2011/09/11 - 2011/09/11
293位(同エリア764件中)
琉球熱さん
急に思い立って、夏休みに行けなかった大岳山に行く。
ルートは御嶽駅〜御岳山〜大岳山〜鋸山〜奥多摩駅と言うもの。
とにかく朝早い時間に御岳を通過したい、、、となれば自宅出発時刻、4:45。まだ朝が明けていなかった。
5時過ぎの電車に乗り(さすがに空いている)、御嶽駅を目指す。
それでも立川からはそれなりに乗客も増え、御嶽駅にはバス待ちの行列がもうできていた。みな、早い!
今回は御岳山まではケーブルカーで時間を稼いだが、下山した時はこれまでにないほどへろへろだった・・・
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
御岳山頂から長尾平を抜け七代の滝。
想像以上に下る。これでもかというくらいの距離を下る。
この滝は比較的小ぶり。 -
そこから再び上り。上りきったところに天狗岩。
この巨大な岩は鎖を頼りに登る。
頂には小さな祠とカラス天狗のような銅像。 -
天狗岩から降りて岩石園(ロックガーデン)を歩く。
このエリアは小さなせせらぎに沿ってマイナスイオンをいっぱい浴びながら進む。
清流と苔むした岩々が非常に心地良い。 -
ロックガーデンも終盤に近づくと、今も修験の場である綾広の滝に到着。
この滝は七代の滝よりやや大きめ。鳥居もあり、辺りには静謐な雰囲気が漂っている。 -
芥場峠を過ぎてから登山道は一変、狭く険しい道が続く。
場所によってはこんな看板も。
実際、ロープや鎖を頼りながら歩かなければいけない箇所もあり、少々緊張。 -
ようやく大岳山荘&大岳神社の広場に到着、ここが山頂かと思いきや、ここからさらに110m、露岩の急坂を登らねばならない。
これが非常にきつかった。再び鎖場の登場である。ここに至る岩場よりも難敵で危険である。両手を使う箇所も多いので、グローブは必須だ。 -
ところで、この大岳神社。現在は無人で荒れ果てた感があるが、ここの狛犬は珍しい顔をしている。聞くところによると、狼信仰の賜物で狛犬ならぬ“狛狼”らしい。
-
息を上げ、がたつく膝を引きづりながら、今度こそ本当の山頂(1266.5m)に到着!
時間は11:22。ケーブルカーを降りてから2時間40分かかったことになる。
しかしこのコース、滝を二つ見て、渓流沿いをマイナスイオンを浴びながら歩き、途中鎖場もあるバラエティに富んだコースだが、なかなかの難コース。 -
山頂からの眺望は広くて開放的だが、残念なことに到着直後にガスってしまい、この有様だ。
-
ここから尾根伝いに鋸山を目指すが、歩きやすい尾根の道とまたしても激坂で意外に時間がかかる。
鋸山山頂は休憩できるようなスペースもなく、写真を撮っただけですぐ出発した。 -
実はここからの鋸尾根がかなりの難所。
下り坂も急だし、岩場を登ったり降りたりの連続。グローブは必須。
ところどころに鉄ハシゴや階段、一息入れる隙もない。
ぽっかり視界が開けるところに小さな祠と石仏。これが天聖神社。
石仏ではなく、天狗だ。 -
ここからの展望もまたよし。眼下には奥多摩の集落が見え、ゴールも間近、と奮い立たせるにはうってつけ。
しかしここからも下りの急坂。思うに、登りよりも下りの方がある意味キツイ。足首と膝が悲鳴を上げる。 -
ようやく平坦な場所に出たらそこは愛宕神社。完全下山まであと一息・・・と気持ちを奮い立たせて進むと、最後のとどめに188段の石段・・・。
-
がくがくする膝をかばいながら、降り切ったところで階段を見上げる・・・
この石段、何の迷いも芸もなく、憎らしいほどに一直線なので、上から見れば足がすくむし、降り切ってから見上げれば全ての意欲を喪失させるに充分だ。 -
これを下るとようやく青梅街道。奥多摩駅は目の前。
多摩川は先日の台風の影響で、まだ泥混じりだった・・・
帰りは爆睡。帰宅19時。なでしこの試合には辛うじて間に合った。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2019/03/30 09:42:45
- お久しぶりです
- 琉球熱さん いつもご投票ありがとうございます。
琉球熱さんが山デビューのころの山日記とお見受けします。多くの人は御岳山から往復ですませるのに、鋸山への縦走とはやりますね!(昨秋、ほぼ逆コースを歩きました) 9月前半では暑さも募って汗をかいたのではと推測します。
大岳山は見るのは良い山ですが人が多すぎと思います。
ところで初夏の御前山も拝見しました。御前山は奥多摩三山では一番不人気と思いますが、大混雑はなくて好きです。
今では高山植物通の琉球熱さんがこんな初心なころもあったのだと結構意外でした。上から目線の言い方で申し訳ないですが、まさに長足の進歩!!
- 琉球熱さん からの返信 2019/03/30 17:20:02
- RE: お久しぶりです
- ねもさん、いつもありがとうございます。
> 琉球熱さんが山デビューのころの山日記とお見受けします。多くの人は御岳山から往復ですませるのに、鋸山への縦走とはやりますね!(昨秋、ほぼ逆コースを歩きました) 9月前半では暑さも募って汗をかいたのではと推測します。
おっしゃる通り、まだ奥多摩にちょくちょく通っていた頃です。
その後は特段の理由もなく、丹沢ばかりになりました。
ねもさんが逆コースで歩かれたのも拝見したのですが、何より奥多摩まで遠征する気力が凄い!それだけでも感服です。
> 大岳山は見るのは良い山ですが人が多すぎと思います。
そうですね。楽しい山だなとは思うのですが、人が多すぎ…
奥多摩三山の中では、御前山が一番しっくりきます。
> 今では高山植物通の琉球熱さんがこんな初心なころもあったのだと結構意外でした。上から目線の言い方で申し訳ないですが、まさに長足の進歩!!
こりゃまたお恥ずかしい限りで。
見返して見ると、今ならわかる花も「なんだ、これ?」と言ってますね(笑)
数をこなしてくると、完全同定はできないまでも、「〜系」くらいはわかるようになって来るから不思議なものです。
------琉球熱-------
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