ヨーロッパ鉄道の旅 #31 - ルートヴィヒ2世の3つの城、ノイシュヴァンシュタイン城

2008/06/17 - 2008/06/17

6/17（火） 曇り時々雨
ヨーロッパ鉄道の旅 #31 - ルートヴィヒ2世の3つの城の3つ目、ノイシュヴァンシュタイン城です。ここを訪れるのは、ロマンチック街道を巡るツアーで来てお城の中を見学して以来で、今回は、マリエン橋まで行って、お城の全貌を撮ってみたいと思います。麓のホーエンシュヴァンガウから歩いて登って、約20分ほどでした。

写真は、あいにくちょっとガスっていますが、マリエン橋から撮った写真で、霧がかかって幻想的な白鳥城「ノイシュヴァンシュタイン城」です。「ノイ」（新しい）、「シュヴァン」（白鳥）、「シュタイン」（石）の3つの単語から成り立っています。

フュッセン - バーデンヴェルテンベルク州＆バイエルン州観光局
http://south-germany.jp/ac/2011/07/post-35.html

以下、「ヨーロッパ鉄道の旅」の日程です。

6/02（月）成田 JAL 407 13:00 → 18:00 フランクフルト泊
6/03（火）フランクフルト　http://4travel.jp/travelogue/10496747
→マインツ　http://4travel.jp/travelogue/10508982　
→フランクフルト泊
6/04（水）フランクフルト→フルダ　http://4travel.jp/travelogue/10973087
→カッセル泊 http://4travel.jp/travelogue/10974130
6/05（木）カッセル→ハーメルン　http://4travel.jp/travelogue/10975110
→ハノーファー　http://4travel.jp/travelogue/10975535
→ブレーメン泊　http://4travel.jp/travelogue/10975603
6/06（金）ブレーメン→ハンブルグ泊　http://4travel.jp/travelogue/10977660
6/07（土）ハンブルグ→コペンハーゲン泊　http://4travel.jp/travelogue/10977745
6/08（日）コペンハーゲン→リューベック　http://4travel.jp/travelogue/10980847
→ハンブルグ泊
6/09（月）ハンブルグ→ポツダム　http://4travel.jp/travelogue/10981886
→ベルリン泊　http://4travel.jp/travelogue/10982489
6/10（火）ベルリン→ドレスデン　http://4travel.jp/travelogue/10983633
→マイセン　http://4travel.jp/travelogue/10985520　
→ドレスデン泊　http://4travel.jp/travelogue/10986502
6/11（水）ドレスデン→ライプチヒ　http://4travel.jp/travelogue/10986977
→ヴィッテンベルク　http://4travel.jp/travelogue/10987677
→ライプチヒ泊　
6/12（木）ライプチヒ→ワイマール→アイゼナハ　http://4travel.jp/travelogue/10988892
→エアフルト　http://4travel.jp/travelogue/10989231
→ワイマール泊　http://4travel.jp/travelogue/10990748
6/13（金）ワイマール→イエーナ→ニュルンベルク→バンベルク　http://4travel.jp/travelogue/10991000
→ニュルンベルク泊
6/14（土）ニュルンベルク→ヴュルツブルク　http://4travel.jp/travelogue/10993065
→レーゲンスブルク　http://4travel.jp/travelogue/10993083
→→ニュルンベルク泊
6/15（日）ニュルンベルク→ミュンヘン→プリーン　http://4travel.jp/travelogue/10997045
→ミュンヘン泊　http://4travel.jp/travelogue/10995145
6/16（月）ミュンヘン→オーバーアマガウ　http://4travel.jp/travelogue/10997424
→インスブルック　http://4travel.jp/travelogue/10999274
→ミュンヘン泊
6/17（火）ミュンヘン→ウルム　http://4travel.jp/travelogue/10999608
→アウクスブルク　http://4travel.jp/travelogue/11000603
→フッセン→ミュンヘン泊
6/18（水）ミュンヘン→チューリッヒ泊
6/19（木）チューリッヒ→ツエルマット泊
6/20（金）ツエルマット泊
6/21（土）ツエルマット→インターラーケン→ベルン泊
6/22（日）ベルン→コルマール→ストラスブール泊
6/23（月）ストラスブール→ケルン泊
6/24（火）フランクフルト泊
6/25（水）フランクフルト泊
6/26（木）フランクフルト JAL 408 21:05 → 成田
6/27（金）成田 15:20

