2025/09/12 - 2025/09/18
165位(同エリア458件中)
テスヤさん
今日はたった1泊しか出来なかったサンクラブリを離れ、カンチャナブリに戻る。
この旅の一番の目的であるクメールの遺跡、ムアンシンに行く為だ。
恐らくクメール遺跡としては最西端に位置するムアンシン。西の砦としてパガン王朝とどの様に対峙したのか、又、王都アンコールから離れた地でどのくらいの規模感で造営されたのか自分の目で確認するのだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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おはようございます。3日目の朝06:30です。
ホテル前では朝から托鉢風景が見られた。 -
ラオスのルアンパバンで初めて見た時のことを思い出す。
東南アジアの仏教徒は本当に熱心で頭が下がる。 -
朝食は07:00から。
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湖畔に突きだす形のレストランやプールはこのホテルの象徴とも言える。
次は連泊してゆっくりしたいものだ。 -
今では珍しい回転式のトースター。
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パトンコーがあった。屋台で見つけないとと思っていたが。
それぐらいタイではメジャーな朝ご飯なのだろう。
練乳をかけて頂く。 -
イチオシ
湖を見下ろすテラス席で頂く朝食は最高。
モンブリッジも見える。 -
昨日モン族の村から帰ってきた竹の浮橋
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昨晩夕食をとったレストラン。
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もう一つの橋、シースワンキーリー橋
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こちらはコンクリートで作ってある
ワンコが居たので遠慮した! -
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昨日のボートツアー、乾季だったらこんな風に見えてるんだな。
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水没している寺院も趣があるけどやはり上陸して見学したいな。
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最後にもう一度モンブリッジを見て出発することにする。
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水位が下がっていれば橋脚が高く露出してもっと迫力があるだろう。
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07:50、ホテル出発、次の目的地へ!またもやちょっと遅れた。
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09:25、途中ガソリン半分切ったので一回目の給油
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レギュラー@155円/L
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国道323号線沿いはソムオー(ポメロ)の露店が殆どだが、ノイナー(釈迦頭)の出店を見つけた。
大抵はキロ単位で売っているが、無理を言って1個だけ、10バーツで譲ってくれた。 -
11:00、THA KILEN駅に到着、車外との気温差でレンズが曇る
駅前の駐車場に車を置いて列車に乗る。 -
11:22に間にあった。
ここからタムクラセー駅へ国鉄で向かう。
カンチャナブリに来たら、アルヒル桟道橋を見ておかないと。 -
外国人は乗車区間に関わらず一律100バーツ。
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タイ人ガイドが付いた、マレーシアの団体客が来ていた。
欧米人は少なかった。 -
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イチオシ
列車は10分遅れで入線してきた。
タイの国鉄がたった10分遅れで運行しているのも驚いたし、その遅れる旨のアナウンスがあった事にも驚いた。ちゃんとしててなんか寂しかった。
高架線が無いディーゼル機関車は趣があって、鉄っちゃんでなくともよいものだなと思う。 -
先ほどの団体客のガイドが窓際を取れるよう一生懸命配慮していた。
座れなかった客にも東側は岩肌が迫り、迫力があるとも説明していた。
マナーは悪くない。 -
列車がタムクラセーに近づくとクウェー川側の乗客は皆身を乗り出して撮影し始める。
かく言う自分もその一人。 -
それなりの高さがあり、木製の橋はギシギシ言っている。
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すごい人。
今は雨期だが、気候の良い乾季はもっと増えるのか、それとも雨量が多い故、クウェー川の水量が多い方が迫力があって見ごたえがある? -
実際にこのナムトック線を生活で使う人はどれ位居るのだろうか。
運賃は一番安いかもしれないが、バスやロットゥーの方が早くて快適なのだから。 -
11:50、タムクラセーに着いた。
Death Railwayという言い方も観光客にはインパクトがあるのだろう、歴史経緯に鑑みれば日本人としては若干肩身が狭いが。 -
現在、このあたりのリゾートに宿泊しない限り、列車の本数は一日2本。これに土日祝日は観光列車が1本追加になる程度。
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今回、本当はバンコクから列車でナムトックまで行ってバスかソンテウでサンクラブリまで行きたかったが、普通のサラリーマンではそれほど時間が取れないのだ。
毎回思うが本当に早く自由になりたい。 -
タムクラセー駅で記念写真を撮る観光客
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さて、折り返しの列車が来るまで1時間40分程度、このコースの最大の見所、アルヒル桟道橋を歩いてみよう。
