三日目は札幌でゆっくり

2025/10/18 - 2025/10/22

三日目はやっとゆっくり散歩を楽しめそうです。
一度来たことがある札幌は歩きやすくて、ゾーンによって変わる景色が面白いので一日かけて歩きます。
中島公園の紅葉を楽しみ、行きたかったお店を見て、北海道神宮を訪問します。
お昼は中島公園近くにあるFarm to table Terraというホテルマイステイズのレストランでちょっと良い食事をします、と言ってもドレスコードもなくてサダラバーにこだわりがあるお店なので、旅行中の野菜不足を補いたいと思います。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 徒歩

午前中は中島公園を散歩します。
お天気は曇りがちだけど、晴れ間も多く、日差しによって変わる紅葉の色彩がとてもきれいでした。
以前、どこかで北海道の紅葉はまるで葉が発光しているかのように輝いていると言っていましたが、本当にそんな感じ。
時間があったら、北大の銀杏並木も見に行きたかったです。

中島公園 公園・植物園

自分と同じ人種の海外から来た方々が写真を撮りまくっていました。
地元も紅葉はあるけど、北海道で見る紅葉は圧巻です。

湖を過ぎ、川の側にある出口から出て、豊平区の方まで行こうかと橋を渡ってみます。
幌平橋という豊平川に架かる橋で、橋の上にアーチ状の橋があるという、体力があるときは登ってみたくなるような造りをしていて、川を展望できるのが楽しいです。
まあ、風が強くて寒いですけどね・・・。

幌平橋 名所・史跡

中島公園方面に戻って、行きたかったお店を目指します。
Agtという食材にこだわったカフェで、食品の販売も行われています。
画角が斜めすぎて、伝わりにくいと思いますが、大きな窓から漏れる温かい光に吸い込まれるように入店しました。

一階はお米やハーブティー、コーヒー等の商品が並び、レジのショーケースには『まるでバターサンド』というヴィーガンOKの三角形をしたレーズンサンドが販売されていました。
この日は外気温が低めなので、一日持って歩いても、食べる前にしばらく冷蔵庫で冷やせばおいしく食べられると聞きましたが、今日は気の向くままに歩き、予定を決めていないので止めておきました。

あじと グルメ・レストラン

入り口はこちら。
おしゃれな玄関にため息が出ます。
二階はカフェスペースになっていると思います。
ネットで見る限り、腸活に良い具材をお米と海苔でサンドイッチにした『こめさん』というメニューとスムージーやお味噌汁もいただけるようで、タイミングが合えば、ここでブランチしたいです。

いきなり時間が飛んでランチです。
この日は中島公園近くにあるホテルマイステイズのレストランでいただきます。
アウトドアブランドであるスノーピーク監修のレストランで、室内ではありますが、開放的な空間でとても気持ちよかったです。

Farm to Table TERRA グルメ・レストラン

外ってこんなに晴れてたっけ？と思うほど、お日様が差し込む明るい環境で、入り口から気分が上がります。

ここではヴィーガンメニューがあり、ランチセットにはサラダバーとコーヒー、紅茶、フレーバーウォーターの飲み放題がセットになっています。

野菜で満腹になりたかったので、サラダバーを楽しみにしてきましたが、ネットのレビュー写真で見たより種類も量も少なくてちょっとびっくりしました。
時間は閉店１４時の一時間前だったので、あえて補充をしなかったのだと思います。

中島公園をウロウロしていたのは１０時頃ですが、そこから私は住宅街にあるスーパーで道民の食生活を垣間見たくて、すすきのの西側から大通り公園、二条市場辺りまで歩き、気が付けば、結構な時間になったので、昼食にと、また中島公園へと戻ったのでした。
スーパーで道民の食卓が見えたかと言えば、それらしきものは甘納豆で炊いたお赤飯くらいで、きれいなピンク色に染まっていました。

手前に蒸された小松菜があります、これ、すごくおいしかった。
ズッキーニやパプリカの入ったクスクスもおいしいけど、小さい器にエディブルフラワーやレタスと一緒に入っていて、お皿一杯に食べるものではなさそうです。

紫の蓮華にはサクサクした乾燥野菜が入っていて、四角い器に野菜のトマト煮込ラタトゥイユが入っていました。
ラタトゥイユはフランスのレシピなんですが、イタリアの南部ではもう少し甘くて野菜の味が凝縮しているトマト煮があります、名称は地域によって変わるので、ここでは割愛させていただきますが、酸味が効いたこちらの小鉢はシチリアで食べられているカポナータというトマト煮の方が似ていると感じました。

