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・奈良県、和歌山県、三重県にまたがる紀伊半島中央の山岳地帯は近畿地方屈指の秘境。ここには世界遺産の熊野古道と雄大な大台ケ原があり、山間にいくつかの秘湯が点在する。今回これらを1泊2日で巡った。<br />・谷瀬の吊り橋から十津川温泉郷へ続く国道168号線は日本最長の路線バス「八木新宮線」が走ることで有名。昔は狭い酷道だったが現在は拡幅され走りやすくなっていた。十津川温泉郷には3つの温泉地があり、全国で初めて「源泉かけ流し」を宣言しているという。まろやかでさっぱりした泉質で、白濁硫黄泉や高酸性・高アルカリ性といった刺激的な温泉を好む万歩計にはやや物足りなく感じた。<br /><br />【旅程】<br />★10/23 自宅→大塔郷土館→谷瀬の吊り橋→十津川温泉→果無集落→熊野本宮大社→熊野古道「中辺路」→湯の峰温泉(泊)<br /> ★https://4travel.jp/travelogue/12012867<br />  https://4travel.jp/travelogue/12013639<br /> 10/24 湯の峰温泉→川湯温泉→瀞峡→大台ケ原→入之波温泉→自宅<br />  https://4travel.jp/travelogue/12013960<br />  https://4travel.jp/travelogue/12014723

熊野古道、大台ケ原と秘湯4湯を巡る旅 1.谷瀬の吊り橋と十津川温泉郷

90いいね!

2025/10/23 - 2025/10/23

12位(同エリア185件中)

万歩計

万歩計さん

この旅行記のスケジュール

2025/10/23

  • 6:55 自宅を出発

  • 熊野本宮大社へ

この旅行記スケジュールを元に

・奈良県、和歌山県、三重県にまたがる紀伊半島中央の山岳地帯は近畿地方屈指の秘境。ここには世界遺産の熊野古道と雄大な大台ケ原があり、山間にいくつかの秘湯が点在する。今回これらを1泊2日で巡った。
・谷瀬の吊り橋から十津川温泉郷へ続く国道168号線は日本最長の路線バス「八木新宮線」が走ることで有名。昔は狭い酷道だったが現在は拡幅され走りやすくなっていた。十津川温泉郷には3つの温泉地があり、全国で初めて「源泉かけ流し」を宣言しているという。まろやかでさっぱりした泉質で、白濁硫黄泉や高酸性・高アルカリ性といった刺激的な温泉を好む万歩計にはやや物足りなく感じた。

【旅程】
★10/23 自宅→大塔郷土館→谷瀬の吊り橋→十津川温泉→果無集落→熊野本宮大社→熊野古道「中辺路」→湯の峰温泉(泊)
 ★https://4travel.jp/travelogue/12012867
  https://4travel.jp/travelogue/12013639
 10/24 湯の峰温泉→川湯温泉→瀞峡→大台ケ原→入之波温泉→自宅
  https://4travel.jp/travelogue/12013960
  https://4travel.jp/travelogue/12014723

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  •  今回は奈良から和歌山にかけての紀伊半島の山岳地帯を1泊2日で巡ります。目的は世界遺産熊野古道と大台ケ原、さらにその近くに点在する秘湯4湯。公共交通は奈良交通が運行する日本最長の路線バス「大和八木・新宮線」があるだけで、車がないと無理。日本で一番アクセスの悪い地域の一つです。

     今回は奈良から和歌山にかけての紀伊半島の山岳地帯を1泊2日で巡ります。目的は世界遺産熊野古道と大台ケ原、さらにその近くに点在する秘湯4湯。公共交通は奈良交通が運行する日本最長の路線バス「大和八木・新宮線」があるだけで、車がないと無理。日本で一番アクセスの悪い地域の一つです。

  •  6:55 自宅を出発。右手に葛城・金剛山を見ながら京奈和自動車道に入り、

     6:55 自宅を出発。右手に葛城・金剛山を見ながら京奈和自動車道に入り、

  •  五條から国道168号線を南下し、一路十津川方面へ。

     五條から国道168号線を南下し、一路十津川方面へ。

  •  9:04 大塔郷土館に立寄り

     9:04 大塔郷土館に立寄り

    大塔郷土館 美術館・博物館

  •  大塔村は紀伊山地を東西に分ける十津川沿いにある山間の村。96%は森林で高地の澄んだ空気に包まれ夜空に広がる星の煌めきで有名。郷土館に隣接して天文台があります。

     大塔村は紀伊山地を東西に分ける十津川沿いにある山間の村。96%は森林で高地の澄んだ空気に包まれ夜空に広がる星の煌めきで有名。郷土館に隣接して天文台があります。

  •  ところが大塔郷土館は何故か休館中

     ところが大塔郷土館は何故か休館中

  •  郷土館の前に建つ大塔宮護良親王馬上像<br /> 大塔宮護良親王は万歩計の愛読書「太平記」に登場する後醍醐天皇の皇子。鎌倉幕府滅亡の大きな原動力になった一人で、村の名は元弘の変の際に宮がこの地の豪族戸野兵衛らに匿われたことに由来します

