2013/09/28 - 2013/09/29
128位(同エリア586件中)
ぬいぬいさん
地ビール飲み放題、温泉ホテルが1泊5900円。そんなくまポンからの案内があって、「妙高高原ビール飲み放題」このキャッチに惹かれて何気に予約したアルペンブリックホテル。
息子夫婦も誘ってみると、一緒に行くとのことで、急遽久しぶりの家族旅行が実現しました。
とくに土地勘があったわけでなく、目的もないままの予約でしたが、周辺の観光スポットを調べてみると、最近はまっている、御朱印集めにも最適な善光寺や戸隠神社もあって、古い町並み大好きな私のいってみたかった場所の一つ、小布施もあって、ホテルの裏山は、日本百名山の一つ妙高山もあって、1日目は御朱印集めと小布施の街歩き、2日目は妙高登山そんな計画を立てて行ってきました。
こちらでは旅の初日の善光寺・戸隠神社詣でを紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝7時に自宅を出発、北赤羽で息子夫婦をピックアップして、和光の新居の予定地に立ち寄って、関越道、上信越道と乗り継いで善光寺の到着は11時過ぎ。
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230キロ以上の距離を一気に走り抜けて結構疲れました。
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遠くても一度は詣れ善光寺
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遠いところに住んでいる人でも、一生のうちに1度でもいい からお参りしたほうがいい 江戸のころよりこんな歌がうたわれるほど、庶民から厚く信仰されていた 善光寺。
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本堂の入口にある、びんずる尊者像。
病を治す撫で仏として厚く信仰されているため300年もの間、撫で続けられこんなにテカテカになってしまいました。 -
ここで頂いた御朱印は4種類
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左側が撫佛の御朱印 すごい達筆でスラスラと書いていました。
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門前町には趣あるお店が並び、散策が楽しめます
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イチオシ
一見焼き鳥 でもこれ濡れせんべい
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もうひとつ有名な言葉が「牛に引かれて善光寺参り」
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これは、長野の善光寺近くにいた欲深い老婆が、さらしていた布を角に引っ掛けて逃げた隣家の牛を追い、知らずに善光寺へ行き信心を起こしたという言い伝えからの言葉
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自分の意志からではなく、他人に誘われてよい方に導かれることのたとえ。
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参道の両側には宿坊が並んでいます
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イチオシ
近代建築大好きな私が、ものすごく気になったのがこちらの建物
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右から左への文字の配列で御本陣藤屋旅館
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江戸時代から続くこの藤屋旅館は、その名の通り大名が参勤交代の際に御本陣として利用していた宿です。
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明治のころにはあの伊藤博文や福沢諭吉、高村光雲も利用していたそうです。
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今は宿泊施設はなくなくなって、レストランや結婚式場として使われているようで、おいしいイタリアンも食べれるそうです。
残念ながらこの日は結婚式で貸切になっていて利用できませんでした。 -
その隣にあったこの店は、七味唐辛子の「八幡屋礒五郎」
日本に七味唐辛子の老舗が三軒あります。
浅草「やげん堀・中島商店」、京都・清水の「七味家本舗」、そしてここ善光寺の「八幡屋礒五郎」です。
それぞれ特徴があるようですが、こちらのお店の七味は香りと辛さを両方兼ね備えいるとか。
何でも七味をかける七味大好きな私は、ここで七味ゴマと木製のヒョウタンに千成ヒョウタンの根付のついた七味入れのセットを購入 -
この門前町のとある宿坊の1階にあったトンボ玉と万華鏡の専門店で、ものすごく気になるものを発見。
筒の先に球体を半分にしたレンズを付けた、中に何も入っていない万華鏡ですがレンズ越しに覗き込んだ景色がキラキラと輝いて、半端でない美しさ。
ひとつ3000円という金額で躊躇して、買わなかったのですが、今思えば絶対に買っておけばよかった・・・
後悔してます。
ネットで探してますがまだ見つからない -
郵便局も街並みに合わせてこんな趣ある建物。元は旅館だった建物です。
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善光寺をあとにして次に向かったのは戸隠神社。
カーナビの誘導で走る道は、つづら折りの車がすれ違いできないほどの細いくねくねした山道。すれ違う車もめったにないようなそんな道を走ること40分、ようやく戸隠に到着。
後でわかったことですがこれは旧道のようで、観光客は今はほとんど利用していないそうです。
カーナビが古いとダメですね。 -
戸隠に行ったらうずら屋で戸隠そばを食べよう、そう思っていたのですが店の前はすごい行列。
30組以上のウエイティング とりあえず先に中社の参拝を済ませることに。 -
戸隠神社は戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
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その起源は遠い神世の昔まで遡ります。
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「天の岩戸」の破片が飛んできて、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった 天手力雄命をはじめとする神々を祀っています。
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古くは平安時代の頃、修験道の道場として都にまで知られた霊場だったそうです。
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神仏混淆の頃は神社ではなく戸隠山顕光寺と称し、「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われ、修験者や参拝者でにぎわったそうです。
