2026/01/11 - 2026/01/20
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goemonpさん
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2026/01/19
2026/01/20
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一生に一度はこの目で見てみたい遺跡と言えば、ピラミッドを上げる人も多いでしょう。
というわけで、今回のゴエモンの旅行先はエジプトです。
ゴエモン「ミイラがうろつく砂漠の地だね。」
おかしな先入観を持っているガキ文鳥は置いておいて、古代文明とロマンの地エジプトへいざ。
なお今回はツアー参加のためゴエモンの露出は控えめです。
ゴエモン「何でだ~」
Part7ではオープン間もない大エジプト博物館を鑑賞し、帰国の途へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
さてついにエジプトツアーも最終日。
朝食はいつも通りホテルのビュッフェ。チーズ旨し。
本日は最近ついに完全オープンした大エジプト博物館を見学します。ピラミッズ パーク リゾート カイロ ホテル
-
と思ったのですが、なんと本日最初の訪問先はパピルスショップでした。
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こちらではパピルスをどうやって紙のようにしていくのかその様子を実演してくれます。
実演してくれたお姉さんは大変日本語の上手な人でした。 -
そのへんの土産物屋とかで売っているパピルスと称するものは、実はバナナの皮などで作っているものも多いそうですが、こちらは真正なパピルスしか扱っていないのだそうです。
図柄は伝統的なエジプトの装飾デザインや地図、ツタンカーメンのマスクなどいろいろあって見るだけでも楽しいものでした。 -
なんと一部には蛍光塗料を使っているものもあって、部屋を暗くするとこのように表の図柄とは全く異なる図柄が浮かび上がるものもあって面白かったです。
ゴエモン「夜中はちょっと不気味かも。」 -
さて、やってきました大エジプト博物館。
例によってまたしてもセキュリティチェックがあります。まあエジプトの歴史的至宝を収めた博物館ですから、致し方のないところでしょう。大エジプト博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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セキュリティチェックを抜けると、ピラミッドをモチーフにしたと思われる大エジプト博物館の建物が目に飛び込んできます。
総工費は諸説ありますが、1,500億円から2,000億円とされ、うち800億円余りはわが日本の長期低利融資によるものです。
ゴエモン「向こうの方にはオベリスクが見えるね。ラムセス2世に捧げられた本物のオベリスクで、特別設計の台座の上に設置されているので観光客が下をくぐり抜けられるんだって。僕らは行かなかったけどね。」 -
ゴエモン「壁はピラミッド型のタイル、入口の周りの壁には王様の名前を書いたカルトゥーシュがデザインされているね。まさにエジプトのシンボルだらけだ。」
-
入り口をくぐるとラムセス2世の巨像がお出迎え。
ゴエモン「またラムセスか。」
花崗岩製で高さは約11メートル。左足を前に出した生者スタイル。 -
大階段の下にある一対の男女像。
ゴエモン「これは何?」
ううん。。。何だったか忘れた。多分アメン神とムト神の像ではなかったかしら。
ゴエモン「頼りないなあ。」 -
言い訳をさせていただくならば、この大階段エリアにはご覧のように数多の彫像が設置されており、覚えるのが一苦労なのです。
ゴエモン「言い訳はいいから。」 -
さて、大階段を登りきると、博物館展示エリアの入り口に到着しました。
日本の資金援助に対する感謝もあってか、英語のMUSEUMという表示の他に、「博物館」の文字も刻まれていました。 -
展示アリアは大まかに4×3のエリアに分割されており、それぞれが
4つの時代
①先史時代及び古王国時代
②中王国時代
③新王国時代
④その後の混乱期やプトレマイオス朝以降
3つのカテゴリー
①社会
②王権
③信仰
