2013/11/02 - 2013/11/11
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Salaamさん
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23時間!の乗り継ぎを終えてやっとこさ次の目的地モロッコへの便に乗り込みます。
乗り継ぎ地での用事をこなす為に、意図的に乗り継ぎ時間を延ばした場合を除き、ここまで長い乗り継ぎを経験したのは過去最長ですが、お陰で疲れ果てる事なく、ゆっくりとした超長距離から長距離便の接続をこなせました。
以前、飛行機に搭乗する時のワクワク感が旅行に出発する感覚のピークと言いましたが、やはり初めて行く国の便に乗る瞬間って違いますね。
アフリカ大陸でありながら大アラブ圏であり、色濃いフランス当地の影響がある国…三大陸の魅力を混ぜた魅惑の国。
果たしてどんな国なんだろう…。
飛行機に乗らないには判明しませんので、出発しよう!そうしよう!
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
こうやって見ると完全に大陸横断便です。
ユーラシア大陸のサイズが圧倒的なので飛行時間的に数時間の差が出ますが、8時間のフライトは長い!
二度大陸横断している形ですからねぇ。
カタール航空 QR1395
02:40 ドーハ発
08:10 カサブランカ着 -
カサブランカは16世紀にヨーロッパ人が付けたスペイン語での「白い家」と言う意味の名前。アラビア語では同じく「白い家」の直訳でアッダール・アルバイードと書きます。
土地を奪還した場合は、勝利を記念して名前を付け替える例が多い中、対立している国が名付けた名前を現地の言葉に翻訳して踏襲するとはなかなか面白い例なのではないでしょうか。
日本をジャパン、クルンテープをバンコク、ディマシュクをダマスカスと呼ぶように現地語と世界的に知られている名前が異なるのは不思議ですが、その背景を見てみるとなかなか興味深いですね。それとも私だけ?ドーハ国際空港 (DOH) 空港
-
ビジネスクラスを利用するので当たり前って言えば当たり前なのですが、エコノミークラス用のバスよりちょっといい程度、ファーストクラスのバスより若干ランクダウンする中間のバス。
以前ファーストクラス用のバスを見た事ありましたが、それに乗ってみたかったなぁ…。あ、もちろん現地のお偉いさんと思われる方々が吸い込まれていったBMW特別車列はもっといいのですが、明らかにお偉くないさんなので諦めます(笑) -
カサブランカまではエアバス330-300のA7-AEO号機。中距離便なので諦めも付きますが、最後の最後まで行った事ないけどエアバス330路線にするか、行った事あるけどボーイング787路線にするか迷った私としてはちょこっと残念。
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イチオシ
もちろんエアバス330でも十分快適なのですが、最新の逆ヘリボーン型ビジネスクラス座席を持つ787に比べると若干見劣りするのは否めません。
イスラム圏発、イスラム圏行きだからでしょうか?搭乗後のウェルカムドリンクにシャンパンは含まれていませんでした。ので、レモン&ミントジュースを頂きますが、これが暑い中東の地の空気に合いそうなサッパリとした飲み物。アルコールを召されない方には結構オススメ。 -
離陸すると旋回右にぐるっと旋回しながら高度を稼ぎます。眼下には遠ざかるドーハの夜景が。そう言えば南〜西アジア地域で見る夜景ってオレンジ系の色が多いイメージですが、こうやってみるとドーハの夜景は白系色が多いですね。
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ドーハ時間で午前3時過ぎ、温暖地域発だからか夜便だからか、機内は青の冷系色。温暖色より青ってなぜか近未来なイメージ。スペースマウンテンの中も全部青色で統一されてますしね(笑)
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アペリティフにはシャンパンを頂きます。こちらでもビジネスクラスは2種類のシャンパンを選択できますが、ロゼは同じだったので、もう一方の「Billecart-Salmon, Brut, France」を頂きます。
偉そうにカッコつけてシャンパンの名前を伝えても、味の詳細はさっぱり解りませんが、美味しいです。雰囲気に呑まれているからかも知れませんので、参考にはなりません!
