2025/11/24 - 2025/11/24
177位(同エリア1580件中)
+mo2さん
2026年の夏旅は、ペルーに行く予定でマチュピチュ訪問を楽しみにしています。そんななか、森アーツセンターギャラリーで「マチュピチュ展」開催ということで早速行ってきました。CREVIA マチュピチュ展は、2021年のアメリカでの開催を皮切りに世界を巡回し、累計54万人以上を動員した国際的な展覧会です。本展では、ペルーの首都・リマにあり、世界的にも有名な考古学博物館「ラルコ博物館」が所蔵する貴重な文化財約130点が披露されます。日本初公開となる品々も多く、特に、王族の墓から出土した黄金の装飾品や神殿儀式で用いられた祭具などは、初めてペルー国外に貸し出される展示品です。
写真撮影OKで写真多くなったので2つに分割します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
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ルイーズ・ブルジョワ「ママン」1999/2002年
六本木ヒルズを象徴するパブリック・アート。蜘蛛をモチーフとした作品です。六本木ヒルズ ショッピングモール
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「CREVIA マチュピチュ展」 は森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ)で2025年11月22日から3月3月1日(日)まで開催されています。
森アーツセンターギャラリー 美術館・博物館
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まず、イントロシアターで、巨大スクリーンにはアンデスの大自然と天空都市マチュピチュが映し出されます。神話の英雄“アイ・アパエック”の登場とともに、展覧会全体のストーリーが幕を開けます。
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2章 アンデス世界
アンデスの人々が信じていた宇宙観─天空〈ハナン・パチャ〉、現実世界〈カイ・パチャ〉、地下〈ウカ・パチャ〉─という三層に重なる世界構造と、動物の力を借りて異界を自在に行き来するシャーマン(霊的な媒介者)の存在に迫る展示エリアです。アンデス独自の世界観と精神文化を体感できます。冒頭部にはこんな飾り布が掲げられています。青は空と水、黄は太陽と砂漠を象徴するそうです。そして、近づいてみると、これは、コンゴウインコの羽でできていることがわかります。 -
「階段文様と半渦巻きのシンボル」 紀元後100-800年 ラルコ博物館
ペルー古代社会では、天上と地下の世界が存在し、この2世界は常に相互に作用していると考えられていました。異なる世界間の上り下りや絶え間ない回帰はらせんや階段文様に象徴され。1500年におよぶ古代ペルーのあらゆる文化で表現されています。今回の巡回で初めてペルー国外へ出た作品です。 -
「階段状のピラミッド型神殿」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「渦巻き文様の耳飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館
アンデスの宇宙観において、自然のサイクルの繰り返しが成り立つのは世界に命を与える相反する力が常に働いているからです。古代ペルー芸術において、この働きはらせんのシンボルによって表され、為政者たちが身に着けた円形の耳飾りの中央に芸術的に表現されています。 -
「つながりの象徴」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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イチオシ
いきなり18禁の土器が・・・
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お尻の穴まで丸見えです。
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「二元性」紀元後100-800年 ラルコ博物館
モチェの埋葬用土器。儀式の重要な役目を担い、受けとめた液体が外部から内部に流れることで、天上世界と地下世界の繋がりを伝えています。 -
「金銀のチムー器」1300-1532年 ラルコ博物館
この器は、対立しつつも補完的な力の二元性と結びつきを象徴しています。金色は太陽、昼間、乾季、そして男性性を表しています。銀は月、夜、雨季、そして女性性を表しています。 -
イチオシ
(左)「勃起した地下世界の住人」(右)「出産または性交の体勢をとる女性」紀元後100-800年 ラルコ博物館
