5月の京都へ。⑨哲学の道からカフェに寄って、鹿ケ谷山瑞光院に伺い、京都の洋食のランチ後にモネ展へ！

2025/05/12 - 2025/05/16

葵祭りをじっくり楽しんだ私たちシニア夫婦は、祇園のJAZZBARのBIRDLANDのマスターに教わったお寺に行ってみることにしました。
マスターは京都について色々教えてくださいます。
多くのお寺や神社の中で、自分と波長の合う神社仏閣を探すことも楽しみ方の一つだとか・・
そんなマスターのお気に入りの鹿ケ谷瑞光院に伺いました。
たまたま相方の親友に教えてもらったカフェも近かったので寄ってみました。
そして京都の老舗洋食屋さんでランチを済ませた後、京セラ美術館でモネ展を鑑賞しました。
上野でもモネ展を開催していたのですがスケジュールが合いませんでしたが、京都を訪れた際に鑑賞することができました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

京都御苑でじっくり葵祭を堪能してきたシニア夫婦は、バスで哲学の道までやってきました。

琵琶湖疎水の横を歩きます。

ちょっと汗ばむ陽気です。

哲学の道を歩く方のほとんどがインバウンドの方々です。

目的は、このカフェ。

Living Cafe TAKUMA
さんです。

哲学の道から1本東側の法然院通り沿いの鹿ケ谷にあるカフェで、相方の親友で京都在住のサッチャンに教えてもらいました。

私たちはカウンター席に座りました。

お座敷もあります。

京都に関する本がたくさんあります。

私たちは
ハンドドリップアイス珈琲　600円×2名。
ドリンクにはクッキーが付いています。

落ち着く素敵なお店です。

ご馳走様でした～

法然院通を南下。
霊鑑寺の入口までやってきました。

ノートルダム女学院、ってここにあるのですね。
ここは中学と高校。
下鴨にある大学が閉校になることがニュースになってましたね。
卒業生にとって母校が無くなるってどんな気持ちなんだろう？
地元では、「ダム女」の愛称でで親しまれてきた学校だそうです。
少子化の影響で、入学者数は一時の半分以下だとか。。
仕方がないんだろうな～～
小中高は残るようです。
歴史ある学校ですから残ってほしいですね。

ここからこの道を上がって、鹿ケ谷瑞光院に行ってみます。

暫くのぼって振り返ります。

道は途中で急阪となり、鹿ケ谷の山の中にやってきました。
木々の伐採中ですね。
チェンソーの大きな音が山に響いています。

大文字山の中腹です。

京都市に、都市計画局に風致保全課という部署があるのですね。
さすが京都ですね～

詳細養生の為の伐採のようですね。

歴史風土の保全とか、他の地域にはない苦労があるんだろうな～？

こんな道を上ってきました
シニア夫婦は汗びっしょり。

目的地に到着したようです。

鹿ケ谷山瑞光院　という、祇園のジャズバーのマスターに教えて頂いたお寺です。

お邪魔します。

浪切不動明王？

弘法大師が唐で不動明王立像を彫刻。
その後日本に帰る時、乗っていた船が難破の危機にさらされました。そこでこの尊像に祈念したところ、不動尊は浪を切るように宝剣をふるわれ、荒浪は鎮まりその災厄からのがれることができたとのこと。
それで浪切不動明王というのですね。

この浪切不動明王の御本尊は、今は高野山に安置されていますが、ココには分霊が祀られています。

奥に進みます。
山中より涌出した水が流れています。

橋の先に本堂が見えました。

橋を渡って、お参り。。

この山の奥に、平安時代後期の僧の山荘があって、そこで平家打倒の密議が行われたと言われています。
京都の歴史は深いな～

独特の「気」を感じます。

ここは？

白雲龍神と弁財天様。

手水ですね。

こちら左側が本堂です。
本堂は補修工事中。
トンカチの音が森の中に響いています。

お参り・・・

ココが、祇園四条のジャズバーBIRDLANDのマスターがおっしゃる「自分と波長の合う寺院」なんですね。
私たちは波長が合ったかというと、そもそもお寺や神社と波長が合うということを理解できていません。
というか、まだまだピンと来ていません。
でも、ここで「気」を感じたことは事実です。
ごくたま～に、神社やお寺、教会で感じたことがあります。
私がこの「気」を今までで一番強く感じたのは、出雲大社とイタリアのアシジのフランシスコ教会です。

さあ、山を下りましょう。

琵琶湖疎水まで下りてきました。
この辺りからバスに乗って、約5分。

岡崎公園で下車しました。
目的は京都市京セラ美術館が目的地なんですが、

10時過ぎにお稲荷さんを2人で食べただけでしたので少しお腹が空いちゃいました。
すぐ近くの、相方の親友に教えてもいらった、京うどんの「おかきた」さんに行ったらこの列。

そしてやはり相方の親友に教えてもらった、老舗洋食屋さんである、グリル小宝さんへ。

こちらの方が待っていらっしゃる方が少ないです。。

「子宝」ではなく「小宝」という店名にこだわりを感じます。

10分ほどで店内に案内されました。
満席の店内。
雰囲気はいかにも昭和の洋食屋さん。
窓際の席に案内されました。

地元横浜関内のグリルエスを少し明るくしたような感じかな？

メニューです。
最初にオムライスがあります。
自信を感じますね。
相方の親友のお勧めはオムライスでしたので、一つは頼むことに。
大きさが選べるようですので、（小）にしました。

