2026/01/29 - 2026/01/30
27位(同エリア283件中)
万歩計さん
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杤尾又温泉自在館は、新しいやり方で成功した湯治宿として旅行番組に登場した。湯治宿としてやっていけない苦難の時代に、「何もしないことを大事だなと感じてもらえる湯治宿」というコンセプトで再生したという。これまでの過剰なサービスをやめて、あえて何もしないことで客がリラックスしてくれたそうで、最近は特に若い一人旅の客が増えたという。
何もしないと言ってもお客が心身をリフレッシュできるよう、建物、温泉、食事とあらゆる面で細かな配慮がなされていた。木の温もりを大切にした建物の照明は控えめで落ち着いた雰囲気。温泉は35℃くらいのラジウム泉で、温い温泉に長く入り上がる時にさっと熱い上がり湯で温まる「長湯」でリラックス。食事は「健康に還る湯治食」で、豪華な料理は並ばないが、野菜、肉、魚が少量づつバランスよく組み込までていた
【旅程】
1/27(火) 難波から夜行バスに乗車→車中(泊)
1/28(水) →野沢温泉→渋温泉(泊)
https://4travel.jp/travelogue/12033270
https://4travel.jp/travelogue/12035381
https://4travel.jp/travelogue/12035811
★1/29(木) →善光寺→杤尾又温泉自在館(泊)
https://4travel.jp/travelogue/12036165
★https://4travel.jp/travelogue/12036524
1/30(金) →軽井沢散策→万座温泉日進館(泊)
https://4travel.jp/travelogue/12037443
https://4travel.jp/travelogue/12037564
1/31(土) →東京(泊)
2/01(日) 東京思い出の場所→バスタ新宿から夜行バスに乗車→車中(泊)
https://4travel.jp/travelogue/12037885
2/02(月) →難波
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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14:30 栃尾又温泉自在館に到着
何もしないことを大事だと感じる湯治宿 by 万歩計さん栃尾又温泉 自在館 宿・ホテル
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チェックインで渡された建物のレイアウト図。建物は深い谷の上に建てられ多くの階段や渡り廊下で結ばれています
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案内された部屋は地下1階の106号室
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お一人様専用のシンプルな6畳和室(トイレなし)。小さな電気炬燵が可愛い
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ベッドを机と本立てに変えたら学生時代の下宿みたい
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窓を開けたら目の前にこの雪景色!
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地階とはいえ谷に面しているので最高の眺めです
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炬燵の上に置かれた宿の案内冊子。大浴場は「うえの湯」「おくの湯」「したの湯」の3か所。3つの貸切風呂は部屋のタブレットで予約できます
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お茶を一杯飲んで何時もの館内探検
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自在館の歴史を紹介した写真
自在館は江戸時代初期に湯治宿として開業し現当主は25代目。大正時代から通年営業を開始したそうです。当時の湯治は自炊が原則でしたが、希望者には一汁三菜の「おまかない」を出したそうです -
右の写真は大正末期に建てられた大正棟。水洗トイレを備えた最新式だったそうです
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交通機関は1日3便の路線バスか馬車
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昭和中期に建物が鉄筋コンクリートになり、ほぼ現在の姿になりました。ただ冬季はまだ除雪車がなく、地域の住民が手作業で除雪して道を確保したそうです
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イチオシ
1階ロビーに「日本秘湯を守る会」の提灯。最近TVの温泉番組で自在館が取り上げられました
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その中で25代目の現当主の方が「10年前は迷走の時代。湯治宿ではやっていけなくなり宿の方向性を見失っていた」と話していました
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その改革に着手したのが26代目にあたる今の若旦那。目指したのは「何もしないことを大事だなと感じてもらえる湯治宿」
これまでの過剰なサービスをやめて、あえて何もしないことで客がリラックスしてくれたそうです。最近は特に若い一人旅の客が増えたとか。 -
若旦那が作ったと思われる自在館のHPも充実しています。そこに紹介されたお勧めの湯治の過ごし方は
・温めのお風呂に最低でも1時間以上は入浴。その後にゆっくりして眠くなればお昼寝
・食事はカラダにやさしい一汁四菜
・合間には広間で座禅体験やストレッチ運動。自由に使える楽器、レコード、本でリフレッシュ -
何もしないと言ってもお客が心身をリフレッシュできるよう、建物、温泉、食事とあらゆる面で細かな配慮がなされています。木の温もりに控えめで暖かな照明といった落ち着いた内装もそのひとつ
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杤尾又の霊泉
杤尾又温泉は35℃くらいの温いラジウム泉で、温い温泉に長く入り上がる時にさっと熱い上がり湯で温まる「長湯」がこの宿の入浴方法です -
イチオシ
建物内を一通り見て今度は屋外へ
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大正棟は奥の渡り廊下の向こうで見えません
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イチオシ
雪の積る音が聞こえてきそうな静けさ
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その中にポツンとバス停。JR小出駅から出る路線バスの終点で1日5便
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杤尾又温泉には自在館の他に2軒の宿があります
栃尾又温泉 温泉
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一軒は左の坂を上がった場所にある宝巌堂
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氷柱を落としているご主人。ここも自在館同様に「ほったらかし」が基本のようで、若女将のブログがほんのりあったか
宝巌堂 宿・ホテル
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もう一軒は自在館と向き合う位置に建つ神風館
栃尾又温泉 湯治の宿 神風館 宿・ホテル
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湯治が盛んな時期に建てられたと思われるコンクリート造りが何とも寂しそう
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館内に戻り
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渡り廊下を通って大正棟に行きます
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渡り廊下から見た大正棟。その名の通り大正時代に建てられた木造3階建ての湯治棟です
