2026/01/24 - 2026/01/24
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さっくんさん
前回の旅で、まるでビギナーズラックの様に晴天に恵まれた私でしたが、二匹目のドジョウは、そう簡単にいかないのは世の常の事。前回余りにも良い天気に恵まれたので、富士山でカレンダーのオーダーを組もうと大きく出た私に、富士山を覆う雲が大きく立ちはだかるのでした。
今回のカレンダーのコンセプトは、富士五湖+αの湖畔と山上から富士山を眺めると言うテーマです。そもそも登山を伴うので、一日で周れるのは湖畔と山上をセットにして二か所が良い処です。前回は精進湖と本栖湖を一日で周れた事から、河口湖と合わせて6か所も収穫出来たのはビギナーズラックと言って良いでしょう。
実際は湖畔は写せたものの、登山中に雲ってしまった。又はその逆パターンで、一日一か所しか収集出来なかった日も多いです。が、今回ばっかりは、湖畔、山上とも玉砕に終わってしまいました。いっそ旅行記ごと没テイクにしようかと思いましたが、今回しか辿っていない登山ルートもある事から、記録として残そうと思います。と言う訳で余り絵になる写真はありません。ご了承ください。勿論リベンジは決行したので、後日雲の無い雪頭ヶ岳からの展望と+十二ヶ岳チャレンジをお伝えしようと思います。
(ノД`)シクシク
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先週と全く同じルートで富士五湖へ向かいました。私を富士山に導いた岩殿山が見送ってくれます。
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山を登るので、始発で向かいたい処ですが、西湖、精進湖、本栖湖へのバスは観光バス扱いで河口湖を9時頃始発となります。登山としては、そして富士山鑑賞的には遅過ぎる始発と言えます。
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河口湖駅に到着した時には、間違い無く今週もパーフェクトな天気だったのです。私は今回も素晴らしい週末になる事を確信しました。余りにも確信していたので、鉄チャンが車内から富士山パシャパシャ撮っているのに、完全スルーで鼻提灯状態でした。
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しかしいざ西湖に到着するとこれです。最早雲が富士山の天辺を覆っています。オマケにド逆光。これ程逆光が強いと流石のフォトショップでも限界でしょう。
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私は思い切り意気消沈してしまいました。逆光は山を降りる頃には回復していると思われます。しかし、朝方富士山を覆ってしまう雲が晴れるのは夕方間近迄待っても確約は出来ない事に思います。
私の最大の敗因は、初回のラッキーに思考停止してしまった事に尽きるでしょう。失敗は成功の基となりますが、ラッキーは喜びが人の思考を停止させてしまいます。人は考える葦。思考しない人間は既に人間に有らず。考えない者に成功は有り得ません。考えずに夢を追っても、富士五湖にて私は賽の河原を歩む事になるでしょう。
考えろ!悩め!すべてのラッキーには、そうなるべく理由があります。それを読み解いた先にこそ、成功があるのです。ラッキーの上に座布団を引いた者には、ラッキーは再び現れる事無く、その理由を読み解けた者にだけ、再び幸運の女神は微笑みます。 -
何故天気予報は快晴でも、富士山は雲に隠れてしまうのでしょう?私と同様に、富士山もシャイなんでしょうか?
富士山周辺に近づく雲は雨雲レーダーで大凡推理が出来ます。しかし、富士山自体が雲発生装置の様なものであり、富士山から生まれる雲は、当然レーダーでは感知出来ないのです。 -
では何故富士山は雲を発生させるのでしょう?
シャイなんです。きっと…私と同様に。
富士山の天辺に積もった雪は、陽が登り気温が上がると蒸発し、モヤとなり、雲に成長します。そして、日没が迫り気温も下がると、富士山を覆い尽くしていた雲も、霧散する事が多いです。
本当嫌がらせの様に、暗くなってしまい、諦めと傷心でバスに乗り込み、恨めしそうに振り返れば、嘘の様に雲が晴れていた、なぁんて事もありました。
人の心を持て遊ぶんじゃないよ…(ノД`)シクシク -
では、其れに対して、対策はあるのでしょうか?
