北欧！ヘルシンキのんびり女性二人旅6日間【前編】

2015/09/08 - 2015/09/13

フィンランドといえば？森と湖、北欧デザイン、ノキア、アアルト、ムーミン、サンタクロース！

玄関口ヴァンター空港はトランジット利用される方が多いですが、私たちはヘルシンキの街を満喫しようと、じっくり4泊6日滞在してきました。

旅友は高校時代から30年来の付き合い・Ｍちゃん。気心知れた二人旅です。

写真・記事はすべてiPhone6で撮影&投稿。
デジカメでも沢山写真を撮ったのですが、上手く載せられませんでした^^;

文章多め旅行記ですが、のんびりお付き合いいただけたら幸いです(^.^)



［前編］
◇【1日目】午後、入国→カンピ礼拝堂他、宿泊先ソコスホテル・プレジデンティ近辺を散策


◇【2日目】ヘルシンキ大聖堂→カウッパトリ→ウスペンスキー寺院→FAZELカフェ→エスプラナーディ→ヘルシンキ現代美術館（キアズマ）


◇【3日目】マリメッコ本社&アウトレット→ハカニエミ・マーケットホール→エスプラナーディ


［後編］
◇【4日目】アラビア工場→テンペリアウキオ教会→カフェ・レガッタ→シベリウス公園


◇【5日目】午前～カウッパトリ→オールドマーケットホール→アアルト・カフェ
午後～ヴァンター空港・夕刻～出国


◇【6日目】（機内）午前～帰国

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

｛プロローグ｝

旅立ちの前日…
近所の「し〇むら」で偶然「FINLAND」ロゴのマネキンを発見！
思わず写真に収めてしまいました。

◇【9月8日・1日目】
台風迫りくる悪天候の中、Mちゃんと朝8時（出発3時間前）成田空港第二ターミナルで待ち合わせ。

個人手配の旅なのでWi-Fiルーターを借りたり、チェックイン手続きで、あっという間に出国時間が近づきます。

ほぼ定刻11時過ぎにフィンランド・エアーで離陸。

座席はエコノミーでしたが、約10時間のフライトはCAさんも親切で快適に過ごせました。

機内食は二回。一回目は離陸後わりと直ぐに配膳。
メインは白身魚・又はチキン。私はチキンを選びましたが、甘めの照り焼き味で美味しかったです。
Mちゃんのお魚も美味だったそうで(^ ^)

↑↑各座席のモニター画面。映画を観たり、音楽を聴いたりしていました。

2回目の機内食は焼うどん＋チョコ菓子・ブラックサンダー付き。
着陸1時間前くらいに提供されました。CAさんがバタバタで大変そうだった…

お味は甘辛でなかなか美味。
お肉は牛肉でした。

定刻よりやや早め、ヴァンター空港に到着。
湿度の高い日本と対照的な青い空！清々しいです。

と… むむ？！「マリメッコ・コラボ機」があるじゃありませんか！テンションが上がって機体を撮影。

夢中で撮影した後、ふと気付くと周りに誰も居ません。
これは痛恨のミス？！入国審査がビリッけつ…

旅始めからやっちまったね～(^^;)と長蛇の列・最後尾に大人しく並びます。

審査を終えターンテーブルへ行ってみると、私達のスーツケースだけ、ぽつねん放置されていましたが、まぁ…気にしないったら気にしない(;^_^A

入国審査には40分ほど並んだでしょうか、、、
最初2人だった審査官が混雑緩和の為、5人に増員されていました。
質問「何日間の滞在ですか？」「どこへ観光しますか？」（in English）ぐらいだったかと思います。
優しい女性審査官でホッとしました。

スーツケースを持って、到着ロビーにあるインフォメーションで４日間有効なデイチケット（グリーンのカード）をキャッシュで購入（30ユーロ）

その後、出口から直ぐの10番バス停、フィンエアー・バスに乗り込みます。
スーツケースは運転手さんが黙々と格納してくれました。

料金は現金で6.3ユーロ、乗るときに前払いで運転手さんに支払い。
クレジットカード支払いも簡単にできます。

バス車内では無料WiFiが使えました。
（右前方のモニターに表示されるパスワードを入力します）

道路は高速も一般道も空いています。そもそも車が少ない…？
市民のアシは、バスやトラムが中心のようです。

バス乗車時のレシート。しわっしわ(^-^;