これらの土器では、地下(死者)世界の住民であるモチェの先祖が、母なる大地パチャママを受胎(肥沃に)させる力を示しています。 -
(左)「勃起した地下世界の住人」(右)「出産または性交の体勢をとる女性」
横から見ると勃起度合い(?)がよくわかります。 -
「神話上の動物を表現した彫刻」紀元後100-800年 ラルコ博物館
「アンデスのドラゴン」とも呼ばれる神話上の生き物は、4,000年以上前のものを含む多くの図像に登場します。 -
指導者たちは、共同体、神々、祖先の三者を取り持つ存在と見なされていました。儀礼や祭礼では、精神の変容を引き起こす向精神性植物の助けを借りて、これらの世界を行き来したとされています。
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「シャーマンの変容」紀元前1250 -100年 ラルコ博物館
展示されている「シャーマンの変容」は、動物の超自然的な力を取り入れることで、異なる世界を行き来しています。シカの耳と鼻から伸びるヘビを備えた人間の顔は、ジャガーの顔へと変貌し、超自然的な融合体となる様子が表現されています。 -
「フクロウ神」紀元後100-800年 ラルコ博物館
戦士の格好をした擬人化されたフクロウで、二つの猫の頭を持つ蛇が作るアーチの下に立っている。これはモチカ文化の主要な神の一つであり、夜、オカルト、死と結びついています。 -
「猫科動物、鳥、蛇の特徴を持つ男(擬人化)」紀元前1250 -100年 ラルコ博物館
この神話上の存在、猫科動物・鳥・蛇の融合体は人間の姿をとります。三つの世界の力が融合することで、非常に強力な擬人化された存在が生まれます。 -
「猫科動物、鳥、蛇の特徴を持つ男(擬人化)」(横から)
ペルーの古代文化では、最高指導者たちは政治的、社会的、宗教的な権力を持っていました。彼らは神聖なシンボルを自分たちのものとして受け入れ、神々と同一視しました。そのため、彼らは鳥と蛇の特徴を持つ擬人化された猫の姿をとっていました。 -
「猫科動物、鳥、蛇の結合」紀元前1250 -100年 ラルコ博物館
先コロンブスの芸術は、猫科動物、蛇、鳥の物理的かつ超自然的な特性が組み合わさった結果として生まれた存在を描いています。この神話上の存在は三つの世界の強みを兼ね備えており、鳥の頭、猫の足、蛇の体など複数の組み合わせで表現されています。それは、より多い社会で新たな問題が生じる際に応答する強力な神です。より深刻な問題に直面するには、この新しいハイブリッド神が持つようなより強力な力が必要です。形成期の終わり頃には、この過程は北部のヴィル、サリナール、ビクス文化、南部のパラカス文化で見られます。 -
「水晶のしずく型首飾り」紀元前1250 -100年 ラルコ博物館
古代ペルーの人々は、彼らの世界観を伝える豊かな視覚資料を、造形物として残しました。芸術家や職人たちは、共同体の物語や信仰の図像、形、象徴を、木材、石、金、銀、布、陶器など、様々な素材に描き、彫刻し、形づくっていったのです。 -
「パコパンパ石臼」紀元前13世紀半 -紀元後1世紀 ラルコ博物館
これらの石臼はカハマルカ州パコパンパで発見され、古代ペルーの三つの神聖な動物、鳥、猫科動物、蛇の融合を表しています。 -
「パコパンパの女神」紀元前13世紀半 -紀元後1世紀 ラルコ博物館
鳥(天上世界)、ネコ科動物(地上世界)、蛇(地下世界)の特徴を持つ力強い神の石像。口からは蜘蛛の巣のようなものが流れ出ています。 -
3章 モチェの英雄アイ・アパエックの冒険
神話の英雄、アイ・アパエックが挑む戦いと旅の物語の紹介コーナーでは、象徴的なイラストで神話世界を表現。様々な生き物に変身していくアイ・アパエックの造形物との相乗効果で、古代の人々が信じた英雄の冒険譚が鮮烈に伝わってきます。 -
イチオシ
「アイ・アパエックの顔を表現した葬送用仮面」紀元後100-800年 ラルコ博物館
葬送用の仮面は、古代ペルー社会の指導者の埋葬において重要な要素でした。仮面は故人のアイデンティティを示す重要な象徴であり、死者は描かれたイメージに変えられます。仮面は象嵌された貝殻で飾られたり、辰砂(硫酸水銀)と呼ばれる赤い顔料で塗装されたりしました。 -
「耳飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「斑点のある犬」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「山上を飛ぶアイ・アパエック」紀元後100-800年 ラルコ博物館
この黒色の土器は、アイ・アパエックがヒメコンドルの背に乗って山を越えて天上世界を旅する武勇伝を表したもの。 -
「山上を飛ぶアイ・アパエック」(横から)
