ぶらり水間鉄道の旅

2006/11/05 - 2006/11/05

せっかくの３連休に家にいるのはもったいない。
と、言うことで難波への買い物ついでに貝塚まで足を伸ばしてみました。

エリア 岸和田・貝塚(大阪)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 私鉄

水間鉄道は南海線の貝塚から、水間までを結ぶ６キロ弱の小さな鉄道会社。

沿線にこれといった観光地もなく、終点の水間に水間観音があるくらい。
でも、ここを訪れるマニアは結構いるようで、そんな彼らのお目当てがこの元東急電鉄の車両。

貝塚駅 駅

昔は東横線や日比谷線で活躍していた７０００系車両。（先頭車改造なので、印象は違いますが）
しかし１０数年前から新型車に追われ、北は青森の弘南鉄道から西はこの水間まで、第２の職場に転職して行きました。

運転は終日に渡ってほぼ２０分間隔。

水間までは住宅の間を縫うように走ります。
単線以外は東急時代と変わらない雰囲気。

１５分ほど走って終点水間に到着。
立派な駅舎です。

水間観音駅 駅

せっかくなので水間寺まで行ってみることに。

新西国三十三ヶ所霊場の４番目の水間寺。
天台宗のお寺です。

水間寺 寺・神社・教会

立派な本堂です。

ここの本尊は聖観音菩薩。
でも、今まで一度も開帳されたことのない秘仏だそうで、どんなお姿か誰も知りません。

三重の塔は、天保年間に再建されたものとのことで、大阪市内では唯一だそう。

塔には十二支が彫刻されております。

これはもちろんトラ。

寺は秋。

開祖である行基が竜神から聖観音を授かったとされる滝。
神秘的？

水間寺散策を終え、水間駅へ。

駅の脇に保存されている旧型車両。
７０００系入線まで活躍してました。

車庫で整備中の７０００系車両。
まるで東急線内。

帰りにやって来たのは、無改造のタイプ。

１９６３年製のステンレスカー。
長く活躍してもらいたいものです。

交換設備のある名越駅で水間行とすれ違い。

名越駅 駅

帰りはなんば経由で帰途に。

のんびり水間鉄道の旅でした。