宿泊ホテル｛オリジナル　ソコスホテル　プレジデンティ｝
（市内にソコスと名の付く建物が、あちこちにあります）

空港からバスに乗ること４０分、ヘルシンキ中央駅前のターミナルから徒歩７～８分の場所にあります。

ホテルへの道順は、事前に確認しておいたので順調に到着出来たのですが、途中のボコボコ石畳には苦戦しました。スーツケースのキャスターがギクシャク。
（石畳の雰囲気は、この旅行記・表紙のカモメの足元をご参照くださいませ…）

この移動が我々には結構なダメージでf^_^;
足元はスニーカーで大正解！

辿り着いたお部屋が、エレベーターから近くて良かったです。
大規模ホテルなのでエレベーターホールに遠いと大変そう…

立地は地下鉄Kamppi駅すぐ側、トラムは三箇所の乗り場（Kamppi、Simonkatu、Lasipalatsi）が全て近くて、便利でした。

お部屋は明るくて清潔。床の隅にタンポポの綿レベルの埃を見つけてしまったのは、見なかったことにします(;^ω^)
ちなみにホテル情報、他の方のブログを参考にさせていただき、大変助かりました

オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキ ホテル

↑写真・夕暮れ時のストックマン・デパート前にて


お部屋で小一時間ほど休憩してから、ヘルシンキの街探検に繰り出します。

最初に行ったのはカンピ礼拝堂。
（写真をデジカメでしか撮っていないので、載せられなくて残念…）

私たちの泊まったホテルの目の前にある、外観が巨大な「曲げわっぱ」のような教会です。

別名「木の教会」「静寂の教会」

礼拝堂内はろうそくの炎がゆらゆら揺れ、街中とは思えない静けさがその場を支配していました。

異国の地に来て昂っていた私の心も、なんだかスーッと落ち着いていきます。

ショッピングモールFORUMに行こうとしたら、カンピショッピングセンター内の広場側の入り口付近からFORUMへと繋がる通路がありました。

近道を狙って歩いて行ったのはいいのですが、この通路、人通り少なくて薄暗く、なんだか怖い…というか、夜は避けたほうがよさそう。
蛍光灯的なライトは付いてるけど、岩肌がゴツゴツ剥き出しの穴蔵感です。

実はこの通路の奥にもカンピ広場の物陰にも、路上生活なのかな～…的な方がいらっしゃり…
オシャレな北欧の別の顔を見てしまった気分。
なんとも言えない感情が湧き上がりました。

夕食はラヴィントラ（レストラン）VLUTAVAで。
ヘルシンキ中央駅のすぐ横、バスターミナルにあります。

外から入った時、1階がかなり薄暗かったので、ココ大丈夫かな？と不安になりましたが、2階へ上がると地元の人たちが賑やかに食事していました。

予約もしておらず飛び込みで、ほぼ満席でしたが、たまたま空いていた窓際席（写真・右側２階の真ん中の窓辺）に案内されて良かったです。外の眺めが素敵。
店員さん（北欧美女）も優しく接客してくれたので、ヘルシンキ初日の夜は穏やかな夕食タイムとなりました。

各々飲み物にシードル1杯、パン、私はソーセージ盛り合わせ、Mちゃんはグラタンのパイ包みを注文。かなりなボリュームで、1人約30ユーロ超。
クレジットカードで支払いました。

夕食後、レストラン横のヘルシンキ中央駅も探訪することに。
1919年にエリエル・サーリネンが設計した駅舎は、ロビーのライトが美しかったです。

以前、フィンランド映画「過去のない男」という作品を観たのですが、この中央駅が印象的で、
ここがその場所か～、と。

〈過去のない男〉アキ・カウリスマキ監督
主演マルック・ペルトラ←カモメ食堂にも出演した渋い俳優さん。残念ながら2007年の大晦日に亡くなられてます。

駅構内。脳内BGMはもちろん
♪「世界の車窓から」

夜9時過ぎ、静まり返った駅で電車を眺めていると、
唐突に、あぁ欧州に来たんだなぁ、と感慨深い気持ちがこみ上げてきました。

「Helsinki」フィンランド語・
「Helsingfors」スウェーデン語の両方表記。

駅名や道路名は殆ど両国の言葉で表記されていました。
建物の造りは、ロシアのどっしり感。

◇【9月9日・2日目】
ぐっすり眠って、気持ちよく目覚めた朝。宿泊したソコスホテル・プレジデンティのお部屋からの眺めです。

特にリクエストはしなかったのですが、カンピ広場側ではなく、ホテルの正面玄関側のお部屋になりました。

カンピ広場では時々ライブなど行われて、夜でも騒音に悩まされることもある、と口コミに書かれてた方もいたので、こちら側で良かった。
たしかに夜、賑やかな日もあったっけ。

