初めてのマレーシア 7日目＜KL5＞

2007/12/23 - 2007/12/30

いよいよ実質最終日。

あれこれ行っておきたい所がある。プールにももう一度行っときたい。
ところが、お嬢が体調不調らしい。

プール遊びの後、無理して出かけたが、途中でリタイヤすることになる。
そんなこんなで、タクシーで行ったり来たりの1日になる。

そのタクシーは相変わらずのデタラメ。
ほぼ同じ距離なのに、ボッタクリ・タクシーは11RMで、まともなタクシーは3.6RM。
ちょっとぐらいボラれるのは許容範囲・想定内だが、約3倍は酷すぎる。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

12月29日（土）　朝

【イスタナ＜タマン・サリ・ブラッセリー＞：朝食ブッフェ】

インドアのテーブルがいっぱいだったので、中庭の席に。

小鳥が残飯をつついているのを微笑ましく眺めていると、小ぶりのカラスがやってきて残飯をあさりだした。
小鳥は近づいてこなくなる。
でも、日本のカラスのような恐怖感はない。

☆ISTANA

まだ行っていない所がある。
でも、プールに来てしまう。

別に泳ぎたい訳でもないが、何故かプールに。日本じゃプールなんか行ったことがないくせに。
そもそも泳げないくせに。

☆ISTANA

今日も浮輪で遊ぶ。
他の客は好意的に見てくれているのだろうか。

☆ISTANA

とにかく陽射しが強かった。
「そこまでするならプールに来るな！」
と言わないでやって下さい。

≪セントラル・マーケット≫

ホテルから乗ったタクシーは新車だったが、不可解な運ちゃんだった。
10RM、OKの商談が成立したのに、何故かメータを作動させた。しかも、初乗2RMのはずが、6RMからスタート。
途中から嘘のようにメーターが加算されていって、チャイナタウンの手前で10RMになった。すると、メーターを指差して10RMと言うとスイッチを切った。

セントラル・マーケットに着いて10RM払うと、あれが玄関だと指差して追加を要求することもなく去っていった。
10RMはボッタクリ価格でないと証明したかったのか？意味不明である。
そもそも、初乗6RMって何なの！それにあまりにも異常な加算！

