パリ～ノルマンディ・ドライブ #10 - 印象派の画家を魅了したオンフルール

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2015/05/26 - 2015/05/26

8位(同エリア93件中)

#街歩き

エリア

オンフルール(フランス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 4.5

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道レンタカー徒歩

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

モンサンミッシェルからオンフルールへ
190 km、02h13、Toll 3.4 EUR ですね。実際は、オンフルールの近くで、A13からE44に分岐して、ノルマンディー大橋の手前で高速を降りて、オンフルールへ到着しました。ちょっと遠回りですが、時間の節約になりました。

FROM 50170 Le Mont-Saint-Michel, France、TO 14600 Honfleur, France

http://www.autoroutes.fr/index.htm
出発前に走行距離をチェック。昨日の走行距離は、283.5km でした。
後ろを振り返って
モンサンミッシェルのゲートを出たところで車を停めて一枚。
ゲート部分の拡大画面
対岸のホテルのお客は、事前にパスコードをホテルから入手して、ゲートを直進通過。それ以外のお客は右折して、駐車場へ停め、バスでモンサンミッシェルへ行くことになります。
オンフルールへ
カーナビは左折を指しています。
D275 道路
牧草地の遠方に、モンサンミッシェルが見えました。
D275 → D75 → D43 → N175 / E401
右はレストラン付のホテルかな？左に牛が見えます。
A84 高速道路
一路、カン、CAEN を目指します。
A84 高速道路
カン、CAEN の手前。高速道路の案内板の時刻は、11:23 を指しています。12時迄にオンフルールへ着きたいという当初の予定は難しそうです。
N814 カン環状道路
カン、CAEN に着くと、車が増えてきました。A13 (Paris) 高速道路方面を目指します。
初めての料金所
どのゲートに入れば良いか慌てます。各ゲート上にイラストで案内が出るので、コインやお札の絵があるレーンに入ります。右はカード専用レーンかな？

カードはレンヌのAVISで使えなかったJCBは使わず、使用実績のあるVISAを使いました。
一番右側のレーンは「t」
オレンジ色で「t」とだけ書かれたレーンは、日本のETCと同じシステムで事前にお金をチャージしてないと通過できないので、侵入しないようにしないといけません。

右側寄りが、係員がいるゲートらしいです。
A13 高速道路
カンを通過して、オンフルールを目指します。

途中、りんご畑が多く集まるシードル街道に、美しい村の一つ、ブヴロン・アン・オージュがありましたが、残念ながら、割愛しました。歩いて15分ほどのメインストリートには、ノルマンディー風の木組みの家が建ち並んでいるようです。
また、料金所がありました。前の車につられて、このレーンに入りました。

何も表示がないけど、ここのゲートで良いのかなぁ。両側は「t」マークのレーンだし。。

大丈夫でした。。。毎回、料金所の通過は緊張しますねぇ！
A29 高速道路
遠くにノルマンディー大橋が見えてきました。
ノルマンディー大橋の拡大画面
橋の手前で A29 高速道路を右に降りて、D580 一般道を西へ。

オンフルールはもうすぐです。
オンフルール到着、駐車場へ
12:18、気温 18℃。カン手前から、約1時間。なんとかお昼タイムに到着。
オンフルール到着
走行距離は、484.8km。

モンサンミッシェルを発つときが、283.5km だったので、約200km、ノンストップで走りました。お疲れ様です。
オンフルール観光案内所（写真左）
駐車場の近くにある観光案内所へ。まだ新しい建物でした。地図等をゲットし、トイレ休憩。

Office de Tourisme de Honfleur　http://www.ot-honfleur.fr/
日本語案内　http://en.ot-honfleur.fr/wp-content/uploads/2011/01/japonais.pdf
オンフルール市内
聖レオナルド教会、St. Leonard church が観光案内所の裏手にあったようですが、昼食を急いでいたので、割愛しました。
地図を見る

