2025/09/20 - 2025/09/22
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2025/09/20
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義母と歩く京都 二日目
この時期清水寺方面は外国人観光客でごった返すので、電車で行き難い所なら空いているだろうと大原など北側の寺社を観光。
レンタカーを借り、三千院、宝泉院、九頭竜神社、上賀茂神社(賀茂別雷神社)、龍安寺を巡った。
第一部『梅小路から平等院へ』
https://4travel.jp/travelogue/12007184/
からの続き
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
第一部『梅小路から平等院へ』
https://4travel.jp/travelogue/12007184/
からの続き
ホテルエミオン京都の朝食会場は保安エリアの外側にある。
レセプションの前を通り過ぎ、写真の朝食会場レストラン『彩-IRODORI-』へ。ホテルエミオン京都 宿・ホテル
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今回ホテルを選ぶに当たって重要視した事の一つが朝食の品質。
品質の高いおばんざいが提供されるホテルを選んだ。
最初は以前利用した『アルモントホテル京都』を考えていたが、JR東海ツアーズのプランにシングルユースがなかったので、対案でこちらを選択した。
アルモントホテル京都の朝食は凄かったが、こちらもなかなかのもの。 -
焼き魚なんかも朝食としては充実している。
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朝粥と漬物
京都の朝っぽい -
洋食もそれなりには充実。
和食が良いので、比べると若干寂しいかな。 -
甘味もあって、抹茶をまぶした抹茶わらび餅は美味しかった。
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一巡目はこんな感じ
充実の朝食で結構満腹になった。 -
今日は一日レンタカーを借りての観光
ホテルエミオン京都から徒歩4,5分の場所にニコニコレンタカー京都七条七本松店があるのだが、何と日曜日が定休日。
対案で梅小路京都西駅から一駅北の丹波口駅に移動し、徒歩7,8分にあるニコニコレンタカー京都五条七本松店に伺った。
ENEOSのガソリンスタンドが副業でやっている。
自分はニコニコレンタカーの会員だが、走行距離10万km超えの傷だらけの車体でOKならレンタル料は至極リーズナブル。
Bセグメント車(スイフト、フィットの類)なら12時間以内、保険フルカバーで5千円しない。
ニコニコレンタカー京都五条七本松店
京都市下京区中堂寺北町42-3 -
レンタカーを借りて一旦ホテルエミオン京都に戻り(約5分)、奥様と義母を拾ったら先ずは大原へ。
約1時間で三千院に到着。
三千院に到着するまでに幾つも有料駐車場の案内があるが、三千院の直前に駐車場が3つほどある事が意外と知られていない。
こちらは3時間500円(1日500円ではない)と他の2つより100円高いが、舗装駐車場で朝早めだと写真の屋根付きに停める事ができる。
ラッキーな事に屋根付きで、車内が熱くなる事もなかった。
三千院前有料駐車場
京都府京都市左京区大原来迎院町270 -
三千院御殿門
石積みの間にあるので城門のようにも見えるが、門両脇の石積みは城廓の石積みを手掛ける石工集団・近江坂本 穴太衆(あのうしゅう)の手によるものだそうだ。三千院 寺・神社・教会
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客殿にお邪魔し、聚碧園(しゅうへきえん)を鑑賞
写真左手の広間は中国人と韓国人が幅を利かせていて、写真撮影に躍起で雰囲気が良くなかったので行き過ぎてこちらから鑑賞。
こちらにも中国人や韓国人はいらしたが、こっち側の方々は控えめで静かに鑑賞されていた。
単に類は友を呼ぶなんだろう。 -
往生極楽院
お堂は重要文化財、中の阿弥陀三尊像は国宝。
めちゃめちゃ尖がった屋根だが、阿弥陀三尊像がお堂に対して大き過ぎた為、屋根を逆船形にして無理矢理入れたんだそうな。 -
金色不動堂や観音堂などを歩いて廻り、川沿いに戻る。
川沿いに並ぶ苔むしたおさな六地蔵。
六体ではないが六地蔵。
恐らく六道(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)の六であって地蔵の個数を示したものではないと理解している。 -
曼殊沙華が咲いていた。
彼岸には早いので蕾もちらほら -
1時間半ほど三千院を鑑賞したが、凄くゆったりした予定をひいていたので時間が余ってしまった。
そこで三千院の少し奥にある宝泉院に伺う事にした。
拝観料は大人一名600円。抹茶付きだと900円。
自分達は昼食の事を考えて抹茶なしにしたが、抹茶付きが断然お薦め。宝泉院 寺・神社・教会
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門を潜るとこんな感じ
中央に写っているのは五葉松なんだが、こんな立派な五葉松は初めて見た。 -
客殿にお邪魔して廊下を歩くと、庭がまあ素敵で・・・
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客殿の西側にある広間まで進むと、そこから観る庭の風景はまるで額振りに嵌った絵画。
先客が座る位置からの鑑賞も好いが、数歩下がってこの位置から観ると柱が額縁に見えて美しい。
丁度座椅子が置いてあり、案内して頂いた方もここから観る庭が一番好いと仰っていた。 -
前に寄るとこんな感じ。
個人的には引いた絵の方が好み。 -
庭がむちゃくちゃ好い!
