2025年 アフリカ北中部ｰG（リビア編②）サブラタ、クサール・ハッジ、カバウ

2025/10/23 - 2025/10/23

日程

10/15（水）
　東京羽田（9:10）→広州（13:05）広州（0.:30）→
　　エチオピア航空★（機内泊)

10/16（木）
　→アディスアベバ（5:15）アディスアベバ（9:05）→ドゥアラ→マラボ（13:20）
　　マラボ★Internet Hostel

10/17（金）
　マラボ（市内観光）
　　マラボ★Internet Hostel

10/18（土）
　マラボ（12:40）→アディスアベバ（20:55）　　
　　アディスアベバ★SkylightHotel

10/19（日）
アディスアベバ（8:45）→ジュバ（9:50）
　　ジュバ★Pyramid Continental Hotel

10/20（月）
　ジュバ（15:35）→カイロ（21:20）　　
　　カイロ★Venice Hotel

10/21（火）
　カイロ　チャド大使館ビザ申請　　
　　カイロ★Dream Boutique Hotel

10/22（水）
　カイロ（8:00）→トリポリ（10:00）　　
　　トリポリ★Alasala Hotel

10/23（木）
　トリポリ→サブラダ→アルハッジ→カバウ→ガダメス　　
　　ガダメス★ゲストハウス

10/24（金）
　ガダメス観光と砂漠　　
　　ガダメス★ゲストハウス

10/25（土）
　ガダメス→トリポリ　　
　　トリポリ★Four Seasons Hotel

10/26（日）
　トリポリ、レプティスマグナ　　
　　トリポリ★Four Seasons Hotel

10/27（月）
　トリポリ（10:30）→カイロ（14:10）　　
　　カイロ★Dream Boutique Hotel

10/28（火）
　カイロ（10:30）→ンジャメナ（12:40）　　
　　ンジャメナ★Airbnb

10/29（水）
　ンジャメナ
　　ンジャメナ★Airbnb

10/30（木）
　ンジャメナ（12:25）→カイロ（17:55/23:35）→　　
　　エジプト航空★（機内泊）

10/31（金）
　→東京（18:30）

エリア その他の都市(リビア)

