2026/01/30 - 2026/01/30
3420位(同エリア3465件中)
さっくんさん
田貫湖は富士五湖ではありませんが、私のテーマが「富士山を富士五湖の湖畔と山上から眺めたい!」と言う企画が一歩進んで、「富士山をテーマにカレンダーを作りたい!」と言うテーマに格上げした事から、田貫湖と田貫湖を見下ろせる長者が岳の2ショットを加えてカレンダーに加える事となり、田貫湖も訪れる事となりました。田貫湖からは先週のリベンジとして西湖を目指しました。
-
富士山を巡る富士五湖周辺の旅も三週目。これ迄晴天続きだった週末の天気も、次週の予報は悪化の予報が出ている為、今週で決着をつけるべく金曜から三連休を入れましたが、田貫湖から西湖のアクセスが悪い為、急遽前泊する事になり、木曜夜に出発しました。
-
田貫湖へ向かうには小田原で東海道線に乗り換え富士市へ向かいます。
-
富士市は観光だけでは無く、一般の都市としての機能もありますから、深夜到着してもビジネスホテルもあり安心できます。
-
スーパーホテルJR富士駅前さんにお世話になりました。価格も手頃で朝食もついて、快適な夜を過ごせました。
-
富士駅を出発し、身延線に乗って富士宮を目指します。駅舎からはクリアな富士を眺められましたが、これで安心出来ないのは、先週の痛い経験からです。
-
富士宮駅に到着しました。此処からバスに乗り換え富士休暇村へ向かいます。
-
富士休暇村の展望デッキに到着しました。田貫湖は富士山の西側に位置しますから、朝は逆光をモロに受けてしまう事は十分承知していました。逆光はフレアが強烈に入り込んでしまう程強く私の腕では太刀打ち出来ません。
当初は長者が岳登頂し、下山する頃には逆光は収まり…と想定していましたが、下山する頃には富士山は雲に隠れ、手の施しようが無くなってしまいました。
(ノД`)シクシク -
フォトショップを駆使して弄繰り回しましたが、肝心の富士山が納得いかない御姿です。山上からの遠景なら未だしも、湖畔からのショットはもう少しクリアな姿で写してあげたいものです。これが、この旅の心残りとして私を縛り続ける事となります。
-
この時は、下山すれば逆光は収まると思っているので意気揚々長者が岳に登山開始です。
-
長者が岳は標高1335mの山で、田貫湖の標高が660mなので、、標高差は700m弱あります。前回登った雪頭ヶ岳の標高が1710mで、400mも低いから楽勝かと思いきや、西湖の標高が900mある事から、標高差は800mで、標高差的には雪頭ヶ岳と長者が岳は100mしか差が無く、甘く見ていると結構疲れます。
-
途中、高齢の地元の登山家の御婦人と出逢いました。学生の頃からワンダーフォーゲル部に所属し、様々な山を登られてきた、人生に於いても、山登りに於いても大先輩にあたる立派な方です。だのに聞き上手で私の与太話を楽しそうに聞いて下さります。
(旅行記では、写真の都合上登りから、二人で登山しているかの様な展開となっていますが、実際は登山中に出逢い、途中で別行動。山頂で再会し、二人で下山と言う流れになります。) -
私にしては珍しく2人伴いながらの山行です。でも、後々負担をかけてしまったのでは無いか?と心配になりました。私のペースは速く、御高齢の夫人にはきつかったのではないか?と。でも、最後はバス停の近くまで車で送って下さったのですが、息が上がったり、疲れたそぶりは微塵も無かったです。流石ワンダーフォーゲル部で、この年になっても地元のこの山に幾度も登るだけあって、私などひよっ子の想像に及ばない程の体力をお持ちなのかもしれません。私が彼女の年になったら、とても真似出来ない事に思います。
-
途中、木々の中にスコップが立てかけられている事に気付きました。彼女の知り合いの残したスコップだそうですが、その知り合いは昨年お亡くなりになったそうです。知り合いはこの山を愛し、ボランティアとして登山道を亡くなる迄整備に尽力したのだそうです。
私達が何気無く登り、絶景を楽しむ傍ら、地元の人々の懸命な努力によって、山道が整備されていた事を知りました。命燃え尽きるまでこの山を愛した方のスコップ。いつまでも此処に残し、この山を見守って欲しいなと思いました。忘れてはいけないスコップに感じました。山を登る気持ちが一新しました。ありがとうございます。 -
