2025/11/23 - 2025/11/23
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+mo2さん
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2025/11/23
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2026年の夏旅は、ペルーに行く予定でマチュピチュ訪問を楽しみにしています。そんななか、森アーツセンターギャラリーで「マチュピチュ展」開催ということで早速行ってきました。CREVIA マチュピチュ展は、2021年のアメリカでの開催を皮切りに世界を巡回し、累計54万人以上を動員した国際的な展覧会です。本展では、ペルーの首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」が所蔵する貴重な文化財約130点が披露されます。日本初公開となる品々も多く、特に、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具などは、初めてペルー国外に貸し出される展示品です。写真撮影OKで写真多くなったので2つに分割しました。後半部分です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
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「ランバイエケ 金箔銀衣」西暦800-1300年 ラルコ博物館
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「ワコの肖像囚モチカ」紀元後100-800年 ラルコ博物館
捕虜の戦士に似た髪型の男性の頭部を彫刻的な水差しで、耳マフや二重の円形イヤリングを着用しています。 -
「神殿に腰掛けた神官」紀元前1250 -100年 ラルコ博物館
彫刻的な鐙柄の首の瓶は、左手にライムキルターを持つ男性キャラクターを表し、側面の手(手)と棍棒の頭の冠、円形のイヤリング、顔のペイント、チュニックを特徴としています。男はピラミッド型の構造物に座っている。段差模様の中央には半分のダイヤモンド型のデザインと、彫られた生命の魚の頭が描かれています。この作品は黒色で、真珠母貝の円形が象嵌されています。コカの葉の消費またはチャチャドの儀式の司祭。司祭は夜空の星や星座の観察に関連しているかもしれません。 -
「モチカ彫刻用ピッチャー」紀元後100-800年 ラルコ博物館
彫刻的なピッチャーは、ずらした座席に座るキャラクターを表し、円錐形のヘルメット、イソギンチャクや太陽の幾何学模様が施されたシャツ、円形のイヤーマフ、顔やボディペイント、リストバンド、腰布を身に着けています。それは、山や丘にひっそりと佇む玉座や寺院に座るモチカの領主や戦士を表すこともありました。 -
本展では、ペルーの首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」が所蔵する貴重な文化財約130点が披露されます。
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4章 犠牲の儀式
本エリアでは、神に捧げられた戦士たちの犠牲の儀式が紹介されています。儀式の場では、精鋭の戦士同士が戦い、敗者の血が神に捧げられました。この犠牲の儀式は、神々と人間界をつなぐ重要な役割を果たしていたと言われています。
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「捕らえられた支配者階級の戦士」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「捕らえられた支配者階級の戦士」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「鳥の戦士を象ったモザイク装飾の耳飾り」紀元後100 -800年 ラルコ博物館
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「二つの猫の頭を持つ蛇」紀元後100 -800年 ラルコ博物館
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「生贄の儀礼用ナイフ、トゥミ」紀元後100 -800年 ラルコ博物館
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「モチカ・セレモニアルカップ」紀元後100-800年 ラルコ博物館
金は「太陽の汗」、銀は「月の涙」とされ、それを身につけた戦士や祭司は神の力を帯びる存在と考えられていました。神聖な素材で作られた祭具や装身具から、当時の信仰と死生観が分かる展示となっています。 -
敗北し捕虜となった戦士の役割は、生贄となって神々の怒りと予測不能な自然の力を鎮めること。最大の目的は、この戦士たちを神々に供物として捧げて秩序と共同体の健全性を保つことにありました。
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勝者は捕虜となった敗者から、その身分の高さを示すわずかな装飾品だけを残して衣類をはぎ取ります。戦利品として武器を奪われ、頭を剃られた捕虜たちは、それまでのアイデンティティーを剥奪されました。
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「裸体の捕虜戦士の行列」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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5章 祖先との出会い
アンデスの支配者たちが、死後に神へと昇華される存在としてどのように葬られていたかを、美しく神聖な副葬品とともに紹介されています。森アーツセンターギャラリー 美術館・博物館
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イチオシ
10人の支配者それぞれが実際に身につけていた装飾をそのままの姿で展示しているエリアは圧巻です。金や銀に輝くその姿は、祖先がいかに神として祀られていたかを来場者へ静かに語りかけます。
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「チムー・ゴールド胸西暦1300-1532年 ラルコ博物館
金銀銅合金胸前装飾は、半月型の冠と羽、そして猫の頭の尾を持つ擬人化された人物を描き、球形の物体を抱えています。羽飾りやスカート、口に物をくわえたキャラクター。鳥の表現。下縁には24本の金色の羽根があしらわれています。 -
「赤木冠」西暦1300-1532年 ラルコ博物館他
四枚の羽を持つ円形の銀冠は、翼を広げてくちばしを下に向ける鳥を表しています。 -
「チムー銀の鼻輪」西暦1300-1532年 ラルコ博物館他
銀の鼻輪は、半月型の冠と2本の羽飾り、イヤーマフ、スカートを身に着け、2羽の鳥、2匹の魚、2頭の鹿が屋根付きの階段状構造を描いています。 -