に対応しています。つまり観光客は順番に部屋を巡っていけば、時代ごとの社会・王権・信仰について学ぶことができるというなかなか考えた造りになっています。
なおツタンカーメンのマスクがあるエリアはこれとは別です。
こちらは古王国時代の人物像。「ミトリ」という書記の像だそうです。
ゴエモン「顔が生き生きとしていてまるで生きているかのようだ。」 -
こちらも古王国時代の夫婦像。
ゴエモン「こちらも良くできているね。何千年も前のものとは思えないな。」 -
当時使われていた椅子やベッドなどの家具も展示されています。
もちろん修復は入っていると思われますが。 -
中王国時代の始祖と呼ばれるメンチュヘテプ2世の像。
かれは古王国衰退後の混乱期を収拾し、上下エジプトの再統一を果たした王で、その後300年にわたる中王国の隆盛を導いた人物としてエジプト人の敬意を集める存在です。 -
さまざまな石棺。
石棺の使用が増え、表面に人物像を刻むようになったのは新王国時代末期とされているので、そのころのものでしょうか。 -
ゴエモン「ぎゃー。 ミイラの入っていた人型棺だ。」
金属製の柩はツタンカーメンのような一部の王族以外には用いられなかったらしいので、おそらく木製の柩に金箔を貼ったものだと思われますが、古代の人々の死者に対する敬意が伝わってくるような見事な装飾です。 -
これらはミイラを作るにあたって取り除かれた内臓の類を入れるカノプス壷と呼ばれる大理石製の壷だそうです。
-
これらの沢山のお守り類は、死者が死後の世界を旅し再びこの世に帰ってくるにあたり、様々な試練を超えるための魔術的な保護を与えるものとして、ミイラの包帯などに挟み込まれたものだそうです。
ゴエモン「日本で昔三途の川の渡し賃として小銭を柩に入れたりしたようなものかな。」 -
こちらのゴージャスなミイラの上に掛けたネットのようなものもやはり魔除けの意味があったのだそうです。
-
王権コーナーには様々な王様の像がありますが誰が誰やら。
こちらの見事な像は男装ですが、実はハトシェプスト女王の像で、両手に神々への供物の入った壷を持ってひざまずいています。
王様によって像の様式には特徴があり、このような様式の像はハトシェプスト女王に特有のものなのだとか。
ゴエモン「当時王様は『ホルスの化身』とされており、ホルスが男性だったので王様も男性ということで、自身の王権の正当性を示すためにこのような像を作ったらしいよ。いつの世もジェンダーバイアスは面倒くさいね。」 -
王の息子と乳母の像などというものもありました。
古代エジプトでは王の乳母はただの育児係ではなく、王家の女性に次ぐ高い社会的地位を持ち、王家の墓地の近くに立派な墓を建てることが許されたケースもあったそうです。 -
さて、いよいよツタンカーメン王墓から発掘された遺物が展示されたツタンカーメンコーナーに参りましょう。
こちらがMust seeアイテムの一つ、ツタンカーメンの戦車です。これは儀式用の戦車のようで、装飾も豪華で見ごたえがあります。 -
そしてこちらがツタンカーメン王の柩です。
ツタンカーメン王は3重の柩+今も王家の谷に眠る石棺と、4重の厨子に覆われて眠っていました。
この柩は最も内側のもので、110キロの純金で出来ているとか。
ゴエモン「純金の価値だけでも計り知れないな。」 -
二つ目の柩は木製で、金箔と象眼で装飾されています。
-
三つ目の柩も木製で、金箔で装飾されたもの。
ゴエモン「まるでマトリョーシカだな。」 -
そしてこちらは4重の厨子のもっとも内側にあったもの。
4重の厨子にはそれぞれに王を守護する神々が描かれています。こちらの厨子に描かれているのはイシス、ネフティス、セルケト、ネイトという王を外敵や毒などから守護する女神たち。 -
こちらは二つ目の厨子。
ここには王の復活や再生を祈って、それらを司る神々である、オシリス、アヌビス、ホルス、ハトホル神の姿が描かれているそうです。 -
三つ目の厨子には、王の永遠性を保証する神々である、ラー、アテン、シャイ、メスケネトといった神々の姿が描かれています。
-
そして巨大な最も外側の厨子。
あの狭いツタンカーメンの玄室ほぼいっぱいの大きさだったそうです。
ゴエモン「この厨子には最も内側の厨子と同じ神々が描かれ、王に対する二重の保護を表しているんだって。」 -
こちらはツタンカーメン王の内臓を収めたとされるカノプス壷。
壷に描かれた顔はツタンカーメン王その人の顔とされています。
