国立古美術館 Museu Nacional de Arte Antiga（MNAA）

首都リスボンにあるかなり大規模な美術館。
数々のビッグネームの作品が展示されているが、特にヒエロニムス・ボスの『聖アント...  続きを読むニウスの誘惑』が目玉。
かつてポルトガルが強国だった時代の名残なのか、人口も経済規模も大きいドイツやイタリアの大型美術館と比較してもそん色ないぐらいコレクションは充実している。
日本人的には南蛮図屏風が展示されていることも見逃せない。
リスボンカードの無料対象なのでカード持ってるなら是非。  閉じる

投稿日:2024/03/22

　2004年以来のしばらくぶりの訪問。2004年に見学した際は非常に古臭い展示の仕方だったが見やすく改装されていた。
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　展示室は０階から3階まででメインの絵画は1階にある。
　ほぼ時代順に展示されハンス メ厶リンクから始まり一番人気のボスの祭壇画、ホルバイン(父)、デューラー、クエンティン・マッセイスなど充実した展示。
　その他、大量の中国陶磁器コレクション、キリスト教宗教美術など充実した展示。

　カフェテリアも定食みたいな感じで昼食が食べられました。味も悪くないです。  閉じる

投稿日:2024/03/29

西洋絵画から日本のなんて屏風まで揃う幅広いラインナップでした。西洋古典絵画が好きな私にとって素晴らしいコレクションだったと...  続きを読む思います。ヤンステーン、ニコラプッサン、ブリューゲル、ルカジョルダーノ、ティエポロ、クールベ、デューラー、ピーターブリューゲル、ムリリョ、メムリンク、ラファエロ、ボッシュ、ハンスホルバイン、クラーナハのサロメ、バッサーノ、ボッシュ等々、盛りだくさんでした。
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投稿日:2019/07/11

大きな美術館ではないですが、部屋数も少なく回りやすい美術館です。いわゆる大作というのは無いですが、名前は知られていなが佳作...  続きを読むが多い気がしました。ブラジルからの富を教会建築ばかりではなく、美術品購入にも充てれば良かったのに、という感想は持ちました。

歴史の教科書にも登場する南蛮屏風は良かったです。描かれている当時の日本の風俗も興味深かったです。  閉じる

投稿日:2019/08/02

南蛮屏風の鑑賞を目的に訪れました。アダルトほ6ユーロ、シニアは3ユーロでした。比較的空いているので、ゆっくり見ることが出来...  続きを読むます。陶器、銀食器なども充実していて興味深かったです。ブリューゲルやクールベ等の絵画もありました。南蛮屏風の保存状態や、今もなおこうやって飾られているのを間近で見ると、日本とポルトガルの歴史を実感しました。  閉じる

投稿日:2019/05/15

テージョ川を見下ろす高台に建つ美術館。狩野内膳の南蛮屏風は、当時の日本とポルトガルの交流を知ることができる必見の作品。他に...  続きを読むも、ヒエロニムス・ボスの聖アントニウスの誘惑など、充実したコレクションを誇る。あまり混雑していないので、じっくりゆっくり楽しめるのもよい。  閉じる

投稿日:2019/04/14

ポルトガルのリスボンを観光中、トラムでベレン地区へ行った際にこちらの美術館へ立ち寄りました。ベレン地区には見どころが多く、...  続きを読むこちらの美術館も是非訪れるべき場所だと思います。特に東洋の美術が見ごたえあり、古くからの日本とポルトガルの関係も感じることが出来ました。  閉じる

投稿日:2019/01/10

元々はジャネラス・ヴェルデスという宮殿を改装した国立古美術館。
宮殿だったインテリアをそのまま生かした棟に、現代建築を取...  続きを読むり入れた棟も続いていて、空間移動と共に時間も飛び越えたような気分になる造り。
規模的には大き過ぎはしないので、お目当ての展示物から展示物へと走り回らなくてもゆったり全体を見学できます。

ここでの目玉は、ボッシュの『聖アントニウスの誘惑』やゴンサルヴェスの『聖ヴィセンテの衝立』のほか、聖アルベルトの礼拝堂を再現したスペース、それに日本とポルトガルの交流を示した絵柄の南蛮屏風など。
上記の内、聖アルベルトの礼拝堂を再現したスペースは2018年10月上旬現在リノベ中で見学できなかったのは残念でしたが、南蛮屏風は幾双もあって見応えがあったと思います。
『聖アントニウスの誘惑』や『聖ヴィセンテの衝立』は、細部まで観察して行きましょう。

