2025/03/19 - 2025/03/19
196位(同エリア345件中)
あおしさん
NHKの朝ドラの舞台となった余市町のニッカウヰスキー工場。
ずっと行きたいと思っていましたが、今回ようやく行くことができました。
今でも人気があるようで、工場の無料見学ツアーが平日なのに満員、有料のテイスト研修付きの見学ツアーだけが予約できました。
時間の合間に、北海道新幹線開通と引き換えに廃止される予定の、函館本線小樽駅~倶知安駅、通称「山線」のいくつかの駅も乗り降りしてきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前夜は小樽に泊まりました。
夜の小樽の運河。
とてもきれいです。
中国人らしき観光客がたくさんいました。夜の運河もとても美しいです by あおしさん小樽運河 名所・史跡
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小樽での宿泊先は「おたる北運河かもめや」。
メインの小樽運河より北に少し歩いたところ、田中酒造店の前にありました。
もとはカフェだったそうですが、今はおばあさんは1人でやっているこじんまりした宿でした。
まるで田舎のおばあちゃんの家にやってきたような雰囲気の宿でした。おばあちゃんの家に来たようなこじんまりした宿 by あおしさんおたる北運河かもめや 宿・ホテル
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朝の小樽駅です。
小樽の駅舎は昭和9年に建設されました。
上野駅の駅舎と似ていますが、ほぼ同時期の建物で、現在では、昭和初めの希少な建物です。
当時商業金融の町として栄えていた小樽をしのばせる駅舎です。JR小樽駅 駅
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さて、まずは函館本線の通称「山線」の列車に乗ります。
かつての本州~札幌、北海道各地を結んだ大動脈でしたが、現在は特急列車などもなくなり、普通列車が1日数本行きかうだけのローカル線です。
この列車は単行デイーゼルカー。
1両の車内はニセコなども向かうインバウンドの外国人で大入り満員でした。 -
まず、列車交換のあった然別駅で降りてみました。
中国人らしき女の子も2人降りていました。
観光でこんなローカルな駅で降りるなんてなかなかの「ツウ」?余市川沿いの小さな駅 by あおしさん然別駅 駅
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国鉄時代の駅舎は取り壊されて、簡素な駅舎になっていました。
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駅前は民家が10軒ほどの小さな集落。
商店が1軒ありました。 -
駅のすぐそばを流れている余市川。
とてもきれいな清流です。
余市川はさらに下流の余市の町から日本海に流れていきます。
この川の清らかさにほれ込んだニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝は余市にウヰスキー工場を建設したのです。 -
駅前の集落から余市川を橋で渡った国道沿いに「きのこ王国」がありました。
道の駅のような大規模なお店です。
食堂もありました。実質、仁木町の道の駅です by あおしさんきのこ王国 仁木店 グルメ・レストラン
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ここの目玉は130円のきのこ汁。
ここで朝ごはん。 -
然別駅に戻って、再度函館本線の列車に乗ります。
次の銀山駅で降りました。
函館本線の駅のほとんどは国道5号線沿いにあるのですが、この駅だけは国道から離れた山里の中にある駅です。
駅舎も雪に埋もれていました。近くの商店で乗車券や記念グッズを販売していました by あおしさん銀山駅 駅
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この駅の雰囲気、さらに言えば「銀山」という駅名に魅せられて途中下車する人も多いようで、この駅を訪問した人の走り書きなどが待合室に飾ってありました。
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銀山駅から見た銀山の集落を描いた絵も展示されていました。
色合いからすると秋の景色のようです。 -
冬の銀山駅前から見た銀山の集落。