雲の発生は、気温差、湿度等色々あるので、素人には判断が難しいです。なるべく日中冷え込み、湿度が低い日が理想的でしょう。 -
只、唯一100%に近く見れる時間帯があります。絶対条件として快晴の日の朝一番。この瞬間なら100%遮るものの無い富士山の姿を見る事が出来るでしょう。問題は其れが何時迄維持するかです。
ビギナーズラックの初日は終日続きましたし、早い日は8時台から雲を纏い始めます。遅かれ早かれ、雲を纏わない日の方が珍しい事でしょう。 -
夕方に関しては、その日の気温の上昇と、日没に近づき、気温の下降等の要因に依るので、朝に比べると、見れる確率は減りますし、雲は取れたものの日没後と言う事も多いです。
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結果論として、快晴の日の夜明け直後なら100%。それ以降は時間との勝負と言う事になります。
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更に車等、移動手段があるならば、富士山にかかっている雲が、どの方角に流れているかを観察し、伸びていない方角へ移動すると、クリアな富士山を眺める事が出来る確率が上がります。
この作戦は二度成功しているので信憑性は高いと思います。絶対では無いですが、どの湖でも良いので、状態の良い富士山を眺めたかったなら、そして移動手段をお持ちなら、試してみる価値はあると思います。 -
後は気に留めておきたいポイントは、其々の湖と富士山の逆光の時間帯です。富士山は雪を冠っているのが魅力の一つですが、その白が逆光の白飛びと重なって、逆光状態で良い写真を撮るのは難しいです。
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山中湖は東に位置するので午前中が順光。田貫湖はその逆だから午後が順光なので解り易いですが、河口湖~本栖湖は富士山の北に位置し、其々微妙に富士山との角度、周囲の山々の位置関係も加わるので一概には表し辛いです。
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各湖毎にライブカメラを発信していますので、それを参考にすれば一目瞭然ですが、西湖、根場浜からの富士山に限って言えば、午前9時頃から強烈な逆光となり、夕方に近づくに連れ順光となります。冬場の事です。
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この午後に順光を迎える湖が厄介者なのです。何故なら午前に順光を迎える山中湖では、快晴の夜明け直後ならほぼ確実にクリアな富士山を眺める事が出来るでしょう。しかし、午後の順光の時間に富士山がクリアな状態にあるかどうかは、ギャンブル性が高いのです。
私の場合は、山中湖湖畔は午前中順光なので難なくクリア。本栖湖、精進湖、河口湖湖畔はビギナーズラックでクリア。北側と西側の西湖と田貫湖では、西湖では田貫湖、田貫湖では沼津にて、富士山の頭にかかっている雲がそれらの逆方向に流れているのを観察後に移動。条件の良い中、眺める事が叶いました。
富士山を巡って4度の遠征で、気難しい貴婦人との付き合い方も、解ってきた気がします。 -
当時は未だそんな考察もままならず、一縷の望みをかけながら、雪頭ヶ岳を登りました。
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雪頭ヶ岳は御坂山塊の山の一つで標高は1710m。西湖の根場浜から登山道が伸びています。登山道は東に向かって伸びているので、雪頭ヶ岳山頂自体は西湖の中央に近くに位置します。
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先ずは、恒例の針葉樹林を登っていきます。道幅は狭く、鬱蒼としているので、早朝は薄暗く、ちょっぴり怖いくらいです。
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御坂黒岳に比べると、ザ・登山路って感じの登山道。ヤマップと突き合わせながら慎重に登っていきます。
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木々の間から覗く富士山のシルエットは、重要な頭部分が確認出来ず(泣)
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ガンガン登れば、植生が変わりました。
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この落葉樹林はブナでした。
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ブナの原生林に入ると、傾斜が急になり岩っぽい道が続きます。
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ヤマップで確認すると、これから山頂迄の距離と、標高差がバグっている様に感じます。それだけこれから急登になると言う事でしょう。
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バグっていると思った正体はこれです。ありゃりゃ、いや、待ってました!ロープ場です。ロープを使ってよじ登りましょう。
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ロープ場を越えれば、西湖が見えてきました。写真としては残念ながら山頂に雲が被さり没テイクですが、でさえ感動的な一瞬です。
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この地点を越えれば、雪がチラホラ出現しました。
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日影な部分限定でしたが、雪が積もった部分があったので、チェーン・スパイクを装着しました。
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チェーン・スパイク最高!雪じゃ無くても、
土の部分でも、思いっきり食い込んでくれるので、足が笑わなくなります。 -
さて、後一息。でも、富士山の天辺は雲が停滞して動こうともしません。お手上げです。
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イチオシ