ショップも入っていますが、品揃えは少々貧弱だったような。
見学し終わったら、芝生の中庭に面したカフェに寄って行くといいですよ。
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投稿日:2018/10/22

ベレン地区からこちらに移動しました。
市電15番Cais Rocha下車し、向かいの階段を上っていくと、そこはもう美術館...  続きを読むです。
あまり人はおらず空いていてゆっくり見られます。
個人的にはヒエロニムス・ボスの「聖アントニウスの誘惑」。これは隅々まで面白くじっくり見れます。
鑑賞に疲れたらカフェもありますし、この周辺にもちょっと感じの良いお店がちょいちょいあります。  閉じる

投稿日:2018/12/31

リスボン中心部の西側にある。市電１５番で行ったが、建物は駅のある広い道路の北側の丘の上にあり分かりにくかった。建物は17世...  続きを読む紀建設の侯爵館と1940年に設置された別館の2棟からなっているが、いずれも重厚感のある立派なものである。館内では14～19世紀の彫刻・陶器等のヨーロッパ美術、大航海時代に関わった日本やアフリカ、東洋の美術、陶器、金・銀・宝石、ポルトガルの芸術家の作品など素敵な美術品がゆったりと展示されている。訪問者は少なくゆっくり興味深く鑑賞できた。ベレン地方の帰りに訪問するのもいいかもしれない。  閉じる

投稿日:2019/02/17

ベレン地区観光の帰りに立ち寄りました。「国立古美術館」の所蔵品は多岐にわたります。東洋に関連するものも多く、ポルトガルと日...  続きを読む本の結びつきの深さを思い知ることが出来ます。
周囲には観光スポットが少なく、アクセスも良くないですが、足を運ぶ価値は充分あると思いました。  閉じる

投稿日:2018/10/14

ベレン地区からの帰りに市電を使って行きました。南蛮屏風が有名です。この国立古美術館の建物の前にカフェテリアがあり、そこで食...  続きを読む事が出来ます。テージョ川を見渡すとても眺めのよい場所にあり、ゆっくり食事を楽しむことが出来ました。  閉じる

投稿日:2018/09/23

アジュタ宮殿に行った後、トラム18番に乗って行きました。Lisboa cardがあると、入場が無料になります。館内には、東...  続きを読む洋、西洋、アラブ由来の美術品が展示されています。日本由来のものでは、南蛮屏風、重箱などがありました。  閉じる

投稿日:2018/06/17

屏風だけ見る予定でしたが、同じ階の綺麗なポルトガル食器に目を奪われ、次に金細工、絵画…と結局ほとんど観賞してしまうほど、素...  続きを読む敵な作品が沢山ありました。
屏風の部屋に入る手前に屏風を実写化したよいな動画があり面白かったです。  閉じる

投稿日:2018/05/09

トラムの駅で降りて、ちょっとした丘を登ると、クリーム色の建物があり、これが美術館です。美術館らしくないので、周りの人に聞か...  続きを読むなかったら見逃すところでした。
入場料が５ユーロと安いです。
絵画目当て行きましたが、なかなかのお所蔵で満足でした。
企画でレンブラントとベラスケスの絵を他の美術館から借りてきて展示しており、ちょっと得した気分でした。  閉じる

投稿日:2018/01/20

　2017年、ボスの絵画が二点来日した際、リスボンにも作品があると知り、楽しみにやってきました。Level 1の一番奥の6...  続きを読む1号室に展示されていました。プラド美術館ではボスの作品の前は何重もの人垣で、間近で見ることも困難でしたが、こちらの美術館では、ゆっくりと、ボスらしい細部を隅々まで楽しむことができました。

　左翼が「聖アントニウスの飛翔と墜落」、中央が「聖アントニウスの誘惑」、右翼が「聖アントニウスの瞑想」で、左翼パネルの裏にも山上のキリストが描かれています。元々は、皮膚病患者が収容されるアントニウス会の病院に展示されていて、病人はこの絵の前で帯状疱疹＝「聖アントニウスの炎」が治るよう、聖アントニウスの絵に向かって祈ったそうです。  閉じる

