2016/08/11 - 2016/08/20
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antabaさん
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今年の夏は珍しくパパと意見が合い、立山黒部アルペンルートを旅することに決めた。
当初ゆる~いトレッキングしか考えていなかったが、夏が近づくにつれ立山登頂を考えるようになった。
7月には足慣らしの為に大菩薩嶺に登った。
旅行2日目には車山トレッキングで更なる足慣らし。
5日目は立山黒部アルペンルート観光。
6日目はこの旅行のメインイベント雄山登山。
【5日目】
富山~立山~美女平~室堂~大観峰~黒部平~黒部湖~黒部平~大観峰~室堂
宿泊 みくりが池温泉
【6日目】
室堂~美女平~立山
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時半にホテルをチェックアウトし、アルペンルートの富山側のスタート地点である立山駅へ向かう。
富山市内は世界一美しいスタバや写真にある隈研吾デザインの「TOYAMAキラリ」も見そびれたので再訪したい町となった。富山市ガラス美術館 名所・史跡
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朝ごはんはセブンのますの寿司で済ます。
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標識にしっかりと「国立公園立山」の文字。
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東中野なんて奇遇だわ。
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富山市内から車で1時間ほどで立山駅に到着。幸い駅に近い駐車場に停めることが出来た。
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ネット予約していたチケットを受け取りに行く。
立山〜黒部湖往復 ファミリー割引適用で3名分21,650円也。立山駅 駅
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我々が乗る前の便の列。
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ネット予約の場合は立山駅発ケーブルカーの時間だけを押さえることが出来る。ケーブルカー後の行程はその時の混み具合によって変わってくるので、繁忙期の場合はなるべく団体客が来る前の早い便を予約した方がよさそうだ。
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まずは立山ケーブルカーに7分間乗車し標高977?の美女平を目指す。
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美女平に着いたら流れ作業的に高原バスの列に並ぶ。
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ご参考までに、進行方向左側の窓際に座ると良い写真が撮れると思う。
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時間に余裕があれば見に行きたかった日本一の落差を誇る称名滝を車窓から見ることが出来るが、右側の席だとこれが精いっぱいの写真。
称名滝 自然・景勝地
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ブナや杉の原生林を抜けると視界が開ける。
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弥陀ヶ原付近か?随分とガスってきた。
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イチオシ
そして、標高2450?の室堂に到着したものの…何にも見えないじゃないか〜い!
室堂駅 駅
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悪天候に凹み、思わず室堂限定販売の豚まん(@370)を食す。
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お次は立山トンネルトロリーバスで大観峰へ。このトンネルは翌日登る予定の雄山直下をくり抜いて作られたもの。日本人の技術力ってすごい。
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大観峰から眼下に見える黒部ダムの景色を楽しみにしていたのだが、、、
大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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息子が食べたがったネクタリン。
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大観峰(標高2316?)から乗るロープウェイを待つ時間に駅員さんから立山の写真集販売のセールストークがっ!
健闘空しく、この時の乗客から購入者は一人も出なかった、、、残念。 -
ロープウェイの一番前のポジションをゲットしたものの、これじゃあねえ。
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高度が下がってくると黒部湖が見えてきた。
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80人乗りのロープウェイ。
1,7キロの距離を支柱無しのワイヤーだけで結んだワンスパンロープウェイは日本一の長さを誇る。 -
黒部平から黒部湖(標高1455?)に到着。
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曇ってはいるものの、初めて見る黒部湖の青さに感動〜
黒部ダム 名所・史跡
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勢いよく噴き出す観光放水のド迫力にまたまた感動!
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山の中腹にライオンキングのマークみたいな岩があるぞ。
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圧倒的なスケールで人がホントにちっさく見える。
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比較的高いところは平気なのだが、ダムは吸い込まれそうで苦手なのだ。これなんてムズムズもの。
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またいで写真撮らなきゃね!
