【長崎市内・軍艦島】夏満喫のながさき！

2015/07/29 - 2015/08/03

五島で灯台をみたい！と思ってやってきた長崎。

あとはもうひとつ、軍艦島の目的も果たすべく
長崎市内もぶらぶらしました〜！
軍艦島上陸ツアーは３ヶ月前にネットで予約。
午前と午後で光の加減が違うということだったので、
別の会社のツアーで両方行くことにしました。（8/2午後＆8/3午前）

到着日は半日ほど長崎にいて、その後すぐ五島に移動。
その旅行記→http://4travel.jp/travelogue/11038154
　　　　　→http://4travel.jp/travelogue/11046994

市内に帰ってきたあとは
九州在住のおともだちと合流し、黒崎、野母崎へも車で連れて行ってもらいました！
長崎市内＆軍艦島の旅行記です。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 船 スカイマーク 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機を降り、バスで市内へ。
はじめにやってきたのは興福寺です。

興福寺 寺・神社・教会

境内には誰もおらず、すごくゆっくりと見学することが出来ました。
京都のような、「にほんらしさ」「庭園っぽさ」ではなく、
中国、あとヨーロッパのガラス細工など、
様々な文化の混ざった新感覚のお寺でした。

興福寺に行く途中に見かけた不思議な形の大樹。

この日は、このあと港にいって五島列島へ渡りました。
その様子は一つ前の旅行記に記してあります。
良かったらご覧ください！

五島列島から帰ってきて、九州在住の友達と合流！
車に乗ってきてくれていたので、市街地を出てドライブに行きました。

黒崎教会です。

黒崎教会 寺・神社・教会

教会には誰もおらず、室内も真っ暗なところを、
電気をつけさせてもらって、中を見学しました。

ヴェネツィアで見た教会と同じくらい、
規模もふんいきも荘厳な様子です。

黒崎教会 寺・神社・教会

黒崎教会 寺・神社・教会

黒崎教会 寺・神社・教会

黒崎教会 寺・神社・教会

そのまま少し行ったところにある、
遠藤周作文学館へ。
眼下に海を望む岬の先っぽに建てられた文学館。
景色もさることながら
はいってすぐのこの教会風の建物のかわいさにどきどきしました！

遠藤周作文学館 美術館・博物館

遠藤周作文学館 美術館・博物館

すぐよこには道の駅が。
紫蘇…安い…

のんびりドライブを終えて、この日は温泉旅館へ。

市内〜海までを一望できるすばらしい眺望です！

にっしょうかん 新館 梅松鶴 宿・ホテル

お部屋もとっても広い！！
こんなに広いお部屋に初めて泊まりました！！！

にっしょうかん 新館 梅松鶴 宿・ホテル

ひとっ風呂のあと、食事の時間を待ちながら稲佐山にしずむ夕焼けを望み…

にっしょうかん 新館 梅松鶴 宿・ホテル

食事を食べながらふと窓の外を見ると…

すごい！稲佐山の展望台に行かなくても十分の
夜景が広がっています！！
こんなに綺麗に夜景を望むのは初めてだあ…！！

女神大橋まで綺麗に見えます。

にっしょうかん 新館 梅松鶴 宿・ホテル

右手上の明かりは稲佐山ですね。

旅館で夕食をお願いしました。
卓袱料理です！

和風の食材が、洋風にも中華風にも味付けされていて、
ゆっくり食事を楽しみました。
量は多すぎるくらいで、大満足！！

ゆっくりと夜を過ごして、次の日。
どこに行こうか…とポツポツ話して、思いついたのが野母崎！
ということで連れてきていただきました！！

野母崎総合運動公園 公園・植物園

この日もすご〜くいい天気！！
軍艦島がのぞめます。

そのまま、軍艦島史料館を見学しました。
入館は無料。中は涼しいし、写真のパネルがたくさん飾ってあって、
それを見ながら軍艦島での生活をありありと感じることが出来ました。

