2008/12/01 - 2008/12/01
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<香港・マカオ再訪記‘08.11/28~12/2>
“楽在香港・食在香港”と呼ばれる、懐かしの香港を再び訪れることとなりました。
日本の寒さから離れて、香港・マカオはこの時期が最も好きな季節だ。
天気は快晴、香港特有の湿気も無い、さらっとした気候の毎日が続く。
温度も17~24℃と過ごし易い、ほんとに気持の良い気候である。
それに比べると、2月ぐらいから湿度が上昇しはじめると、季節は最悪である。
長い夏の暑さと冷房の利いた建物内との落差で体が変調をきたすほどですから、
“3年当地に住んだら、6年は寿命を縮める!?”とよく言われる。
(幸い、1992~95年の3年間駐在したが、いまだに元気だ)
11月28日からはウインター・フェスタが始まり、クリスマスのイルミネーションで町は美しく飾られます。
特にヴィクトリア湾に面した九龍・香港島の建物は壁面がイルミネーションの光で輝き、それは見事なもの・・・。
(1997年 7月1日、英国より中国に香港の主権が返還されてしまったので、香港・マカオはかつての魅力を失ったのだが・・・)
写真はインターコンチネンタルホテル内の『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン)の店自慢の名物料理、一匹丸々の北京片皮鴨(ペキンダック)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨年、12年ぶりに<香港5日間の旅(‘07.11/28~12/2)>をしたが、改めて香港の良さを再認識したものです。
香港初心者の義妹、マカオにも行きたいという家内の友人の声もあり、私共夫婦と4人の香港・マカオの旅になった。
参考写真:九龍公園を真下に臨むBPホテルに4泊した。
<BP International龍堡国際>
8 Austin Road 、Tsimshatsui 、 Kowloon 、Hong Kong
香港:九龍・尖沙咀・柯士甸道八號
23階2326と2325の部屋に。嬉しい事に九龍公園を真下に臨み、ゲートウエイのビルの先にヴィクトリア湾、その先に香港島のビル群を見ることができる。B P インターナショナル ホテル
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<11/28(金)快晴>
近くのJordan佐敦(ジョーダン)駅から、香港島の中心・金鐘駅(アドミラルティ)までMTRに乗る。香港は嬉しい事に、乗車券は65歳以上の高齢者を優遇していて、半額の@香港$4である。
レパルス・ベイにある、映画“慕情”(原題は「Love is A Many-Splendid Thing 恋はすばらしきもの」・1955年の米映画で映画も主題歌も大ヒットした。)で有名な “The Verandah Restaurantヴェランダ・レストラン”である。
計画の当初は12月1日の夕食か、昼を考えていたのだが、この日はお休みであるのがHPで分かり、結局、旅の初日にせざるを得なかった。
香港島の裏側にあたるStanley・スタンレー(1845年当時の英国の長官名)=赤柱やRepulse Bay・レパルス・ベイ(しばしば海賊が侵入し、これを当時の英国海軍が撃退Repulseしたことから名がついたとか)=浅水湾は、是非また訪ねたいと思っていた。
同行の2人は初めてなので、楽しみにしているという。
参考写真:レパルス・ベイにある“The Verandah Restaurantヴェランダ・レストラン”
「Love is A Many-Splendid Thing 恋はすばらしきもの」
https://www.youtube.com/watch?v=VP6sbDPB8cwレパルスベイ (淺水湾) ビーチ
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【The Verandah Restaurantヴェランダ・レストラン】
エスカレーターでコロニアル風・中華風の趣むきある屋内に入る。中庭のテラスやクリスマスの装いをしたお店を覗きながら、建物を一周して、表階段に至る。