≪セントラル・マーケット≫

雑貨好きな我が家。ここは必須ポイントと期待して乗り込んできたが、・・・。
ザーッと回ったが、これはと思うものは発見できなかった。

12月29日（土）　昼

【プレシャス@セントラル・マーケット】

家具、内装に凝っているレストラン。
セントラル・マーケットとは、あまりにもミスマッチ。
一軒家レストランだったら、もっと映えるだろうに。

【プレシャス】

2時頃だったせいか、先客は1組しかいなかった。

【プレシャス：ナシレマ 10.8RM】

「ナシゴレン、ナシレマ、ミーゴレンは食べておかないと」と思っていたのに、ペナンでナシゴレンを食べたきりになっていた。
最終日、念願のナシレマを見つけた。

ココナッツ・ミルクで炊いたご飯と聞いていたが、出てきたライスはブルーだった。

【プレシャス：ニョニャ・フライド・ヌードル 10.8RM】

日本の焼きそばと似た味。

【プレシャス：デビル・カレー・チキン 18.9RM】

たしかに辛かったが、デビルと言うほど辛い訳ではない。
美味しかった。

【プレシャス】

お嬢の体調が悪く食欲がないので、デザートはとらなかった。

三品とも上品な味付けで店の雰囲気も良かったが、もう少しハイソな店とガイドブックの記事から勝手に解釈していたので、少し拍子抜けだった。

値段から考えれば、むしろ頑張っている方だと思う。
地○の歩き方ムックのライターさん、店のコンセプトを見誤っていないかい。

≪ピーター・ホー・エボリューション：ドアノブ≫

お嬢の体調が悪いので、「一度ホテルに帰ろう」と言いながらセントラル・マーケットを出たら、道向かいにピーター・ホーが見えた。

チョッと見てから帰ろうと入ったら、センスのいい雑貨がたくさん。
写真は人型の金属製のドアノブ。見方によっては、チョッと不気味。50RM位だったかな。

≪ピーター・ホー・エボリューション：ネックレス≫

ガラスケースに飾ってあった青い石のネックレス。

≪ピーター・ホー・エボリューション：ローソク立て 20RM≫

ランプの形をしたローソク立て。セール品で2RM。
衝動買いしてしまったが、ローソクなんて何十年も使ったことがない。

≪ピーター・ホー・ビヨンド≫

お嬢が大丈夫と言うので、ピーター・ホーのもう1軒にも足を延ばした。
こちらの店はさっきより数倍広い。
買おうと思ったものがあったが、あれこれ見ている内に購買意欲がなくなった。

△関帝廟

ピーター・ホーを出ると関帝廟があった。せっかくなので写真を撮る。

撮りおえたら、タクシーの運ちゃんに声を掛けられた。お嬢の体調がいよいよ芳しくないので、ホテルに帰ろうとしていたのを知っていたかのように。
イスタナ・ホテルと言うと１５ＲＭと高飛車な態度。金額よりも態度と雰囲気が気に入らないのでパス。

コタ・ラヤの前で流しのタクシーを拾う。イスタナ・ホテル？OK。
乗り込むとメーターを作動させた。2RMである。マレーシアで初めてまともなタクシーに出会った。

しかし、この運ちゃん、イスタナを知らないようで、電話をかけて道を聞いている。近くまで来ると、路肩に停まって休憩している他のタクシーにも聞いていた。
どうにか無事ホテルに着く。最短コースではないが、4RMだった。これが適正な価格だろう。

☆ISTANA

明日の移動に備えて、お嬢はベッドで自重することに
少し吐き気がするらしいが、熱はないので大騒ぎすることもないだろうと都合のいい勝手な判断。

お嬢を残して、両親はマスジット・ジャメに向かう。

▽タクシー

ホテルからタクシーに乗る。
最初から嫌な予感がしていた。さっき乗ったのとは違うが同じブルーの新車。
今回は10RMの宣言がなく黙ってメータを作動させた。やっぱり、6RM。やっぱり、途中からどんどんメーターが上がる。

案の定、チャイナタウンの近くで10RMになる。意味はないが、写真を撮っておいた。あいにく肝心の「10RM」は写っていない。
どこまで上がるのかビクビクしていると、マスジット・ジャメに着いた。11RMＭになっていた。
何なんだー、このメーターは。

△マスジット・ジャメ

17時過ぎ。
午後の拝観時間は16時までなので、モスクの中には入れないが周囲はOKと係のオジさんに告げられた。

ワンピース姿のマダムに赤いスカーフと紺のマントを貸してくれた。
スカーフの貸与があることは知っていたが、マントも着用することは知らなかったので驚いた。
マラッカでスカーフを買った時、マスジット・ジャメで巻くのと話していたが、お嬢の件ですっかり忘れていた。

△マスジット・ジャメ

宗教施設はやっぱり腰が引ける。
仮に16時前でモスク内への入場が許されてもご辞退しただろう。
観光気分で入るべき場所でない空気を感じた。

写真を撮るのでさえ遠慮気味。

△マスジット・ジャメ

マスジット・ジャメの敷地を出てコンバック川沿いを南に下がった所にビューポイントがあった。
ローカルも写真を撮っていた。
こっちの方が気軽に写真が撮れる。Ｒは小心者。

△スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

上の場所から少し南に下がった所からサマド・ビルが見えた。
正面まで歩くのはしんどいので、ここでＵターン。

サマド・ビルは週末のライトアップが綺麗らしい。それを目的にマスジット・ジャ＆サマド・ビルを土曜日に設定したが、お嬢の体調不良で予定が狂っている。

今、17時半。日が完全に落ちるには2時間近くありそう。サマド・ビルのライトアップは断念する。

○クラン川とコンバック川の合流地点

クアラルンプールとは「泥の川が合流する地」とのこと。ここがその合流地点。

○マスジット・インディア通り

インド人街。
さすがにブキッ・ビンタン辺りとは空気が違う。

当たり前だがインド人が多い。
でも、頭にスカーフを巻いた女性も多い。彼女らはマレー系のはず。インド女性はどこにいったの。

○マスジット・インディア通り

インド系のショッピング・センターと紹介されていたMYDINを発見したので入ってみた。
衣服が所狭しと並べてある。メチャ安かと思っていたら意外に高い。

○マスジット・インディア通り

近くにまたMYDINがある。こっちは雑貨館のよう。こりずに入ってみたが、見るべきものはなかった。

マレーシアはリタイアした日本人のロング・ステイ人気が高い国と聞いていたが、KLでの日本人遭遇率は低い。
ブキッ・ビンタンでさえほとんどいない。したがって、ここでは一人もいなかった。

○クラン川

ここからもツインタワーが見えた。とりあえず写真を撮る。

クラン川を渡り大きな道路で流しのタクシーを拾う。今度もメーター2RMである。
ホテルまで、なんと3.6RM。気分がよいので4RM払って釣りは受け取らない。

12月29日（土）　夜

【翡翠小厨@PAVILION】

体調が戻らないお嬢をホテルに残して最後のディナーに出かける。
近くがいいので、ドラゴン・アイに来た時に見つけていたクリスタル・ジェイドにする。
ロッテンにもあるシンガポール系の中華。

【翡翠小厨[クリスタルジェイド]】

満席。あいかわらず中華系はうるさい。

【翡翠小厨】

メニューは日本語が併記されている。

【翡翠小厨：雲呑麺スープ 9.8RM】

入口で見た写真が美味しそうだったのでオーダーしたが、違うものがきた。ドライとスープを誤ったようだ。
醤油ラーメンだった。

【翡翠小厨：鶏茸粥 10.8RM】

最初、味が薄いかなと思っていたが、食べている内に旨味が出てきた。

【翡翠小厨：蝦水餃子 10.8RM】

エビが一匹丸ごと入っていて驚いた。
出汁もエビの味が付いていて美味しかった。

【翡翠小厨：牛肉インゲン豆 16RM】

おかず系がないことに気づいて途中で追加オーダーした。ピリ辛で旨かった。

【翡翠小厨：亀ゼリー 8RM】

マンゴーのタレが非常に美味しかった。
マンゴーがこんなに美味しいのなら、マンゴー・プリンにすべきだったかも。

【翡翠小厨】

ホテルで寝ているお嬢のためにテイク・アウトしようと思い、Take Out？と訊いたが、会話が成立しない。

漢字で筆談。知っている限りの英単語を酷使した結果、Take Away にたどり着いて、なんとかオーダーできた。
根気良く着き合ってくれたのが写真の彼女。
ただし、彼女は双子で、同じ顔、同じ髪型、同じ眼鏡、同じ衣装の姉か妹がいた。
したがって、写真の彼女がTake Awayの子か定かではない。

【翡翠小厨：魚粥 9.8RM、杏仁豆腐 6RM】

魚粥と杏仁豆腐をTake Away 。
鉄観音、税サ込みで87.2RM。
オーダーミスもあったが、どれも一定レベル以上の味だった。

同じパビリオンにあるドラゴン・アイと同じような店だった。しいていえば、ドラゴン・アイが上かな。

☆ISTANA

ホテルに帰ると、お嬢が腹を空かせて待っていた。
お粥と杏仁豆腐にがっついていた。
どうやら回復に向かっているみたいだ。


●初めてのマレーシア 8日目＜KL6＞
http://4travel.jp/traveler/r241/album/10211650/