「赤木冠」「チムー銀の鼻輪」西暦1300-1532年 ラルコ博物館他
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「赤木冠」西暦1300-1532年 ラルコ博物館
12羽の鳥(ペリカン)を描いた円形の銀冠。
「チムー銀の鼻輪」西暦1300-1532年 ラルコ博物館 -
チャビン正面装飾
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イチオシ
「チャビン正面装飾」
金色の正面装飾には、蛇の頭飾りをかぶり、猫の牙、二重耳、蛇の頭のベルト、爪のある手足、蛇の頭を持つ杖を持つ人物が描かれています。彼の両脇には、蛇の頭飾りをつけ、猫の牙、鳥の爪を持つ手足を持つ横顔の二人の人物がいて、蛇の頭と口から鳥が出る杖を持っています。 -
「神格化された祖先とネコ科動物の冠」紀元後1100-1740年 ラルコ博物館
冠には、半月型の冠と羽根、蛇の頭のイヤーマフ、胸筋とスカートを身に着け、ギザギザした体を持つ4匹のネコ科動物が2匹の猫を抱えています。切断された体を持つ二匹の猫が、頭飾りとスカートをかぶった死体の上に座っている描写。 -
「チムー銀の鼻輪」 西暦1300-1532年ラルコ博物館他
銀の鼻輪は半月型の冠、羽根、円形のイヤーマフ、チュニックを特徴とし、建物内に魚を食べる2羽の鳥と羽飾りを持つ座った2人の像が両脇に配置されています。 -
日本初公開となる品々も多く、特に、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具などは、初めてペルー国外に貸し出される展示品です。
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「金属羽飾付き頭飾り前面部」1100-1470年 ラルコ博物館他
金の頭部の前面装飾は、羽毛のある猫の頭、鳥のくちばし鼻と特徴を描き、羽根の冠と三角形のイヤリングを特徴とし、上部には二匹の動物(サル)が描かれ、下部には段差模様と巻物、そして二重頭の蛇の頭のデザインが描かれています。 -
「モチカ・ターコイズ・ペクトラル」1100-1470年 ラルコ博物館他
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「モチカ・ターコイズ・ペクトラル」1100-1470年 ラルコ博物館
胸部はターコイズのビーズでできた7つの台形パネルで構成されています。各パネルは薄い金の板で区切られており、その先端には8枚の金銅合金のフラップが配置されており、目や口にはターコイズ、マラカイト、クリソコラの象嵌が施されています。上部には魚の脊椎骨に似たビーズが並んでいます。 -
詳細不明
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「モチカ・ゴールドブレスレット」紀元後100-800年 ラルコ博物館
同心円状の点が入った円形ビーズがついた金のブレスレット。 -
「モチカゴールドの前面装飾」紀元後100-800年 ラルコ博物館
銅・金・銀合金の頭飾りと貝殻の前面装飾は、猫の牙を持つ人間の頭部、蛇の頭の模様のバンド、三角形のネックレスを表現しています。脚のあるヘビの頭、蛇の頭を持つ猫科動物、ギザギザした触手を持つ動物型キャラクターの描写。前面の装飾は、おそらく「デプレッション・ギルディング」と呼ばれる先コロンブス技法による金箔表面処理が施されていると考えられています。三角形の羽根には生命魚の模様が描かれています。 -
「音の出る羽飾りの冠」紀元前100-紀元後300年 ラルコ博物館
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「ビクスの葬儀服、冠、冠飾り」「胸部ビクス」紀元前1250年-西暦1年 ラルコ博物館他
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イチオシ
「コロナ・ビクス」紀元前1250年-西暦1年 ラルコ博物館
金箔を施した銅製の円形冠には、冠をかぶった人間の頭部が描かれています。本体全体に円形のプレートがホチキスで留められており、フラップのように扱われています。 -
詳細不明
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「ネコ科動物とコンドルの額飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館他
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「ネコ科動物とコンドルの額飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「モチカ・ゴールドネックレス」紀元後100-800年 ラルコ博物館他
チューブ状の金ビーズと、目に貝殻の象嵌が施された金の猫の頭部を表す5つのビーズで構成されたネックレス。開放型と延長型ネックレスの長さは633mmです。 -
「円形装飾のあしらわれた二種類の金属の耳飾り」「獰猛なネコ科動物と頭をもちあげたヘビの装飾のついた鼻飾り」「カボチャの種を模した花模様の首飾り)「カエルモチーフの首飾り金」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「人間の顔と獰猛なネコ科動物が表された頭飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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6章 マチュピチュ
展覧会の締めくくりとなる本エリアは、インカ帝国の叡智と統治の形を伝える空間となります。 -
帝国は、血縁を基盤とした政治制度と官僚機構により多様な文化を取り込み、金細工や建築、灌漑技術を発展させた。中でも象徴的なのが「キープ(結縄)」です。人口や収穫、祭祀の記録を担ったこの“知の結晶”には、人々の暮らしや祈りが込められており、インカ文明の記憶を今日に伝える貴重な遺産となっています。
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アンデスの自然
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グッズ売り場ではTシャツなど色々なグッズがありました。
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イチオシ
カラフルなリャマ
展覧会へはまた来たいと思います。 -
展望台からの眺望
六本木ヒルズ ショッピングモール
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江戸時代の大名屋敷のなごりを今に伝える広大な毛利庭園。
毛利庭園 公園・植物園
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紅葉も楽しめます。
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