昨年はここでは昼食(フレンチ)を食べた。正面に向かって左手の窓辺の席に案内され、南支那海に面した大きな窓はかるく開いて、気持の良い風を招き入れている、このVerandahヴェランダと称するレストランは別世界の趣むきがあって、屋内の天井も高く、天井にはプロペラ型の4枚羽根の扇風機がゆったりと回り、横に長い、回廊のような長方形をしている。
レストラン全体がたいへん好ましい雰囲気がある。
香港を代表するペニンシュラホテルの経営だけに、納得する味とサービスを提供する。
参考写真:ヴェランダ・レストランの見事なテーブル・セッティング -
店内に入って、『19時の予約時間にはちょっと早いが・・・』と言うと、にこやかにスタッフが、『お待ちしていました。お時間までこちらでアペリティーフでも如何でしょうか?!・・』と、レストラン裏手の洒落たBamboo Barバンブーバーに案内された。
定番のドライ・シェリー(Tio Pepe)などを飲みながら待つ。(18:40~)
時間になって、レストランに招かれると、正面に向かって右手の窓辺の席に案内された。左手の部分はこれからパーティーがある由で、見事なテーブル・セッテイングがなされていた。
(予約時のメールでも、パーティーの為、ちょっとうるさいかもしれませんとのコメントが付いていたが)
写真は洒落たBamboo Barバンブーバーでアペリティーフを頂く。 -
今夕のメニューは事前にメールで頂いていた料理のリストから、選んでいたので、ウエイター(ここのレストランは殆どが男性スタッフ)との注文のやり取りも簡単である。
そのメニューは“The Repulse Bay Classic Menuレパルス・ベイ・クラシックメニュー”と称しています。
当レストランのご自慢のメニュー(4品・・・後述)を頼んだ。
写真は前菜のご自慢のThe famous Repulse Bay Caesar saladシーザーサラダ(トッピングはグリルされた鶏の胸肉)・・・笑顔を絶やさない、サービス満点のウエイターが目の前の別卓でシーザーサラダを作法通り、作りあげます。
私は鶏の胸肉、家内はエビを選び、時々皿を変えて、二つの味を楽しんだ。 -
① 前菜はご自慢のThe famous Repulse Bay Caesar saladシーザーサラダ
サラダの上にお好みの3種を選んでトッピングしてあるものです。3種とはグリルされた鶏の胸肉やエビ、自家製スモークサーモンでしたが、私共は前者の2種類にしました。
② スープはこれもまた、好物であるTraditional French onion soupフレンチ・オニオンスープ・・・上手に焼けたグリエルチーズが良い匂いをさせて、テーブルの上に出てきた。皆さん、嬉しそうな顔をして、味わっている。
③ メインは肉料理;The Repulse Bay black pepper steak黒コショウと赤ワインソースで味付けしたステーキに季節の野菜添え・・・さすがペニンシュラホテル系列のレストランの良き味でした。
これも先ほどのウエイターが調理台のフライパンで、ブランデーを注いで火をつけながら、黒コショウをかけて、ミディアムに焼く。白い皿に品よく盛られたアスパラなどの野菜、赤いワインソースの中に黒コショウの砕かれた粒々が見られる。程よい大きさのステーキの焼き加減も上々で、何と美味しい事だ。
④ デザート:私はBaked Alaska flambe’ベークドアラスカフランベに苺とラズベリー添え、家内はChoice of hot souffle’ 温かいバナナ・ピスタッチオのスフレにコーヒー。
それに小さなチョコレートが口直し?にでた。
⑤ ワインは VINO NOBILE DI MONTEPULCIANO(440香港$=5510円)。イタリアのトスカーナのワイン。
トスカーナの3大赤ワインとして数えられるのが、Chianti Classicoキャンティ・クラシコ 、 Brunello di Montalcinoブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、そしてこのVINO NOBILE DI MONTEPULCIANOヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノだそうです。ガーネット色を帯びた赤、豊かなタンニン、フルボディの味わい。本日の料理には良く合うものでした。