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老朽化に伴い建て替えか否かの選択を迫られたた時、若旦那と若女将は大工さんと知恵を絞り「可能な限りこのままの姿を残したい」という思いで、大幅なリニューアルを決断したそうです。
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2年間のリニューアル工事を終え2024年12月に営業を始めた大正棟
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柱や天井の木材、薄汚れた塗り壁は昔のまま残されています
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廊下からの眺め。左奥が雪をかぶった栃尾又薬師堂
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今日は大正棟の宿泊客はなさそう。ちょっと一部屋覗かせてもらいました
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小上がりの先には
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こんな風流なスペース
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昔の階段なので勾配が急。このため大きなスーツケースや荷物の持ち込みはご遠慮ください、とのこと
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この部屋もちょっと失礼
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昔の湯治では知らぬ者同士の相部屋は普通。この広い部屋は相部屋用に造られたのでは
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古い木造建築なので、廊下の音や隣部屋の音が完全には遮断できない。そのため部屋にTVは置かれていません。
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古い建物を見るのは大好き。1階から3階の間を上ったり降りたり
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壁に残った子供の落書き跡もそのままで
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次に来る機会があったら絶対に大正棟に泊まろう
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一旦部屋に戻り、風呂の支度をして「うえの湯」へ
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3か所の大浴場は自在館の他に、神風館と宝巌堂も使っています
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本館から離れた場所にあるため、シェルターのような通路を通って行きます
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泉質名:単純放射能泉(低張性 アルカリ性 温泉)
湧出温度:約36℃
pH:8.6 -
浴室内には6,7人が静かに入浴中。温めのお湯は長時間入っても湯疲れしない。1時間余り瞑想し、最後に加温した温泉で温まりました
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一旦部屋に戻り休息して予約した貸切風呂へ
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貸切露天風呂「うけづの湯」。自在館一号泉を適温に加温し100%かけ流し
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貸切時間は45分。遠慮なく写真が撮れます
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「うけづ」とは対岸の山の名前。湯の沢川渓谷の雪見風呂を期待したが、風雪を避けるため簾が架かっていました
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露天風呂から戻る途中の広間はフィットネスルーム
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18:50 夕食会場へ
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食事会場の窓から見た雪景色
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自在館の夕食のコンセプトは「健康に還る湯治食」
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一般の旅館のように豪華な料理は並ばないが、野菜、肉、魚が少量づつバランスよく組み込までています。温泉と昼寝しかしない湯治にはこれくらいで丁度いい
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最後は魚沼産コシヒカリのご飯と具沢山の粕汁。おかずが少ない分、お米の美味しさが際立ちました
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いつもは飽食の万歩計ですが、今回は腹八分(いや、九分)でフィニッシュ
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最後にデザートを頂き御馳走さま。胃袋も喜んでいます
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21:30 しばらくロビーで過ごして貸切風呂「うさぎの湯」へ
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「うけづの湯」同様、ここも源泉を加温してかけ流し
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灯りに照らされた雪景色を見ながらゆっくり。22時には布団に潜り込みました
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翌朝5時過ぎ。貸切風呂「たぬきの湯」へ
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ここも源泉を加温してかけ流し。
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「日本秘湯を守る会」の宿には大概この3点セットがあります
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貸切風呂を早めに切り上げ、長い階段を下りて大浴場「したの湯」へ。「うえの湯」と「したの湯」は男女日替わりです
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「したの湯」は源泉口が真下にあり、最も新鮮なお湯。ここでも1時間以上長風呂を楽しみました
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部屋に戻りチェックアウトの準備。魚沼地方は今日も雪模様の真冬日
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7:45 朝食会場へ
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今朝もお米のご飯が美味しかった
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雪景色をみながら食事をして
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8:25 チェックアウト
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全てが満足な宿でした。歴史ある湯治宿に新風を吹き込んだ若旦那と若女将、これからもこの宿とお湯を守ってください
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8:33 路線バスで土地を又温泉を出発して小出駅へ
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宝巌堂
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栃尾又温泉 湯治の宿 神風館
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