写真左側の赤い屋根の建物は自然史博物館です。ガイドブックであまり見かけない施設なので入館しませんでしたが、はく製だらけの館らしく、入館してみたら面白かったかも…２階ベランダにキリン？動物の姿が見えます。


それにしても今回の旅は6日間全て快晴…お天気に恵まれて最高でした！

オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキ ホテル

ソコスホテル・プレジデンティの朝食。三階のレストランがブッフェ会場になっています。

日本の和洋食が混在する「バイキング」に種類は及びませんが、お野菜は新鮮だし、滞在中、計4回食べ続けても飽きませんでした。

むしろ毎回がっつり朝食を食べていくため、お昼になってもお腹が空かず、、、
物価の高いヘルシンキで、ちゃっかりランチ代を浮かせていました。

初体験の食べ物で美味しかったのは、カレリア・パイというミルク粥が乗ったフィンランドのパン（写真は撮り忘れ(;^ω^)）
焼きたてをいただいたら、外側カリカリ＆中しっとり、美味でした。
ニシン料理も、フライや酢漬けが美味しかったです。

初日の朝8時半ごろ行ってみると、かなり混雑していましたが、会場が広いのと、食べたら皆んなサッサと出て行くので空席の回転は速かった。
（海外の方は、気のせいか食べる速度早いです）
そういえば日本の方、全然見なかったなぁ…現地ビジネスマンらしき人が多い印象でした。



ところで唐突ですが
【服装の話】

今回、旅の準備で友人と相談しまくったのが現地での服装です。結局、体感的に（2015年9月８日出発で）日本の4月上旬の服装で問題ありませんでした。

1番活躍したアイテムは、直前に買い足したユ〇クロのウルトラ・ライトダウン（薄めのダウンシャケット。収納袋付き、丸めてbagにイン！）

朝夕の寒暖の差が激しいので、朝ホテルから出かける時や海沿いは、風がかなり冷たく感じました。
が、日中は陽射しが急に暖かになるので、カーデガンやセーターだけで過ごせました。

オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキ ホテル

旅2日目からデイチケット（初日購入した、4日間有効30ユーロのグリーンのカード）でトラムに乗り始めます。

トラム路線図は、その場その場でスマホ確認しても良かったのですが、旅行前にガイドブックの付録トラム路線図を拡大カラーコピーしていったのが、とっても役立ちました。我ながらナイスアイデアと、密かに自画自賛^^;

そしてデイチケットがあると、毎回運賃を支払わなくてよいので、本当に便利。すぐそこまで！という場所でも気軽にチョイ乗りしてしました。


さて「Senaatintori」で降りたら目の前の元老院広場へ。


↑↑写真は
フィンランド国立図書館です。
クラシカルな建物は内部もきっと素敵であろうはずなのに、うっかり入るのを忘れてしまいました。

白亜のヘルシンキ大聖堂。青空に映えます。目の前の元老院広場は、想像していたよりずっと広くて、周りをグルリと囲むようにトラムが走り、観光バスが停車していました。

大聖堂は大階段の上に建てられているので、上りきると、けっこうブルッとくる高さ。建物が一部修復中だったのか残念です。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

空の表情がクルクル変わります。

ヘルシンキ大聖堂の内部はいたってシンプル、パイプオルガンが練習中だったのか、おさえたボリュームで演奏されていました。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