写真はスープ:これもまた、好物であるTraditional French onion soupフレンチ・オニオンスープ・・・上手に焼けたグリエルチーズが良い匂いをさせて、テーブルの上に出てきた。皆さん、嬉しそうな顔をして、味わっている。 -
写真はメインの肉料理;The Repulse Bay black pepper steak黒コショウと赤ワインソースで味付けしたステーキに季節の野菜添え。
・・・さすがペニンシュラホテル系列のレストランの良き味でした。
これも先ほどのウエイターが調理台のフライパンで、ブランデーを注いで火をつけながら、黒コショウをかけて、ミディアムに焼く。白い皿に品よく盛られたアスパラなどの野菜、赤いワインソースの中に黒コショウの砕かれた粒々が見られる。程よい大きさのステーキの焼き加減も上々で、何と美味しい事だ。
デザートが出て来る前に、笑顔の良いウエイター氏が『今夜の貴方は女性陣を3人も引き連れ、皇帝みたいだ!』と、冗談を言いながら、全員の写真を撮ってくれました。
さて、美味しい食事とレストランの素敵な雰囲気に、良い気分で夕食は終了になりました。19時から22時半まで3時間半の夕食代は香港$4,150=51,974円(4人分ですので、一人13,000円)になりました。
旅の初日に“The Verandah Restaurant”でフレンチと映画“慕情”の古き植民地時代そのままの風情を十二分に楽しむことができたのは嬉しい事です。
・・・・・ -
<11/29(土)快晴>
市内観光をする。それもフェリー、トラム(二階建ての路面電車)、二階建てバス、ピークトラム(The Peakからケーブルカーで降りる)と、様々な香港名物の乗物に乗ってみた。
朝食は『徳興酒家』(九龍シャングリラホテルの裏手)で名物のアワビ入り朝粥、点心などを食べた。
Star Ferryスターフェリーの桟橋から、9:00発の湾仔ワンチャイ行きのフェリーに乗る。快晴の香港は美しい。ヴィクトリア湾を横切りながら、様々なビルが目に入ってくる。香港一のビルは88階の香港金融センタービルだそうだ。
写真:ヴィクトリア湾から望む香港島・・・88階の香港金融センタービルとセントラル・The Peakザ・ピークも遠望できる。 -
香港と云うと、ヴィクトリア湾を渡るフェリーが独特の趣があって好きだ。
香港駐在生活の3年間は単身で、残業や会食で遅くなって九龍半島から香港島の自宅に戻るのに、MTRやタクシーを利用することは勿論できるのだが、九龍側から香港島に向かうフェリーにぼんやりと乗っている時間が妙に楽しかった。
乗り物観光の二番手はトラム(二階建ての路面電車)である。
湾仔ワンチャイ近くの停留所を9時半に出発して、ヘネシーロードを通り、MTR・Causeway Bayコーズウェイベイ駅の手前で右折し、香港競馬場のあるハッピーバレーまで乗る。
写真:ヴィクトリア湾を九龍半島から香港島・湾仔ワンチャイに向かうフェリー内で -
The Peakザ・ピークに二階建てバスに乗って登る。
といっても、海抜554mの頂上までは行かずに、ケーブルカーの終点、400mのトラム駅までだ。
ザ・ピークも船のような独特の建物Peak Towerピークタワーが出来ていて、新しい観光名所(マダム・タッソー蝋人形館など)となり、今日も多くの観光客が訪れていた。
屋上は有料の展望台になっていて、展望台からの見事な眺めは満足のいくものであった。ヴィクトリア湾と香港島、対岸の九龍半島といった林立するビル群の眺望は何時来ても素晴らしいものだ。
昼食は“黄捕美食坊Whampoa-Gourmet Placeワンポアグルメプレイス”と言う香港の伝統的な味が集まった、話題のレストラン街(紅磡 ホンハムの徳安街)が出来ていて、そこの 伝統的な広東料理『鳳城酒家』という二階にあったレストランにて、鳳城風チャーハン、揚げダイコン餅、甘酢豚肉、エビ餃子、蒸しかに卵いりシューマイなどを食した。
(12:30~13:45 ;香港$340-クーポン240=100・770円)