これらの壷も立派な厨子に納められて安置されていたのだそうな。 -
そしてこちらはツタンカーメン王の墓に収められていたという寝台です。
寝台に動物の装飾がなされていますが、これにも意味があって、
豹は冥界への案内役として王を冥界に導く役割を示し、
次のライオンは冥界の旅において王を守護する役割、
最後の牝牛は再生の女神ハトホル神の化身として、王の再生・復活を司る役割を示しているのだそうです。
ゴエモン「たかが寝るための道具にそんな面倒くさい意味があるとは。」 -
さて、ついにやってきましたツタンカーメンの黄金マスクのコーナー。
正面で写真を撮るためには長い列に並ばなければなりません。列に並びながらまずはバックから一枚。 -
お次はサイドからの一枚。
-
そして正面からの一枚。
ゴエモン「さすが世界の至宝だけあって豪華だな。」
重さは11キロ。高純度の黄金製で、金の価値だけでも1億円くらいはするそうですが、もちろん文化財としての価値は値付け不可能。
仮にオークションに出たら数千億円くらいの値が付くのでは、とも言われているそうです。 -
マスクほどではないものの、これまた豪奢な首飾り類。
ゴエモン「鳥のネックレスだ。きっとホルスのデザインだね。」 -
そしてこちらもMust seeアイテムの一つ、ツタンカーメンの「黄金の王座」
金箔で装飾された豪華な椅子ですが、王妃アンケセナーメンがツタンカーメンに香油を塗っているほほえましい姿が描かれ、仲良し夫婦だったとされる二人の幸せな日常生活が垣間見えるものとなっています。
ゴエモン「王座というとなんかもっと威厳を強調したものを想像するけど、この王座はなんか温かみを感じるね。きっと優しい人だったんだろうな。」 -
背面にはコブラの装飾がされています。
ゴエモン「コブラは王権の象徴で、王様しか使うことを許されない図柄だったんだって。」 -
全く関係ありませんが黄金の鳥像もありました。なおこれはMust seeアイテムではありません。
ゴエモン「ホルスなんだろうけどなんか僕みたいだな。鳥にとってはMust seeアイテムだぞ。」 -
こちらはかつてピラミッドのてっぺんに置かれていたピラミディオンという石。太陽神ラーの光が最初に降りる場所としてそれ自体神聖なものとして扱われていたそうです。現在もエジプトに残る数少ない完全な姿を残すピラミディオンの一つ。
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さて自由時間になったので、見逃しスポットを拾って歩きましょう。
ゴエモン「こちらは僕の親友トトメス3世の立像だよ。なんだか照明の関係でちょっと怖い顔になってるな。いい男が台無しだ。」
いつの間にやら親友に格上げかい。 -
こちらはピラミディオンではなく、ハトシェプスト女王のオベリスクの先端部分だそうです。
ここにはハトシェプスト女王のファラオ名が書かれたカルトゥーシュがあったため、義理の息子トトメス3世によって彼女のファラオとしての存在を抹消するため切り離されたのだとか。
ゴエモン「トトメスなんてことを。お義母さんをいじめるな。」 -
同じく大階段にあるラムセス2世とプタハ神、セクメト女神の像。
目立ちたがりのラムセス2世は当然真ん中に位置し、女神よりも背が高く作られています。
ゴエモン「こいつの目立とう精神は全く変わらんな。」
目立ちたがりの文鳥が何か言っています。 -
ハトホル女神の像。
ゴエモン「顔がでかいぞ。当時は小顔が美人とかいう価値観はなかったのかしら。」 -
大階段の上からはピラミッドを望むことができます。
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ゴエモン「おお、僕の親友トトメスじゃないか。君の国をいろいろ回ってきて楽しかったよ。でもお義母さんとはもう少し仲良くした方がいいんじゃないかな。」
トトメス3世「なんじゃ馴れ馴れしい小鳥じゃな。まあよいわ。義母上のことはの、女性がファラオになれるという先例を残すと跡目争いの種になるでのう、息子を確実に王位につけるためには致し方なかったのじゃ。もっとも、あの世に行ってから義母上には大分絞られたがの。余が統べていた時代とはエジプトも随分変わってしまったが、楽しんでもらえたのなら重畳じゃ。機会があったらまた参るとよいぞ。」 -
最後にホルスの神像とゴエモンの記念写真。
ゴエモン「頭が割れてしまっていてかわいそうだぞ。」 -