軍艦島資料館 美術館・博物館

友人と別れ、私は予約をしておいた軍艦島の上陸クルーズへ！

予約は約３ヶ月前に行いましたがその時点で土日の残席は１席のみ。
軍艦島コンシェルジュさんの午後便（13時集合）で行きます！

お値段は4,200円（うち上陸料300円）。
事前の情報で、船の２階・右手前方だと軍艦島が見やすいと聞いていたので、
そちらに座ることにしました！！

たしかに見やすい！し、いちばんはじめに軍艦島が見える角度がこちら側なので、
感動もひとしおです！！！

軍艦島コンシェルジュさんのツアーは、
元気の良い若いスタッフさんを中心に活気にあふれていて
最初の軍艦島訪問にはぴったりだったと思います。
盛り上げ上手で、テンションが高まる！！！！

端島 名所・史跡

左右の差を作らないようにもできるだけ気をつけてくれます。

午後の便では居住区側に日光が当たるのでそちらが見やすく、
午前の便では炭鉱側に日光が当たり見やすいようです。

史料館に行っていたおかげでいろいろなエピソードが浮かびます。

正面の、小さい三棟並びのアパート。
潮降り街と呼ばれていたのはこの辺りですね？
地下の共同浴場から出てきた子どもが、ここに降りかかる高潮を避けるため
大波が過ぎたあとに一斉に走って自分の家のあるアパートへ駆けていく
という話を聞いていたので、
人の生活を感じて非常に胸が高鳴ります。

お寺があったあたりですね。

少し離れて、ベストショット狙いのために船を止めてくれます。
両側とも配慮するよ〜とアナウンスがかかりますが、
こころなしか、やっぱり軍艦島が見える側に少し船が傾きますｗ

右手の岩場あたりから子どもたちが飛び込んでいたのでしょうか。

左手に見える建物が小中学校跡です。
中央の建物の屋上にはいまもまだ、
滑り台があります。

野母崎方面。

この日は快晴の上にベタ凪の上陸日和で、
こんなに上陸ツアー向きの日はないよ！と
スタッフさんが盛り上げてくれると
ラッキーな気分も更に高まります！

上陸！！
ベルトコンベアー跡が迎えてくれます。

左手に見えるのは偉い人達の住んでいたアパート。

200人を超える人達が一斉に上陸します。
時間厳守なのでドキドキ！
人の合間を縫って写真を撮りまくります。

左手が事務所跡、
右手に見える階段が炭鉱へと降りていくエレベーター？の入り口だそうで。
「命の階段」として写真に残っているのはこの辺りだと伺いました。

遊歩道には３つの広場があって、
そこで説明を聞くようになっています。
団体行動！

いちばん奥の広場まで来ました。
このうしろにはプール跡、
正面にあるのは居住区の入り口です。

この左手の建物が一番古いアパート、だったかな？

運用当時は24時間体制だったので灯台もいらなかったとのことですが、
閉山が決まったあと、灯台を建てたのだとか。
夜の軍艦島を写した写真ではこの右の建物がこうこうと明かりを漏らしていて、
暮らしがあった当時のことを、この廃墟からも思い描くことができます。