アミューズ・ブーシュは「Chicken Musakhan」。パッとメニューを見た時はムサカを想像しましたが出てきたのはムサカとは全く異なるもの。よく見るとムサカではなくムサカン。香辛料を使った春巻きみたいな、トルティーヤみたいな料理。
これはセレブリティシェフの一人Ramzi Choueiri氏の監修作品だそうです。レバノン料理の第一人者なんだとか。 -
機内でスープと言う設定と、これも洋食担当セレブリティシェフTom Aikens氏が担当していると言う二つの理由から「Butternut Squash Soup」を頂きます。
Butternut Squashと言うとピンときませんが、どうやら南瓜スープのようです。南瓜のポタージュに具がゴロゴロ入っていて、思ったより食べ応えのある一品。クリーミーなスープが好きでしたらオススメ!
ワインは「McWilliams, Mount Pleasant, Elizabeth 2006」を頂きます。味は…覚えていません(笑) -
二皿目は「Individual Selection of Forest Mushroom Terrine, Balik Salmon, and Smoked Salmon」をチョイス。時間帯の問題でしょうが、この便のメニューは軽めのメニューが多いですね。
キノコ好きで家禽では鴨が一番好きな私としてはこれは外せません!
プレートは見ての通り、量こそ多くないですが完全にワインの肴に最高な打席です(笑)
珍しく白ワインを中心に進めます。 -
イチオシ
日本路線では提供されていないのは個人的に残念なのが「Individual Cheese Plate of Emmental, Fourme d'ambert and Port Salut」。チーズプレートでチビチビやるのが好きなのですが、日本ではチーズが高すぎで現実的ではない。ここぞと呑みますが、よく考えたら先のプレートでも結構白ワインを頂いているんですよね…(汗)
フルボディーの説明に引かれてオーストラリアの「Elderton 2009」にワインを替えます。アラブ系の方中心の客層、この頃になると、まだ呑んでいるのは私だけです。 -
エアバス330のベッドはボーイング787や777と異なりフルフラットではありません。若干傾きのあるライフラットで手狭感は否めませんが、名の知れた航空会社でも長距離便でライフラットを採用している会社も少なくないので、中距離路線ではあまり気になりません。
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ウトウトしていたところチュニジアを通過しアルジェリア上空に差し掛かった辺りで眼が覚め朝食の時間が到来。
太陽から逃げるフライトなので外が明るくなるペースがとってもゆっくりで目覚めもゆっくり。ウトウトと目覚めの中間をまどろみながらこちらも準備しましょう。 -
カタール航空の朝食で頂くスムージーでスムージー好きになったのでここも目覚めは「Avocado and Fig Smoothie」を。アボカドと言うとサラダ等に入れる野菜的な使い方をする果実ってイメージが強かったのですが、意外にも甘く頂くのもイケるんですね。本当に食に対する固定概念を取っ払う必要性を実感します。
スムージーを飲みながらモロッコの入国カードを記入します。 -
「Breakfast Plate of Hammour cake, Herbed Prawn, Smoked Salmon and Gruyere Cheese」です。メニューを見ると色々と並んでいるので重いかな?との杞憂も不要、カナッペ程度のサイズが複数乗っている軽さに加え、油物がないので目覚め直後には調度いいです。
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しかしガッツリ食べるのが好きな私。そしてインド料理のセレブリティシェフVineet Bhatia氏監修のメニューを試すべく「Green Peas Patty with Pickled Kidney Beans」を続かせていただきます。インド風コロッケと言えばイメージが沸きますでしょうか、手前の豆料理はインド風チリコンカルネ。スパイスの香り高くも辛さは控えめ、かなりしっかりしたご馳走です。昼食や洋食でもいけますね。
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ゆっくりした朝食で、未だにウトウトしていると降下を開始しモロッコの地に近づきます。広大な農耕地が広がり、北アフリカ=砂漠地帯と言う勝手なイメージは打ち砕かれます。そりゃそうだ、完全に砂漠地帯だったらよっぽど資源があるとかしないとここまで発展はしませんよね。
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若干の出発遅れを若干回復し若干早着。
早朝の乾いた少しひんやりした空気が未だに覚めない眠気混じりの私を心地よくたたき起こしてくれます。
カサブランカでもバスゲートでしたが、降りてすぐ、その国の空気を体感できるのは素晴らしいですね。
やっとこさモロッコです!ムハンマド5世国際空港 (CMN) 空港
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