途中富士山が眺められました。まだまだ大丈夫!逆光は収まりつつあります。早く登らないと、いつ隠れてしまうか解りません。
-
嘗てお城を巡ていた時、地元の人々のお城に対する誇りを見させて頂きました。中でも、福井大震災により倒壊してしまった、貴重な現存天守閣である丸岡城の倒壊。市民の人々の復興もままならない中、街の誇りを守ろうと、倒壊した建材をほぼほぼ再使用して元の姿に戻した人々の奮闘により、今日も未だ、現存天守として丸岡城が残されている事を知りました。日本に残された城の存在は、その街の人々の誇りだと知りました。
-
そして、今回、スコップの話を聞かせて頂き、山もまた、同じなのだなと思いました。地元の人々が愛し、手入れをし、登り…それは間違いなく地元の誇りとして感じているからに違いないでしょう。我々はその誇りに登らせて頂いている事を忘れてはならないと感じました。気付かせて頂いた大先輩に感謝したいと思います。
-
写真では上手く表現出来ませんでしたが、逆光に照らされ、駿河湾がキラキラと輝いていました。これまで富士山の北側の山を登っていた事もあり、山上から海を見渡せるのは新鮮に感じました。
-
大先輩が楽しみにしていたものを一緒に楽しみました。霜柱と言ってシソ科の植物の根っこ部に、根元から茎に上がった水分が外気に触れると凍結し、押し出され扇状氷の彫刻が生み出されます。氷華とも呼ばれるそうです。大先輩としては期待に達していなかった様で悔しそうでしたが、私としては生まれて初めて観るものであり、自分では決して見つけられないものでもあり、目を丸くして氷華を楽しみました。
-
標高が上がると、残雪がチラホラ残り始めます。
-
真っ直ぐ伸びる針葉樹林と同じく、真っ直ぐ伸びる整備された山道を、大先輩と語らいながら登ります。
-
私は孤独を愛し、常に一人で行動していますが、決して人嫌いな訳ではありません。但し人は選びます。徹底的に選びます。だってストレス抱えて生きて居たくはないじゃないですか?プライベートなら猶更です。登山なら人のペースの違いが顕著になるから更に猶更です。
-
私は登山の初心者だから、猶更人にペースを合わせられません。人としても不器用なので、思考も合わせられません。人としても、登山家としても、大のベテランの大先輩だからこそ、登山のペースも、話の聞き上手としても、私に合わせてくれたのだと思います。本当感謝しかありません。
-
「センパーイ!聞いてくだいっすヨ!」
昔、大好きな先輩とつるんでいたかの様に、本当に打ち解けて話せた素敵な時間を頂きました。私には滅多に無い事です。実は打ち解ければ良く喋る方だとは言われますが、こう旅先で出逢った日本人と、これだけ打ち解けるのは珍しい事です。 -
そんなこんなで、思った以上にボリュームあると感じた長者が岳への登山の時間はあっという間に溶けていきました。
-
さて、どうやらこのカーブを登り詰めれば、長者が岳山頂の様です。
-
山頂に到達しました。長者が岳は山頂で展望が開けています。
-
何とか間に合いました。しかし最早雲は南から既に富士山を襲い始めています。危ない処でした。
-
田貫湖が富士五湖に加えられない理由は、その大きさもありますが、人造湖である事が大きいでしょう。しかし、全くの人造湖と言う訳では無く、元々田貫沼と呼ばれていた小さな沼地だったものを、関東大震災の影響で近くの河川の水量が激減し、近隣の農業用水を保つ為、田貫沼に堤防を築き、水量を増幅した為、人造湖と言う定義になっています。
-
田貫湖は富士山の大沢崩れを正面から眺める事が出来ます。
-
イチオシ
遠くから見ると、富士山が唐竹割を喰らったかの様に、大きな一本の筋が入ったかの様に見えます。
-
イチオシ
大沢崩れのある富士山と、可愛らしい田貫湖、そして大先輩との楽しい話。素敵な長者が岳山頂の時間を過ごせました。
-
振り返れば、まるで屏風の様に南アルプスが拡がっています。
-
下山すれば、もう良いだろ!とでも言いたい様に、まるで富士山が噴煙を上げているかの様に、富士山山頂は雲で覆われてしまいました。
-
もうこうなったらお手上げです。下山して順光で田貫湖から富士山を眺める事は不可能となってしまいました。しかし、一方雲の流れを読むと、田貫湖から南方に靡いているので、これより北方に位置するリベンジすべく西湖にとっては吉報と成り得るかもしれません。さぁ、リベンジに向けて西湖に出発です!
