晩秋のフィンランドの旅（ヘルシンキ観光）　5泊7日　2012.11 Part1

2012/11/02 - 2012/11/08

飲み会での冗談話が、実現し、11月にフィンランドに行くことに。
夏でもなく、クリスマスでもない、フィンランド。
ヘルシンキ観光とグルメを満喫。サーリセリカで念願のオーロラ鑑賞。スリリングなハスキー犬の犬ぞり体験。
5泊6日の旅。はたして、オーロラ見られますか。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月2日、１日目。
成田　フィンエアーAY74　12:00発でヘルシンキに向けて出発。
今回の航空券はフィンエアー。ムーミンセバーで、
航空券（成田〜ヘルシンキ）往復　￥60,000
航空券（ヘルシンキ〜イヴァロア）往復　￥20,000
燃サ　￥57、380
空港料　￥7,040
合計　￥144,420

定刻に成田を出発。エコノミーはほぼ満席です。

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に定刻より少し早く到着です。
ほぼ同時に、成田、名古屋、大阪便が到着して、乗り継ぎカウンターは大混雑。ほとんどの人が乗り継ぎです。
この時期ヘルシンキで降りる人少ないのかな。

到着ゲートの出口から、左に向かいエアポートタクシーのカウンターへ。
ホテルの名前を伝え、すぐに案内され、下の階に降ります。
ホテルまで3人で、45ユ−ロ。カードで支払いできます。写真ははジャンボタクシー、48ユーロです。天候は小雨。約20分でホテルに到着です。
今回も両替はNEO　MONEYを利用。

エアポートタクシーHP
http://www.airporttaxi.fi/index_airporttaxi_fi.html

今回2泊を予定している、クラスKホテルです。
ヘルシンキにきたら、デザインホテルに宿泊したいと思い、評判もよかったのでこちらにしました。

http://www.klauskhotel.com/

入口は２重扉で自動ドアです。

入口入って正面の椅子。階段を上がるとレショプション。
ホテルは左右スキップフロアになっています。

鳥の巣を模したレセプション。

レショプションよこのテーブルでウエルカムドリンクのシャンパンサービス。

今回宿泊の609号室。
Passion & Mystical Queenの部屋でホテルのHPからDesign Hotels Value Promotionで予約しました。

ホテルHP　http://www.klauskhotel.com/

クイーンベッドのMysticalの部屋。フィンランドの民族叙事詩「カラワラ」をイメージしたお部屋です。
落ち着いた内装で北欧風でGood！

ホテルの無料の無線LANも感度良好。

残念ながら外の景色は中庭になっていて建物しか見えません。

アクセントウォールの液晶テレビがかけてあります。

バスタブはなく、シャワーブースのみ。

大判のフアフアタオルです。

シャワーブースのシャンプーのボディーソープ。

洗面のソープ。

夕食へと向かいます。
レセプションで予約してもらった「kuurna」に向かいます。

雨はあがり、エスプラナーディ通りを東に向かいます。

ウスペンスキ寺院の横を通り、約15分で「クールナ　kuurna」に到着です。

フィンランド料理を基本にフレンチのエッセンスを加えて創作料理のお店です。
お店のHP　http://www.kuurna.fi/
トリップアドバイザー　http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189934-d778318-Reviews-Kuurna-Helsinki_Southern_Finland.html

こじんまりしたお店で、15人も入ればいっぱいのお店。

メニューはコースのみで、前菜とメインで33ユーロ。デザート付きの３品で39ユーロです。

フィンランドビールのLapinkulta（ラピンクルタ)で乾杯。

バルト海のニシンをローストしたスープ

かぼちゃのニヨッキ、芽キャベツ添え

ソテーしたりんご入り田舎風テリーヌ

ラム肉のロースト、豚のスモークとささげ豆

バイク（すずき）のすり身、ざりがにソース仕立て

タレッジョチーズのフライ、エッグプラントキャビアソース。
味は全体的に香辛料がきいていないナチュラルな味でした。
フィンランドならではの料理に大満足。

徒歩でホテルに戻り、おやすみなさい。

11.03　２日目
天気は雨
7時半にレセプション横のレストランで朝食
メーニューは豊富です。
サーモンおいしい。
パンもたくさん種類があります。
デザートのケーキもいただきます。

レセプションからガラス越しに見える、下の階のクラブのオブジェ。

雨が止み、ヘルシンキ観光出発。今日はトラムを有効活用するため、一日券を購入するためRキオスクへ。トラムの中でも買えるみたいですが、レシートなので、せっかくなので記念になるカードで。

徒歩10分ぐらいでRキヨスクに到着。
ヘルシンキの中心地域はコンビニが少なく、ここまで歩いてきました。
９時以降はお酒の販売をしていません。ショーケースのドアの鍵がかかっていて出せません。