米麹の調味料が二種類おいてありました。
いちごとニンジンで、風味が残りながらも生野菜との相性がよく、おいしかったです。

こちらは醤油を作るときに出る大豆の粒や玉ねぎ、とうきびのドレッシングです。
ドレッシング？と言っていいのか、トッピング的な感じ？
写真奥にワインビネガー、バルサミコ酢、ヒマラヤンピンクソルトやコショウもあり、味付けのカスタマイズが楽しかったです。

そういうわけで、一回目のサラダはレタス、紫玉ねぎ、ナスのカルパッチョ、海藻、スチーム小松菜、とうきび、ミニトマトにバルサミコ酢とヒマラヤンソルトで食べました。

こんな感じの盛りで、あと二回お代わりしました。

右端に見える赤紫の飲み物はシソのフレーバーウォーターで、甘さはなく、風味がさわやかでおいしかったです。

飲み放題のコーヒーも自分でドリップします。
記憶があいまいで断言できないですが、既にドリップしたコーヒーも置いてあった気がします。
おいしい淹れ方が書いてあるので、その通りにしたいのですが、コーヒーの粉を入れる量が多すぎる気がするので、少な目で作りました。
マグカップはステンレスでスノーピークの雪の結晶がとてもかわいかったです。
少々急ぎ気味の私はサラダより先にこちらでコーヒーを淹れました。
猫舌なんで、先に入れて、食事が終わったころに丁度良い温度になっているのを見込んで、淹れておきます。

ちなみにメインは大豆パテのソイバーガーにしました。
玉ねぎの厚みが写真でもよく見えます。
トマトの輪切りも入っていて、高さがあり、少し潰してからいただきました。
「味付け忘れました？」って聞きたくなるくらい、塩味がなかったので、サラダコーナーにあるヒマラヤンソルトと胡椒を振りました。
こちらもサラダ同様、自分でカスタマイズするものだったのでしょうか？
うまく味付けできず、一緒に出てきたジャガイモに付けると思われるトマトケチャップを足した食べたので、せっかくの高級バーガーもジャンクな味になったしまいました。
どっちにしろ、満足度が高い一品で、また食べたいです。

こんな感じのサラダを３皿食べたんですよ。
生野菜は体を冷やすので、その分、温かい汁物でもほしかったですね。
ここではカレーのメニューもあるので、そっちを注文してもよかったかな？

レストランの中は野外にいるような錯覚こそありますが、暖房がよく効いていて、コーヒーもぬるめが丁度いいのですが、外はしっかり千葉の一月くらい寒いです。

これ、乾燥野菜で、小さい粒ですが、一粒一粒にしっかり野菜の味があって、サラダのバルサミコ酢と一緒に食べても存在感がありました。

補充がなかったので、取り過ぎてビュッフェ台がガラガラになるとお店の人がかわいそうと思い、一さじだけいただきました。
１３時半くらいにはラストオーダーとビュッフェ台の片付け開始時間を知らせに来たので、本当はコーヒーももう一杯いただきたかったですが、今から淹れると飲み終わるまで時間がかかるので、やめておきましょう。

このレストランはホテルのロビーの奥にあるので、おトイレはホテルのものを利用するのですが、宿泊していない私にも丁寧にあいさつしてくれて優しかったです。

デザートは『紳士のオリゼ』という食べる甘酒。
甘酒なんで子どものとき、お正月に何となく飲んだけど、甘すぎて今はムリ！なんて思ってたりしますが、これはおいしい！
お替わりしかったけど、サラダもたくさん食べたし、ハンバーガーも思ったより大きくて、これ以上食べるのはやめておいた方が良さそうです。
実はまだまだ食べられますが、私には２０年ほど前のノルウェーで、満腹状態で低めの温度の中を歩いて気分が悪くなり、休憩が必要になった経験があるので、気を付けたいところです。

まあ、一回に食べる量は二口程度なんで、お代わりしても問題なさそうですが、このあと私は確実に大好物だと思われる北海道神宮の六花亭であの焼きたてスウィーツを食べる予定です。
ここは少し抑えて、円山まで歩いて行った先に食べるあの甘いものをかみしめたいと思います。

そして、円山公園です。
中島公園から歩いてきました。
１５時過ぎましたね・・・
気温は６．９℃ですよ！
千葉で一番寒いのは一月なんですが、日中の気温が１０℃を切ることはあまりなく、驚き、そして暖房が効いている施設が多く、体が冷えないせいか、体感温度はそこまで低くはないです。

そして、暗い・・・関東より日没が早いので、午前中に訪問したほうが良かっただろうかと思いながらも、食後のよい散歩になりました。

円山公園 公園・植物園