投稿日:2018/01/05

リスボンカードで入館しました。
ジェロニモス修道院のあるベレン地区から714番のバスで移動しました。
バスに乗ったもの...  続きを読むの、何処で降りたらいいのかわからなかったのですが、右側に美術館らしい建物が見えてきたので降りたらこの古美術館でした！
嬉しかったです。
ものすご～く展示品の多い美術館です。
他にも行きたい場所があったので、駆け足で展示作品を見て周りましたが、それでも二時間近くかかりました。
もう終わりかと思ったら、また、展示室が続いていました！
見応えのある美術館です。
時間のある人には、オススメです！  閉じる

投稿日:2016/12/24

南蛮屏風が見たくて行きました。入館料は6ユーロですが、この日はリスボアカードを持っていたのでそちらを利用。パリやフィレンツ...  続きを読むェの美術館と違い、すいているので完全に自分のペースでゆっくり見られたのが良かったです。思ってたより収蔵品が多かったので時間に余裕を持ったほうがいいでしょう。館内は写真撮影可能です。

南蛮屏風は六曲一双の屏風が2作品あり、左側が狩野内膳、右側が狩野道味の作といわれているもの。象など舶来の動物も描かれいて、日本の美術品をはるか遠いポルトガルの地で鑑賞しているのは不思議な感じです。屏風のことをポルトガル語では「biombo」という単語に訳されていました。

ヌーノ・ゴンサルヴェス作の『サン・ヴィセンテの祭壇画』は美術館のパンフレットにも使用されており、この美術館を代表する作品なのだと思います。たくさんの人物が描かれている中でエンリケ航海王子はどれなのか議論があり、謎のある絵だそうです。

ちなみにヒエロニムス・ボスの『聖アントニウスの誘惑』は貸出中のようで見られず、聖アルベルトの礼拝堂は閉鎖されていて入れませんでした。でも、一番の目的の南蛮屏風が見られたので満足です。  閉じる

投稿日:2018/07/05

ポルトガルで最大規模を誇る、ポルトガルを代表する美術館です。
17世紀に建てられた宮殿を改装し、1884年に開館しました...  続きを読む。

一番楽しみにしていたヒエロニモス・ボッシュ作の「聖アントニウスの誘惑」はどこかに出展中で見られず、残念でした。

ポルトガル最大の巨匠画家ヌーノ・ゴンサルヴェス作『聖ヴィンセンテの衝立』（1470～1480年）やアルブレヒト・デューラー作『聖ジェロニモス』（1521年）は必見です。

ですが日本人として絶対に見逃せない作品は、安土桃山時代の南蛮貿易の様子を描いた、狩野内膳作の"六曲一双"の『南蛮屏風』（16世紀末～17世紀初頭の作品）です。　数ある南蛮屏風の中でも、最高傑作と言われている作品なのだそうです。　　

※"六曲一双"とは、六つ折りの屏風が左右で１セット（一双）あること

対になった左側の屏風には、インドのゴアで出航準備をする南蛮船やインド象、南蛮の建物や人々が描かれています。　右側の屏風には、南蛮船が長崎の平戸港に入港し、船長を先頭にした南蛮人の行列やこれを迎えるビロードの衣装の宣教師、武士などが描かれています。
是非この地で鑑賞されることをお勧めします。

行き方ですが、市電の15番又は18番でCais Rochaで下車すると、テージョ川と反対方向の高台の上に建物が見えます。　車道沿いの階段を上ればすぐです。　ロケーション的にリスボン市街とベレン地区の中間にあるので、ベレン地区の観光後に立ち寄られたら良いと思います。　ただし閉館は午後６時ですのでご注意を。  閉じる

投稿日:2017/04/16

やっとリスボン最終日にここを訪れることができました。義兄から絶対に見ておいでと勧められた、ボッシュという画家の絵、私自身あ...  続きを読むまり好きではなかったのですが、ここの美術館の展示品はとても思想的な意味合いを持った想像を膨らませる作風、ついその画集を買ってしまいました。観賞客の少ない美術館でしたが、その絵画の前だけは人が絶えませんでした。  閉じる

投稿日:2016/08/04