このときは、旅行中、あいにくの160〜170円/ユーロの超円安でしたが、ある本によると「ヨーロッパのベストシーズンは、ジューン・ブライド（6月の花嫁）の初夏」ということで、6月は確かに晴れの日が多く、暖かく、しかも日が長く、結果的に旅行するには良い季節でした。

エリア フュッセン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

アウクスブルクからフュッセンへ

今日も欲張り、忙しい！　（＾＾；）

12時3分発のフュッセン行きの電車に乗ります。

1等車内は空いています。

ブーフローエ、Buchloe
フュッセンへ向かう途中の駅です。

フュッセン近郊のホップフェン湖だったかな？

フュッセン駅、Füssen Bahnhof
ここはヴュルツブルクから始まるロマンティック街道の終点の街で、ノイシュヴァンシュタイン城やホーエンシュヴァンガウ城への観光拠点となっています。フュッセンは、ロマンティック街道とアルペン街道の「交差点」になります。

カイザー・マキシミリアン広場

フュッセン、Füssen
あいにく小雨交じりのお天気。。

フュッセン観光案内所、Füssen Tourist Information
カイザー・マキシミリアン広場にあります。

http://www.fuessen.de/en.html

ライフェン通り、Reichenstrasse
旧市街にある目抜き通りで、ローマ人が作った「ローマ街道」として知られています。カラフルな壁の建物は15〜16世紀から市民の家屋として使われていたものですが、今ではショップやレストラン、お土産屋などが立ち並んでいます。店の看板にも凝ったデザインが施されており、ロマンティック街道らしい雰囲気を漂わせています。

聖マグヌスの噴水、Stadtbrunnen
奥にホーエス城が見えます。

ホーエス城、Hohes Schloss Füssen
アウクスブルク司教の夏の居城として建てられ、1500年頃に現在の後期ゴシック様式の建物となりました。ホーエス城の北棟には州立ギャラリー（バイエルン州立絵画コレクションの分館ギャラリー）と市立絵画ギャラリーがあります。

聖マング修道院、Kloster Sankt Mang Füssen
フュッセンがその守護聖人として崇める聖マング（フュッセンのマグヌス）は、748年にこの集落に庵を設け、その後修道士が流入し、8世紀にはベネディクト会の聖マング修道院が創設されました。

聖マング修道院

聖マング修道院・祭壇

聖マング修道院・天井
豪華な天井画ですねぇ！

聖マング修道院

聖マング修道院・パイプオルガン

聖マング修道院

フュッセン市博物館、Museum der Stadt Füssen
旧ベネディクト会聖マンク修道院の南棟になります。

レヒ川、Lech
ドナウ川の支流で、長さは264km。オーストリアを水源とし、フュッセンの南を流れています。

レヒ川
19 世紀まで重要な通商路として多くの交易船が行き交っていたそうです。この川を渡って2 キロも行けば、そこは隣国オーストリアになります。

レヒ川の橋を渡って
聖マング修道院と聖マング市教区教会が見えます。　

パーク通り
フュッセンからホーエンシュヴァンガウまで続いています。

パーク通り
サイクリング・ロードになっています。

ホーエンシュヴァンガウ城が、まず見えてきました。

続いて、ノイシュヴァンシュタイン城が見えてきました。

Welcome to Neuschwanstein Castle
http://www.neuschwanstein.de/englisch/tourist/index.htm

