2025/05/22 - 2025/05/22
209位(同エリア218件中)
万歩計さん
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うだつの上がる街並みはこれまで幾つか訪れたが、ここ脇町の質の高さは岐阜県美濃市と共にトップクラスだった。阿波特産の藍の取引で潤った町の繁栄を示す建物類の保存状態も良い。一方一つ北の中町通りを歩くと、かって住民の娯楽施設であった劇場や映画館が撤去され、空き地や駐車場になっていた。これらの場所には往時の記録を記したプレートがあり、住民の地元愛が感じられた
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重伝建登録地区名:美馬市脇町南町
分類:商家町
脇町は徳島県のほぼ中央、吉野川北岸にある。江戸時代より通商産業が盛んで、阿波特産の藍の吉野川中流域の集散地として繁栄し、大規模で豪壮な商家が軒を並べていた。18世紀初頭以降の各時期の町家が数多く残り、かっての繁栄をよく示している。街並み景観を構成する町家群は、本瓦葺・大壁造の重厚な構えと装飾的な「うだつ」などの特徴がみられる。
~全国伝統的建造物群保存地区協議会発行「歴史の街並み」より
【旅程】
5/21(水)新大阪→岡山→児島→塩飽本島(島内サイクリングと重伝建笠島)→丸亀→琴平(金刀比羅宮)→大歩危(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11985964
https://4travel.jp/travelogue/11986514
https://4travel.jp/travelogue/11986631
★5/22(木)奥祖谷地方のタクシー観光(小歩危、祖谷渓、ひの字渓谷、祖谷のかずら橋、重伝建落合集落)→大歩危の妖怪街道巡り→美馬市(重伝建脇町南町)→徳島→大阪
https://4travel.jp/travelogue/11987054
https://4travel.jp/travelogue/11987354
★https://4travel.jp/travelogue/11987805
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大歩危から1日5便の路線バスで阿波池田へ
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14:15 JR阿波池田駅に到着
阿波池田といえば、40~50年前に蔦監督の下で甲子園を沸かせた県立池田高校。1974年春には僅か11人の部員で準優勝し「さわやかイレブン」がトレンドに。1980年代前半は強力打線で全国優勝をかさね「やまびこ打線」が流行語になりました阿波池田駅 駅
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14:30 特急「剣山」で阿波池田駅を出発
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列車は吉野川に沿って東に走り、
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15:03 穴吹駅に到着。ここからタクシーで美馬市脇町南町へ
穴吹駅 駅
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途中に渡った脇町潜水橋
四万十川の「沈下橋」と同じ構造で、吉野川にも何か所かあるそうです。映画のラストシーンや、テレビ撮影などでもよく使われるとか脇町潜水橋 名所・史跡
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15:09 「道の駅 藍ランドうだつ」でタクシーを下車。1時間後に迎えをお願いしました
道の駅 藍ランドうだつ 道の駅
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重伝建地区の地図
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美馬市観光交流センター
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ここで街歩きマップをゲット
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観光交流センターの隣に藍蔵を利用した藍染工房がありました
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藍染を体験する外国人観光客
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脇町南町のメイン通り
ここは江戸時代から阿波藍の集散地として栄えた商家町。通りには江戸時代中期から昭和初期にかけての、歴史的な建造物が建ち並んでいることから重伝建に指定されています美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡
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家々には立派な「うだつ」があり、「うだつの町並み」と呼ばれています
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この商家には蔀戸
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蔀戸は建物の一番外側に填め込んでいる上下二枚の戸。昼間は上を吊り上げ、夜は下ろします
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観光客が並んでいるのは吉田家住宅。1792年に創業した藍商、吉田直兵衛の家。脇町でも一、二を競った豪商です
吉田家住宅 藍商佐直 名所・史跡
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約600坪の敷地には江戸時代中期から後期にかけて建てられた母屋、質蔵、藍蔵など5棟が中庭を囲むように建っています
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吉田家住宅のうだつをじっくり観察
この一帯は1829年に大火に見舞われ169軒もの家屋が焼失しました。それ以降、防火を目的に家々にうだつが設けられるようになりました -
うだつは隣家と接する部分の壁を少し持ち上げ、独立した小屋根を乗せた防火壁のこと。このように建物一部を張り出すことで、防火壁の役目を果たすこともあります
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建物内は観光客で混雑していたのでチョイ覗き
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見世に座った旦那様
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吉田家住宅の向かいは幕末から明治に建てられた元瀬戸物屋。現在は阿波踊竹人形のお店
時代屋 専門店
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その隣は大正時代(1924年)に建てられた呉服屋・足袋製造の「松屋」。現在はカフェ
茶里庵 グルメ・レストラン
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吉田家住宅から通りを西に歩きます
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田村家住宅
1711年の建築でこの通りでは2番目に古い建物。藍商を営む赤谷家のものでした -
2階の部分が低い古風な構え
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うだつの建物がずらりと並んだ風景は壮観
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明治13年の建築の森家住宅。郵便局や医院として使われ現在も当時の内装が残っているそうです
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イチオシ
出格子。出格子を支える「持ち送り」には装飾が施されています
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明治40年建築の反物商「讃岐屋」
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平入が多い中に、この家は珍しく妻入り
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刻み煙草を商う国見屋は修復保存工事中。脇町最古の建物で1707年の建築
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町家を利用した珈琲専門店からいい香り漂ってきます
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イチオシ
これまで訪れた商家町の重伝建の中でも、ここの建物群の質の高さはトップクラス
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1855年建築の重厚な建物は「うだつや」。防火を目的としているので、2階の屋根とうだつの間に隙間がありません
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うだつの上には鬼瓦。鬼瓦の上に突き出たのは「鳥ぶすま」。ここに鳥が止まることで、守り神である鬼瓦が糞で汚れないように工夫したものです
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イチオシ
狭い通り抜け通路を挟んだ隣は、明治時代建築の平田家住宅。江戸時代は「木屋五平」という宿屋でした
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ここは将棋名人・小野五平翁の生家。泊り客の指す将棋を見たのが病みつきになり、7~8才になると五平を負かすものはいなかったそうです。19才で江戸に出て明治23年には四国で唯一の将棋名人になりました
