2025/12/23 - 2026/01/01
323位(同エリア1760件中)
オッさん
この旅行記スケジュールを元に
JTBのパッケージツアーを申し込んだのは、この年の6月初旬です。旅先は夫婦で元気なうちに絶対に行こう!と話していたエジプトです。
私が前期高齢者に仲間入りした今年、人生の一つの区切りとして、タイミング的には今かなと、思い切って半年前のこの時期にパッケージツアーに申し込みました。
エジプトを限られた時間で安全に旅行するには、私達のレベルでは流石に個人旅行の選択肢は無く、最初から添乗員同行のツア-を探しました。
エジプトまでは移動時間が長く、往復機内泊で2日取られるため、実質現地で観光できる日数を考えると、最低8日間、できれば10日以上のツアーを対象としました。
現地の気候を調べると、年末年始がベストシーズンとありましたので、長い休暇を取れるこの時期の旅行が決定しました。
旅行代金はハイシ-ズンの為、何処の旅行会社もさほど変わりません。
私達が拘ったのは、南端のアブシンベルから北へ向かって有名な遺跡を多く回れること、また、移動にはナイル川クル-ズが含まれることを最低条件に、各社の旅行スケジュ-ルや観光内容を吟味して、JTBの10日間のツア-を決めました。
申し込んでからは暫く時間があったので、河江先生のYoutubeでエジプトの予習をしたり、11月には都内で開催中のラムセス大王展を見に行ったりして旅行気分を高めていきました。
出発の10日くらい前に漸くJTBから旅のしおりが送られてきて詳細が判明、5日前の12/18には、日本から同行する添乗員の方から直接電話があり、当日の行動についての確認や、ツアーに関して準備するものなどのアドバイスがあり、心のスイッチは完全にエジプトモードになりました。
持ち物では、特にスリッパがどのホテルにも置いてなかったので本当に役に立ちました。これはマストです。
旅行行程の概要は次のとおりです。
〇12/23;成田空港→ドーハ空港
〇12/24;ドーハ空港→カイロ空港
ギザ三大ピラミッド
〇12/25;カイロ空港→アスワン空港
アブシンベル神殿
〇12/26;アブシンベル神殿
〇12/27;アスワン市内観光
未完のオベリスク
コムオンボ神殿
〇12/28;エドフホルス神殿
ルクソ-ル神殿
ルクソ-ル博物館
〇12/29;カルナック神殿
メムノン巨像
ハトシェプスト女王葬祭殿
王家の谷(4墓観光)
クソ-ル空港→カイロ空港
〇12/30;アレキサンドリア
カタコンベ、ポンペイの塔、
グレコロ-マン博物館
〇12/31;大エジプト博物館
カイロ市内観光
モハメドアリモスク
カイロ空港→ドーハ空港
〇01/01;ドーハ空港→成田空港
この旅行記は12/31からの帰国までの完結編です。
私達のエジプト旅もこの日が最終日。日本はいつの間にか大晦日になっていました。
エジプト入りしてから今日まで8日間、古代エジプトの歴史に刻まれた『本物』を目の当たりにしながら旅をしてきましたが、最後の〆はツア-メンバ-皆さんが楽しみにしていた『大エジプト博物館』の見学です。
なんと11月にグランドオープンし、ツア-の行程に間に合いました。
ここには『本物』の古代エジプトの遺物達が溢れかえっていました。その量とあまりの美しさに大感動の連続でした。
旅の全てが本当に貴重な経験であり、これらの出会いは私達の五感にしっかりと刻まれ、一生の宝物になったと思ってます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
本日は最終日。朝荷物をまとめチェックアウトしてバスに積み組むとカイロ周辺を1日観光して、夜はそのままカイロ空港です。
荷造りは昨夜済ませてあるので出発時間まで余裕があります。 -
ホテルの部屋から朝の風景です。ナイル川の西側対岸に立派な都市が眺められます。大きな建物はソフィテルカイロホテルです。
私達は、ここヒルトンホテルに2泊しましたが、昨日の朝はバタバタしていたので、ゆっくり外の景色を見るのは本日が初めてです。ラムセス ヒルトン ホテル
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朝食会場に行ってみます。ホテルに直接横付けで船が停泊していました。
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朝食会場はとても広くて豪華です。
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今日は少し時間があるのでたっぷり食べようと気合が入っていました。
こんな感じで少しずつ何度か取りに回りました。 -
博物館は開館9時ということでしたので、8時20分にホテルを出発しオープンしたばかりの博物館へ向かいました。
出発するとすぐに道路からピラミッドが見えます。ピラミッドで始まった初日の観光がずいぶん昔の様で懐かしい気持ちになります。
ここまで8日間滞在し、古代エジプトの遺物を観光してくるとエジプト文明はピラミッドだけでは語りつくせないということが良くわかりました。 -
そしてここが大エジプト博物館への入場口です。
大エジプト博物館は、単一の文明をテーマにした博物館として世界最大級の規模を誇ります。場所はギザの三大ピラミッドの近くで、約10万点の古代エジプトの秘宝を最先端の展示技術とともに体感できます。 -
建物のデザインは近代的で、至る所にしっかりとピラミッドの姿が表現されています。
