稚内の街歩きその２～北方記念館

2023/06/11 - 2023/06/11

稚内市の街歩きのその２です。利尻島と礼文島に行ってきて帰ってきました。今日も、この前行けなかった北方記念館・開基百年記念塔などを訪れました。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ

北方記念館・開基百年記念塔は小高い丘の上にあり、バス路線もないので、行きはタクシー、帰りは徒歩でホテルに帰ることにしました。

稚内市開基百年記念塔 名所・史跡

記念館の前の広場から見ると、どんより雲がかかっているものの、稚内の港がきれいに見えました。

なんだこれと興味深く眺めました。何か物を保管するものか、寒いところだから立派だな。

稚内市北方記念館 美術館・博物館

と、思いきや、寝棺だとの説明。棺という字はあるが、この中に熊の皮、布団を敷いて、中で寝るらしい。この説明のニュアンスは、厳しさ、不安が強調されている。

間宮林蔵が描いた大陸の河川（黒竜江）を進む小舟の絵。風景が良く分かる絵です。

間宮林蔵の著作は読みにくいので、小説家が書いた樺太・シベリア大陸探検の小説を読んだ。面白かった。

林蔵の姿。幕府の隠密ともいわれるが、ロシア人が千島列島に現れたことから、樺太や大陸に行き、北方の情報を収集した人ですね。

林蔵は樺太が島であることを世界で初めて、実際現地で確かめた

樺太は戦前、北がロシア領、南が日本領で、国境画定して標石を置いた。これは複製品。

帰りは、記念館のあるところから、ホテルまでテクテク歩いて帰りました。北方ですが、樹木が多くありますね。

稚内の港がくっきり見えた。美しい風景です。邪魔するものがない。海の向こうに見えるのは、樺太ではなく、方角から宗谷岬のあるところ。

海と空が交わるところ、遠くにかすかに島が見える。樺太でしょうね。

麓にある北門神社、新しいのかな？

北門神社 寺・神社・教会

飲食店・お土産屋などの稚内の市場、資料館などの複合施設です。面白そうなので入りました。

稚内副港市場 市場・商店街

資料館の中に入ってみました。昭和の香りがします。最近、観光地に行くとこのような昔の、特に昭和の街の姿を紹介する実物大の模型がありますね。

ヤムワッカナイ温泉 港のゆ 温泉

ジオラマとは言わないのかな？実物大の街の再現では言葉になっていないか。メタバースは仮想空間だから、違うし。・・

この中に、稚内市樺太記念館がありました。北方記念館とやや似てますが、樺太に焦点を当てています。

ここは、市場です。北の市場なので、魚介類が目玉でしょう。

流氷 グルメ・レストラン

稚内、利尻島・礼文島ともお別れです。どこも、旅行するには本当によいところと思いました。

稚内空港 空港

ANAのフライトで東京へ帰りました。帰りも、プレミアムクラスなのですが、この食事は冷たいけれど美味しかった。良い旅でした。これから羽田にもどり、近くのホテルに泊まります。