トゥール通り
左手に、IBIS を見つけました。ここにも駐車場がありましたね。

Hotel ibis Styles Honfleur Centre Historique

ドライブ旅行の傍ら、オンフルールで1泊するとしたら、このホテルは便利そうです。

ibis Styles Honfleur Centre Historique ホテル
ここは事前にチケットを買って、車のガラスに貼るタイプのようです。

私が停めた駐車場は、通りを隔てて向こうの入口にゲートのある広い駐車場です。精算機で事後精算するタイプでした。
Restaurant Les Deux Ponts
前菜とデザートが付いたランチが、13.9ユーロ！　

パリと違って、魅力的な値段ですね。

http://www.lesdeuxponts.fr/
カランテーヌ通り
左手にレストランが並んでいました。12年前にツアーで来たときも、この辺りのレストランで食べた記憶があります。もうちょっと旧港寄りだったと思います。
Restaurant La Grenouille
お隣のカエル・マークのお店も良さそうでした。団体客でしょうか？沢山のお客さんが入っていました。

http://www.absinthe.fr/en/intro.php
もう一軒、シーフード・レストランがありました。ここも良さそうでした。
Restaurant Les Deux Ponts
結局、黒板の 13.9ユーロに引かれて、最初のレストランにしました。

写真は、前菜のシーフード・サラダ。
もう一つの前菜はテリーヌでした。
メインは白身魚
デザート
2種類のアイスが付いて、さっぱりして美味しかったです♪
地図を見る

サント・カトリーヌ教会
昼食後、雲も晴れてきて、青空が出てきました。

印象派の画家を魅了した港町、オンフルールを散策します。スタートは町の目印、サント・カトリーヌ教会。この教会は、フランス最古、最大の木造教会だそうです。

サントカトリーヌ教会寺院・教会

 【オンフルール】船大工が造った木造教会 by comestaiさん
オテル・ド・ヴィル広場
まずはサティの生家を目指して、散歩することにしました。
オート通り
Maisons Satie、サティの生家の横断幕がありました。
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Maisons Satie、サティの生家
オート通り側です。音楽家であり作曲家のエリック・サティは、1866年に生まれました。

サティーの家博物館・美術館・ギャラリー

 【オンフルール】サティーの家はオート通り沿い！ by comestaiさん
Maisons Satie、サティの生家
D513 道路側から見たところです。エリック・サティは、西洋音楽に大きな影響を与えたと言われる音楽界の異端児で、生家の中には入りませんでしたが、サティの生涯と創作活動が分かりやすく展示されているそうです。
Maisons Satie、サティの生家
看板をアップで。作曲家エリック・サティは、「ジムノペディ」などのピアノ曲で有名だそうです。
オム・ド・ボア通り
愛らしい路地には、素敵なレストランがあります。
オム・ド・ボア通り
右手の建物の壁に、ウージェーヌ・ブータン美術館の案内看板があります。
ウージェーヌ・ブータン美術館
Musée Eugène Boudin

旧港の風景は印象派の絵画の題材ともなり、オンフルールはモネの師である画家のウジェーヌ・ブーダンの生地でもあります。ブーダンはモネに屋外制作の大切さを教えたそうです。
旧市街の街並み
窓辺の赤いゼラニウムの花壇が素敵ですね。
Restaurant L'Homme de Bois
オム・ド・ボア通り
旧市街
左手、酒屋さんでしょうか？看板が可愛いですね。

酒屋さんでは、シードル、カルヴァドスなどりんご酒を数多く売っていました。
オテル・ド・ヴィル広場
再び、この広場に戻って来ました。

左手前は、先程、サティの生家へ行くときに通ったオート通り、右手前はウージェーヌ・ブータン美術館から戻ってきたオム・ド・ボア通りです。
アムラン広場
さらに旧港の近くにやって来ました。ここを右折して、サント・カトリーヌ教会方向へ向かいます。
鐘楼とサント・カトリーヌ教会
百年戦争で壊された教会の跡地に建てられた教会です。
サント・カトリーヌ教会
沢山の旗が掲げられていますねぇ。珍しいです。日の丸の旗もありました。
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会（祭壇）
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会
鐘楼
モネは27歳の時にオンフルールを訪れ、サント・カトリーヌ教会や路地を描いています。
鐘楼
鐘楼
案内板
鐘楼
Hôtel Les Maisons de Lea
Hôtel Les Maisons de Lea
鐘楼
地図を見る