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入り口前の正面広場にあるオベリスクは、エジプト北東部のデルタ地方にある遺跡タニスから運ばれたもので、約3,500年前の「本物の古代遺物」が展示されています。
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ピラミッドを模ったデザインの入り口から中に入ります。ワクワクしますね。
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入場するとまずは入り口で、ラムセス2世の大きな石像がドーンと出迎えてくれます。
その大きさと空間の広さに圧倒されます。そして美しいデザイン。建物自体のデザインや展示物の配置などすべてが計算されて美しい。これだけでも入る価値は十分です。大エジプト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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エジプトの旅では行く先々で随分とラムセス2世の歴史を見聞きしてきたので、勝手に親近感も持ってしまいます。
入口正面のこの大きな立像は、古代エジプトの象徴としてラムセス2世が国民から愛されているのだと感じます。 -
ラムセス2世の息子であるメルエンプタハ王の赤い花崗岩の円柱で、テーベの神殿に建てられていた物です。円柱には王の功績が刻まれています。
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プトレマイオス朝時代のプトレマイオス2世とアルシノエ2世の像。兄と妹で夫婦として王朝を統治していました。
首都をアレクサンドリアに置いていたエジプト王国末期時代にギリシャ文化との融合を図った王達です。 -
さて、まず最初に別館に展示されている「第一の太陽の船」を見に行きました。
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「第一の太陽の船」とは、エジプト・ギザのクフ王の大ピラミッド南側から発見された、世界最古級の大型木造船で、クフ王の第一の船とも呼ばれています。
まず見た瞬間、本当にこんな姿で作られていたのかと、その大きさに驚きます。
実際には船として利用するのではなく飾り用と考えられていますが、各部位が精巧に作られていて造船技術の高さを感じました。 -
実物を間近に見ると、本当にナイル川を走行していたのではと思う程、大きくて精巧な作りです。
全長約43.3メートル、幅約5.6メートル、重さ約20トンに及ぶ巨大な木造船です。実際に使用する船と同じに造られたのではないでしょうか。大エジプト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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近くで見ると至る所が本当に細かく造られています。
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ピラミッド南面の地下にある石坑から発見されました。石坑が巨大な蓋石で密閉されていたため、約4,600年もの間、奇跡的なほど良好な保存状態を保っていました。
船体は1,224個のパーツに分解された状態で格納されていました。 -
金属の釘を一切使わず、木部材に開けた穴に植物製の縄を通して縛り合わせる「縫合船」と呼ばれる高度な技術で造られています。
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そして1987年には日本の吉村作治先生らの調査隊により、すぐ隣から更に状態の悪い「第二の太陽の船」が発見され、現在はここで日本とエジプトの共同プロジェクトによる修復・復元作業が進められているそうです。
ちなみに第二の船は第一の船が発見された時のキャンプ室の下にあったそうです。 -
これらの大発見に貢献してきた吉村先生の写真も展示されていました。日本人として嬉しいことですね。
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別館から本館に戻りました。広いフロアから2Fの展示場への通路は、真ん中にある広い大階段と右端にはエスカレ-タ-が並んでいます。
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私達はエスカレ-タ-を使い、ツタンカ-メンの待つ展示場に向かいました。
階段の途中には多くの展示物が並んでいます。 -
多神教から一神教へ改革を行ったアマルナ時代の石碑で、アメンヘテブ4世と家族が太陽神アテンを崇拝している様子が描かれています。
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そして大階段を登りきると大きな窓からピラミッドが見える構図になってます。
ここからメインギャラリーに入っていきます。
展示会場は、先史時代からローマ時代にいたるまでの時代別に大きく分けられています。
また、時代別の展示は、さらに「社会」「王権」「信仰」という3つの縦軸テーマで構成されており、全体で12の展示室に分かれています。 -
ギャラリ-に入るとすごい数の展示物が並んでいます。古代エジプトの役人であるイティセンの像。
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ヘテプへレス女王の世界最古の椅子。クフ王の母親であるヘテプへレス1世の秘密の墓から発見された物です。