香港公園(1991年開園。温室、鳥類飼育館など)内にある茶器博物館などを暗くなるまで観光する。
写真は展望台から100万ドルと称された景観を楽しむ。 -
MTRでTsim Sha Tsuiチムサーチョイに戻り、北京道路から海港城ハーバー・シテイに入り、お店を眺め、陽も落ちた頃、九龍公園の端に沿って、ネイザン・ロードに出る。
Park Laneパークレーンのイルミネーションを楽しみながら、今夜の目的地であるHotel Miramarホテル ミラマーの隣にあるMiramar Shopping Centreに到着する。
途中徒歩で歩いた夜の町は香港ウインター・フェスタが11月28日から1月末まで行われているので、クリスマスのイルミネーションが美しく輝いている。
写真はPark Laneパークレーンのイルミネーション -
【夕食は『雲陽閣川菜館』、四川料理の店である】
明日は広東料理(どうしても香港は広東料理となるので)なので、四川料理も良いかと、Webで見つけた店だ。Miramar Shopping Centreの4Fにレストラン街があり、その一角にこの店がある。
四川省の出身のシェフ周さんは16歳の時から四川料理を学び、2001年の香港の料理大賞の金賞を獲得している。得意はマーボー豆腐だそうだ。
スープは鶏肉・シイタケ入りのコーンスープ、
これぞ辛いという名物マーボー豆腐、
おなじみの車エビのチリソース煮、清炒豆苗(とうみょう・豆苗の炒めもの;青梗菜 チンゲンサイ. 中国野菜の中で日本にもっとも定着した野菜)、
デザートはミルクゼリーの冷菓と餡子いりの卵白を使った揚げ菓子でした。・・・これは皮が軽くてフワフワなので8個もペロッと、餡子ものは好物だ。
写真は名物マーボー豆腐 -
飲み物は青島ビールに、8年もの紹興酒・陳紹興加飯酒・・・写真の茶色の陶器に湯を入れ、紹興酒を温めておくものは初めて見るもので、便利なものだ。
給仕に聞いてみると、ここ香港では購入できないと・・・。
写真は中央に紹興酒と清炒豆苗(とうみょう・豆苗の炒めもの;青梗菜 チンゲンサイ. 中国野菜の中で日本にもっとも定着した野菜) -
写真はデザート:ミルクゼリーの冷菓と餡子いりの卵白を使った揚げ菓子・・・これは皮が軽くてフワフワなので8個もペロッと、餡子ものは好物だ。何やら、シュークリームに似た形状だ。
この日の夕食は美味い辛さを感じた時間(18:30~20:40)でした。
(お勘定は合計・香港$1200=15,028円。@3,757円)
BPホテルにはてくてく歩いて、21時に帰った。
・・・・・ -
<11/30(日)快晴>
1999年12月20日、マカオがポルトガルから中国に主権が返還されてから、もう9年です。現在は中華人民共和国澳門マカオ特別行政区として運営されている。
マカオは大河・珠江(しゅこう)の最下流域に位置した町(人口52万人)で、香港から南西に70kmの距離にある。
その香港との間を約1時間で結んでいる高速船Turbojetターボジェットが、毎日24時間運航され、マカオ一日観光には便利なものである。
ただ、中国の特別行政区という性格を持ちながら、不便なことだが、いまだに香港・マカオ間は其々に出入国の際にはパスポートの提示を要求される。
今日はマカオ一日観光である。
小高い丘にそびえ立つ世界遺産である「聖ポール天主堂」の姿はまさに荘厳で、完成当時は「ローマ以東でもっとも傑出した教会」と称されたほど・・。
1602年から1640年にかけ、東洋進出の先兵役を務めたイエズス会修道士たちが、旧要塞のモンテの砦を築き、同時期に聖母教会(聖ポール教会)が建築され、建設には中国人、日本人キリスト教徒(長崎の日本人キリスト教徒が徳川幕府の鎖国によって日本の外に締め出された)達が携わったと云う。
聖ポール天主堂は1835年に火事にあって、現在の様な壁一枚の姿・・・教会の前面だけが残る石造りのファサード(正面壁)だけになったそうである。
“石の説教”といった別名を持つ、マカオのシンボルである。
コロニアル・バロック様式の聖ドミニコ教会、ヨーロッパの香り漂うセナド広場、10年前に泊まったSantiago Hotel、バラのポイントをバスで走り、マカオ最古の媽閣廟(マアコウミョウ)、昼食を民生総署の先にあった『Restaurant Vela Lotina新帆船餐廰』(12:40~13:40)でポルトガル料理らしきものを頂く。
