2025/06/10 - 2025/06/11
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さんちゃんさん
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この旅行記のスケジュール
2025/06/10
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バスでの移動
8:00 Terminal Ciminoからバスでマテーラへ向かう。
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この旅行記スケジュールを元に
アルバニアのティラナで2泊したあとは、イタリアに入ってもずっと1泊の街が続き、連日の移動です。疲れもだいぶたまってきましたが、それも、ここマテーラまでと思い、マテーラに着くと早速この街の見どころへと飛び出します。
サッシと呼ばれるたくさんの洞窟住居の並ぶ地区を高低差のある展望台から見下ろした時は圧巻、今まで見たこともない風景に疲れも忘れて、ただただ感動。
そして大聖堂のチケット売り場で購入した三つ(実際には4か所)の岩窟教会へのセット券を片手に、高低差のある街の坂道や階段を登ったり、下ったり・・。マテーラを歩きつくした感のある半日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空 フライドバイ ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ターラントの長距離バスの発着は、Cimino Bus Terminal。
ここまでは、BBに頼んで予約したタクシーで来ました。
定額料金のようで、旧市街からだと20ユーロ。 -
miccolis busでマテーラまで。
チケットは日本出発前にOmioで購入。 -
車窓からの風景。コンビナート。
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てっきり、マテーラまでの直通バスと思い込んでいたら、Salandra という田舎の鄙びた駐車場の広いドライブインみたいなところに停車。
ドライバーさんが、「マテーラに行く人は乗り換えだよ」と言い、降車を促されます。 -
見る見る間にmiccoris busが勢ぞろい。
マテーラ行はどこ?と聞いて、Bari 行き9:40発ののバスに乗り換えました。 -
定刻より遅れること、20分ほど、10:40マテーラのバスターミナルに到着。
前日、宿泊予定のBBのオーナーにバスの到着時刻など事前に連絡しましたら、バスターミナルまでオーナーの甥御さんがお迎えにいくよとのありがたいお申し出。
10分後、甥御さんと無事合流。 -
部屋の準備はまだできていなくてオーナーの奥様が清掃中。そこでチェックインの手続きを済ませ、荷物を預かってもらいます。
この街のマップをもらい、推奨ルートも教えてもらいました。平面の地図を見て、「こちらのルートが近いかな?」とわたくしたちがつぶやくと、宿の甥御さんも、奥さんもダメダメ、このルートで行ってねと強くお勧め。 -
ちょっと迷いながら、着いたのはヴィットリア・ヴェネト広場にある展望台。Belvedere deiTre Archi。
すり鉢状の土地に、洞窟住居が並び、対岸の小高い丘に大聖堂の美しい姿。
1993年にユネスコ世界遺産に登録されました。
宿のお兄さんも、奥さんも、「このルートで大聖堂に行くんですよ!」と強調していたのに納得。ヴィットリア ヴェネト広場 広場・公園
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展望台のある広場には地下への入口があります。
覗いてみますと、Palombaro lungo。貯水池とでも訳せましょうか。雨水集積システム 文化・芸術・歴史
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1人3ユーロのチケットを購入して入ります。
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階段を下りますと、19世紀にできた貯水槽。
水は澄んでいます。 -
広場の真下にこんな貯水槽があるのに、驚きます。
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そして、地下ですから、暑い日でもひんやり。
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涼しい貯水槽の見学を終え、展望台に行きます。
展望台の壁に残るフレスコ画。 -
このあたりの地質の石灰岩質に風雨の浸食で、自然に洞窟ができ,人が住みついたのは旧石器時代からといわれています。そして1993年に世界遺産に指定されました。
マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園 史跡・遺跡
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何せ高低差の多い街、宿の方がこのルートで行くといいよと推奨してくれた理由が、街を歩いているとわかります。
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足元に気を付けながら、階段を下りていきます。
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振り返ると展望台。
画面中央部。 -
大聖堂へはまだまだ。
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1950年代はこのサッシ地区も人口が増え、衛生状態も悪化し、法整備が行われ住民たちは郊外の集合住宅へと移住。
1993年に世界遺産に指定されてからは、廃墟同然だった洞窟住居などリノベーションをして、お土産物屋さん、レストランなどに利用されているようです。 -
大聖堂に行く前に、参道に並ぶ洞窟住居を利用したレストランで小休止。
Osteria fave e cicorie。
英語、仏語のメニューもあっていかにもツーリスト向けだけれど、レストランに長い昼休みのあるイタリア。機会を逃すと昼食難民になってしまいますからね。 -
耳たぶパスタのプーリア州からバジリカータ州に来たけれど、トマトソースのパスタを頼んだら、耳たぶパスタ。マテーラはプーリア州との境界ちかくですものね。
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お連れ様は、シーフードの太いパスタ。このあとサレルノやナポリでおなじみの種類でした。
いつものように炭酸水をつけて2人で39ユーロ。まあ、観光の中心地、相場かな。 -
さて、エネルギー補給して元気になってもうひと頑張り。
坂道を登って、Duomo広場に来ましたよ。 -
ドゥオーモに向かう途中、パン屋さんの店頭には大きなパンの模型。
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お店の棚に並ぶのは、マテーラ名物の大きなパン。