民家が点在しているだけの山里の雰囲気。 -
駅の案内にこの集落の中の商店できっぷを販売しているとのお知らせがあったので行ってみます。
鉄道のきっぷの販売の委託を受けている商店のようです。
ほかにも鉄道関係のグッズなども販売していました。
お店のおばさんの話では駅前は民家が点在しているだけですが、もう少し離れたところには大きな集落があり、小中学校もあるそうでした。 -
銀山駅から小樽方面へ戻り、余市駅で降ります。
観光センターや物産センターと合同の立派な駅舎です。
おそらく余市町の負担で建てられたのでしょう。
駅員もいるJR北海道直営の有人駅で、余市から小樽間は利用者も多く、バス転換できるのか、と問題になっているようです。ニッカウヰスキー工場まで歩いて数分です by あおしさん余市駅 駅
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余市駅前。
すぐ正面にニッカウヰスキー余市工場が見えます。
NHKの朝ドラ「マッサン」の放送を機会に、竹鶴政孝の奥さんの名前にちなみ、「リタロード」と名付けられています。竹鶴政孝の奥さんの名前にちなんだ散歩道 by あおしさんリタロード 名所・史跡
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ニッカウヰスキー余市工場の正面入り口。
事務所棟も兼ねる建物でまるでヨーロッパの城門のようです。
1942年建造。
ちょうど太平洋戦争がはじまったころに建てられました。
「マッサン」では海軍から大量発注を受けてフル回転していたころです。
貴重な建造物であり、昭和の建物ながら、国の重要文化財に指定されています。朝ドラ「マッサン」の舞台。多くの建物が国の重要文化財です by あおしさんニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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ビジターセンターで受付をして、15分ほどの紹介映像を見てから、ガイドさんの案内で見学コースツアーをスタート。
30分ごとに1回50人ほどで見学コースツアーは行われており、なかなかの人気繫盛ぶりです。
レトロな建物も多く、国の重要文化財に指定されているものも10軒ほどあります。 -
最初は乾燥塔(キルン塔)です。
発芽した大麦をビートでいぶしながら乾燥させて麦芽を作る施設です。
現在では麦芽は輸入しているそうで、このキルン塔は使われていないですが、「余市」のシンボルとして保存されています。 -
とんがり屋根のとなりが粉砕・糖化棟です。
麦芽を粉砕して、糖化槽で麦汁を作る施設です。 -
その隣に醗酵棟。
大きな建物です。
麦汁に酵母を加えるとアルコールと炭酸ガスに分解され、もろみができます。 -
醗酵棟の中にある大きな醗酵タンク。
ここで作られたもろみが蒸留棟に送られます。 -
つぎが蒸留棟です。
蒸留棟にあるポットスチルは「マッサン」でも、工場のシンボルとして何度も出てきました。
このポットスチルで2回蒸留します。 -
ちょうど職人さんが石炭を入れていました。
余市蒸留所では、伝統的な石炭直下蒸留をずっと続けています。 -
余市蒸留所の中央には「家」が3つありました。
この建物は「リタ・ハウス」。
昭和9年のこの蒸留所開設以来の建物で、研究室でした。
「マッサン」でもここでウイスキーの調合や研究が行われていました。 -
竹鶴政孝邸です。
もともとは余市蒸留所から1.5キロ離れたところにありましたが、ここに移設復元されています。
内部は玄関だけが一般開放されています。
「マッサン」ではこの建物は工場内にありましたが、これはドラマの演出だったようです。ニッカウヰスキー余市蒸留所の中に移設復元されました。 by あおしさん旧竹鶴邸 名所・史跡
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こちらは昭和9年の開設時に建てられた旧事務所です。
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この事務所は今は当然使われていませんが、ニッカウヰスキーの原点ともいえる場所であり、大切に保存されています。
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そのあとは、貯蔵庫へ。
この余市蒸留所のっ建物の8割方は貯蔵庫です。
ウィスキーはゆっくり熟成が必要なので、貯蔵庫は多く建てられています。 -