     郷土館の前に建つ大塔宮護良親王馬上像
     大塔宮護良親王は万歩計の愛読書「太平記」に登場する後醍醐天皇の皇子。鎌倉幕府滅亡の大きな原動力になった一人で、村の名は元弘の変の際に宮がこの地の豪族戸野兵衛らに匿われたことに由来します

  •  江戸時代末期には討幕運動の先駆けになった「天誅組」がこの地で旗揚げしました。山深いこの地は歴史を動かした人物たちの所縁の地でもあります。

     江戸時代末期には討幕運動の先駆けになった「天誅組」がこの地で旗揚げしました。山深いこの地は歴史を動かした人物たちの所縁の地でもあります。

  •  もうひとつ有名なのは日本最長の路線バス「八木新宮線」が走ること<br />

     もうひとつ有名なのは日本最長の路線バス「八木新宮線」が走ること

  •  紀伊半島を縦断するこの路線は一日3便。全長169.9㎞、停留所168箇所、所要時間6時間半で、全線乗車すると証明書が貰えるそうです。

     紀伊半島を縦断するこの路線は一日3便。全長169.9㎞、停留所168箇所、所要時間6時間半で、全線乗車すると証明書が貰えるそうです。

  •  国道168号線は大阪府枚方市から和歌山線新宮市を繋ぐ188km。所々に狭い区間がありますが、概ね走りやすい国道です

     国道168号線は大阪府枚方市から和歌山線新宮市を繋ぐ188km。所々に狭い区間がありますが、概ね走りやすい国道です

  •  9:36 谷瀬の吊り橋に到着

     9:36 谷瀬の吊り橋に到着

    谷瀬の吊り橋 名所・史跡

  •  橋の周囲は路駐禁止なので村営駐車場へ。この料金がべらぼうに高い。

     橋の周囲は路駐禁止なので村営駐車場へ。この料金がべらぼうに高い。

  •  日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋で渡るのは無料。橋の維持管理費が駐車料金に含まれていと考えれば納得

     日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋で渡るのは無料。橋の維持管理費が駐車料金に含まれていと考えれば納得

  •  同時に渡れるのは20人まで。長さ297mの吊り橋は歩くたびにゆらゆらと揺れスリルがあります

     同時に渡れるのは20人まで。長さ297mの吊り橋は歩くたびにゆらゆらと揺れスリルがあります

  •  眼下を流れる十津川からの高さは54m

     眼下を流れる十津川からの高さは54m

  •  中央に4枚の板が固定されていますが、その横は鉄のメッシュ。カメラを落とさないように

     中央に4枚の板が固定されていますが、その横は鉄のメッシュ。カメラを落とさないように

  •  吊り橋のワイヤーを素早く移動する野猿

     吊り橋のワイヤーを素早く移動する野猿

  •  昔は丸木橋でしたが昭和29年に吊り橋が掛けられました。橋の建設にあたり集落の人々は1戸当たり20~30万円という当時としては目玉が飛び出るような大金を出しあったそうです

    イチオシ

     昔は丸木橋でしたが昭和29年に吊り橋が掛けられました。橋の建設にあたり集落の人々は1戸当たり20~30万円という当時としては目玉が飛び出るような大金を出しあったそうです