海に面したマーケット広場
（カウッパトリ）各テントのオレンジ屋根は食料や屋台レストラン、白い屋根はお土産や雑貨を扱っています。

この日は平日（水曜日）だったので、人出は少なめでしたが、土曜日（帰国する日）に再訪したらとても活気がありました。
そこら中でサーモンを焼くいい匂いがするー！

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

お土産に陶器のトナカイのマグネットを買いました。
お店によって値段、微妙に？違いがあったかも。。

おじさん、一見強面だけどとても優しかったですよ^_^

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

映画「かもめ食堂」冒頭、小林聡美さんが「フィンランドのカモメはデカい」と言っていますが…
本当に恰幅がよい！

日本のトンビ的な地位なのだと思います。無防備にアイスなど食べていると、横取りされる危険有り。

↑↑このコは妙に哲学的な顔でしたので、旅行記の表紙を飾ってもらいました。他のカモメも、なんとも愛嬌があり、ついついカメラで追ってしまいます。

カモメさんの写真は、こうして撮られた！

激写中のMちゃん。真剣（笑）
写真左手のご夫婦？のマダムは、カモメ写真に夢中な私たちにニッコリ挨拶してくれました。

カウッパトリを後にし、ウスペンスキー寺院へ向かいましたが、建物は見えているというのに入口を見つけられません。
結果的に、寺院の周りをグルリと一周。。。

でも迷ったおかげで巨大アンカーを飾った素敵レストランを発見！
のちに「Ravintra Nokka」という名前だとわかりました。お店の中、どんな感じなのかなぁ…

他にもブティック工房、センスの良さげな？マンションなど、住民の方の暮らしぶりも垣間見れて良かったです。

スクリューとわたし←身長163cm

大回りして、やっと到着したウスペンスキー寺院。ロシア正教の寺院です。
ヘルシンキ大聖堂とは対照的に、内部は豪華、キラキラです。
小高い丘の上にそびえ建っていました。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

天井の色がきれいなブルー。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

正面の壁を修復中（お掃除中？）ずっと作業されていました。
その様子を静か～に休憩させてもらいつつ、じぃっと眺める私たち。
ふぅ、ちょこっと座るだけで体力が回復！

ヘルシンキに到着して2日目ですが、時差ボケが抜けきらず、気持ちは元気なのに体力がどうも追いつきません(^^;;

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

ウスペンスキー寺院を出てエスプラナーディに戻ってきました。
ハイブランドのお店が並ぶヘルシンキの表参道、中央に緑地が数百メートル続いていて、とても開放的。時間があればベンチに腰掛けて、アイスなど食べると気持ち良いと思います。

ちょうど前から石原軍団のようなおじさま達が現れました。渋いっ（笑）

フィンランドに来て楽しみにしていたことの１つがカフェに入ること。

いくつか候補はあったのですが、たまたま近くだったので、チョコレートで有名な「FAZEL」のカール・ファツェル・カフェに入りました。

この看板だけ、なぜか近未来な感じ^^;

カール ファッツェル カフェ カフェ

スゴイ味で有名な「サルミアッキ」のパッケージ。

FAZELカフェではアイスティーとゲイシャ・チョコをいただきました。
確か両方でぴったり5ユーロ。

朝ごはんを食べ過ぎて、ランチ時なのにお腹が全然空きません。
しかし甘々のチョコは、歩き回ってクタクタだったところに注入したので美味しくて…

すっかり気に入ったピンクのゲイシャ・チョコ、その後、Sマーケット(スーパー）でキャンディタイプの箱入り（かなりの量）を見つけ、お土産に3箱も買ってしまいました。
スーツケースのスペース、占領しまくりですが仕方ない。

ファッツェル・カフェはお惣菜コーナーもディスプレイが美しく、とても美味しそう。ランチタイムは混むんだろうなぁ、、、

カール ファッツェル カフェ カフェ

FAZEL続き・写真逆光ですみません…
このカフェでは、トイレを2回も借りてお世話になりました。

午前中、フィンランドに来て初の有料トイレ（50セント）に入ってしまったので、無料トイレは本当にありがたいのです。

カール ファッツェル カフェ カフェ

写真↑↑
1番よく利用したトラム乗り場「Lasipalatsi」付近

FAZELカフェの後、エスプラナーディのイッタラ　→アーリッカ　→マリメッコ　etcお店を見て、トラムで一旦ホテルに戻り。
朝からよく歩きました～！

部屋でひと息つきながら、夕食をどうするか考えなければね～、と。
夜8時くらいですが、この明るさです。

ホテルから出かける時、いつも目にしていた「マンネルヘイム元師像」
ロシアからの独立後に起こった、フィンランド内戦の司令官だそうです。


像の後ろの建物はヘルシンキ現代美術館（キアズマ）
私たちは入館しませんでしたが、せっかくホテルの近くだったし。行っておいたらよかったかな？(;'∀')