しかし、雪頭ヶ岳からの富士山ビューのポテンシャルは私が今回訪れた山々の中でトップを争うものでした。
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何故なら左手に河口湖の端っこ。左斜め上に小さく山中湖。
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山中湖を拡大しました。
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そして右手に精進湖。一カ所で富士五湖のうち四湖を一気に見渡せる事が出来ます。富士五湖のうちで地味な存在の西湖ですが、センターの面目を立てています。
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勿論主役の西湖もドーン!急登を頑張って登って来た甲斐のある見晴らしです。必ずリベンジします!
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雪頭ヶ岳も展望スポットとピークは少々ずれた位置に存在します。
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これから縦走すべく道程を眺めます。
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行く手を阻む長い梯子。
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梯子を見下ろしました。
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続いて鬼ヶ岳登頂。名前の由来となった角が見えます。
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角と富士山。でも頭が隠れちゃってます(泣)
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鬼ヶ岳から西へ向かい縦走を開始。本当は東に縦走し、十二ヶ岳を登りたかったのですが、10時開始ではギリギリの日程になってしまう為、初心者且つこの季節の為、短い周回コースを設定しました。
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とは言え、ロープ場もあり、短いながら楽しめるコースでした。
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所々から富士山も顔を出してくれます。
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是迄辿って来た稜線を振り返ります。
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あの岩場が鬼ヶ岳でしょう。
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イチオシ
西湖は手前の稜線に隠れてしまっています。雪頭ヶ岳の登山道でしょうか?
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晴れていれば右手には南アルプスが展望出来る筈です。
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そろそろ稜線を離れ下山します。遂に富士山は頭を出してくれませんでした。
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根場浜に向けて下山を開始します。
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雪は最早ありませんが、チェーンスパイクが土に食い込んでくれるので履いたまま降ります。
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針葉樹林の部分まで降りてきました。
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登山口に到着すると其処は…。
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根場癒しの里でした。嘗て此処には村落がありましたが、台風で発生した土石流により村は壊滅、今後の危険性を鑑み、村は移転を余儀なくされました。癒しの里は茅葺屋根の村落を再現したものです。
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残念ながら現在は観光公害と言う新たな災害に見舞われ、見た目は懐かしい日本の姿でも、内部に日本人はスタッフのみです。
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そして其処から眺める富士山は、もう見るも無残なものでした。
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山を降りて午後になって、順光を迎え、看板だけはバッチリ写る様になりましたが、肝心の富士山の状況は悪化してしまいました。
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後は日没に伴い気温が下がれば、ワンチャン雲が霧散する可能性もありますが、余りにギャンブル。これだけボリュームがあると、霧散はしても日没後と言う結果になり兼ねません。山中湖に向かう便も限りがあります。そろそろ山中湖に向けて移動しなければいけません。無念です。
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山中湖に到着。和風の旅館ですが、女将さんは間違い無く中国人でした。とても気配りの出来る素敵な女将さんで、彼女自身に何一つ不満はありません。寧ろ好印象です。でも、これで良いのかな?余りにも国際化しつつある富士五湖の環境に憂います。
今日は富士山の天候の難しさを思い知らされました。明日はどうなる事やら。
最後迄ご覧になってくださり、ありがとうございました。
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