さて、本館の見学を終えた後は別棟へ向かいます。
ここには「太陽の船」と呼ばれる、クフ王のピラミッド近くで見つかった王の魂を乗せる船として作られた儀式用の船が収められています。太陽の船博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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第一の船は1954年にエジプト人考古学者 カマル・エル・マラクという人物が発見しました。全長は45メートルで、密閉された石の穴の中にあったため非常に保存状態が良く、縄の結び方までわかるほどだったそうです。
というわけで当時のエジプト船の姿がこのように現代によみがえりました。 -
ゴエモン「とても精巧に復元されているな。5千年も前にこんな大きな船がナイル川を悠々と行き来していたのかと思うと感慨深いね。」
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さて、実は太陽の船は2隻あり、もう一隻はわが日本の早稲田大学・JICAとエジプト考古省が共同で2021年に全体の発掘に成功しました。残念ながらこちらは一隻目の船ほど保存状態が良くなかったため、現在も日本の技術支援などを受けて、復元作業が進んでいます。
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大エジプト博物館さすがに見ごたえがありました。合計4時間の滞在でしたが、それでも時間が足りないくらいでした。
さて、いよいよピラミッドにも最後の別れを告げつつ、ランチを食べにギザを離れます。 -
ランチ会場のレストランに到着しました。
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エジプトビールを飲むのもこれが最後でしょう。
ステラビールをいただきます。 -
レンズ豆のスープと。
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カラマリと炒め飯。
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そしてシーフードのグリル。
エジプト料理なのか?と言われると微妙な気もしますが、ボリュームもあって熱々でとても美味しかったです。 -
デザートの多分バクラヴァ。
これは甘すぎていまいち。 -
空港に行く前にショッピングモールでお土産タイム。
このモールは結構大きなモールで何でもありますが、入場時のセキュリティチェックが厳しくカメラなどの持ち込みは不可なので注意。 -
空港に着いて現地ガイドさんともお別れ。
ドーハ行きの飛行機に乗り込みます。
機内食はパエリアの出来損ないみたいなお米料理。まあまあ。カイロ国際空港 (CAI) 空港
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ドーハからは深夜2時台の成田行きに乗り込んでやっと帰国の途につきました。
朝食はgoemonp妻がアップルクランベリーケーキ。ドーハ国際空港 (DOH) 空港
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goemonpはチキンカレー。なかなか美味。
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そして最後の機内食は牛肉の煮込みとマッシュポテト。
ゴエモン「飯の写真ばっかりだな。」
エジプトは初めてでしたが、さすがに歴史の長い国だけあって、遺跡のスケール感には圧倒されましたし、大エジプト博物館も大変見ごたえがありました。
ツアーはどの旅行社も似たり寄ったりの訪問地になってしまいがちですが、ツアーに含まれていないものの中にも見ごたえのある遺跡はまだまだありますし、個人旅行で自由に回れる環境がもっと整えばいいのにな、と思いました。
もちろん今でも個人旅行ができないわけではありませんが、治安面の懸念や、現地の足の確保、ワンダラーボーイズ、チップおじさんとの闘いが面倒くさそうなので。
ゴエモン「トトメスとの友情も深まったしいい旅だったな。じゃあまたね。」
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