併設されたカフェの評判は良いようですし、グッズ売り場ではデザインの面白い雑貨がたくさん売っていました。

今日はレストランではなく、お惣菜を買ってゆっくり部屋食にしよう！と、ソコス・デパートの地下にあるSマーケットに行ってみます。

ストックマン・デパートが三越、高島屋なら、こちらはもう少し庶民的^_^
後日、上階のインテリアフロアを見ると、アラビアの食器がお値打ち価格で売られていたので、穴場かも。

Sマーケットではミネラルウォーター他、量り売りのデリコーナーでスペアリブやサラダを購入し、部屋に戻りました。

カラフルヾ(?´∀｀)ﾉ

ハム類の種類の多いこと！

ホテルに戻ってからの～
どーん！飲んでみたかったカルフ（熊）ビール。
見落としかもしれませんが、ロング缶サイズしかありませんでした。美味しかったです♪

お酒はアルコール度数が4.7％未満なら9時～21時までスーパーで買えます。

4.7％以上の度数だとALKOというアルコール専門店でしか買えません。
しかも20時には閉まっちゃう。
お酒好きには辛いかな？

◇【9月10日・3日目】
本日のメインイベントは、ヘルシンキ郊外ヘルットニエミにあるマリメッコ本社・アウトレットです。

ホテル近くの地下鉄カンピ駅から出発。
駅構内はシェルター代わりに使用することを想定しているらしく、エスカレーターは深く深く降りていきます。
（写真は既に半分以上、降りてきたところ）

驚いたのは、そのスピード！速い…
手すりを鷲掴みですf^_^;

こちらはヘルットニエミ駅だったかな？
他の駅も同様に深くて速い

カンピ駅ホーム。テンション爆上がりのわたくし。

カンピ駅から7駅先、マリメッコ本社があるHerttoniemi駅（ヘルットニエミ）

ヘルシンキでは、地下鉄は1路線しか走ってないので迷うことはありませんでした。
地下鉄と言いながら、途中から地上を走ります。

この日も快晴だったのですが、朝方だけ変な雲。

さて、ヘルットニエミに着きました。

駅ホームからエスカレーターで上がり、キオスクがある方の出口から出るとバスターミナルがあるので

バスターミナル沿いを、右方向へ歩いて行きます。
左手に横断歩道があるので、渡りましょう。
横断歩道を渡り、線路を見下ろす橋を直進した先が↑↑の写真です。

北欧は歩行者と自転車のレーンが厳格に分かれ、走行ルールが守られているので、うっかり自転車マークに踏み出しただけでも注意されてしまいます

↑マリメッコ本社。右手の小さなドアから入店します。

ヘルットニエミ駅からマリメッコまでの道順は、多くの方がブログで紹介してくれていて本当に助かりました。
わかりやすい場所ではありましたが、事前に知っていると迷わなくて安心。

１つ前の写真（自転車道と歩道の表示の写真）道順の続きです。

ずっと直進→目の前にガソリンスタンドとマクドナルドが見える横断歩道を直進、渡ってから左折する→前方にVOLVO社が見えるので、そこを斜め右に行くと到着♪

私たちは10時5分前くらいに到着、他にも日本人ばかり10人くらいがウェイティング。
改めて日本でのマリメッコ人気を実感しました。

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

ロビーです。階段下の、変な場所から撮ってしまいました^^;
写真左上の階段を上がると、2階は関係者（マリメッコの社員さん）以外は立ち入り禁止区域。
奥に見えるボーダーのソファで、沢山、写真を撮らせていただいたのですが、割愛です。

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

さて、我々は10時オープンと同時に鼻息荒く（とは悟られないよう、ポーカーフェイスで）店内にイン。
マリメッコ社員さん達に「モイモイ~！（こんにちは）」と挨拶されつつ、店内用の大きな布バックを渡され、お目当て商品へ突撃です。

入店した入口の左側がアウトレット商品の売り場、←写真はテキスタイル生地のコーナー。地元マダムが店員さんと相談しながらお買い物してる様子が素敵でした。
他に服、雑貨や食器も展開。