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アイ・アパエックは3つの世界を旅し、様々な課題に直面。ときに忠実な犬やトカゲを従えアメリカハゲワシに乗って天空の世界を目指し、ときに超人的な力を持つウニやフグ、カニなどと戦い、勝利して力を得ます。本展では様々な動物に姿を変えたアイ・アパエックの姿を見ることができます。
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「カニと戦うアイ・アパエック」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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イチオシ
「カニの姿をしたアイ・アパエック」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「カニのモチーフの鼻飾り」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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「アイ・アパエック神の旅」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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ネコ科動物の巨大な牙を持つモチェの神アイ・アパエックは、様々な世界を横断する蛇のベルトや耳飾りを身に着け、自然のサイクルを維持しています。
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「アイ・アパエック・モチカボトル」紀元後100-800年 ラルコ博物館
彫刻的な鐙柄の首のボトルは、超自然的な特徴を持つ擬人化されたキャラクター(英雄アイ・アパエク)の頭部を表しており、猫の牙、三日月形の冠(またはフクロウの冠飾り)、蛇の頭を持つイヤリングをつけています。 -
古代ペルーの芸術には、釘の頭、ワコの肖像、トロフィーの頭、聖なる動物の頭など、頭部や顔の表現が非常に多様です。頭部は古代ペルー人にとって神聖なものであり、魂の座、すべての存在の活力と霊的な力の源と考えられていました。
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「熱帯巻貝の中のアイ・アパエック」紀元後100-800年 ラルコ博物館
アイ・アパエックによる海の戦いの物語の中で、最も重要なものの1つが、熱帯巻貝への勝利です。 -
「熱帯巻貝の中のアイ・アパエック」(横から)
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「トウモロコシの姿をしたアイ・アパエック」紀元後100-800年 ラルコ博物館
死者の世界に入ったアイ・アパエックは、メンフクロウのシャーマンと出会い、母なる大地と結ばれることで生殖力を取り戻します。 -
「メンフクロウのシャーマン」紀元後100-800年 ラルコ博物館
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詳細不明
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「モチカ肖像器」紀元後100-800年 ラルコ博物館
非常に写実的な肖像画で装飾された彫刻的な陶器の器:死体の顔は死者が住む冥界を象徴しています。 -
「アイ・アパエックと海の化け物の戦い」紀元後100-800年 ラルコ博物館
アイ・アパエックは、地平線の向こうに姿を消した太陽を追い海の世界へと入っていきます。彼は、エイとアシカ、サメの特徴を併せ持つモチェ神話最強の生き物と対決します。 -
最終的に処刑人と対峙し打ち負かされたアイ・アパエックは、死を迎え祖先の世界へと足を踏み入れる。疲れ果て皺が刻まれた老人として表現された頭部像もあります。
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「神話の豊饒の場面が描かれた儀礼用の杯」紀元後700-1300年 ラルコ博物館
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「神話の豊饒の場面が描かれた儀礼用の杯」(上から)
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「モチカの生贄の儀式」紀元後100-800年 ラルコ博物館
この陶器器には、捕らえられた戦士の生け贄や神々への杯の捧げなど、懺悔の儀式が描かれています。二つ頭の蛇が、生贄の心臓を手に持っているように描かれています。その体は血管を上下の二つの半球に分けています。
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