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囲炉裏の部屋と言うらしいが、これも引いて制限された絵の方が好い。
床が滅法磨かれていてリフレインがまた美しい。 -
客殿から出て宝楽園に伺った。
神の世界を表現した庭だそうで、通路で中に入っても行けるのだが、正直遠目に引いたて観た方が見応えがある。
宝泉院、心和むひとときでした。 -
大原から上賀茂神社(賀茂訳雷神社)に向かう途中、もう一つ立ち寄れそうだったので道中にある九頭竜大社に立ち寄った。
1954年に建てられた歴史の浅い神社だが、ニデック(日本電産)創業者の永守重信氏が毎月欠かさずお参りに来られるので、経済関連の読み物を読む方には結構有名な神社だ。九頭竜大社 寺・神社・教会
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手水場を立派な龍が守る
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この神社、比較的新しいからか駐車場代や拝観料は無料。
せめてその分以上は賽銭でお返ししようと何箇所かでお参りした。 -
こちらの神社で祀られてる九頭竜弁財天大神様の絵。
撮影OKなんだそうで、遠慮せず撮らせて頂いた。
勢いがあって素晴しい。 -
九頭竜弁財天大神様のお休みになる場所なんだそうだ。
他の神社のように歴史的に重要なお堂などはないが、良い神社ではないかと思った。
因みにニデックの永守重信会長だが、毎月こちらにお参りに来られるのだがニデックの業績向上は一度たりとも願った事はないそうだ。
信心深いが業績は実力で成す。
部下になりたいとは思わないが、尊敬できる人物ではある。 -
当初お昼は三千院の参道で蕎麦にしようと思っていたが、思いの外順調だったので修学院離宮の近くのこちらでお昼を摂る事にした。
小林家さん。
写真左に駐車場があるが台数が限られるので、満車の場合は100m程離れたコインパーキングを利用する。
自分達は運良くお店の駐車場に停める事ができた。小林家 グルメ・レストラン
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自分は京都に来たらこれ。にしん蕎麦。
立派なにしんの甘露煮で、汁も美味しかった。 -
奥様と義母はこちら。
京都名物たぬきうどん。
関西で『たぬき』と言えばいわゆるきつね蕎麦を指すのだが、京都は特殊で短冊に切った薄揚げと九条ネギの餡かけうどんを指す。
そしてうどんがやたらと柔らかい。京うどんを標榜するお店は何処もそう。
奥様は『うどんが柔らか過ぎる』と仰るが、京うどんはそういうものですから・・・。 -
さて、個人的には満足のにしん蕎麦を戴いて、上賀茂神社に到着。
白馬の神馬(しんめ)
餌やりもできるのでご興味ある方はどうぞ。 -
二の鳥居
鳥居の奥に見えるのが細殿。
この神社の境内は広大で23万坪あるそうだが、全域が『古都京都の文化財』の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録されている。 -
細殿。国の重要文化財。
細殿の前にある円錐状の砂は立砂。清めの砂のはしりである。
上賀茂神社と下賀茂神社は元は同じ神社だったが、奈良時代に分裂したそうだ。
上賀茂神社は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)を祀り、下賀茂神社はその母親の玉依媛命(たまよりひめのみこと)と祖父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀っている。
下賀茂神社は京都で最も古い神社との事だが、上賀茂神社はそれに次ぐ歴史を持っている。上賀茂神社の立て砂 (盛砂) 名所・史跡
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玉橋 (誤まってポートレートモードで撮ったらしい・・・)
この後『本殿特別参拝』に義母をお連れした。
この神社は本殿と本殿と同じ構造の権殿を持つ数少ない神社で、本殿・権殿共に国宝指定されている。
権殿は本殿の掃除の時などに神様に移って頂く別邸で、別邸も狛犬と獅子が守る特別護衛システムが敷かれている。
個人的に凄く良い参拝だと思うので、是非お薦めしたい。 -
さて、上賀茂神社を堪能して龍安寺に移動。
駐車場から少し歩いて山門まで来た。
こちらもユネスコ世界文化遺産に登録されている。
因みに、龍安寺はこのロケーションにあって駐車場はまさかの無料。 -
本堂に上がらせて頂く。
40年振りくらいかもしれない・・・龍安寺 寺・神社・教会
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龍安寺と言えば『石庭』
大小15の石を配したこの庭は、どの角度から見ても15全ての石を見る事ができないように設計されているのだそうだ。
この『不完全さ』に作者はどのような思いを込めたのか。
実は謎なんだそうだ。
色々な考え方があるようだが、今となっては観る者其々の感性に委ねるしかない。 -
左下に見えるのが蹲踞(つくばい)
茶室に入る前に手を清める手水鉢に石を置いたものだが、こちらの蹲踞は古銭のフォルムで周囲に『吾唯足るを知る』と書かれている。
これは石庭の設計に繋がっていると解釈されているらしい。
15の石全てを見る事ができないとしても14見る事ができる事に満足し、足りていなくても幸せに感じる事が大切だ、というところだろうか。 -
本堂出入口近くに売店がある。
こちらに数珠入れが売られており、丁度色違いで三色あったので、自分達と小僧(もう26だが・・・)用のお土産を購入した。
龍安寺を出て奥様と義母をホテルに送り、その後自分はレンタカーを返しに行ってホテルに戻って暫し休憩。 -
写真はホテルエミオン京都2階の奥にある雑貨屋兼カフェ。
ご近所のカフェの支店。
ホテルで休憩した後こちらでコーヒーを戴いてから本日の夜の部へ。
第三部に続く
https://4travel.jp/travelogue/12008096/ホテルエミオン京都 宿・ホテル
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2025年9月 義母と歩く京都
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