そして入り口右手に向かって定価の商品（今シーズン商品など）、正面玄関、ロビー、社員食堂maritoriへと続きます。

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

食器や雑貨が可愛い！

30％OFFが多かったです。
「OFF」札に(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ！

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

かなりピンボケ写真でごめんなさい。
試着室フックの「m」が可愛いくて、思わず撮ってしまった♪

マリメッコでのお目当て、私はバッグと布、Mちゃんはお洋服。
まずは今シーズンの商品の売り場へ行ってみました。
どれもこれも素敵じゃ～！が、やはり定価の商品はお高いのぅ…

というわけで、直ぐにアウトレットコーナーへ移動。
でもバッグはピンとくるものが無かった…残念。


テキスタイル（布地）も、あまり割安感を感じなかったので、狙いは端切れにチェンジ。価格は１㎏２５ユーロでした。
端切れといっても、一枚がかなり大きなものもあったので、気に入った柄が見つかるとお買い得です。

端切れは店員さんによって、不定期に大っきなワゴンにドサーッと放り込まれていました。
アウトレットコーナーに居る間、計2回追加投入されたので,その度にダッシュ！
猫まっしぐら、の勢いです。

地元のマダム達にも端切れは人気で皆さん良い柄があれば買おうとロックオンしていた様子。
しまいにはワゴン前で顔を合わせるうちに、アイコンタクトでお互い布地を譲り合うようにf^_^;言葉は通じなくても、なんだかホッコリ（笑）

アウトレットエリアでは店員さんが基本放ったらかしにしてくれるので、お洋服の試着し放題でした。この日は空いてましたし♪
サイズは比較的、大きな物が多かったように思います。LLサイズの私はヤッホーヾ(?´∀｀)ﾉ

ここぞとばかりに気の済むまで試着（5着）Mちゃんとお互いを遠慮なくチェックします。
女子旅は、こーゆーのが楽しいのよね(^^♪

広々した試着室は6箇所はあったよーな…
しかも全部空いてました。
他のお客さんは既にランチに行っちゃったのでf^_^;

私は「服は買う予定ないな～」なんて言ってた癖に、結局、紺色ウニッコのワンピースを購入。
日本だと同じものがネットで買っても3倍近くするので…はぁ幸せ♪

【戦利品】
・端切れ（2kg近く…重。）
・ワンピース１枚
・ウニッコ柄ノート3冊（重。）
・キッズ靴下1足

レジで「お土産にしたいので、袋を数枚いただけますか？」と聞くと、快く入れてくれます。
TAXリファンドのレシートも、もれなく貰いました。

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

一般のお客さんも利用出来る社員食堂「maritori」
11ユーロでパン・メイン料理・スープ・デザート・ドリンクがセットになっています。

実際行ってみたら、ガイドブックから想像していたより意外に省スペース、テーブルの間隔も狭くてびっくり。これ、満席だったら少し窮屈じゃないかなぁ、フィンランドの人は体格大きいし？

利用客は様々で…
地元のマダム達や、小さなお子さん連れママも
（生地コーナー奥にキッズスペースありました！）お買い物後にゆっくりランチしていて、良い感じでした！

マリトリ カフェ

エプロン姿を思わず撮ってしまった！

ヘルシンキでいただくお料理の味付けは、軒並み塩気が濃い目でしたが、こちらのはあまり濃くなくてヘルシーでした。
そのかわり、ハーブの香りが効いたお料理が多かった気がします。


そして、、、見ているだけで楽しいマリメッコ食器！
トレーにパン・おかずを選んで乗っけていきます。

トレーやお皿は、必然的に1番上に積んであるものから取っていきますが、コーヒーのマグカップだけは、選ぶの時間かかっちゃった。
だって山積みのマグカップ、全部可愛いんですもーん！

マリトリ カフェ

散々迷って選んだ↑このマグカップが気に入り、帰国してから同じ物をネット購入してしまいました。

マリトリ カフェ

朝10時から2時過ぎまで、たっぷりマリメッコを満喫して放心状態の私たち。
今回の旅の「メインプロジェクト」が終わってしまったので無理もありません。

加えて大量購入した生地・服・雑貨はずっしり重く…ヘルットニエミ駅までの道程（緩い登り坂）を恨めしく思ったのでした。

↑↑写真は帰り道のメトロ駅、ハカニエミ駅で途中下車、ハカニエミ・マーケットホール

ハカニエミ マーケット広場、屋内マーケット ショッピングセンター

「かもめ食堂」ネタ第2弾です。
ここハカニエミ・マーケットホールは片桐はいりさん扮するミドリが、小林聡美さん扮するサチエに頼まれてトナカイ肉を買いにに来るマーケットですね。
（映画観てない方スミマセン）
なんでも市内最大規模のカウッパトリだとか。