Egg Tarteエッグタルト(サクサクの生地と濃厚なカスタードクリーム入り)を楽しみ、マカオタワー(高さ338m)でバンジージャンプを見学、Four Seasons Hotel Macao, Cotai Strip.フォーシーズンズホテル・マカオ・コタイストリップの『Windows Restaurant』でお茶をして、紅茶とアイス・シャーベットの氷菓を頂く。(Makao$336=4,081円 @1,020円 14:35~15:15)
土産にポルトガル風クッキー10箱・ランチョンマット2枚、そしてOffley9年物ポートワイン2本を購入して、16時の高速船Turbojetで香港・セントラル桟橋に戻った・・帰える船中は皆、疲れて口数なし。
写真:久しぶりに見た世界遺産マカオの聖ポール天主堂
・・・・・
マカオから帰った夜は、
【夕食:『帝苑軒』・・・The Royal Gardenホテル帝苑酒家】
ホテル帝苑酒家の自慢の広東料理の店で2003年香港料理大賞最優秀賞金賞(焼きそば部門)を受賞している。その受賞メニューも入った料理が夕食に出ると言う。
酔っぱらいエビ、
トロミたっぷりの蟹肉とフカヒレのスープ、
ブロッコリーとイカの炒め物、
貝柱と豚肉の塩コショー揚げにネギ・さやエンドウ添え、
北京ダック、
自慢の受賞メニューはロブスターと卵白かけ焼きそば(焼きそばに卵の白身をふわふわとさせた形で載せたものでロブスターが添えてある)、
最後のデザートはマンゴープリンでした。
(18:00~19:15) -
夕食後、2階建てオープントップバスで町中の綺麗に輝く、ネオンやクリスマスのイルミネーションを楽しみながら、彌敦道ネイザン・ロードを旺角モンコックに向かう。
2階はちょっぴり風を受けて涼しい。何台も観光客用のオープントップバスが走っていて、並走したり、すれ違ったりすると若い子は歓声を上げる。
終点の女人街(100店舗以上の露店が並ぶマーケット)は相変わらず盛況で、混雑している。最もホンコン的な猥雑感のある地域で、狭い通り(正式には通菜街と言う)に洋品、雑貨、アクセサリーなどの様々な店が並び、店員が日本語などで呼びかけてくる。(19:30~21:15)
写真:これも香港名物の楽しみだ。2階建てオープントップバスでネイザン・ロードをモンコックに向かう。 -
<12/01 (月)快晴>
延泊した今日は少しゆっくり起きて、10時に九龍公園を真下に臨むBPホテルからGateway・香港ホテルまでタクシーで行く。(香港$18)
尖沙咀チムサーチョイ近辺を楽しむ予定で、まず海港城Harbour Cityハーバー・シテイに向かう。
海港城Harbour Cityハーバー・シテイと称するビル群は香港最大とも言われる巨大な複合施設で、オフィスとレストラン、有名ブランドのショッピング街になっている。4階の各フロアーには700あまりのブランドショップ、50以上のレストラン・カフェ、3つの高級ホテル、2つの映画館がある。昨年新たに開店したルイ・ヴィトンの大きな店にはびっくりである。
朝・昼兼用の点心を食べることにしていたので、“翡翠拉麵小籠包(点心)”の店を第一目的に見つけたが、この店は改装中で、入ることが出来なかった。
昨冬も麵と小籠包が名物のこのお店にきたので、美味しい味は分かっていたのだが、残念!!・・・。海港城の中で二番手を探す。
結局、昨年も訪れた、海鮮料理の店にした。
朝・昼食:『鴻星海鮮料理(点心)』は海鮮料理のチェーンレストランですが、11時からは広東の名物、点心=飲茶を提供している。
開店時間まで少し待って入った店内はあっという間に、地元の家族ずれや観光客とおぼしき団体などで、いっぱいになってきた。
蟹をふんだんに使った小籠飽(豚肉、カニ肉、しいたけ、セロリなどが入った小籠飽。カニ味噌がトッピングされているのがポイント)、
オコゼのシュウマイ(コミカルな表情はオコゼの赤ちゃんを表現しているのだそうだ)、
鶏肉の細切り入り春巻、
翡翠色した海老餃子、
お粥、ボーレイ茶などで、お腹も満足する。
(11~11:35 香港$400・6,200円;一人1,550円)
