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パラワン島北方のカラミアン諸島ブスアンガ島へGO!<br />今回の目的はダイビングですが、青い海、カラフルな魚及び珊瑚ではなく日本のダイビング人口では1%未満のレックです。<br />1944年にマニラからコロン湾に退避した日本艦船が空襲により撃沈されました。戦後80年経過し沈没した船体も徐々に崩壊してきています。日本人の記憶から消えゆく艦船の記録を残すダイビング。<br />この旅行記は11日の2本目、コロン湾に眠る航空工作船 おりんぴあ丸へのダイビング記です。<br /><br />旅の日程<br />9月7日<br />羽田空港:0150発(JAL077便)<br />マニラ国際空港:0535着<br />マニラ国際空港:1020発(フィリピン航空2963便)<br />ブスアンカ空港:1125着<br />午後:ブスアンガ島コロン市内観光<br />9月8日<br />3ボートダイビング<br />9月9日<br />3ボートダイビング<br />9月10日<br />3ボートダイビング<br />9月11日<br />3ボートダイビング<br />9月12日<br />3ボートダイビング<br />9月13日<br />終日:ブスアンガ島観光<br />9月14日<br />ブスアンカ空港:1200発(フィリピン航空2964便)<br />マニラ国際空港:1310着<br />午後:マニラ観光<br />9月15日<br />マニラ国際空港:1005発(JAL0746便)<br />成田空港:1530着<br /><br />上記計画でしたが、台風の影響で13日は大雨でホテル待機。<br />14日は搭乗便キャンセルになり空港で手続き終了後ホテルで待機。<br />15日も搭乗便キャンセルで翌朝便に変更してホテルへ戻る。<br />16日の朝のフライトでマニラは観光せず経由のみでフィリピン航空で成田へ。<br /><br />費用<br />旅行費:<br />JALマイル往復の手数料19,600円<br />フィリピン航空国内線往復39,847円<br />7日:Casa Hotel 1泊4,095円(AGODA)<br />13日:Sunburn Suites Coron1泊5,518円(AGODA)<br />14日:Savoy Hotel Manila 1泊6,360円(AGODA)<br />8日~12日までのツアー料金318,000円<br />ツアー追加料金(延泊1泊とナイトロックス料金)40,067円<br />JAL復路キャンセル返金料:-4070円<br />マイル払い戻し手数料:3100円<br /><br />※メモ<br />航空機キャンセル返金料:フィリピン航空-17144円(14日国内線分:楽天に返金)<br />航空機購入国内線:フィリピン航空14222円(15日国内線部分クラーク行:VISA)<br />航空機キャンセル返金料:フィリピン航空-14563円(15日国内線分:VISAに返金)<br />ブスアンガ~成田までのフィリピン航空67680円(ツアー会社に振り込み)

時が止まった戦場へコロン湾でDIVE!~航空工作船 おりんぴあ丸(OLYMPIA MARU)~

79いいね!

2024/09/11 - 2024/09/11

16位(同エリア48件中)

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GAT

GATさん

パラワン島北方のカラミアン諸島ブスアンガ島へGO!
今回の目的はダイビングですが、青い海、カラフルな魚及び珊瑚ではなく日本のダイビング人口では1%未満のレックです。
1944年にマニラからコロン湾に退避した日本艦船が空襲により撃沈されました。戦後80年経過し沈没した船体も徐々に崩壊してきています。日本人の記憶から消えゆく艦船の記録を残すダイビング。
この旅行記は11日の2本目、コロン湾に眠る航空工作船 おりんぴあ丸へのダイビング記です。

旅の日程
9月7日
羽田空港:0150発(JAL077便)
マニラ国際空港:0535着
マニラ国際空港:1020発(フィリピン航空2963便)
ブスアンカ空港:1125着
午後:ブスアンガ島コロン市内観光
9月8日
3ボートダイビング
9月9日
3ボートダイビング
9月10日
3ボートダイビング
9月11日
3ボートダイビング
9月12日
3ボートダイビング
9月13日
終日:ブスアンガ島観光
9月14日
ブスアンカ空港:1200発(フィリピン航空2964便)
マニラ国際空港:1310着
午後:マニラ観光
9月15日
マニラ国際空港:1005発(JAL0746便)
成田空港:1530着