リビア入国二日目。

専用車でトリポリを離れることになる。

8時半に出発。

しばらくトリポリを離れるのでガイドと警官も宿泊の荷物を持参している。

トリポリを出発してカフェに立ち寄った。

リビアは宗主国イタリアの影響か、どこへ行ってもエスプレッソマシーンがあり、質の高いコーヒーを飲むことが出来る。

エスプレッソ。

一路ザブラタへ目指す。リビアの標識はアラビア語のみの場合が多い。なのでアラビア語圏以外の外国人がナビなしで運転するのは難しい。

9時40分。
サブラタのゲートに到着。この時間見学に来ているのは我々だけのようだ。

ザブラダはレプティスマグナに比べれば規模は小さいが、こちらも保存状態のいいローマ遺跡になっている。

地中海をバックに円形劇場が見える。あそこは最後に見学することになる。

石柱の彫刻。

専属のガイドと一緒に遺跡内を回ることになる。運転手と警官は車で待っているようだ。

サブラタは紀元前4世紀にフェニキア人によって築かれ、紀元前1世紀から3世紀にかけてローマ帝国の支配下で繁栄した。

ローマ時代からのモザイクの保存状態はいい。

カルタゴ塔の霊廟。

見事な彫刻ががこれは再建されたもの。

ザブラダ遺跡は海に近い遺跡で石柱とのコントラストが映える。

地中海。

ローマ遺跡の一部は津波に流され海底に沈んでしまったのもあるらしい。

サブラタ遺跡のメインストリート「Cardo」。

ローマ時代のトイレ設備。

今にも崩れそうなアーチが残る。

海へと続くCardo

モザイクなども雑な感じで保存されているがオリジナルが残っているのはすごい。

剥ぎと取られているのはポセイドンのモザイク。盗まれたわけではなく博物館で保存されているようだ。しかし博物館は観光客がいないからか閉鎖されている。

サブラタのメインとなる遺跡。円形劇場は修復されているが、オリジナルの部分も多く保存状態は良好。

彫刻がそのまま残っている。

彫刻などはオリジナルの状態で保存されている。

いるかの彫刻。

円形劇場をあとに。
暑い中、1時間半ほど見学して回った。

見学が終わったあと、東洋人観光客が珍しいからかガイドにツーショット写真を撮ってくれとお願いされた。

サブラタからザーウィアという街を経由して南下する。
途中のザーウィアの時計台を通過。

ザーウィアはガイドが住んでいる町らしく、馴染みの両替商に立ち寄った。

両替屋でドルキャッシュを両替することにした。1ドル＝7.45ディナール。1ディナール＝21円ほどだろうか。
ちなみに銀行レートは1ドル＝5.4ディナール。

食事はガイドが払ってくれるのでディナールはあまり使う予定ではない。余ったらガイドへのチップにすればいいだろう。

今日は祝日のようで街に活気がなく、シャッターを下ろしている店が多い。

その後、闇ガソリンを購入。
リビアのガソリン代は世界一安いがスタンドでは給油するまで1時間以上待たされることがある。どこのガソリンスタンドも大行列だ。
そんな中、時間が無い場合は闇ガソリンを購入することになる。

ポリタンクに予備のガソリンも給油してガス欠に備える。

ノンアルコールビールのエフェス。トルコのエフェスビールが製造しているようだ。

クサール・ハッジの村に到着。

ベルベル人の伝統家屋が残るクサール・ハッジ。

https://www.youtube.com/watch?v=5S5KUEImG-0

円形の要塞で土壁でできていてマリの遺跡とも関係が深いようだ。
サハラの交易の要所だったようだ。

しかし現在は人は住んでおらず廃墟化していて、

住居の様子を復元。

最後にここでも警備の人に写真をお願いされた。

続いてカバウヘ向かう。
カバウはテーブルマウンテンの上にある遺跡で標高が高くなる。

カバウは周辺の集落もあまり人が住んでおらず廃墟化している。

こちらも円形の要塞でアルハッジに比べて荒々しい雰囲気の小部屋が点在する。

こちらもベルベル人の住居跡。

なかなか見応えのある土壁の要塞。その光景には圧倒され、来てよかったと思った。

内部は壺の残骸が散らかっていて観光客を受け入れる準備が出来ていない感じだ。
ここでも警備員に写真撮影をお願いされた。

カバウの要塞の外観。
https://www.youtube.com/watch?v=CBgBwVRUKn8

カバウの集落。こちらも博物館になっている。

住居の台所。

半地下の住居。

オリーブオイルの貯蔵庫として使われていた。

オリーブの油を作る施設なども残っている。

昼食は午後3時半。
昨日に続いて遅い時間になってしまった。
トルコ料理店でサンドウィッチを食べることになった。

リビアのオリジナルドリンクが充実。

牛のひき肉とレバーのサンドウィッチを食べることにした。一個8ディナール（80円）ドリンクはリビアのソーダを注文。

食後のリビアンティー。

一路ガダメスを目指す。かなりの距離を移動することになる。

途中ガソリンスタンドで給油。珍しく行列のないスタンドだった。なので給油できるときにしておきたいようだ。

ちなみにリビアのガソリン代は1リッター0.15ディナール(3.1円)。銀行レートでも4.2円だ。表示が壊れているのかと思うほど安い。一般的な国と安さの桁が違う。

リビアはイランと並び、世界一ガソリンの安い国となっている。

18時30分。
日没。
https://www.youtube.com/watch?v=cX1sEFL09zE

一路西へ。
アルジェリア国境を目指す。

20時15分にガダメスの街に到着。