2017年日本縦断めし旅（16） 友と再訪する目黒の北イタリア料理（桜つき）

2017/04/08 - 2017/04/08

いよいよ私達の2017年日本縦断めし旅も最後の直線コースに突入。最後の二日は東京在住の気の置けない友人二人を誘っての豪華ディナーです。まずは、前回訪日で見つけた目黒の素敵な北イタリア料理のお店。

エリア 目黒(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

岐阜から名古屋まではひだ８号で、そこからひかり５２２号に乗って品川についたのは１６時すぎ。

東京での宿はここ。といっても雑居ビルにしか見えません。この通路に入ると薄暗く、旅慣れていない若い女性なんかだと、香港に初めていく人が重慶マンションに入っていくようなそこはかとない不安を感じるかも知れません。（実際、別の日に宿泊する女性が入り口で「なんだか怖いわねー」といっているのを妻が聞いたそうです）

ここを選んだのは、安いわりには部屋が広く、駅から徒歩圏、イタリア料理店も徒歩圏だから。

２基あるエレベーターのうち１基しか停まらないのを訝しみつつ、来たエレベータに乗り込むとそれは３階どまり。そしてそこがホテルのフロントでした。日本最後の宿ということで、自分達が送った荷物、通販業者からの荷物が大量に届いています。台車とカッターナイフを借りて部屋にあがり、せっせと荷ほどき。広い部屋が必要なのはこのためです。

土曜日のオーダーストップが早い店なので開店と同時に予約をいれてあります。梱包をほどいたらすぐに出かけましょう。

これはまた、なんという眺めでしょう。
川のほとりの桜が満開です。

さすが東京、この川の周囲の歩道には様々な飲食店が安直な食べ物を売っています。カレーとかスパイスの臭いが凄い。

雅叙園のすぐ近くにその店はあります。北イタリア料理「カピートロ」

お店は地下になっています。
店に入ると友人の一人が奥まった席におさまっていました。半隔離状態ですねぇ。聞くと「なんか、どうぞご自由にやってください」と言われたそうな。あとで聞くと大人数のグループが一つはいってたようです。

何はともあれスプマンテを一本お願いしました。シャンパーニュよりはお手頃ですし。

4,800円で前菜/パスタから３品、メインから１品ずつアラカルトメニューから選べ、アミューズ、自家製パン、カフェまでついている、というのがおすすめプランですが。。。

なんだかんだと妻と友人達が我がままをいい、スタッフもじゃぁ、こんな感じで～、とそれを受け入れて食事が始まります。

最初の前菜はこれ。魚もハム類も両方食べたい、というとこんな感じに。

二つ目の前菜。アーティチョークとリコッタのパイ包み焼が珍しくて美味しいです。

この食材をメニューに発見したなら、食べないわけにはいきません。

あら、ぼけたなぁ。
ブラックアンガス牛の厚切りタリアータ グリーンペッパー風味の新ジャガロースト添え。豪州に住んでもう長く、わが家のシェフもだんだんと肉を焼くのは旨くなりました。でもこの塩加減が出せない。しっかり塩味ののった焼いた肉、脂ではなく肉の旨さをかみしめました。

店からの提案で、パスタはあとまわし。

さて、あとはどないしますかねぇ、と客と店とで相談した末に、「まだ飲みたいからつまみになるようにショートパスタにしよう」ということに。

まずはトマトソースのニョッキです。

このあたりになると昼の残せばよかったチャーハンの威力が。。。

こちらはホロホロ鳥のラビオリ。

普段は滅多にショートパスタを食べません。あれは麺じゃないですからね。でもつまみにはやっぱりショートパスタなのでしょう。

ただ、最後に、あるいは後で残るどうしようもない思い。
「ああ、やっぱりロングパスタ食べたかったなぁ」

ここまで、スプマンテ一本、白（ピノグリ）１本、赤（なんだっけ？）１本を飲み、仕上げにグラッパを追加。色つき、色なしとあるというので２杯ずつ、両方試してみましたが、やっぱりグラッパは色なしですね。
肴はチーズ、いろんなタイプを少しずつ。これで一人あたりざっくり１５０００円程度。

好き勝手我が儘放題な注文に嫌な顔１つせず答えていただきました。帰り際にシェフにご挨拶しておいとまします。本当にごちそうさまでした。

このあとちょっとだけ夜桜を見て散会です。