チケット売り場

ホーエンシュヴァンガウ城

馬車が行き交う山道を歩いて登ることにしました。

馬糞が所々にあって、気をつけて登る必要があります。

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城・案内図

ノイシュヴァンシュタイン城・城門

マリエン橋

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城・中庭

ホーエンシュヴァンガウ城

案内板

マリエン橋の案内板

マリエン橋
この橋は城の着工よりも早く、1866年に建設され、ルートヴィヒ2世の母親の名をとってマリエン橋（マリーの橋）と名付けられました。

橋の下は渓谷になっています。

ノイシュヴァンシュタイン城
マリエン橋からの一枚。

ノイシュヴァンシュタイン城

マリエン橋の下の谷

分かり易い案内図

案内板

遠くに、アルプ湖とホーエンシュヴァンガウ城が見えます。

ホーエンシュヴァンガウ城

ノイシュヴァンシュタイン城・方面へ

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城

南ドイツの大地

ノイシュヴァンシュタイン城

下山途中の建物

駐車場へのショートカットの山道を下って行きます。

馬車道は、馬糞が落ちて道が汚いので、徒歩で登る場合は、こちらのショートカットの道をお勧めします。

案内板

駐車場のところまで降りてきました。

降りてきた道を振り返って。。

駐車場

ノイシュヴァンシュタイン城

ホーエンシュヴァンガウ

白鳥の噴水、Schwanenbrunnen
ホーエンシュヴァンガウ城内には、白鳥がモチーフとして随所にあしらわれています。

ホーエンシュヴァンガウ城から、ノイシュヴァンシュタイン城が遠方の丘の上に見えます。

ノイシュヴァンシュタイン城を望遠にて

ホーエンシュヴァンガウ城
1832年、マクシミリアン2世は12世紀に建設されたが廃墟になっていたシュヴァンシュタイン城を購入し、4年ほどの歳月を費やし、古城を改築し、これがホーエンシュヴァンガウ城となりました。ルートヴィヒ2世は幼年時代をこの城で過ごしたそうです。

ホーエンシュヴァンガウの町

ホーエンシュヴァンガウ城
遠くの丘の上に、ノイシュヴァンシュタイン城が見えます。

駐車場

ホーエンシュヴァンガウ城
青空が出てきました。ノイシュヴァンシュタイン城も青空の下、撮りたかったです。

Welcome to Hohenschwangau
http://www.hohenschwangau.de/430.html

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城

噴水

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城・通用口、Dienstboteneingang
本館の南西側の左側(西側)の塔の奥に通用口があります。壁面の装飾がカラフルですね！

ガイドツアーが終わると、召使い用の螺旋階段を下ってこの通用口から城外に出ることになります。

ホーエンシュヴァンガウ城

マリエン噴水
城門を抜けて進んでいくと、稜堡壁左手(北側)にイエス・キリストの母である聖母マリアの名を冠した「マリエン噴水」があります。

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城

ホーエンシュヴァンガウ城
遠くの丘の上に、ノイシュヴァンシュタイン城が見えます。

ホーエンシュヴァンガウ城

アルプ湖
綺麗な湖です。

アルプ湖

アルプ湖

アルプ湖

アルプ湖
水が澄んで綺麗でした。

アルプ湖

ホーエンシュヴァンガウ城

ノイシュヴァンシュタイン城

フュッセン駅、Füssen Bahnhof
帰りは路線バスで戻ってきました。

フュッセン案内図

駅前には、自転車の貸し出しもあります。

フュッセン駅前

フュッセン駅、Füssen Bahnhof

フュッセン駅、Füssen Bahnhof

フュッセン駅、Füssen Bahnhof

フュッセン駅前

フュッセン駅、Füssen Bahnhof
ノイシュヴァンシュタイン城はいかがでしたでしょうか？　
初めて行った以下の2つの城を合わせて、ルートウィッヒ2世の3つの城を制覇です。

リンダーホフ城　http://4travel.jp/travelogue/10997424
ヘレンキムゼー城　http://4travel.jp/travelogue/10997045

フュッセンからミュンヘンに戻ります。

明日は国境を越えて、スイスのチューリッヒへ向かいます。

ヨーロッパ鉄道の旅 #32 - チューリッヒ、湖畔の緑園都市
http://4travel.jp/travelogue/11003383