-
イチオシ
富士宮迄のバスに乗車して、白糸の滝で途中下車して富士急富士山駅行きのバスに乗り換えます。インバウンドの影響でバスは常に押し気味です。それを加味して、少ない待ち合わせ時間を利用して、大急ぎで白糸の滝を鑑賞しました。
-
白糸の滝に虹が架かっていました。
We must be over the rainbow!
https://youtu.be/Oksq0fUosm8?si=aD6VQjApTNjZ4D_f -
実は大いに悩んだのです。白糸の滝はインバウンド需要がある為、え?こんな所に?って場所にコンビニがあるんです。今日宿泊する西湖では食事を得るのが困難です。さあて、コンビニで弁当を買うか?それとも、白糸の滝を見るのか?貴方ならどうする?
-
腹が減ったと申す自分とは、もう一人の自分が激高しています。
「お前、此処に何しに来た?何処でも買えるコンビニ弁当に目が眩んで、此処でしか見れない白糸の滝を見過ごすのか!不届き者メ!」
「はい、承知いたしました。
(ノД`)シクシク」 -
はい、確かに美しい滝でした。多分此処周辺では田貫湖以上に有名なスポットなのではないでしょうか?来てるのは殆どインバウンドですが…。
-
白糸の滝を見下ろしながらサヨナラを。バスは「どうしてこの乗客数で、これ程遅れる?」と言う程遅れてやってきました。もう実は行き過ぎてしまったかと焦った程でした。これなら、コンビニで弁当買えました。
(ノД`)シクシク -
西湖入り口でバスを下車。もう少し待てば西湖周遊バスも来る様ですが、歩いてもそう変わらない時間に西湖に到着する様なので、歩いて西湖に向かいました。
-
周囲は青木ヶ原の樹林帯です。雰囲気ありますねぇ…。
-
全く周囲の山とは植生が違います。
-
何やら樹氷祭りの準備が行われている様です。
-
西湖に到着しました。何やら嫌ぁな取り巻きが富士山山頂に居ますねぇ。退きやがれ!ゴルァ!
-
でも、ギリギリ稜線は確保しています。これなら山中湖と同じくフォトショップ様でお前ら全部消滅させてやる!
-
西湖は他の湖と違って前面に低山が存在する事で、どうしても山越しに富士山を仰ぐ事となるので、どうしても地味に感じてしまいます。寄るより、こうして湖畔の線を入れた方が良く見えるかなぁ?
-
雲も未だどいてくれそうもないし、お腹も減って来ました。展望所近くにあるレストハウスはもう食事は終わってしまったとの事。先程コンビニをスルーしてしまった結果、夕食は絶望的。と言う事は明日の朝食も無い。明日は登山なので昼食も行動食。じゃあいつ食えるんだよ!もう一人の自分が切れ気味です。もうこうなったらインバウンド頼みです。インバウンドで盛り上がってるだろう、日本の古民家を再現した癒しの村に向かいましょう。
-
振り返れば、あらら、富士山雲が取れかかってる。でも、今は食事が優先!此処もダメ。あそこも終わってる。ヤバいよ!ヤバいよ!