  •  対岸に渡り切りました。30年前にここに来た時には、地元の人がバイクでこの橋を渡ってました。

     対岸に渡り切りました。30年前にここに来た時には、地元の人がバイクでこの橋を渡ってました。

  •  10:22 道の駅十津川郷に立寄り。十津川村役場もここにあります。

     10:22 道の駅十津川郷に立寄り。十津川村役場もここにあります。

    道の駅十津川郷 道の駅

  •  ここで十津川温泉郷のパンフレットをゲット。十津川温泉郷には湯泉地、十津川、上湯の3つの温泉があります。

     ここで十津川温泉郷のパンフレットをゲット。十津川温泉郷には湯泉地、十津川、上湯の3つの温泉があります。

  •  道の駅を出たら新宮から八木に向かう奈良交通の路線バスと行き違い。急いで写真に収めました。

     道の駅を出たら新宮から八木に向かう奈良交通の路線バスと行き違い。急いで写真に収めました。

  •  10:43 十津川温泉に到着。村営駐車場に車を入れます

     10:43 十津川温泉に到着。村営駐車場に車を入れます

    十津川温泉 温泉

  •  十津川に架かる赤い橋を挟んで、両側に小規模な旅館や民宿が並んでいます

     十津川に架かる赤い橋を挟んで、両側に小規模な旅館や民宿が並んでいます

  •  共同浴場「庵の湯」で立寄り湯。受付で600円払うと村営駐車場の無料券をくれます

     共同浴場「庵の湯」で立寄り湯。受付で600円払うと村営駐車場の無料券をくれます

    十津川温泉「庵の湯」 温泉

  •  温泉は全て源泉かけ流し、というのが十津川温泉郷の自慢

     温泉は全て源泉かけ流し、というのが十津川温泉郷の自慢

  •  先ず飲泉所で一口。微妙な味

     先ず飲泉所で一口。微妙な味

  •  ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉でPH7。源泉温度は58℃。

     ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉でPH7。源泉温度は58℃。

  •  この時間は誰もいません

     この時間は誰もいません

  •  木の湯船に無色無臭の源泉が掛け流されています

     木の湯船に無色無臭の源泉が掛け流されています

  •  やや温めのお湯で、ゆっくり30分程浸かっていました。

     やや温めのお湯で、ゆっくり30分程浸かっていました。

  •  窓を開けると十津川。ここだけダムのように広くなり、周囲の山々の緑を映してエメラルドグリーン

     窓を開けると十津川。ここだけダムのように広くなり、周囲の山々の緑を映してエメラルドグリーン

  •  11:26 庵の湯を出て熊野本宮大社へ

     11:26 庵の湯を出て熊野本宮大社へ

  •  その前にちょっと寄り道

     その前にちょっと寄り道

  •  国道168号線から狭い道に分岐し、2.5km走った先に

     国道168号線から狭い道に分岐し、2.5km走った先に

  •  3台ほど駐車できるスペース

     3台ほど駐車できるスペース

  •  目的の集落はここから歩いて直ぐ

     目的の集落はここから歩いて直ぐ

  •  ここは世界遺産「熊野参詣道 小辺路」が通る果無集落

     ここは世界遺産「熊野参詣道 小辺路」が通る果無集落

  •  11:48 果無集落。入口に世界遺産の石碑

    イチオシ

    地図を見る

     11:48 果無集落。入口に世界遺産の石碑

    果無集落 名所・史跡

  •  道の先に10軒程度の民家が点在

     道の先に10軒程度の民家が点在

  •  果無山脈を見渡すその美しさから「天空の郷 」と呼ばれ、「にほんの里100選 」にも選ばれています。

     果無山脈を見渡すその美しさから「天空の郷 」と呼ばれ、「にほんの里100選 」にも選ばれています。

  •  重畳と連なる山並みは果無(はてなし)の名前に相応しい

     重畳と連なる山並みは果無(はてなし)の名前に相応しい

  •  熊野参詣道にはいくつかの道があり、小辺路(こへち)は高野山と熊野本宮を最短の約70kmで結んでます。途中には1000mを越える山越え、峠越えがありかなりハードなルート

     熊野参詣道にはいくつかの道があり、小辺路(こへち)は高野山と熊野本宮を最短の約70kmで結んでます。途中には1000mを越える山越え、峠越えがありかなりハードなルート

  •  湧水を集めた水場

     湧水を集めた水場

  •  ここには昔ながらの古き良き山里の生活が残っています

     ここには昔ながらの古き良き山里の生活が残っています

  •  果無集落を出て次の熊野本宮大社へ

     果無集落を出て次の熊野本宮大社へ

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この旅行記へのコメント (2)

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  • pedaruさん 2026/04/07 06:56:43
    紀伊半島中央部
     万歩計さん おはようございます。

     陰乍らご活躍を拝見しています。
     今回は、旅の王道、熊野古道、温泉、万歩計さんにお似合いです。
     
     地図を拝見しましたが、本当に真ん中のアクセスの悪そうな場所をまわりましたね。
     温泉も鄙びた感じがいいですね。自宅から車でいけるなんていいですね。
    現代ではなかなか出会えない天空の里、こういう雰囲気は私も好きです。
     たくさん日本の良さを味わえる旅行記でした。

     pedaru

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2026/04/07 08:51:15
    Re: 紀伊半島中央部
     pedaruさん、おはようございます。今回もコメントを頂き、ありがとうございました。

     今回の旅は紀伊半島中央部をぐるっと回って364km、この間に数えきれないくらいのトンネルと橋を通りました。このエリアには温泉と自然と歴史が凝縮され、これまでも断片的に訪れていましたが一度通しで回って旅行記にしたいと思っていました。

     子供が小さい頃、何度か紀伊半島を縦断して那智勝浦に海水浴に行きました。この時は谷瀬の吊り橋の下の河原でバーベキューのお昼を食べるのが常でした。当時はドライバー泣かせの難所が幾つもあり、対向車が来ないことを願いながら運転した記憶があります。

     この後に登場する湯の峰温泉、川湯温泉、入之波温泉も温泉通好みの鄙びた山峡の湯です。引き続き見て頂けると嬉しいです。pedaruさんのエジプト旅行記の最終章で登場するであろう中東空港からの間一髪の脱出劇、どんな文章で登場するか楽しみにしています。

       万歩計

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