4,500年前のものですが、発見されたときには木材が朽ちて粉々になっていたものを何年もかけて復元したものなんです。素晴らしい技術ですね。 -
そしてヘテプへレス1世の石棺。アラバスタ-で作られています。
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アラバスタ-製の容器などが広い空間に綺麗な配置でゆったりと展示されています。
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ヘテプヘレス1世の担ぎ椅子。女王が従者によって肩に担がれて移動したもの。当時の王室の贅沢を反映している貴重な工芸品です。
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配置もお洒落で、近づいてゆったりと見られます。
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広い空間が上手く使われています。
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12の展示室には、先史時代から古王国、中王国、新王国、そして末期王朝からグレコ・ローマン時代までを網羅しています。
3つの縦断テーマとして、どの時代エリアでも、当時の「人々の暮らし」「ファラオのあり方」「神々への信仰」を多角的に学べるよう緻密に設計されています。 -
見てください。こんな広い空間の中に展示されているのです。歩いているだけで気持ちが良いです。
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ツタンカ-メンの展示場エリアです。このコ-ナ-にはツタンカ-メンの武器コレクションが展示されてます。
ツタンカ-メンの墓から発見された弓です。あの狭い空間にこれだけのものが詰め込まれていたとは驚きです。 -
戦車も見事に残ってます。
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こんな風に馬で引っ張っていたんですね。作りは戦車と言うより馬車ですが、当時は画期的な武器になったのでしょう。
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ツタンカ-メンの王墓から発見された木製の小箱。チャリオットと呼ばれる戦車に乗って敵と戦うファラオの姿が描かれています。
とても綺麗な色使いで素晴らしい。 -
2時間ほどガイドさんから説明を受けながらメインの箇所を回ってもらいました。
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ツタンカ-メンの椅子。儀式用の椅子と考えられています。左の椅子の背もたれには翼を広げたハゲワシの女神が王のカルトウ-シュを保護する様に描かれています。
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こちらにはツタンカーメン王の棺がいくつも展示されています。
ミイラを直接納める「人型棺」が3重になっていて、これはそれを囲む四角い外箱の厨子です。 -
厨子は5重のマトリョーシカ構造になっており、ミイラを直接納める3重の「人型棺」を合わせると、全体で8重の棺と厨子によって厳重に守られていました。
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黄金の5つの木製金張りの厨子は徐々に小さくなって何重にも隠されており、王の位の高さが良く分かります。
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一番外側の厨子です。青色のタイル装飾が綺麗です。
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ツタンカ-メン王の外側の棺。第3人型棺(外棺)と呼ばれ木製に金箔を貼ったものです。これだけで素晴らしいのですが、マトリョーシカはまだ続きます。
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次は第2人型棺(中棺)です。木製に金箔を貼り、ガラスや宝石が象嵌されたものです。
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美しい色と模様で飾られているうえ、足の裏側まで黄金で彫刻されています。素晴らしい。
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更に第1人型棺(最内棺)は純金製(約110.4kg)です。すごいですね。
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アヌビスの神像です。アヌビスは古代エジプトの墓地の守護神で、ミイラづくりの神ともされています。
ツタンカ-メン王の副葬品の一つで墓の入り口を守っていたとされてます。 -
木製で漆喰を塗り、その上に黒く塗装されているそうで、目は黒曜石とアラバスタ-で作られています。
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古代エジプトの女神ハトホルを表した金箔で貼られた雌牛の頭部像です。