三越のチムサーチョイ店が撤退した後にできたDFS免税ショップで買物し、香港を代表するThe Peninsula ペニンシュラホテルのロビーで『アフタヌーン・ティー』を頂いて、小休止。
ロビーは日本人観光客をはじめ、様々な人がいたが、待つほどの混雑はない。
私はサンドイッチ、家内はレモンタルト、彼女達はスコーンを、紅茶と共に注文する。それほど美味しいわけではないのだが、このホテルの名前とクリスマスの飾りで美しくなったロビーは雰囲気だけで贅沢なもの。
(14:10~15:15 香港$640=8,000円・一人2,000円)
私だけ、いったん買物した品物をホテルに持ち帰り、家内達はペニンシュラホテル近辺を散策すると言う。結局、ホテルのアーケードの後は香港芸術館に入館し、陶磁器展、中国書画展を見たらしい。
Avenue of Starsアベニュー・オブ・スターズのプロムナードのブルース・リーのカンフー像の前で17時15分、待ち合わせにした。
アベニュー・オブ・スターズには香港の誇る映画人、俳優を讃たえた記念プレート、モニュメントなどが創られた。ブルース・リーのカンフー像が際立って、人気のスポットになっている。ジャッキー・チェーンなどの俳優の手形も地面に並び、楽しい散策路である。
映画撮影の監督の椅子などの銅像があり、その椅子に座って監督ポーズを取るのも楽しい。
太陽が落ち始める頃に女性陣がやって来た。
まだレストランの予約時間まで十分余裕があったから、ここでゆったり時間をつぶした。
写真はAvenue of Starsアベニュー・オブ・スターズのプロムナードのブルース・リーのカンフー像の前で -
予約済みのIntercontinental Hong Kongインターコンチネンタル香港ホテル自慢の広東料理レストラン『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン)を訪れた。
駐在時、このホテルは旧The Regentザ・リージェントホテルであり、家内が香港来訪時にここにあった「Plumeプルーム」というフレンチ・レストランに来たことがある。全ての席から、ハーバービューが楽しめ、眺望と美味しい料理に大変満足した覚えがある。
今はSpoon by Alain Ducasse(アラン・デュカスは今フランス料理界で最も旬なレストランプロデューサー。ミシュランの3つ星レストランを2つ(パリとモンテカルロ)持つ料理人である)に変わっていた。
参考写真:Intercontinental HK・俯瞰 -
香港は日本からの客も多く、中華料理中心の接待が中心となる。また、日本人同士でも中華料理での会食が多い。さらに、アジア地域の特徴なのだろうか、金融・商社の大手筋は自分たちが融通の利く中華レストランを持っていたから、必然的にそれを利用する。
私のようにかつてドイツ駐在を体験した者には、中華、ちゅうかと続くのは疲れてくる。それで、家族の来訪時など個人的な会食は中華だけでなく、なるべく香港にある欧州料理(フレンチ、ドイツ、スイスといった)の店を見つけて食べに行ったのだった。
例えば、The Peninsula ペニンシュラホテルには伝統的なスイス料理(chesa)チェサという店がある。
以下はホテルのHPの説明:この極東の都市でスイスを実感できる「チェサ」は、香港で3世代にわたって愛されているチャーミングなレストランです。
当初目指したのは、居心地の良いアルプスの(Chalet)シャレーを彷彿とさせる佇まい。スイスの方言の一つロマンシュ語で「宿屋」を意味する「チェサ(chesa)」は、今も、1965年のオープン時と同じように、くつろぎと温もりの空間を守り続けています。
・・・・・
参考写真:Intercontinental HK・『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン):内部 -
イチオシ
【夕食:インターコンチネンタルホテル内の『欣圖軒』Yan Toh Heen】
欣圖軒 (ヤントウヒン)
Intercontinental Hotel, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui
(18時~20時半)