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立山駅から順調に乗り継げたものの、黒部ダムに着いたのは12時少し前。なので、レストハウスで腹ごしらえすることにした。
黒部ダムレストハウス グルメ・レストラン
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この日は外は雨だし、お盆最終日の昼時とあってレストハウス内は大混雑。座席数もイマイチ少な目な為、座席争奪戦が繰り広げられていた。我が家は食券購入後、幸い空きそうな人にへばりついて上手く座席をゲット出来たが、食券もまだ買ってない輩に危うく横取りされそうになったりで、もう少しシステムを考え直した方が良いのではないかと思った。
殺伐とした雰囲気の中で食した2色カレー@1140。こんな山奥でグリーンカレーに出会えるとは驚いた。 -
黒四ダム建設工事の際に犠牲となった171名の慰霊碑。
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ダム展望台へと登る階段。
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今度、裕次郎の映画見てみようかな。
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展望台からの眺め。ここで記念写真を撮ってくれたカメラマンさんは中国の人だった。この日も中国人観光客はたっくさん来ていたな。ありがたいようなありがたくないような…
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山登りを覚悟して来たけれど、この階段には結構苦戦した。
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さてさて、雨の黒部ダムを堪能した後は本日の宿泊地 室堂まで来たルートを戻らねばならない。
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ロープウェイの待ち時間30分ならそれほどこの日は混んでいなかったのかな?
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駅間標高差373?最大勾配31度の急斜面を走る。
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帰りのロープウェイも窓に雨粒が付いていて、フォーカスを合わせづらかった。
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室堂まではトロリーバスに乗るだけなので、視界が良くなってきたので大観峰駅の屋上展望台へ上ってみる。
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やはり皆さんもこの階段をしんどいと感じるのかな?
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最後にフェイントの5段!
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行きはガスって見えなかった後立山連峰がクッキリ!
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気を良くしてネクタリンも食す。1個300円だったか…
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15:30室堂着。
室堂駅 駅
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外に出るとなんと青空が広がっていた!富山湾まで見渡せそうなほど晴れ渡っている。
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立山も顔を出した!
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直接宿へ向かわず、室堂を散策することにする。
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名水百選に選ばれた玉殿の湧水。
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ありゃ〜もう雲がかぶってる、山の天気は変わりやすいなぁ〜
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イチオシ
みくりが池の先に見えるのが本日の宿みくりが池温泉。
それにしても池の青いこと。 -
室堂山荘方面へ向かう。
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室堂山荘の隣に建っているのは江戸時代中期に建てられた日本最古の山小屋。
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中を見学出来ます。
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こちらは紛らわしいけれど、みどりが池。
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この辺り、雷鳥が隠れていそうだけど今回の旅でお目にかかることは出来なかった。
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みどりが池越しの立山。すっかり隠れちゃったわ。
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立山駅からゆっくり歩いて1時間。みくりが池温泉に到着。
みくりが池温泉 宿・ホテル
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宿の正面にあるテラスからは地獄谷が一望出来る。荒涼とした感じは箱根の大涌谷と同じだな。
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半年前にネット予約した6畳の個室。
みくりが池温泉 宿・ホテル
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地獄谷側の眺望の部屋が個室で、立山側が2段ベットの相部屋。
トイレの数がやや少ないかな。 -
相部屋の人たちはリュックを廊下に出すものなんですね。
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硫黄の臭いぷんぷんの温泉に入り、7時から夕食。
食事が美味しいとの評判でこちらの宿を選んだんだけど、如何かな? -
結構凝った献立にビックリ。
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追加で頼んだ行者にんにくで焼酎ストレートをチビチビ。高所だと酔いが早くなると思い、あまり飲むことが出来なかった。
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やや高山病だったのか、息子は日頃の食欲が影を潜め、疲れも手伝ってグロッキー気味。
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明日の天気は午前中なら晴れかな?
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スマホカメラの限界か、月があまりにピカピカだったので外へ出て撮影。そして、明日の登山の為に早々に就寝し5日目終了。
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翌朝6時前。誰もいないテラスに出てみる。
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ホテル全景。
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朝食は6時から。高所にありながら種類豊富で美味しいごはん。
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7時過ぎに宿を出ていざ雄山へ!