1日券を7ユーロで購入。24時間使えます。

エスプラナーディ公園

公園内に建つフィンランドの詩人ルーネベリの銅像。

ヘルシンキ大聖堂に到着。今日はフィンランドの祝日。中には閉まっていてはいれませんでした。

さあ、Senaatintori（元老院広場）からトラム４Tに乗りテンペリアウキオ教会へ向かいます。
行き先別にあと何分でトラムが来るかの表示があり便利です。

初めての乗車のときだけ、カードを機械にタッチ。
これで24時間トラム乗り放題です。

トラムの室内の様子。
kansallismuseo（国立博物館）で下車。
徒歩で7〜8分ほどでテンペリアウキオ教会に到着。

何かやーな感じ。10時からオープンのはずが・・・。
祝日のせいか、午後からしか入れません。
もう一度後で立ち寄ることにして、アアルトの建物の見学へ向かいます。
３TのトラムでSammonkatuからOoppera（オペラ）まで行き、４Tに乗り換えてLaajalahdenaukio（ワイドベイスクエア）で下車します。

周辺は高級住宅地の様で、立派な建物ばかり。

10分ほどでアルヴァ・アアルト・アトリエに到着。
11時半よりガイドツアーがあるとの事でしたので、10分前に到着。呼び鈴を鳴らすと、11時半まで外で待て事。

Alvar Aalto -museo http://www.alvaraalto.fi/

南側のお庭を見学。

11時半を少し過ぎ、

玄関のドアが開きます。先ほど待てと言っていた女性が出てきて、本日は休日でガイドツアーはないとの事。5分だけなら見学してもよいとのことで、ラッキーにも中へ入れてもらいます。

1F食堂

テープルに下がるペンダント

事務所

会議室

スタジオ
白の高い天井、中庭に向かったRの壁。

無料で見学してしまいました。
ありがとうございました。
アアルトの自宅は13時からの見学なので、ランチにしましょう。

道を下って、海沿いへ。

海とは思えない、波がぜんぜんありません。湖の様。

海に靄がかかって、なんともいえない景色です。
癒されます。

海沿いにカフェを発見。
これはよい感じ。入ってみましょう。

「Cafe・ Torpanranta」

お店のHP　http://www.torpanranta.fi/
トリップアドバイザー　http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189934-d941276-Reviews-Cafe_Torpanranta-Helsinki_Southern_Finland.html

静かな海がパノラマビューです。

デッキからの眺めも最高。
夏はデッキで食事しながらくつろげるのでしょう。

セルフサービスで好きなものを取って会計します。

私のチョイスは、
まずはビール、クルショヴィツェ　KRUSOVICE。
後で調べたらチェコの黒ビールでした。

奥がフィンランドのカレリア地方の郷土料理、カレリアンピーラッカ。
ライ麦の生地に、ミルク粥が包んであります。

結構素朴な味で、さっぱりしています。
静かな海を観ながら、最高の昼食です。

お金持ちそうな老夫婦。

Cafe・ Torpanrantaを後に、アルヴァ・アアルト・自宅へ向かいます。徒歩で５分ほど。

13時に玄関のドアが開き、中へ入ります。

コートをコート掛けに掛け、靴にビニールのカバーをし、14ユーロをカードで支払い、見学です。
まずは、案内の女性が英語で各部屋の説明をしてくれます。
約20分ほど説明があり、自由に部屋を見学できます。

1963年に完成した、アアルトが晩年をすごした自宅です。
こちらも事務所同様、白を基調とした、シンプルな内装になっています。
こちらは１階の書斎。

アアルトのデスク。窓からは庭が見渡せます。

書斎の北側に一段高くなっている書庫。

家の中心にある、リビング。
豪華な装飾はありませんが、木のぬくもりがあり、落ち着きます。

食堂。
赤のペンダントライトがアクセントカラーになっていてGood！

窓際のパネルヒーターの上に置いてある、観葉植物のプランター。

中にははいれませんが、キッチン。

２階に上がって、ファミリールーム。

作りつけの本棚もおしゃれ。

主寝室

子供部屋

子供部屋

ゲストルームからのバルコニー

2ボールの洗面。

アアルト建築を堪能できました。

Laajalahdenaukioから４Tのトラムに乗り市内へ戻ります。

Lasipalatsi（ガラスの宮殿）で下車。ヘルシンキ中央駅へ向かいます。

なかなか立派な駅です。かつてはシベリア鉄道の終着駅だったとか。

中の構内の情緒あふれる雰囲気。

ホームへ入ってみます。
改札がないので、だれでも入れます。
ここから、列車の旅もしてみたいなー。

駅から地下に下がり、せっかくなので地下鉄にも乗ってみましょう。

Rautatientoriから２駅目のVarsapuistikkoで下車。

ハカニエミ・マーケットホールへ向かいますがー、祝日のせいかお休みでーす。残念。気を取り直して、午前中入れなかった、テンペリアウキオ教会へ向かいます。Hakaniemiから８番のトラムに乗りRautatieasemaで３Tのトラムに乗り換えてSammonkatuで下車、歩くこと5分ぐらい。

今度は中に入れました。
御影石の岩盤を掘削してくりぬき、銅線使った円形の屋根を葺いています。

天井は、外部からの光を取り入れるように設計されています。

天井は、銅線を巻いてつくられてます。
なにか、ちょっと神秘的な建物です。
これはすごい！

外に出て、丘を登ると、室内からみたドームの屋根が見えます。

そろそろホテルに戻りましょう。
途中、カンピのショッピングセンターに立ち寄りますが、祝日でお店がほとんど閉まっています。残念！

夕食は、ホテルの１Fのイタリアンレストランで。

天井、なかなか面白いデザインです。

2日目も終了。おやすみなさい。

Part2(サーリセリカ編）もよかったらご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/10ten/album/10724539/