2016/01/27 - 2016/02/04
150位(同エリア495件中)
唐辛子婆さん
1月29日(金)
お花を撮るのが大好きなので旅先の植物園を訪ねるのは楽しみのひとつ。
マンダレー郊外の高原の避暑地ピンウールィンにはカンドーヂー植物園という素敵なガーデンがありました。
★~ミツバチばあやの冒険~ 外国編のサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/10683803
★Myanmarひとりっぷ 洞窟の壁画をもとめて陸路旅 25編のサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/11106076
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
PR
-
朝6:30ヤンゴン発のちっこい飛行機に乗って古都マンダレーに到着したのは8:00過ぎ。
東南アジアに強い旅行社「(株)ピースインツアー」のアレンジでこの
上着暖かそうロンジー(スカート)は木綿、足元素足にサンダルばきのイデタチの運転手さんが迎えに来てくれて。
この時点でけふ1日の予定をまだ決めてなかった唐辛子婆。
なにせホテルを出たのは早朝というか真夜中の3時半。
朝に弱い唐辛子婆の脳みそは蹴飛ばしたって動いてはくれませぬ。
いや~、朝早かったなあ!ってか真夜中出発!
さすがに渋滞してなかったのでスイスイ着いて空港が開くのをタクシーで待って。
ホテルで持たせてくれた朝食ボックスの中身が少なかった(スライスチーズのサンドイッチとゆで卵一個)のでお腹すくし。 -
その2時間後。
車はホテルを発ってマンダレーから東方向、雲南(中国)へのルートをひた走る。
国境までは8~10時間。
いえいえ中国に行くのではなく、運転手のソウさんが英語できることがわかったのでピンウールィンへの案内を頼むことにしたのです。
「公立のハイスクールで(英語)習っただけだから。」と謙遜しながらもソウさんはいろんなことを話してくれました。
「今じゃインターナショナルスクールと(英語教育に熱心な)私立校が20校もありますからね、マンダレーにも。」
そんなに外人がいっぱい住んでるの?
「結構多いですよ。それにここは昔から中国人が多い土地柄なんです。人口(150万人)のうち35%は中国人。」
南国の緑のトンネルを田舎の道をひた走る、そのワクワク感&爽快感たるや!
「ヤンゴンではオートバイは軍人とポリス以外は禁止だがマンダレーではOK.
15年前まではみんな自転車に乗っていたが、中国から安いオートバイ(200$)が入ってくるのでみんなが乗るようになった。日本のはいいけど高い。」 -
と、国道沿いの花市場に止まる。
-
わ~お。
-
圧倒的に多いのは蝦夷菊と菊。
グラジオラスとかもありますが蘭など熱帯の花が少ない。
「みんなピンウールィン産ですよ。涼しいから野菜畑も果樹園も沢山あるんです。コーヒー園も。」 -
こんなに沢山どこに飾るのかしらん?お寺にお供えするの?
「お寺もそうだけど家の仏様に。生けるところが3か所あって。
もちろんこの近隣だけじゃなくて業者がマンダレーからここに買いつけに来るんです。」 -
マンダレーからピンウールィンまでは2時間ほど。
これは防衛庁の前の銅像だそうです。
近くに軍の専用飛行場もありました。 -
英国統治時代、マンダレーの暑さにたまらない思いで耐えていた英国人達にとってピンウールィンは生きかえる思いの土地だったやうです。
かうして高原の避暑地となりコロニアルスタイルの館がそこここに点在しています。
が、永らくの経済制裁でピンウールィンは見向きもされてなかったのでせうか?
最近になって政府から払い下げられたそれらの館がホテルとして蘇りつつあるやうです。 -
この広い敷地のホテルには
-
フクシアみたいな(でも違ってると思うけど)オレンジの花が真っ盛りでした。
-
さてさて朝が早かったのでお腹がすきました。
早めのランチにしたいと言ったらクラブテラスという中華料理店に連れて行ってくれました。 -
テラスでのんびりしてる西洋人が何組かいて。
-
パイナップルチャーハンを頼みました。
スープを一人分だけの小さいのにしてと頼んだのに4人前ぐらいでてきた(涙) -
テーブルのお花は桜。
原種みたいな野性的な桜でした。
ピンウールィンには桜ロードっていう通りがあるんですって。 -
これは?
「アングリカンチャーチ(英国国教会)。」
ちょうどミサをやっていました。
どうして平日なのにこんなに沢山の人が集まることができるんだろう?