荷物は無料で宿に置かせてもらえるが、駅から離れているので帰りの事を考えると立山駅のコインロッカーに預けた方が楽かもしれない。 -
室堂を巡る散策路は舗装されているのだが、凸凹が多いので結構歩きづらい。
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7:35 ココから登山道。
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最初の目的地である一ノ越までは登山道とは言え舗装はされている。
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雪がここには残っていた。
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8:23一ノ越に到着。写真にある一ノ越山荘に前泊して山頂を目指す登山客も多いらしい。
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来た道を振り返ると遠くにみくりが池や赤い三角屋根のホテル立山が見える。地獄谷からは白い煙が上がっている。
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トイレ休憩の際は維持費100円を募金する。まだ頂上は顔を出している。
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昨日も拝めた後立山連峰方面。転がり落ちたら…助からないかな。
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一ノ越からは本格的な山道。
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9:12ガスってきたし、さっきの崖はまだ助かる可能性もありそうだけど、こちらは確実に落ちたら助からんね。
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富士山よりは空いているだろうけど、夏山って混むことを知った。
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こんな危ないところにも息子を連れて来られる様になったことに子どもの成長を感じる。
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9:42山頂までもう少し。そして、空はまた晴れ渡った。
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9:50山頂到着。オレンジ色の後姿は雄山神社の神主さん。夏の晴れた日には人がある程度集まると社の前で御祈祷と講話をしてもらえる。
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日差しがきつくて暑い、暑い。
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ココにも雪渓が残っている。
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雄山神社峰本社社務所でお守り&ピンバッジ購入。ここで働くうら若き巫女さんに毎日登ってくるのかと尋ねたら、人によるけれど1か月〜3か月単位でずっと山頂に滞在しているとの答え。それはそれで過酷だなぁ、と思った。激しい雷雨なんて時もあるだろうに。
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手書きのコースタイム表記は分かり易い。
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荷物を置いて雄山神社の奥宮へお参りに行く。山頂は囲いがない上に狭いので、登山客が多い時は大きなリュックは持ち込まず出来るだけ身軽な格好で行くようにする。
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立山最高峰大汝山を経て大走り、雷鳥沢へ抜ける縦走路はこちら。
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頂上登拝受付で拝観料を払い(@500)鈴付きのお札を頂き3003?の山頂へ。
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神主さんから子どもはよくよく注意するよう声をかけられる。
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前の参拝客グループが終わるまでしばしこの場所で待機。
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青空に橙の装束が映えますな。
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てっぺんまで上がってくるとチラッと黒部湖の青が見える。
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山頂から室堂平が箱庭のように見渡すことが出来る。
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御祈祷、講話のあとお神酒がふるまわれる。
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この大きな石が雄山で一番高い場所なんだと。
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そして、この奥の院は人の手で石を積み上げて高く作られたものだそうで、神主さんの話では日本三霊山のひとつ白山に負けないように高くしたらしい、とのこと。知らなかった。
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本来の高さはこの一等三角点のある2992?。
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まさしく岩場に可憐な花を咲かせていたイワギキョウ。
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みくりが池温泉にお願いしたおにぎり弁当を頂く。まだ10時半過ぎだけど(汗)
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11時過ぎ、下山開始。また雲が増えてきた。
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下りは予断を許さないので写真少な目。急な下りを終えてホッと一息。もう、山頂は真っ白だ。
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12:20一ノ越到着。初心者なので下りの方が、思いの外時間がかかった。さっきまで室堂平が見渡せていたのにな〜んも見えず。
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一ノ越を振り返る。
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アザミは強いからね〜
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13:40最後は這う這うの体でみくりが池温泉へ帰還。喫茶のブルーベリーソフトで一服。そして、山頂まで持っていったカメラのレンズがお陀仏となった。(涙)
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みくりが池温泉で汗を流したかったが時間が押していたので、早々に宿を後にし室堂駅から高原バスに乗り込む。先程下りてきた雄山はすっかり雲に隠れてしまっていた。
目まぐるしく変化する天候の中でも、素晴らしい体験となった立山登山。すでに大腿筋はプルプルガクガクで(登山は修行だ!)と登っている間は辛さしか感じないのに、次はどこへ登ろうかと思いを巡らしている、今回の旅でとうとう登山にハマってしまったようだ。
そして、一眼レフのレンズが壊れてしまったのに、旅はまだまだ続くのであった。
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