おくまで歩いて行ったら、あとは再乗船。
遅れぬように歩いていきますが、
けっきょくさいごのひとりになってしまっていました。

明日も来るとはいえ、名残惜しい…

ベルトコンベアーで運ばれた鉱石は、
そのままここで振り分けられ
船の荷台に積まれたのだそうです。

帰りの船内での物販！
300円です。体がほてって仕方がなかったのでありがたい！！

この日の船です。

下船し、先にお宿へ向かいました。
この日は浦上天主堂の正面にある、カトリックセンターにて
2000円でお宿を頂きます。

荷物をおいたあと電鉄に乗って、
夜のグラバー邸へやってきました。

グラバー園 名所・史跡

人も少なめ、昼間の暑さもすっかり引いて
過ごしやすい園内をふらふら、歩いていきます。

グラバー園は植物が豊かでいいですね。
危険すぎもせず、でも人いきれもなく。
マイペースな観光をするなら夜も楽しいなと思います！

グラバー園の訪問は３回めですが、
今回ことに心奪われたのはこの屋内植物園。

外から見るとこんな感じ。
ベッドルームやリビングルームに並んでこういう一角があるのは
洋館らしくもあり、味わい深く眺めています。

オランダ坂あたりも真っ暗で人通りがありません。
電鉄の駅まで帰り、浦上天主堂へ。

夜の浦上天主堂。
ライトアップは22時までのようで、お部屋から写真を撮ろうかと思っていましたがうかうかしていたらのがしてしまいました。

浦上天主堂 寺・神社・教会

浦上天主堂では、二枚のステンドグラスに目がとまり、
写真に撮りました。
原爆投下後の浦上天主堂をかたどったステンドグラスです。

現在も残る、原爆投下時の被害を受けた残骸。
当時の鐘楼が落ちたままになっています。

カトリックセンターのベッドはここを選びました！
快適に過ごすことができて、ありがたい限り！！

カトリックセンター長崎 宿・ホテル

朝の浦上天主堂。
この日の朝（月曜日）もミサに参加しようと思っていたのですが、
うっかり5：55を寝過ごしてしまい、参列者をベランダから見送りました。

ごミサには、宗教をことにする人も見学参加できます。

朝5：55に、カトリックセンターのロビーに集合すると、
係の方（ボランティアだと思います）が教会内へ案内してくださいます。

ごミサ参観後は周囲のご解説も頂きました。
早起きをして、あの空気を感じるのはとても貴重な体験でした。

さて、二日目も軍艦島に行きます！！

この日は飛行機が14時台に出るので、
一番早い時間に船が出るやまささんのツアーに予約しました。
早割で、3700円で乗船ツアーを予約することが出来ました！

きのうたくさん写真をとったので、この日はできるだけ説明をいっぱい聞きます。

やまささんのツアーはとても落ち着いていて、
テンションが高まるというよりも史跡を巡っているのだという実感がわくような
やわらかな雰囲気が特徴的です。
ツアーの管理も、軍艦島コンシェルジュさんとはちがって
かなりフリーな空気があり、
説明も団体行動というより、耳を傾ければ聞ける、というたぐいのものでした。
質問も受け付けてもらえて、ゆっくりおしゃべり出来たのが嬉しかったです。

朝9時出港の午前便です。
炭鉱側の景色が写真によく映ります。

事務所後のレンガの赤さもここまで綺麗に！
個人的には、二回いってやっとおもいのこすことなく楽しめたな、と思うので、
余裕のある方は午前午後と二回の訪問をおすすめします。

またくるよ〜！！
そのときにはまた違う姿を見られるに違いない。

やまささんの船はこんな感じ。

やはり右側前方が観覧には有利です。
軍艦島コンシェルジュさんよりもさらに、
右側の有利さを感じたツアーでした。

新 観光丸 長崎港めぐり 乗り物

下船時に上陸証明書をいただきました！
なんだかうれしいぞ！！

最後にグルメを！！

天天有の皿うどん！
ほんのりと甘みがあって、美味しい！！
店内が気軽な雰囲気があるのと、商店街の入口すぐにあってわかりやすいのがありがたいです！

天天有 グルメ・レストラン

帰りの日、上陸ツアーのあと急いで入った永楽苑のちゃんぽん。
すごく評判が高かったけれど、混んでいたからか、それとも
最初の共楽園が美味しすぎたのか、
特段ほっぺたおちるー！！って感じではなかったですが、
素朴な味わいとちょうどいい量で最後のお食事にちょうど良かったです。
（普通のちゃんぽんと特製ちゃんぽんがある）

永楽苑 グルメ・レストラン