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内臓を保管するためのカノポス厨子です。箱の四隅にはイシス、ネフティス、ネイト、セルケトの4人の守護女神の像が守っています。
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こんなに大事に守られたおかげでしょうか、盗掘にあわなくて本当に良かったです。3,000年以上も前に作られたこんなに美しい芸術品が現在も見られるのです。
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そしてカノポス厨子の中にはこのアラバスタ-製のカノポス壺が収められていたということです。
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壺には王の顔が掘られていて四方には同様に女神が彫られています。これらをずーっと見てくると、ツタンカ-メン王が愛されていたことが良く分かります。
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等身大の守護神。
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肌が黒く塗られているのは死を象徴し王を冥界の神オシリスとして表現しています。本当にどれもこれも素晴らしい。
これを発見した時の驚きは想像できないほどだったでしょう。 -
3つの寝台。葬祭用と考えられてます。ライオンと雌牛とカバという3つの神が描かれた寝台となっています。
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ツタンカ-メン王が身に着けていた装飾品。発見されたときはツタンカ-メン王の太ももの間にあったのですが、前掛けの一部ではないかと考えられています。
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ツタンカ-メンのミイラが装着していた指サックと黄金のサンダルです。ミイラ化の最後に金を装着することで肉体を神格化させたのだそうです。
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そしていよいよ黄金のマスクとご対面です。マスクの正面間近で見るため(写真も撮れます)に列の後ろから並びます。後ろ姿から既に輝いています。
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横顔を見ながらぐるりと回って前方へ進みます。横顔も美しい細工が施されて綺麗です。
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本当に輝いています。美しいマスクです。1965年に日本で公開されたことがあるそうですが、現在は「門外不出」の扱いで、国外への持ち出し一切禁止なので、本物はここでしか見られません。
総重量約11kg のマスクは23金の板を叩いて延ばす鍛金技術で成形したそうです。紀元前のこの時代にこんな技術があったんですね。エジプト文明恐るべしです。
正面でマスクと一緒に記念撮影もしてから列を離れました。ちなみに少し遠めからであれば並ばなくても写せます。大エジプト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここから1時間ほどは自由時間になりました。とはいっても中は広すぎて時間的には全然足りません。ツタンカ-メン王の周りをゆっくり見て回りました。
ツタンカ-メンの黄金の玉座と足置きです。ガイドさんから最近展示されたばかりなので必ず見ると良いですよと言われました。 -
背もたれには、若きツタンカーメン王と王妃アンケセナーメンが寄り添い合う、仲睦まじい姿が描かれています。
金色の中に赤や青などの色使いがとても美しく、実際に見ると本当に輝いていました。
これは言葉にならない、しばらく見惚れていました。大エジプト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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椅子の周りはぐるっと回れます。ひじ掛けは蛇の形と大きな翼が描かれており、左右から王座に座ったツタンカ-メンを包み込んで守護する様なデザインです。
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背もたれの裏側には日輪を頭にのせた4匹のコブラが配置されてます。コブラは下エジプトの守護女神のウアジェットを表していて、王を敵から守る強力な魔除けの意味があります。この椅子一つに沢山の想いが詰め込まれているんですね。
いや~すごい。こんな素晴らしい宝物を見られるとは。やっぱりここまで来て良かったと思いました。 -
若いころのツタンカ-メン王を表した木像漆喰塗りで彩色されてます。
ちなみに、このあたりの解説には日本語の表記もあります。日本がエジプトの遺跡発掘や研究に貢献したことが評価されていることが分かります。日本人としてとても誇らしい。 -
ツタンカ-メン王のミイラからデジタル復元された生前の顔です。リアルですね。
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ツタンカ-メン王の木像です。蓮の花の上に頭部が現れた様子を表しています。
