イタリア鉄道旅行、最高！- 水の都ヴェネツィア

2010/06/22 - 2010/06/23

6月 22日 (火) 晴れ
今日はミラノ8:35発のES Cityでヴェネツィアへ向かいます。前回のイタリア旅行ではバスで移動に6、7時間かかったところを、2時間半で駆け抜け、11:10にヴェネツィアに到着しました。速い上に、とても楽でした。

Benissiomo！

ヴェネツィアは昔、大学の卒業旅行でヨーロッパを旅したときに、その中世の街並みに一番感動した場所で、今回も楽しみです。

表紙の写真は、カナルグランデに架かるリアルト橋。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミラノ中央駅
ヴェネツィア行きの電車に乗りに駅へ。改めて内部を見ると美術館みたいな作りです。

ミラノ中央駅
壁面もアートで。さすがイタリア！日本ももう少し芸術的になると良いかなぁ。

ミラノ中央駅
ローマ方面往きのアルタベロチタ（AV）に向かうビジネスマン。最速で、3時間15分でローマに到着します。

ミラノ中央駅
こちらは、今日、乗るES City「フレッチャビアンカ」です。

この時は路線がオール電化されていなかったようで、ディーゼル起動でした。

ミラノ中央駅
8:35分発、ヴェネツィア・サンタ・ルチア行きで、2時間35分で着きます。

7年後、同じ路線に乗ると、オール電化されていて、ベネチア・メストレまで2時間13分とちょっと所要時間が短縮されていました。

ミラノ駅
いよいよ出発です。

車窓から
ブドウ畑が見えました。

ES Cityの車内
座席が先頭のディーゼル起動車に近かったので、振動が伝わって来ました。やはりETR600などの電車の方が良いですね。

ES Cityの車内
1等車は、2列＋1列の3列のゆったりした車内です。空いていて、乗っている乗客も客層が良さそうでした。

ES Cityの車内
テーブルの下にパソコン用とかの電源があります。デジカメのバッテリーの充電などにも使えます。

スーツケースは下記サイズの小型のものでしたので、テーブルの下に入りました。鉄道旅行はコンパクトがお勧めです。また、１等車は２等車に比べて空いていましたので、スーツケースの置き場には困りませんでした。

高さ59×幅42×奥行28cm
（65×45×28cm※キャスター含む）
重さ　5.7kg
容量　54リットル

ミヌエット(Minuetto)の新型車両
キューシ〜シエナ間で乗りましたが、イタリアの工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロがデザインした新型車両で洗練されていましたね。

パドヴァの駅
ヴェネツィアから列車で30分。残念ながら、今回は行けませんでした。

次回は、スクロヴェーニ礼拝堂とかに行ってみたいです。

ヴェネツィアへの鉄道橋
列車は、イタリア本土側のヴェネツィア・メストレ駅を発車すると、1841年完成の長さ4ｋｍの鉄道橋を渡り、終点のヴェネツィア・サンタ・ルチア駅を目指します。

リベルタ橋 建造物

併走して走る自動車道

リベルタ橋 建造物

遠くにヴェネツィアが見えてきました。

リベルタ橋 建造物

ヴェネツィア
街並みが近くに見えてきました。

ヴェネツィアの駅
駅の表示板が見えてきました。まもなくヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着です。鉄道橋を渡り終えるのに、時間にすると10分くらいでしたが、なかなか良かったです。

ヴェネツィア・サンタ・ルチアの駅
最新型のETR600が停まっています。

最新型のETR600
銀の矢「FrecciaArgento」と言われている最新型のアルタベロチタ（AV）です。明日、ボローニャ経由フィレンツェに行く際、乗ります。

ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前
やって来ましたヴェネツィアに。いきなり運河と中世の街並みが目の前に。３度目ですが、鉄道で来たのは初めてです。
ホテルは駅を出て左に少し歩いたところにあります。

ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅

ヴァポレット（Vaporetto）乗り場
駅前にあります。

ヴァポレット (水上バス) 船系

ホテルへ向かって
駅を出て左に少し歩いて、教会の先のレストランの路地を左に入るとホテルがあります。

ホテルへ入る角にある看板
駅の近くに鉄道旅行者向けのホテルがいろいろとあります。看板に、皆さんのお探しのホテルの名前はありましたでしょうか？

ホテルに向かう路地
少し行った左手に入り口があります。

アッバツィア ホテル (Abbazia Hotel)
本日の宿です。徒歩５分もかからなかったかな？

当ホテルの料金はスタンダードツイン朝食付きで、￥21,364と少し高めでした。橋を渡る一駅手前のヴェネツィア・メストレ駅近くのホテルに泊まるのも一案でした。

ホテル アッバツィア ホテル

アッバツィア ホテルの部屋

昔の修道院を改装してホテルにしたとの事です。泊まったのは４階の最上階のお部屋で、屋根裏が吹き抜けでしたが、あいにくエレベーターが無く、チェックイン時はポーターがスーツケースを運んでくれましたが、翌朝、降ろす時に大変でした。

いつものようにホテルにまずチェック・インして身軽になって、観光にお出かけです。

ベネチア旧市街

スカルツィ橋（Ponte degli Scalzi）

スカルツィ橋 建造物

ヴァポレット（Vaporetto）乗り場と教会
さて出発です。

スカルツィ橋とヴァポレット

対岸の教会

ヴァポレット、水上バス乗り場

聖マルクオラ（S.Marcuola）教会

カ・ドーロ（Ca' d'Oro）
カナル・グランデに面する邸宅の中で、最も美しく、最も古いものの一つで、1428年から1430年にかけ、ヴェネツィア貴族コンタリーニ家のために建てられた邸宅だそうです。かつて外壁に金箔と多彩色の装飾が施されていたことから、カ・ドーロ（黄金の館）と呼ばれてきたとの事です。

リアルト橋（Ponte di Rialto）

リアルト橋（Ponte di Rialto）

リアルト橋付近の船着場
ピンクの建物は、Palazzo Bembo（ベンボ宮）。

アカデミア橋

アカデミア橋 建造物

アカデミア橋(Ponte dell'Accademia)

Palazzo Corner Ca’Grande（コルネール宮）

鐘楼が見えてきました。

船着き場
大運河の向こうに、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を望む。

以前、ツアーで来たとき、ここからゴンドラ遊覧を楽しみました。

土産物屋が並びます。

サン・マルコの船着場

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
(San Giorgio Maggiore)
望遠で写してみました。

さすがイタリア！風景画も上手いです。

ドゥカーレ宮殿 (Plazzo Ducale)
共和国時代の総督邸兼政庁だそうです。いつ来ても美しい！

鐘楼とドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院 (Basilica di San Marco)
左半分が修復中だったので、こちらの角度から。

サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿

サン・マルコ広場から

ドゥカーレ宮殿
別の角度からの一枚。

ため息橋
運河を隔てて対岸の牢獄跡とドゥカーレ宮殿は、ため息橋で結ばれています。両側は修復中でした。

サン・マルコ広場
こちらは旧行政館です。

サン・マルコ広場
広場の左側の建物が新行政館、正面がナポレオン翼です。

サン マルコ広場 広場・公園

ヴェネツィアの路地散策
サン・マルコ広場から街中に入ってみました。

ゴンドラ
小運河をゴンドラが。何とも風情のある情景です。　

ヴェネツィアの路地散策

ヴェネツィアの路地散策
リアルト橋まで来ました。

リアルト橋
ヴェネツィアらしい、綺麗な橋です！7年後、2017年6月に再訪しましたので、リアルト橋界隈はそちらでご紹介します。ベネチアの後は、ボローニャへ向かいます。

イタリア鉄道旅行、最高！- ヴェネツィアからボローニャへ
http://4travel.jp/traveler/comestai/album/10486451/

リアルト橋 建造物