上記計画でしたが、台風の影響で13日は大雨でホテル待機。
14日は搭乗便キャンセルになり空港で手続き終了後ホテルで待機。
15日も搭乗便キャンセルで翌朝便に変更してホテルへ戻る。
16日の朝のフライトでマニラは観光せず経由のみでフィリピン航空で成田へ。

費用
旅行費:
JALマイル往復の手数料19,600円
フィリピン航空国内線往復39,847円
7日:Casa Hotel 1泊4,095円(AGODA)
13日:Sunburn Suites Coron1泊5,518円(AGODA)
14日:Savoy Hotel Manila 1泊6,360円(AGODA)
8日~12日までのツアー料金318,000円
ツアー追加料金(延泊1泊とナイトロックス料金)40,067円
JAL復路キャンセル返金料:-4070円
マイル払い戻し手数料:3100円

※メモ
航空機キャンセル返金料:フィリピン航空-17144円(14日国内線分:楽天に返金)
航空機購入国内線:フィリピン航空14222円(15日国内線部分クラーク行:VISA)
航空機キャンセル返金料:フィリピン航空-14563円(15日国内線分:VISAに返金)
ブスアンガ~成田までのフィリピン航空67680円(ツアー会社に振り込み)

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
同行者
その他
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
旅行の手配内容
個別手配
  • 11日2本目、航空工作船 おりんぴあ丸 <br />満載排水量5,617トン、 全長123.6m、幅16.7m<br />1927年(昭和2年)8月30日に貨物船として竣工。<br />1941年(昭和16年)7月21日に陸軍が徴用し、航空機の整備を行う航空工作船として改装。<br />太平洋戦争開戦後はシンガポール方面で活動し、1944年(昭和19年)9月23日の米空母艦載機によるマニラ大空襲を避けてコロン湾に退避するも翌24日にコロン湾も空襲を受け被弾炎上し沈没。<br />黙祷の後、潜行開始。<br />透明度は陸岸に近いため最悪です。

    11日2本目、航空工作船 おりんぴあ丸 
    満載排水量5,617トン、 全長123.6m、幅16.7m
    1927年(昭和2年)8月30日に貨物船として竣工。
    1941年(昭和16年)7月21日に陸軍が徴用し、航空機の整備を行う航空工作船として改装。
    太平洋戦争開戦後はシンガポール方面で活動し、1944年(昭和19年)9月23日の米空母艦載機によるマニラ大空襲を避けてコロン湾に退避するも翌24日にコロン湾も空襲を受け被弾炎上し沈没。
    黙祷の後、潜行開始。
    透明度は陸岸に近いため最悪です。

  • ポイント名 おりんぴあ丸。<br />平均水深19.5m Max30.4m 透明度Max4m 水温30.8℃<br />12Lアルミタンク背負っての36分のダイビング。なお、タンクはNx31%を使用。<br />潜行してそのまま船倉に向かいます。<br />ネット検索すると、近くで沈没している越海丸と取り違えている記事もまだまだあります。

    ポイント名 おりんぴあ丸。
    平均水深19.5m Max30.4m 透明度Max4m 水温30.8℃
    12Lアルミタンク背負っての36分のダイビング。なお、タンクはNx31%を使用。
    潜行してそのまま船倉に向かいます。
    ネット検索すると、近くで沈没している越海丸と取り違えている記事もまだまだあります。

