル到着。１４：３８
プチ・ホテルなのでフロントが簡素です。
荷物を出してもらい、タクシーを呼んでもらいました。

ところが北駅近くは渋滞。時間は十分あるけれどメーターが上がる。１３ユーロ超えました。やっと到着すると運転手がメーターいじって２０ユーロに！
え？１３ユーロじゃ？　と言うもホテルに迎えにいったから・・と言うんです。そんなに迎車料金高いのか？　と思いましたがわからないので払いました。
こんなことなら、プチパレ近くにあったタクシー乗り場から乗って荷物をピックアップする間待たせておいた方が良かった。

北駅に到着すると、人がいっぱい！　まだ発車ホームの表示されていません。スリに警戒しながら待っていますが、出発時間まで、まだ２０分ほどあります。お腹すいたのでポールでコーヒーとキッシュ買ったら、発車ホーム表示されてセキュリティチェックの長い列ができていました。
スーツケースとキャリーバッグ（重くて背負っていなかったしコーヒー持ってからでは手がふさがって背負えない！）、熱すぎて長く持っていられないコーヒー持って列に並ぶのに一苦労。
スリが多くて警戒しないといけない北駅で、こんなに無防備でいいの？　いや、何かあったら熱いコーヒーかけてやる！
やっと列に並べましたが、少しずつ前に行くのも大変。後ろのオジサマが見かねてキャリーバッグ動かすの手伝ってくれました。
なんとか乗車。

１５：５５　出発しました。
同時に出発した他の車両を撮影。

熱くて持つのに苦労したコーヒー１．９ユーロ
キッシュ４．４ユーロ

キッシュ半分食べて気づきました。
タリスの一等って、何か食べ物出るんじゃなかったかな？

キッシュはそこで食べるのを中断して、待つことしばし・・出ました！
飲み物は、レモネードと言ったら、これをくれました。
食べ物は、パンの上に夏野菜。他には長細いマカロンも選べました。
これ、とっても美味しかった～
でも量は少ないので、残りのキッシュ食べました。

さあ、ブリュッセルのガイドブック読まないと！　長旅すぎてブリュッセルはまだあまり調べていません。

この先は国も変わるので、次の旅行記で

この旅行記へのコメント （2）

• ひゅうひゅうさん 2017/09/04 18:09:28

  シヴェルニー

  夏さん、こんにちは！
  
  旅行期間が長いのに、色々詳しく書いてあるので、驚いています。
  子供の時は遠足の作文など自然に書いていたけど、今は思い出すのが大変・・・
  
  シヴェルニーはツアーで行ったのですね。
  時間の無駄もないし、ガイドさんの説明が聞けていいですね。
  
  モネの庭、懐かしいわ〜。
  ちょうどスイレンが咲いていて良かったですね！
  
  ところで、私が行った時は室内の撮影はＮＧだった記憶があるんだけど、変わったのかしら？
  それで、私は室内の写真が写った絵葉書を買ったような。
  
  また、楽しみにしています
  
  では〜　　　　ひゅうひゅう
  
  
  
  
  

  夏への扉さん からの返信 2017/09/04 22:45:16

  RE: シヴェルニー

  ひゅうひゅうさん、こんばんは。
  
  > 旅行期間が長いのに、色々詳しく書いてあるので、驚いています。
  
  早く書かないと忘れてしまいまうけど、資料と写真（４トラにアップしていないのもいろいろ）見ながら書いているのでなんとか・・でもやたらと時間かかります。
  
  > 子供の時は遠足の作文など自然に書いていたけど、今は思い出すのが大変・・・
  
  自然に書いてたって！　文章力あるんですね。
  
  > シヴェルニーはツアーで行ったのですね。
  > 時間の無駄もないし、ガイドさんの説明が聞けていいですね。
  
  現地ツアーって初めて利用してみました。このツアーはジヴェルニーしか行かないので無駄がないし、ガイドさんの説明も車窓と絵画に関する話だけなので良かったです。でも楽すぎて・・自分でたどり着いた方が達成感ありますね。
  
  > モネの庭、懐かしいわ〜。
  > ちょうどスイレンが咲いていて良かったですね！
  
  モネの絵でも、スイレンがあまり咲いていない絵は寂しいですね。
  
  > ところで、私が行った時は室内の撮影はＮＧだった記憶があるんだけど、変わったのかしら？
  > それで、私は室内の写真が写った絵葉書を買ったような。
  
  フラッシュ焚かなければ撮影ＯＫでした。
  スマホが普及してから、うるさく言わなくなったというか、規制しきれなくなったのかもしれませんね。
  
  やっとベルギー編に入ります。ここからは、だいたい１日に１つの町に行っているので、書きやすいかな、と思っています。
  パリは広すぎますね。
  
  ではまた
  
  なつ