『食在広州:食は広東にあり』と古くから云われているが、材料も調理法も豊かなのが広東料理で、全体的に新鮮な素材の味を生かした、繊細な味の料理である。
大部分の香港人は広東省出身者を祖先に持つ人々であり、香港で最もポピュラーな中国料理は広東料理であり、地元・郷土料理といえる。
写真:5星Intercontinental Hong Kongインターコンチネンタル香港ホテル:広東料理『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン)の入口で欣圖軒 (ヤントウヒン) 中華
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『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン))は“香港美食探訪”(Yahoo検索の記事)でも、最もお勧めのレストランの一つ。
とりわけ、目を引くような派手な料理は少ないが、丁寧な仕上がりが特徴。サービスが丁寧。一品料理が充実しており、味もいつも安定している。店内は上品且つ高級感が漂う・・とのコメントがあり、夕食が楽しみである。
また、この店は対岸に広がる香港島の景色もご馳走だ。
さて、今夕のオーダーは次のようになりました。
お酒はドライ・シェリーとジンジャエル、8年もの紹興酒(香港$800=9,800円)をお願いする。
写真:店内は上品且つ高級感が漂う -
イチオシ
広東料理は
厨房からの御挨拶として、大変きれいかつ、洒落た翡翠色のお皿にのった白身魚が提供された。
写真:洒落た翡翠色のお皿にのった白身魚 -
そして蟹肉入りコーンスープ・・・大好きなコーンと蟹肉が、トロミ十分なスープで出てきた。
写真:蟹肉入りコーンスープ -
イチオシ
次にこの店自慢の名物料理、一匹丸々の北京片皮鴨(ペキンダック)を、給仕人が目の前で見事に皮を薄くそぎ落としていき、テーブルに出してくれる。
また出てきたと言う感じで、十分に食べることができた。
自慢の料理に納得である。コメントにあったアヒルの皮と甘味噌とネギと包み皮の醸し出す美味しさは香港一と言う、評判通りであった。
写真:一匹丸々の北京片皮鴨(ペキンダック) -
写真:一匹丸々の北京片皮鴨(ペキンダック)を給仕人が見事に皮を薄くそぎ落としていき、テーブルに出してくれる。
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写真:給仕人が見事に皮を薄くそぎ落としていき、テーブルに出してくれる。
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評判通り美味しさだった北京片皮鴨(ペキンダック)。
写真:また出てきた。十分に食べる。皮と甘味噌とネギと包み皮の醸し出す美味しさは香港一の評。 -
写真:また出てきた。十分に食べる。皮と甘味噌とネギと包み皮の醸し出す美味しさは香港一の評。
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イチオシ
鴨崧生菜包(アヒルのミンチの炒めレタス包み)・・レタスで包んで頂くのも楽しい。
写真:これも好物の鴨崧生菜包(アヒルのミンチの炒めレタス包み) -
写真:鴨崧生菜包(アヒルのミンチの炒めレタス包み)
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そして次は蒜茸蒸蝦球(エビのニンニク蒸し)、
菠 蘿 咕 嚕 肉(パイナップル入り酢豚)、
豉油皇炒麺(醤油味の焼きそば)、
デザートは香芒凍布甸(マンゴープリン)、
と美味しい、満足した料理が続いた。
写真:蒜茸蒸蝦球(エビのニンニク蒸し)も美味い。 -
写真:菠 蘿 咕 嚕 肉(パイナップル入り酢豚)
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写真:豉油皇炒麺(醤油味の焼きそば)
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写真:デザートに香芒凍布甸(マンゴープリン)は必須だ。