デュラム小麦と塩と酵母と水だけで出来ていて、膨らみづらいので、薪の窯で焼く伝統的なパンのようです。 -
さて、先ほど対岸から眺めたドゥオーモ、大聖堂。
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ファザードにはおなじみ薔薇窓。
ドゥオーモ 寺院・教会
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度重なる修復が繰り返されたという内部のフレスコ画。
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白と金で装飾された華やかな祭壇。
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見上げた天井。
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こちらもきらびやか。
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祭壇。
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キリスト降誕を再現したプレゼービオ。
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大聖堂は一番高いところにあるので、ドゥオーモ広場からの眺めは素晴らしいものでした。
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さて、大聖堂の入場チケット購入時に、三つの岩窟教会と、洞窟住居を見学できるチケットも購入しました。
ここから、オリエンテーリングの始まりです。 -
まず初めに行ったサンタ・マリア・デ・イドリス教会。
巨大な岩に十字架がたつのが目印。サンタ マリア デ イドリス教会 寺院・教会
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敷地のへりに建つと、高台なのがよくわかります。
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サンタ・マリア・デ・イドリス教会のすぐお隣、サン ピエトロ カヴェオーゾ教会(Chiesa di San Pietro Caveoso。)
セット券では、お隣の教会と合わせて1か所とカウントすることになっています。
サン ピエトロ カヴェオーゾ教会 寺院・教会
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ガイドブック(地球の歩き方)には、お隣にあるのは違う教会の名前。これでずいぶん惑わされて、あちこち行ったり来たりしてしまいました。
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さて、教会の入口にはセット券で拝観できる教会や観光施設のリストが出ています。
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マテーラには洞窟住居を公開している、「グロッタの家」と名乗るところが数か所あって、迷っているうちに着いた1つ目のグロッタ。
Casa Grotta nei Sassi di Materaヴィコ ソリターリオの洞窟住居 旧市街・古い町並み
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ただ、ここは先ほど購入したセット券で入れるグロッタの家ではなかったので、入場券5ユーロをお支払い。
スタッフはとても親切で、スマホで日本語の音声ガイドが効けることを教えてもらいました。 -
次に来ましたセット券で見られる岩窟教会、サンタルチア・アッレ・マルヴェ教会。
以前は日本の観光客も大勢来たのでしょうか?日本語版の案内をもらえました。サンタ ルチア アッレ マルヴェ教会 寺院・教会
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中のフレスコ画がかなり良い状態で残っていました。
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岩をこのように掘って、さらにフレスコ画。根気のいることだったと思います。
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サンタルチア・アッレ・マルヴェ教会のあとは、大聖堂を目印に最後の教会目指して歩きます。
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その途中で、セット券で入れるもう一つのグロッタの家への案内を発見。
よかった! 行ってみましょう。
先ほどの洞窟住居よりは、規模が小さいような気がしました。 -
最後に訪れたのはサン ピエトロ バリサーノ教会。
サン ピエトロ バリサーノ教会 寺院・教会
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フレスコ画。
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坂道を登ったり、下ったりの炎天下の強行軍、やっとチケットの三つの教会とセットになっているグロッタの家を制覇したという安心感だけを覚えています。
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さあ、宿に向かって帰りましょう。違った角度からまた大聖堂を眺めました。
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途中、宿の近くのスーパーでとりあえずミネラルウォーター、キュウリやトマト、それとリンゴを購入。
宿に帰り着いたのは17時30分。披露困憊、夕食は手持ちの非常食と先ほど購入した野菜で済ませます。 -
7時間以上、歩き続けたので今日は15000歩以上。
汗を流してゆっくり休むことにします。 -
おはようございます。
朝7:45にチェックアウトしたい旨を事前にオーナーにお伝えしてありました。
そして、朝ごはんも早めて7時には食べられるように用意していただきました。
ずらりと並ぶジュース、生ハムにフォカッチャ・・壮観です。オーナーはこの自慢の朝ごはんを提供したかったみたい。 -
バスターミナルへは、昨日と同じ、オーナーの甥御さんが送ってくださいました。
お礼に日本から用意していった抹茶を差し上げますと、抹茶よりメッセージカードのピカチュウに反応。
日本のアニメは、イタリアでも人気? -
そろそろバスが到着する時刻なので客待ちのタクシーも数台。
でも、マテーラのバスターミナル(というか、バス停?)には、タクシーはいないと思った方がいいよと、宿のオーナーのお話。
事前にそんな事情を伺い、さらに到着、出発の予定時刻もお伝えしたので、送迎してもらえました。今回の旅、BBのスタッフの送迎、ずいぶん助かりました。
さあ、いよいよサレルノ。長靴のかかとの付け根から、脛の部分へ移動します。
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