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歩き始めてすぐ、少し南に行ったところに洞窟があり、仏像が祀ってあった。
時間があれば奥まで行ってみたかったが、今ならアルヒル桟道橋を先頭で歩くことが出来る。
良い写真が取れるはずだ。 -
イチオシ
往復で約1km、20分も見ておけばよいだろう。
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途中切り立った岩肌を横目に線路上を歩く。手すりも何もない。
日本ではなかなか味わえないし、流れるクウェー川の景観も素晴らしい。 -
橋脚の土台部分はさすがにコンクリートだったがあとは本当に木で出来ている。
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途中桟橋になっていない部分も。
9月で蒸し蒸しするし、晴れた時の日差しは暑い。
でもまあそこはタイなので。水必帯。 -
イチオシ
一番高いところで8mくらいあるだろうか。
なかなかスリリング。 -
自分の予想に反して、ほぼすべての観光客は手前の洞窟(スタートから30mくらい)までくらいしか歩いておらず桟道橋の終わりまで歩いているのは自分を含めて3人だけだった。
もっとたくさんの人で行き来すら難しいのでは?と思っていたので、かなり拍子抜けだった。 -
12:13、せっかくなのでセルフタイマーで記念写真を撮って引き返す事にする。
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来た道を引き返す。
筏式のリゾートがポツンポツンとある。 -
スタートしてきた地点が見える。
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12:25、タムクラセー駅に戻ってきた。
写真を撮りながら往復ゆっくり35分。 -
すると、列車が入線してきたので「時間間違えたか!?」っとびっくりしたが作業車両だった。
よく考えればナムトック方向だし、そんな訳ないか。と。 -
時間があるので目星を付けていたレストランで昼ごはんでも、、と思っていたが先に土産物屋を覗く。
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で、Tシャツを吟味していたらあと20分くらいになってしまった。
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乗り遅れると取り返しがつかないのでヤクルトと、
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コンビニで買っておいたプリンを食べて列車を待つことにする。
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13:40定刻より約10分遅れで入線してきた。駅員が赤い線より外へ出ないでというがなかなか。。。
どこの国も一緒だな。
乗客は最後尾車両に乗ろうとする。
カーブで写真映えするのはそういう事かと後でわかる。 -
先頭に近くなるほどカーブでの列車の前部が見れない。
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右側にスワンサイヨークリゾートが見える。良い滞在が出来そう。
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列車はいわゆるスプリンターで向かい合わせの自由席。
タムクラセーから乗った場合、チケットは車内で車掌から買う。
しかし、自分のところまで車掌が回ってくるのが多少時間かかるため、特にTHA KILENなどの2つ区間ほどの距離では危うく買いそびれるところだった。帰りも100バーツ。下車時、チケットをチェックされるので必ず買っておきたい。 -
車内販売が乗ってきて小腹も空いていたのでなにやらパンケーキのようなものを買った。
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10バーツ
まぁ、そのままパンケーキだった。ほんのり甘くておいしかった。 -
13:57、THA KILEN駅に戻ってきた。
駐車中の車は無事だった。(じゃなきゃ困るけど) -
ここから次の目的地、この度の最大の目的地、ムアンシン遺跡に向かう。
ここからは数分で着くはずだ。 -
すぐに看板を発見、左折する。
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到着。タイの中規模以上の遺跡はたいていこのような門構えで分かりやすい。
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14:03到着、THA KILEN駅から所要6分
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入場料と車乗入れ料で170バーツ。
外国人は高い。 -
さぁ、ゲートをくぐる。
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外周の門を通る。
正面にムアンシンのメインの入口が見えるが逸る気持ちを押さえてまず外周を回りたい。このムアンシン遺跡は約700m×680mのほぼ正方形の外周をもっている。
徒歩で歩き回るのは少々キツイ。かといって、スコータイやアユタヤのように自転車を貸してくれるサービスも無い。 -
これは北側の内側から見た城門。
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外側から。
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しっかり残っているのはこの城門ぐらいで後は崩壊、風化し崩れている。
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ムアンシンの東と中心から南東には聖池が配置されている。
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北側、博物館のある駐車場に車を停めてアプローチ。
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かなり高鳴る。