「お葬式だから。」
白でも黒でもない、まったくの平服の人たちでしたけど。 -
その教会の敷地に教会を建立した人の像が。
唐辛子婆はただ美しいだけの像よりその人の性格や心理状態が表れているもののほうが好きですが、これほどあからさまなのも珍しいかもとしげしげ眺めてしまひました。
とっても几帳面な性格ゆえにビルマの村人たちの大らかさが微塵も受け入れられなくてイラついているやうに見える。
え?フランス人みたいな名前。レオン・モアンドロ?
で、いつからアングリカンチャーチになったのかしらん? -
このラブリーな館は
-
まだ
-
改修途中。
素敵なホテルになりさう。 -
「マンダレーからシェアタクシーで1時間半。
植物園に行くにはシンデレラが乗るやうな馬車を利用。
涼しいので歩くのが楽しくなる街。」
その地○の歩き方の情報、魅力的ではありませんか!
1時間半ぐらいなら地元の人々に交じってのんびり行くのもいいかなあ。
インドネシアの田舎でも乗合バスに乗っていたし。
でもいろんな所に停車するので到着時刻がどんどん遅れる、とも書いてあったぞ。それにミャンマー語全然知らないし。
でね、結果としてはソウさんの車で正解でした。
標高の高いピンウールィンはカーディガンを羽織っていても寒いのに陽射しがお肌にきつい。
軽井沢みたいな緑の高原の町とは違い土埃が不愉快。
お散歩するのに爽快とは言えないし結構広いのです。
「アメリカ人の経営するおしゃれなコーヒーショップがあり美味しいケーキも食べられ。」というネット情報を得ていたのでそこに行きたいと言ったら
ソウさんがスマホで友人に問い合わせてくれて
「どうも移転したか潰れたか、ここにはもうないそうですよ。」
ええっ~~~!まだ最近の情報なのにぃ?」
念のために所番地を訪ねていったら朽ち果てて遺跡のやうになった店舗が残ってました(涙) -
英国植民時代に次々と建てられたコロニアル風別荘。
-
ゴルフ場もありましたので将来はまた「素敵な高原の避暑地」となるかも。
-
気をとりなおしてカンドージー植物園へ。
ジモティーに大人気で週末は大勢の人達で賑わうとか。
1924年創業ですって\(◎o◎)/
唐辛子婆よりも年寄りだ!
入場料5$、カメラ持込み料1000K。 -
わ~お。
-
フラワーフェスティバルの直後だったらしく華やかに飾られて。
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桃みたいな花が咲いてました。
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みんなで記念撮影。
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なんだか面白い木の実と根っこ。
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ロックガーデンとか子供用?のプールとか、蘭園とか蝶々博物館とか
いろいろあって家族連れで1日楽しめそう。 -
広大なガーデンのお手入れ。
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お手入れ。
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-
「池の周りをぐるりと歩いて向こう岸からこの小道を通って戻ってくるといいですよ。」
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ソウさんにそういわれても
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いろいろ珍しくてたのしくて
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すぐに立ち止まってしまふ。
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デルフィニウムを
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ゆっくりと
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愛でて。
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この花はベトナムのホイアンのホテルにも咲いてたなあ。
今だに名前がわからず。 -
湿原の木道を歩くのも気持ちがよさそう。
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ずんずん奥まで歩いていっちゃいました。
-
う〜わ!
葉っぱの表面にこんなするどい棘のある植物みたことな〜い! -
一番人気はこの桜の木。
-
きれいでしょ?
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みんなうれしそう。
-
たのしそう。
って、僧侶が女の子たちと遊んでていいんかい? -
黒鳥というものを初めてみました。
フリルがおしゃれ。でもお目目みて!陰険そう・・・。 -
植物園をでて
コーヒー園のショップが開店したばかりだったので立ち寄って -
お買い求め。
-
道端にはイチゴ。
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ワインも売ってました。
-
この道を降りて行ったらどこに行けるんだらう?
-
ヤダナボンホテル泊。古びたホテルでしたが清潔でした。
その夜はホテルのレストランでパペットショウがありました。
演目はインドから伝わったラーマーヤナやジャータカ物語。 -
なんてかわいらしいおすまし顔。
でもね
13本の糸を両手の指で細かく動かし続けるのはかなりしんどい作業のようです。
なにせ一体1kgはあるんですって。 -
4トラベルの唐辛子婆のプロフィールのお人形は
-
唐辛子爺からのミャンマー土産でしたの。
あなたたちの仲間よ。
操り人形劇はパガン王朝の時代から王宮で上演されていたそうです。
18から19世紀のコンバウン王朝では
王族や重臣が独自の劇場をもっていたほど華やかな歴史があり。
今は後継者不足で技術の継承が大きな課題となっているやうです。
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