こんな感じのお店とか。なんか可愛い

マリメッコ売り場は、お店によって置いてある商品がちょっと違うとかなんとか…？

こちらもマリメッコ。
他に、二階はアンティーク食器など掘り出し物が見つかればラッキー的な？
良い意味で、ごちゃまぜ感というか、、、
古き良き雰囲気でした。

体力と気力が充分あれば、ゆっくり見たかったけど、荷物が重たいのでf^_^;
足早に見物して出てしまいました。

↑↑ホテルのエレベーターに飾ってあったパネル。ミーヤキャットの中に、よく見るとキャットが一匹混在。
すっくと立ち上がるキャット達に元気をもらえたので撮ってみました。


マリメッコ本社→ハカニエミからホテルに帰宅。
荷物から解放され、ベッドに転がると、思わず
「だぁぁあ～…」と声が漏れます。
下半身に溜まっていたリンパ液が身体中を流れてホッ。

この感覚、分かってくださるのはアラフォー以上でしょうか（笑）


休憩後はまた、がんばって街へ繰り出します。
お夕食、食べなくちゃ！

まずは、とりあえずストックマン付近にトラムで出向き、アアルト・カフェ（写真の奥）で有名なアカデミア書店に来てみました。

建物が素敵。本屋さんも大好きなので、ゆっくり本を見たかったけれど。
いかんいかん、夕食食べにいかなくちゃだわね。

アアルト・カフェも是非、訪れたかったカフェのひとつですが、この日は入らず、最終日に行きました。

ウニッコ模様を見つけ写真を撮らずにいられない…
ヘルシンキのマリメッコは

①本社・アウトレット店（ヘルットニエミ）

写真の
②エスプラナーディ店
（マリクルマ本店とガイドブックに書いてありました。実はこの中にある「マリカハヴィラ」というマリメッコ・カフェで今晩の夕食を、と考えていたのに、19時閉店。残念、間に合いませんでした～）

③ハカニエミ・マーケットホール店
④カンピ店
⑤ストックマン店
⑥空港店

と、こんなにあるのです！
そういえば④カンピ⑤ストックマン店だけ行けませんでした。宿泊ホテルから1番近くだったのに忘れていましたε-(´∀｀; )

ソコス・デパートのインテリアフロアにて。イッタラ・ティーマのマグカップ。
買おうか迷って止めてしまった。

イッタラ・カステヘルミのキャンドルホルダー。
色別にお値段が違い、赤色が高かったです。
ソコス・デパートにて。

3日目の夕食がまた部屋食な訳は…

マリメッコ・カフェ（マリカハヴィラ）が閉店で残念だった私たち。
↓
じゃあ今晩の夕食は、いっちょ（高級）デパ地下で美味しいデリを買って帰ろう！
と、いざストックマン地下食料品売り場へ乗り込みました。
↓
しかし、この日は金曜の夕方。
地元マダムたちで店内はごった返し、フィンランド・マダムは体格良い方が多く（失礼！）迫力があります…

特にお惣菜コーナーは殺気立ってる…
なんて言ってるか全然わかんないけど、語気荒めのフィンランド語は怖いよぅT^T

怖気付いた私達は、湯気の上がるサーモンを横目に、無料トイレだけ借り、すごすごとストックマンを後にしました。
↓
で！昨日と同じ、少し庶民的？ソコスデパートの中のＳマーケットへ移動。

昨日の優しいお兄さん、居るかな～？とお惣菜コーナーへ行ってみたら、見当たらない、、、
本日の担当は眼光鋭い無口なおじさん（いや、おじいさん？）でした。
ビビりながらも、なんとかコミュニケーションして
お惣菜をゲット！

でも「いろいろツイてなかったねぇ^^;」
と言いつつのリラックス部屋食は、それはそれで良き思い出になったのでした。

長～い旅行記でスミマセン…
後編に続きます（≧∇≦）

「ヘルシンキのんびり女性二人旅６日間 後編」
https://4travel.jp/travelogue/11067868