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幼いツタンカ-メン王子が使用した椅子と足置き。ひじ掛けには砂漠の植物と動物が金張りで装飾されています。
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子供用の木棺。上に置かれた人型の棺と両側のマスクも子供用に作られています。
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ツタンカ-メン王の存在を証明する器。王家の谷で発見された物ですが、真ん中に王の名前が刻まれています。
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アラバスタ-製の香油瓶です。台座も精巧に彫刻されており、瓶には王の名がヒエログリフで刻まれています。中には香油が残っていたそうです。神秘的な色が美しい。
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黄金の扇。扇の半円形の部分にカルトウ-シュが描かれています。
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ちょっと休憩。博物館内のトイレもちょっと変わった形状でオシャレです。高さはエジプト仕様?でとても高いので、使用する時はちょっと気合が入ります。
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それでは展示会場を出て中央の大階段を歩いて降りていきます。
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大きな石棺の展示。
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下エジプトのメンデスで発掘されたハトホル女神の顔が彫刻された柱の頭部。
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ここにもラムセス2世の立像。
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巨大なステラ。王の功績を称えるヒエログリフが刻まれています。
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両側には創造神プタハの巨像が立っています。真ん中にはライオンの頭を持つ女神セクメクト神。
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王が祝福される様子を描いた石棺。
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オベリスクの頭部の展示。
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そして3時間はあっという間です。ロビ-には土産物屋が何件か入っていたので、集合時間まで急いで見て回り、チョコレ-トを購入。
エジプトに関わるグッズも沢山ありましたが、博物館価格でちょっと買う気にならない値段でした。
エジプト大博物館、展示物の1/4程度しか見てないと思いますが、見応えありました。とにかくツタンカ-メン王墓から発見された宝物が凄すぎました。もう来られないかもと思いながら、思いっきり目に焼き付けてきました。 -
さ~て、博物館を出てバスで移動、カイロのレストランで昼食です。
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このレストランではアエ-シという薄いパンとスープが出て、
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その後ビーフとパスタとキッシュのプレ-トです。
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デザ-トはメロンにアイス乗せでした。全体に味はまあぁまぁかな。
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そして、ハン・ハリーリ市場へ向かいます。街中は沢山の車が走っていました。
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それでも渋滞することはなく、比較的スム-ズに流れます。
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至る所にこんなエジプトらしい建物が見られます。
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そしてちょっと楽しみなハン・ハリーリ市場で最後の買い物です。
まず最初にガイドさんが観光客用に用意された、お決まりの土産物屋へ連れて行ってくれて、皆さんそこでお菓子やら小物など買いまくりました。
お土産を買う数少ないチャンスですし、まあカードも使えて安心して買い物ができるので、多少高くても安心料と思えば気になりません。ハン・ハリーリ・バザール 市場
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そして市場を案内してもらい、最後は30分位時間をもらって自由行動です。とは言っても、店員は売る気満々で「ワンダラ-」「コンニチワ」「ヤマモトヤマ」などと迫ってくるので、うかつに笑顔を見せられません。