木樽に原酒が詰め込まれて、5~10年以上かけて熟成しています。
原酒は最初は透明ですが、木樽で熟成している間に美しい琥珀色になっていきます。 -
わたしが参加したのは無料の工場見学コースは満員(平日なのに・・・)だったので、2000円のテイスティング研修コースです。
テイスティング・ホールの研修室みたいなところに集まります。
4種類のウイスキーが「教材」として置かれています。 -
テイスティングの方法についての説明の映像。
うーん、よくわからない。 -
味や香りについての説明がありましたが、言われたらそうかな、くらいで正直あまり違いがわかりませんでした。
まあ、ウィスキーはおいしかったので十分です。 -
コースが終わったあと、併設されているニッカミュージアムへ。
ここはいわば「ニッカ歴史館」
ニッカウヰスキーの会社の歴史、ウィスキーの歴史についての展示がされています。ニッカウヰスキーの歴史についての博物館です by あおしさんニッカミュージアム 美術館・博物館
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ニッカウヰスキーは、「マッサン」でもあったように、まずはリンゴ汁、いわばリンゴジュースの会社から始まりました。
最初の会社名は大日本果汁株式会社。
略して「ニッカ」でした。
「マッサン」では、北海道果汁株式会社、略して「ドウカ」になってました。 -
戦前に最初に販売された「リンゴ汁」とリンゴのワイン。
ただ、「マッサン」でもそうでしたが、なかなかこれらの商品は売れず、苦戦していたようです。 -
余市蒸留所が創業して6年、リンゴ汁を販売して5年、昭和15年(1940年)に発売開始された第一号のニッカウヰスキーです。
ただ、やはりあまり売れ行きは芳しくなく、会社は経営難になりましたが、海軍が大量に購入してくれることになり、戦争中は安定した経営となりました。 -
余市の蒸留所見学を終えて、JR余市駅へ。
まだ時間があったので、再度JR函館本線に乗ります。
まずは1時間をかけて倶知安(くっちゃん)駅へ。
はじめてこの駅名を知ったときは、驚き、信じられませんでした。
いかにも北海道らしい駅名です。
北海道新幹線が札幌まで開通すると新幹線が停車する駅になる予定です。
いずれ取り壊される予定の風情のある駅舎は健在でした。今は新幹線工事中です by あおしさん倶知安駅 駅
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ただ、昭和時代からの長く風情のあるホームは無くなり、今は仮設ホームになっていました。
昔この駅に来たときは、ホームに顔を洗うための洗面場などもあり、とてもい印象的だったのですが・・・
新幹線が開通すると、在来線は廃止になるため、このホームもその時は廃止撤去される予定です。 -
最後に隣の小沢駅へ。
昭和時代末期まではこの駅から海岸沿いの大きな町である岩内への旧国鉄岩内線がこの駅で分岐していました。
当時は乗り換え客でにぎわったのでしょうけど、今は閑散としており、駅舎も簡素なものに建て替えられてしまい、往時のにぎわいは昔の話になってしまいました。
岩内駅は、昔は「次の駅はなんでしょうか」「いわない」「言わないなんて言わないで教えてくれ」「だから岩内です」なんてギャグがありました。かつては国鉄岩内線の分岐駅 by あおしさん小沢駅 駅
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旧岩内線の代替バスがこの駅前を走っています。
ただ商店などはほとんど廃業しているようでした。
驚いたのは岩内からのバスで降りた女子高生が小沢駅へ歩いていきました。
次の列車は40分後。
苦労して通学しているようでした。 -
小沢駅では名物「トンネル餅」が昭和初めから販売されていました。
全盛期にはホームでの立ち売りもされていたそうです。
名前の由来は小沢駅から札幌方面に長いトンネルがあるからだとか。
ただ、3年前、2022年(令和4年)に販売していた末次商会が廃業。
看板だけが残っていました。末次商会 グルメ・レストラン
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小沢駅からは列車が無かったので、バスで小樽へ帰ります。
ただ、運賃はJRの2倍くらい、時間もかかり、鉄道が廃止になると不便になりそうでした。JR小樽駅 駅
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