  • 船倉には無数のドラム缶が散乱しています。写真のドラム缶は穴が開いて空の状態です。

    船倉には無数のドラム缶が散乱しています。写真のドラム缶は穴が開いて空の状態です。

  • こちらのドラム缶は無傷のように見えますが、内部に燃料が残っているかは分かりません。

    こちらのドラム缶は無傷のように見えますが、内部に燃料が残っているかは分かりません。

  • 別の船倉に移動すると船倉を棲み処にする小魚の群れに囲まれる。<br />透明度悪い上に小魚が視界を遮りライトを点灯しないと迷子になります...。

    別の船倉に移動すると船倉を棲み処にする小魚の群れに囲まれる。
    透明度悪い上に小魚が視界を遮りライトを点灯しないと迷子になります...。

  • 先客が泥を巻き上げていたので判りにくいですが、写真中央の白い物は米です。<br />80年前の米が残っているとは...。

    先客が泥を巻き上げていたので判りにくいですが、写真中央の白い物は米です。
    80年前の米が残っているとは...。

  • 別の船倉の移動中。<br />小魚がいなくなり、少し視界が良くなりました

    別の船倉の移動中。
    小魚がいなくなり、少し視界が良くなりました

  • 写真中央の部品は恐らく航空機のプロペラ前方に取り付けられるスピナー。

    写真中央の部品は恐らく航空機のプロペラ前方に取り付けられるスピナー。

  • 船倉に鎮座する用途不明な備品か搭載品。

    船倉に鎮座する用途不明な備品か搭載品。

  • 相変らずの透明度です...。

    相変らずの透明度です...。

  • さらに下の船倉へ降りるラッタル(梯子)を見ながら移動。

    さらに下の船倉へ降りるラッタル(梯子)を見ながら移動。

  • 次の船倉に到着すると小魚がまた視界を遮る...。

    次の船倉に到着すると小魚がまた視界を遮る...。

  • 魚影はおりんぴあ丸が一番濃いです。

    魚影はおりんぴあ丸が一番濃いです。

  • 船倉脇の部屋に進入。

    船倉脇の部屋に進入。

  • 船倉脇には貨物の搭載・陸揚げに使う索具や、もっこが無造作に置かれていました。

    船倉脇には貨物の搭載・陸揚げに使う索具や、もっこが無造作に置かれていました。

  • 後部の甲板室内には割れたビール瓶が集積されていました。

    後部の甲板室内には割れたビール瓶が集積されていました。

  • 甲板上も魚の群れがたくさん。

    甲板上も魚の群れがたくさん。

  • 浮上位置を目指して甲板上を移動します。

    浮上位置を目指して甲板上を移動します。

  • 甲板上で原形を留める巻揚機。

    甲板上で原形を留める巻揚機。

  • 恐らく船内から持ち出された耐火レンガ。

    恐らく船内から持ち出された耐火レンガ。

  • 根元で折れたマスト。

    根元で折れたマスト。

  • 水深5mまで浮上開始。<br />さらば、おりんぴあ丸。

    水深5mまで浮上開始。
    さらば、おりんぴあ丸。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • aoitomoさん 2025/08/03 22:01:44
    魚影の濃さにびっくり!
    GATさん こんばんは~

    『航空工作船 おりんぴあ丸』
    こちらの船も結構大きいですね~
    場所により視界が遮られるほどの小魚の群れがいるのに驚きます。
    最も透明度が良ければ、ライトも不要なんでしょうが凄いです。

    当時の米が見れるというのはかなりの米が積載されていたのか?
    ふやけてすぐにプランクトンや魚の餌になりそうなものですが。
    その関係で魚影が濃いのかはわかりませんが、
    おりんぴあ丸の印象は魚影の濃さだったりして。( ´艸`)

    aoitomo

    GAT

    GATさん からの返信 2025/08/09 17:12:38
    お疲れ様です、aoitomoさま。
    お疲れ様です、aoitomoさま。

    魚影の濃さはコロン湾での沈船では一番だと思います。
    しかし沈船メインで考えると魚影が濃い→視界が遮られる、おまけに透明度悪いとなると、お話になりませんね...。
    米は相当量積載されているみたいです。普段はシルトの下に埋もれているので原形が残っている感じです。
    魚影が濃い船しか記憶に残らない「おりんぴあ丸」でした。

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