サント・カトリーヌ教会
船大工たちが造船の知識や技術をもって、フランスで最大の木造の教会を建てたそうです。

サントカトリーヌ教会寺院・教会

 【オンフルール】船大工が造った木造教会 by comestaiさん
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会
教会の船天井
2つの外陣のうちの一方が、船を逆さまにした形になっています。
鐘楼とサント・カトリーヌ教会
教会前広場
ピュイ通り
サント・カトリーヌ教会
モネは27歳の時にオンフルールを訪れ、この教会や路地を描いています。
サント・カトリーヌ教会
サント・カトリーヌ教会
ヴューバッサン（旧港）、Vieux Bassin
オンフルールは、12世紀の中頃までルーアンからイングランドへ商品を運ぶための重要な中継地点だったそうです。
ヴューバッサン（旧港）、Vieux Bassin
旧港のレストラン・カフェ
水際で窮屈そうに肩を寄せ合っている家々は、絵になりますねぇ。
旧港
向こうに見える白い建物は、市庁舎、Hotel de Ville です。左手に、メリーゴーランド、Carrousel à Honfleur がありますね。
旧港へ入る跳ね橋を渡ります。
旧港
跳ね橋の上から
市庁舎
ヴューバッサン（旧港）
晴れていると美しい写真が撮れて、嬉しいです。

印象派の画家を魅了したのもよく分かります。
イチオシ

ヴューバッサン（旧港）
絵になる景色ですねぇ！
ヴューバッサン（旧港）
風情たっぷり、780?のセーヌ川・河口の古き港町です。
サンティエンス教会（海洋博物館）
教会の中は、海洋博物館になっていました。
サン・テティエンヌ通り
ヴューバッサン（旧港）
ヨットもたくさん係留されています。
サン・テティエンヌ通り
ヴューバッサン（旧港）
ヴューバッサン（旧港）
ヴューバッサン（旧港）
ヴューバッサン（旧港）
ヴューバッサン（旧港）
旧港のレストラン・カフェ
お昼が終わったところ。沢山のレストランがあります。
旧港のレストラン・カフェ
旧港のレストラン・カフェ
旧港のレストラン・カフェ
旧総督の館
修復工事中でした。
サント・カトリーヌ教会
世界最長の斜張橋ノルマンディー大橋
絵葉書がありました。セーヌ川河口に架かる大きな橋ですね。

この後、エトルタへ行く際に通ります。
この後、訪れる「エトルタの断崖」の絵葉書もありました。

楽しみです♪
アムラン広場と旧総督の館（写真右）
オンフルールからは、セーヌ河口の遊覧クルーズ船があるようです。
カランテーヌ通り
レストランの脇を駐車場へ戻ります。オンフルールはいかがでしたでしょうか？

また、この辺りをドライブする機会があったら、ブルターニュのサンマロと共に、立ち寄りたい港町です。
駐車場脇の記念碑
何の記念碑か不明ですが、外港の方を撮りました。

遊覧クルーズ船が出る港らしいです。
駐車場の料金表
1時間あたり、2.4ユーロでした。精算機で事前に支払いを済ませて、出庫です。昨日のサン・マロの駐車場も同じでしたね。駐車場の精算機が、だんだん分かってきました。

Vinci Park: http://www.vincipark.com/en
オンフルールからエトルタへ
これから、今回、行きたかった場所の一つ、エトルタへ向かいます。

小さい頃、よく読んでいたモーリス・ルブラン作のアルセーヌ・ルパンシリーズで、エギーユ・クルーズのモデルとなった大針岩を見たくて。。とても楽しみです。

パリ〜ノルマンディ・ドライブ #11 - エトルタの断崖、ルパンの奇巌城
http://4travel.jp/travelogue/11052698