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唯一残っている東塔門
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イチオシ
正面に回ってきた。
ラテライトの広いテラスがある140m×90mの二重伽藍配置。
ナーガやシンハなどの構造物は無い。 -
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破風やまぐさなども見当たらない。
というより、砂岩石が全く無い。 -
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正面に仏像が見える。
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正面から入ってすぐのゴープラ。上部が不安定な状態なるも残っている。
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イチオシ
中庭で中央祠堂を見る。
既に崩壊している。 -
中庭から東側塔門を見る。
経蔵であろうか、室内中央から木が浸食している。
すぐ隣の経啓は後世に手を加えて植栽にしてしまっている。 -
南東角から西を見る。
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真ん中は中央祠堂
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北側に治療室のような部屋がある。
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屋根は一部崩壊している。
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南側、第一回廊
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イチオシ
ヨニの上に乗ったレプリカである。
盗難を防ぐためと風雨にさらされるのを保護するためには仕方ない。
8本腕をもつ光明菩薩像だが、このお顔立ち、間違いなくジャヤバルマン7世を意識したものではないか。 -
イチオシ
そしてその背後からやはり、ジャヤバルマン7世、そして王都アンコールを見つめるのは女神、般若波羅蜜多菩薩。
こちらもヨニの上に乗っており、当然後世蔵置されたものであると考えるのが妥当だがクメールの風を感じる事が出来る女性らしい精細な曲線美があった。 -
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西塔門のまぐさ部。
残念ながら破風やリンテルも無い。 -
同じく西塔門の第一回廊につながる部分
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痛みが激しく、ナーガなどの彫刻は残っていない。
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北西角
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木々の間から除くクメール遺跡は最高だ。
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メインの遺跡郡のすぐ近くに第二遺跡群としてある。
規模からすると礼拝所かホールのような空間だったのではないかと思われる。
基壇しか残ってないが柱の位置からしても他の遺跡に無い配置である。 -
リンガが配されているがもともとそこにあったのかは分からない。
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ムアンシンはラテライト作りの中規模遺跡だった。
マハーサラカームにあるプーアイノイ遺跡などの方が見ごたえはある。
王都から遠く、砂岩石が手に入りにくかったかも知れない。
そして、地政学的にパガン朝からの侵攻も受けにくい立地だったかも知れない。 -
本日の宿はカンチャナブリの市街地、クウェー川鉄橋とは遠い方。
18:00,Sornwaree Apartmentに到着、1泊495バーツ -
エアコン、ホットシャワー、冷蔵庫、TV。
広い!十分。
汗かいたのでシャワー浴びるのだが、ウォーターポンプを稼働させて温かいお湯を作るらしくて、いちいち管理人に電話しなくてはいけない。
不便。 -
早速夜ご飯食べにナイトマーケット行こう。
途中、市の柱、ラックムアンがあった。わざわざここを目指す事は無いんだけど、将来、ラックムアンめぐりも楽しいかも知れない。 -
スカイウォークは残念ながら19:00で閉館。
夜景だけ撮る。明日の朝は08:00から。
カンチャナブリ遺跡群を見たいから、出発も早いし、回せないだろうな。残念。
ちなみに入場料は60バーツ。 -
あぁ、カンチャナブリ、見所が多すぎて2泊じゃ全然足りない。
ソーンクウェー歩行者天国は土曜しかやってないみたいでたちまち夕飯難民に。
川沿いのレストランはみんな高いし、評判良くない、市内の観光客向けは欧米人が好むようなBARみたいにやかましい。 -
19:48、歩き疲れて結局市内の屋台街を見つけたのでそこで頂くことに。
ムークローブとセンレックナムトックムー、LEOで乾杯!
美味いよ。
これで170バーツくらいだった。安!(円はダメだけど) -
いい気分で歩いているとスムージー屋があったので、サッパロットパン35バーツ
親切なお姉さんが英語で色々教えてくれた。(タイ語分かるけどね)
こういうの、中華圏ではまず無いからそういう意味でも東南アジアは大好き。 -
と歩いていると、ロティサイマイ発見!
小30、中50、大100バーツ。
大好きだから中50バーツお買い上げ。
傷みやすい、一人だからそんなに食べられない!日本に持って帰りたい。 -
宿に帰ってデザート代わりにウマウマ。
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今日露店で買ったノイナーを食べる。
よく熟していて甘い。相変わらず、手がベタベタする。
けど、日本じゃ食べられない。
やりたいことをやって満足なテスヤのカンチャナブリ2泊目の夜が更けていく。
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