遠目に眺めながら買わないそぶりを見せて、仮面の様な顔で横目でチラチラ見て回りました。 -
私達は買いたい物を鍋敷きと革製のサンダルに絞って見て歩きました。
せっかくの機会なのでサンダルは熱心なオジサンから値切って買いました。安くなったかどうかは良く分かりませんが、まぁ面白かったです。
鍋敷きは欲しい材質や形状が見つからなかったので買いませんでした。
30分後に集合場所に戻りましたが、ツア-の皆さんも最初の土産屋で沢山買っていたので、市場ではあまり買っていない様でした。 -
市場では店員がとにかく知ってる限りの日本語を叫んで気を引こうとします。目が合ったものならもう大変です。本当はじっくり手に取って見たりしたかったのですが、ちょっと怖くて出来ませんでした。
市場からはバスに乗って車内から商店街の様子を眺めながら次へ向かいます。 -
街角には色々な土産物屋が並び楽しそうでした。
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そしてこれから最後の観光地に寄ってから、空港へ向かいます。バスからは綺麗な建物も見られます。エジプト感漂ってます。
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途中にバスから見えた露店市場か何かの人混みもすごい。ウジャウジャしてます。
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夕方16時くらいにモハメッドアリモスクに到着。ここでは15分ほど外観を見学してエジプト観光は全て終了です。
ここからは遂にカイロ空港へ向かいます。ガーマ・ムハンマド・アリ 寺院・教会
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カイロ空港には17時半位に到着しました。
荷物検査からチェックインで座席を確保し、荷物を預けて出国しました。制限エリアに入ったのは18時半位だと思います。
カタ-ル航空20:20発の航空機に乗り、ドーハ乗換で成田へ向かいます。
ドーハ着は0:25の予定ですが、時差が1時間あるのでフライト時間は約3時間です。カイロ国際空港 (CAI) 空港
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出発して1時間くらいで夕食が出ました。フィッシュを選びました。
カイロに入ってから店やホテルにアルコ-ルが置いてなく、しばらく禁酒状態だったので、ビールとワインを頂き潤いました。
さすがに旅の疲れもあり、その後はウトウト状態でした。 -
2時間ほど経過して、ボチボチドーハに到着との案内で目覚めると23:50でした。
到着予定は0:25で時差が1時間なので、あれ、変だなぁと思いつつ飛行機を降りると、添乗員さんが結構アセっていて、皆さん時間がないのでトイレを我慢して乗り換えゲートに急ぎます。と話がありました。
よく考えると現地時間はすでに1:10過ぎで、乗換え便は2:15発、ボーディングタイムが1:25なので、乗換時間が15分しかなかったのです。
後から聞いた話では、滑走路が混んでいて着陸待ちで上空をぐるぐる回っていたらしく到着が30分以上遅れたそうです。
ツア-の皆さんトイレを我慢して小走りでボーディンゲ-トに向かいました。
結局、初日に寄ったドーハ空港で帰りに買い物しようと思っていたお土産屋などに寄る時間は全くなかった訳です。 -
何とか乗り継ぎに間に合いセーフ。後は日本に到着するまでのんびりです。
座席は3列席の窓側並びだったので、長い飛行時間でトイレに立つのに通路側の人に気を使わなければならなかったので、ちょっと残念でした。
そんな事情もあり、飲み物はビールは控え、ワインにしておきました。 -
結局、機内であまり寝れずに朝食タイムです。既に日本は元旦です。いつ年越したのでしょう?添乗員さんも分からないそうです。
今回の旅行を振り返ると、古代エジプトって本当にあったんだと実感した10日間の旅でした。
旅の最中は、夢の中で紀元前3,000年の前世を歩き回った様な不思議な感覚で、建造物、絵や彫像が、圧倒的なスケール感で目の前に存在していました。 -
そんなことを思い起こしながらもうすぐ日本です。元旦なので寒いかな?
エジプトの気候は日中は太陽が出ると汗ばむほど熱く、半袖でも大丈夫なくらい日差しが強かったです。
ただ、日陰などは薄手の長袖、早朝や夜はライトダウンを着用してちょうど良いくらい寒い感じでした。
さあ着陸です。手荷物のリュックに入れておいたライトダウンを出して日本に降り立ちました。 -
さて恒例のお土産達です。この他にもTシャツやサンダルも買いましたが今回はちょっと少なめです。
移動も含めて10日間の旅でしたが、あっという間に過ぎて、帰国して暫くは衝撃や達成感の様なもので何となくボーッとしてました。
生きてるうちに一度は行ってみたかったエジプト、行けました。動画などを見て多少分かっているつもりで行きましたが、実際にその場で感じる色や音、匂いや味、街の喧騒や地元の人々の声や動き、そして重厚感やサイズ感。これらはやっぱり、その場に行かないと味わえない貴重な経験と感じました。
観光地での「ワンダラ-」の声は今でも耳に残ってます。これだから旅はやめられないんですね。
まだ世界には行ってみたい場所がいくつも残ってます。元気なうちに少しずつ制覇出来ればと考えています。
ただ、いつも帰国して思うのは、トイレと風呂は日本が一番ということです。
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