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ここのうだつは2階屋根との間に隙間があり、防火より飾りを重視したものです
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うだつやと平田家のうだつを比べると、違いがよく分かります
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虫篭窓をもつ町家は明治前半に建てられた元呉服屋
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丸い屋根に広い壁の建物は1872年の建築。味噌・醤油醸造の「新丹波屋」でした
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隣の洋風建物から美しいピアノの調べ。帰ってGooleMapを見たらピアノ教室でした。
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美馬市伝統工芸体験館美来工房
明治32年に税務署として建てられ、後に法務局の建物になり、現在は美馬和傘製作の見学体験や美馬市の観光案内を行っています。美馬市伝統工芸体験館 名所・史跡
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うだつの町並みの建物の歴史を詳細に説明した資料はここで作成されたもの。本旅行記のコメントに参照させてもらっています
https://mimakankou.or.jp -
右の大きな建物は1848年の建築
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飴屋、藍商、繭問屋と業態を変え現在は?
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明治中期に建てられた旧藍商「紅屋」
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紅屋のうだつ
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ここが重伝建地区の西端
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来た道を戻ります。ちょうど小学生の下校時刻
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吉田家住宅を過ぎてこれから重伝建の東半分へ
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珍しい二重うだつの建物
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1881年築の森口邸をリノベーションした5室だけのプチホテル
PAYSAGE MORIGUCHI 宿・ホテル
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瀬戸物屋
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向かいのベンガラ格子の建物は絹糸商「ヤマキチ」の主屋で1902年築
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うだつ、模様入りの屋根瓦、窓の赤い格子が幾何学的で美しい
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隣の薬種商「うちだ屋」は明治末期の建築
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うだつも少しずつ大きさやデザインが異なり面白い
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通りの突き当りに1823年に作られた辻井戸と「日本の道百選」の石碑
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通りは緩やかにカーブしその先もうだつの建物が続きます
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お土産屋さん前に明治の郵便制度開始当時に使われた「状箱」風の郵便ポスト
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呉服商「大和屋」は明治時代の建築
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呉服屋「のざき」は江戸時代末期のもの。よくぞこれだけの数が残っていると感心します
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路地の右側の建物に、うだつの模型が展示しているとのことで、ひと覗き
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うだちの構造はこうなってます
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江戸時代から明治にかけて、ここは六百坪の敷地を持つ大呉服商・武田小三郎の屋敷跡
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現在は図書館として利用されています
みんなの複合文化市庭 うだつ上がる ショッピングモール
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通りに戻ると呉服屋「大一」。1859年の建物で南町筋では最も保存状態の良い建物です
美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡
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南町筋はここで終わり
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ひとつ北の中町へ
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図書館は呉服商武田別邸の遺構。漆喰塀は堂々とした風情を今に伝えています
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田岡旅館は大正時代から続く老舗。門は当時のもの
割烹旅館 田岡 グルメ・レストラン
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土蔵や漆喰塀はやはり呉服商武田別邸の遺構。国の重要文化財です
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中町通りはかっては住民の娯楽施設が軒を並べていたようですが、今は撤去されて空き地や駐車場になっていました
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大黒座跡。明治末に大黒座が開業し芝居や漫才の興行が行われていました。活動写真が流行すると芝居と組み合わせた連鎖劇が上映されたそうです
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そのことを記したプレートが道路に填め込まれていました。町民の地元愛を感じます
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脇町会館跡。戦後まもなくできた映画館で、脇町劇場(現オデオン座)と競う人気でしたが昭和40年に閉館しました
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大黒湯跡。脇町最後の銭湯として昭和期末まで続けられました。開業は古く明治中期と伝えられています
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朽ちかけた建物も散見
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中町通り
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中町通り
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中町通り
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路地に寝そべる猫たち
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16:15 重伝建歩きはここで終了
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16:32 穴吹駅を出発して徳島駅へ。通学時間帯で途中多くの高校生が乗り降りしました
穴吹駅 駅
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17:49 徳島駅に到着
徳島駅 駅
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駅前の王将で夕食
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昼食を抜かしているのでガッツリと
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18:45 高速バスで徳島駅前を出発。淡路島から神戸と走り、約2時間半で大阪難波に到着しました
以上、香川、徳島の秘境と重伝建を巡る1泊2日旅でした徳島バス徳島駅前案内所 名所・史跡
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旅行記グループ
重要伝統的建造物群保存地区 Part.3
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