明治になって神仏分離の対象になり、寺は切り離されて、現在の戸隠神社になったとか。 -
だから周辺に宿坊が多く残っているんですね。
その時に僧侶から神官に変わった人たちが宿坊を今も経営しているようです。
うずら家の順番待ちの列は30分たってもほとんど進んでいなかったため、仕方なく諦めてお昼に選んだ店はその一つの久山館。 -
イチオシ
米粉でつないだそばは腰があってなかなかうまかった。
丸いざるに盛った一口づつの盛り方は、戸隠特有の「ぼっち盛り」 -
外にはコスモスがきれいに咲いていました。
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お腹が満たされたところで、さらに足を延ばして奥社へと向かいました。
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奥社までの参道は約2キロ 食後の運動には最適な距離ですね。
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夏に行った屋久島も苔フェチの私には最高の場所でしたが、ここもいい感じに苔むしてます。
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しばらくは平坦な道をだらだらと歩いていきます。
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参道にはこんな見たこともないような花が咲いていました。
これ、オシラヒゲソウというそうです。 -
このあたりから立派な杉の木がちらほら。
樹齢400年は超えているのでしょうが、この夏屋久島で樹齢2000年をこす杉を見たばかりなので、なんとなく貧弱に見えてしまいます。 -
苔むした茅葺き屋根の随神門
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神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門。
ここから先が神域です。 -
イチオシ
この門をくぐった途端景色が一変します。
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天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続きます。
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その昔、戸隠山顕光寺には真言宗と天台宗の2つの宗派が入っていたそうです。
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戸隠山に向かって参道の左手が真言宗、右手が天台宗の領域だったそうです。
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参道を挟んで2つの宗派のいさかいが絶えず、ある時真言宗派の僧侶が天台宗の僧侶を襲ったことがきっかけになり、真言宗が戸隠の地を追われることになったとか。
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でも、明治政府によって出された神仏分離令や修験宗廃止令によって、戸隠山顕光寺は寺を分離して戸隠神社となりましたが、不思議なのが昨日まで僧侶だった人がそのまま還俗して神官となったこと。
そう言うのって昔はありだったんですかね。 -
しめ縄を回している中が空洞になっている杉は御神木?
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随心門までは平坦な道のりでしたが、このあたりから徐々に上りの勾配が
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奥社の本殿の300mほど手前から急に参道の勾配がきつくなります。
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最後は階段を上って行きます。
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丸太を組んだ鳥居の向こうに小さな祠が
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こちらは手前にある九頭龍神社
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そしてこちらが奥社の本殿
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戸隠神社の本社として開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などに御利益があるということで、広く全国から参拝する人が絶えないとか。
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イチオシ
戸隠神社の宝光社と火之御子社はスルーしてしまったため、ここで頂いた御朱印は中社(右)奥社(左)
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イチオシ
そして九頭龍社
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奥社の社務所の下にある戸隠山の登山口。 時間があれば登りたいところですがスルー
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大きな岩の下に地蔵仏が並んでいます。
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戸隠神社は日本有数のスピリチュアルなパワースポットとしても有名
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とくに奥社周辺が強力なパワーがあるそうで、随身門の奥の杉並木もマイナスイオンを浴びながらパワーも充電できる気がしました。
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どこを歩いていても何となくパワーを感じてしまいます。
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こちらは講堂跡 礎石があちこちに残っていました。
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戸隠五社のうち最初の宝光社と火之御子社は通り過ぎてしまったため、また近いうちに訪れることになりそうです。
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明日の妙高登山のためのパワーを十分蓄えて1時間半ほどの奥社参拝を終了。
初トレッキングの息子夫婦にはいいトレーニングになったようです。 -
長い参道を歩いたご褒美はクマザサソフトクリーム。色は抹茶で味は青汁の風味がしてなかなか美味でした。
この後、小布施に行く予定でしたが、明日に変更し、ちょっと早めに今夜のホテルのある妙高へと向かいました。
続く
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