ハヤシライスではなく、ハイシライスって何？
このハイシライスも頼んで、シニア夫婦でシェアすることに。

これがハイシライス（1590円）です。
「ハイシライス」「ハヤシライス」は一文字違いですがほぼ同じようなものです。
普通に美味しかったですね。

お皿もオリジナルなんですね。
さすが老舗！

これがオムライス小（890円）
これで小？
中だったらもっと大きいのですね～？

薄めの玉子焼にぎっしりのケチャップライス！
濃厚な特製デミグラスソースが美味しい！！
でもでも、何故か冷めてました。　
なんで～？
残念・・・

ランチ後に京セラ美術館へ。

お目当ては、

モネ展です！

このモネ展！
１月に上野の国立西洋美術館で開催されていたのですが、行けなかったので、京都で！

ほとんどが撮影禁止でしたが、この部屋だけ撮影可！

気に入った絵だけ撮影していきます。

この絵、美術館で間違えて上下逆さまに展示されていたと有名な作品です。

モネは約３０年をかけて、約２５０点の水連の連作を描いています。

むか～し、パリに赴任していた時、何度モネの水連を鑑賞するためにオランジュリー美術館に訪れたことか・・・

そもそもオランジェリー美術館は、モネの睡蓮の連作を収めるために美術館です。

そんなモネの連作を京都を訪れたタイミングでじっくり拝見できてよかったです。

水面に浮かぶ水連、朝の青、昼の緑、夕方の赤、素晴らしいですね～

この京セラ美術館、そもそもは昭和天皇即位の礼を記念して建てられた昭和初期の建物なのだそうです。

モネの水連の中に入れるデジタル空間がありました。

ガラス張りの窓から庭を眺めることができる素敵な京セラ美術館です。

いや～～
楽しかった～
上野で見れなかったモネ展！
京都で見れて良かったです！

京セラ美術館をあとにします。

ココからバスに乗って、

京都駅へ。

伊勢丹で買物です。

京都駅からホテルの送迎バスで京都東急ホテルに戻ってきました。

ホテルの部屋でかんぱ～い！

窓の外はまだ少し明るい。
京都タワーに灯りが点きました。

伊勢丹で買ってきた、さば寿司。

開けるとさばと穴子のお寿司です。

ちらし寿司

京小箱をオープン！

お～～
手毬寿司ですね～

ちょっと買いすぎたかな～～

シニア夫婦はビールから焼酎を飲みながら、ゆっくり時間をかけて戴きました。

京都タワーの上にお月様が見えます。

部屋でワインを開けてゆっくりしました。
そして
お休みなさ～い！

つづく

この旅行記へのコメント （2）

• Mollyさん 2025/07/04 08:25:31

  おはようございます、Mollyです

  nichiさん、
  　おはようございます。Mollyです。
  京都のモネ展、いいですね。
  私も行きたかったのですがワイフに万博を優先されてしまい
  京都はパスされてしまいました。
  国立美術館で確か風神雷神図も展示されているのでは。
  
  国内では珍しく写真もOKだったのですか。
  よけい残念だなあ。
  パリ訪問ではマルモッタンも訪れましたが
  そちらにだいぶ行ってしまっていたのでは？
  気のせいかな。
  
  いずれにしても桜、紅葉の時期の京都とは違い
  ゆったりと楽しめたでしょう。
  
  写真を見たら京セラ美術館の庭もまた行きたくなりました。
  
  Mollyより
  
  
  

  nichiさん からの返信 2025/07/05 10:05:02

  Re: おはようございます、Mollyです

  Mollyさん
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  モネ展、素敵でしたよ～
  今年の初め、上野の国立西洋美術館でも開催されていたのですが、スキーを優先してしまい行けませんでした。
  今回は京都の葵祭に合わせて訪れることができました。
  そもそも京セラ美術館は好きなので、ちょうど良かったです。
  
  >国内では珍しく写真もOKだったのですか。
  →ひとつの部屋だけOKでした。そこは混んでましたね～
  
  >パリ訪問ではマルモッタンも訪れましたが
  そちらにだいぶ行ってしまっていたのでは？
  →マルモッタン・モネ美術館、パリ赴任時には何度か足を運びました。
  16区にあって少し行きにくかったので、ちょっと時間ができたからといって気軽に行くには遠かったかな～？
  東側のセーヌ河を渡った所にある15区には日本人向けのお店が多くあって、休みの日にそこと合わせて行ったことが何度か。。。
  La Muette駅からラヌラグ庭園を抜けて行く道が好きでした。
  
  パリ・美術館巡りの旅行記、毎回楽しませていただいております。
  オルセーも何度も伺いました。
  画の修復もご覧になったのですね。
  ラッキーでしたね～～
  
  Mollyさんのパリ美術館巡り、毎回楽しく拝見しております。
  またパリに行きたくなっちゃった！