-
やっと一軒ありつけました。インバウンド価格だけど、エキスポ程じゃない。何分暖かいのが体に染み入る。お餅も美味しい!蕎麦も手打ちの様で均等じゃないのが良い!お肉もいける!そしてとある外国人と店主さんの話から、「おい、其処、オイラの出身地!」なんて私が口を挟んだ事から、なんと店主さんの親戚もご近所さんで、どんどん話が繋がって、とても楽しいひと時を送れました。ありがとうございます!ご馳走様です。
-
癒しの里の食事処でお腹と心を満たして西湖を見れば、やっぱり思った通り西湖から雲が立ち去っているではありませんか!富士山が一方向に雲がかかったら、雲が流れている方向とは逆回りに回ればワンチャンある!作戦は有効かもしれません。
-
癒しの里は、今となってはインバウンドのアトラクション化していますが、実際過去に此処に人が暮らした村が存在し、災害によって移住を余儀なくされた経緯があります。こうした歴史は忘れてはならないものだと感じます。
-
西湖、根場浜に戻れば、フォトショップが要らない程に富士山の姿は回復していました。雲が南に向けて動いていた事、そして、気温が下がっている事で、雲の引きが早まってくれた事が良かったのだと思います。陽が暮れる前に雲が消えてくれて良かった!でも、と言う事は、今夜は冷え込みそうです。
-
富士山も私同様シャイな様ですが、今回は私の粘り勝ちです。富士山も根負けしたのでしょうか?この馬鹿者にしょうがないから見せてやろうと御慈悲をかけてくださったのだと思います。
-
イチオシ
この時間になると、浜でワチャワチャしてたインバウンドの人々も去っていき湖に静寂が訪れます。やっぱ湖の線も含めたこの画角が気に入りました。
-
順光となった事で、最古の看板を入れても西湖の字が読み取れます。それにしてもワンチャンでした。雲が引いたと思ったら、あっという間に太陽は勢いを失ってしまいました。山国の冬の一日はあっという間に終わります。2時3時で食事処も閉まってしまいます。
-
根場浜から西湖をグルっと約30分、歩いて回ってPICA富士西湖さんを訪れました。本来此処はキャンプサイトで、コテージが用意されています。私はキャンプする趣向は無いものの、西湖で予算が合う宿泊施設が見つからず、致し方なく此処に決めました。キャンプサイトのコテージなので、トイレやシャワーも別棟ですし、食事は望めません。樹海の中なので当然コンビニもありません。キャンプ用品は若干用意されていますが、食料はありません。スタッフも、徒歩で訪れた私に驚いている様でした。
-
此方がそのコテージです。可愛らしいけど、本当山の中って感じです。他のコテージでは、当然キャンパーさんが集まるので、暖かそうな焚火が見えますが、私は火を持ち合わせていません。あったとしても食料がありません。カップ麺は一個持って来たのですが、湯が沸かせません。
(ノД`)シクシク
今度はしっかり準備してコテージを楽しみたいです。 -
有難い事にエアコンは完備されています。これで防寒着のまま眠る事は避けられそうですが、毛布は薄いです。説明書には夜の騒音を立てないでと当たり前な事が書かれていましたが、クマに襲われでもしない限り、声を立てる理由も無ければ、眠るくらいしかする事がありません。
-
トイレに行くだけで凍死しそうな寒さです。トイレの流しの水は出しっぱなしですが止めてはいけません。凍って爆発してしまいます。さて、いよいよ明日は雪頭ヶ岳のリベンジです。やる事も無いので空腹を忘れる為にも眠りましょう。
最期迄御覧になってくださり、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
富士山
-
富士山を眺め、武田家滅亡に想いを馳せた 岩殿山城跡、景徳院、新府城跡
2025/12/28~
大月
-
稚児ヶ淵から富士山を眺め、畠山重忠等の無念に思いを馳せた
2026/01/10~
藤沢・江ノ島
-
富士山でカレンダーを作りたい!1本栖湖、精進湖編
2026/01/17~
富士五湖
-
富士山でカレンダーを作りたい!2河口湖編
2026/01/18~
富士五湖
-
富士山でカレンダーを作りたい!3西湖、没テイク編
2026/01/24~
富士五湖
-
富士山でカレンダーを作りたい!4山中湖編
2026/01/25~
富士五湖
-
富士山でカレンダーを作りたい!5田貫湖編
2026/01/30~
富士五湖
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
富士五湖(山梨) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 富士山
0
60