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お茶はボーレイ茶(広東では「ポーレイ茶」と呼ばれ、食事とともによく飲まれている普洱茶プーアール茶のこと。 独特の発酵香があり、味は濃厚で、何煎でも楽しめます)。
最後に厨房から中国菓子がサービスされた。
しゃれた中国風の木の飾り棚にお菓子が数種載って出てきた。
今夕のお支払いは香港$3,400=41,718円;一人10,430円となりました。
目でも楽しんだ広東料理、レストランの高級感や、サービスの良さ、料理の内容と味を思うとちょっぴり贅沢をしたと思うのですが、香港は観光客にやさしく、お値段はやはり安いと思いました。
写真:厨房から中国菓子がサービスされた。 -
『欣圖軒』Yan Toh Heen(ヤントウヒン) レストランから、“光のショー”は見えにくかったのは残念でしたが、彼女達は1階ロビーのラウンジまで行って、見てきました。
最近、始まったという、この“光のショーつまりSymphony Of Lightsシンフォニー・オブ・ライツ”は毎日午後8時から8分間の短いものですが、ヴィクトリア湾に面した香港島、九龍半島の47の高層ビル群が競うレーザー光線、サーチライト、LEDライトに依る光のショーは大変美しく、楽しいものです。香港観光局が力を入れるのもよく分かるものです。
100万ドルの夜景と称された香港の美しさは町の発展にもかかわらず、やはり美しいものでした。
参考写真:ヴィクトリア湾から香港島を彩る光のショー -
写真:香港・マカオのお土産・・・お土産にしたポルトガル風クッキー10箱・ランチョンマット2枚、そしてOffley9年物ポートワイン2本など。
(香港$1200=15,428円) -
写真:香港・マカオのお土産・・・家内はスワロスキーのペンダント1セットをお土産にする。(香港$1,750=22,165円)
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三越のチムサーチョイ店が撤退した後はDFS免税ショップが入り、お土産品を見て回った。女性陣はさすがにじっくり見たいと言うので、私だけBallyのお店の椅子に座って、待つことにした。気持ちの良い店員さんで長い時間をここで待たせて頂いた。もっとも、私が座っているだけで、招き猫のようにその間、様々なお客さんが入って来た。勿論、高そうな靴やバックを中国人達が買っていく。やはり、人が店にいると入り易いらしい。それにしても若いカップルが贅沢なもので、中国党幹部の息子や国営企業のトップの娘なのか?!
その内に女性陣が帰って来た。なんとなく、人が買うのを見ていて、手に取る商品が気になった。中でも靴である。座らせて頂いたお礼?!も兼ねて、私もBallyの靴一足を購入。(香港$2,590=32,805円)
写真:香港・マカオのお土産・・・私の土産は靴です。 -
写真:香港・マカオのお土産Offley9年物ポートワイン
大満足でタクシー(香港$24)でBPホテルに戻り、21時に到着した。
余裕を持って、明日の帰国の準備をする。
XXXXX
今回の旅では食事も香港ならではのバラエティに富んだものを選んでみた。
夕食では最初に、レパルス・ベイにある、映画“慕情”(原題は「Love is A Many-Splendid Thing 恋はすばらしきもの」・1955年の米映画で映画も主題歌も大ヒットした)で有名な “The Verandah Restaurantヴェランダ・レストラン”のフレンチ料理にした。ペニンシュラホテル系列のレストランのサービスに女性たちは大いに満足した様子だった。
次の日の夕食は激辛い四川料理の“雲陽閣川菜館”を、そして、
朝食に徳興でアワビ入りのおかゆや点心を、朝・昼兼用では鴻星海鮮料理店での飲茶を食べ、アフタヌーン・ティーをペニンシュラのロビーで楽しむことも。
香港最後の夕食は、味に定評のあるインターコンチネンタルホテル内の広東料理“欣圖軒(ヤントウヒン)”で締めとしました。
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(2025年6月4日Wiki・HP参考、編集追記)
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